Oracle Cloud Infrastructure：2025年5月度サービス・アップデート

過去資料はこちら：https://bit.ly/3IiEb7Y
2025年5月のOracle Cloud Infrastructure サービス・アップデートです。

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1. Oracle Cloud Infrastructure (PaaS & IaaS) 2025年5⽉度サービス・アップデート ⽇本オラクル株式会社 事業戦略統括 事業開発本部 2025年5⽉8⽇
2. マニュアル • Oracle Cloud Infrastructure Documentation (英語版︓最新情報はこちらをご覧ください) • Oracle Cloud Infrastructure ドキュメント (⽇本語版)︓Infrastructure｜Platform リリースノート • Oracle Cloud Infrastructure > Release Notes • Oracle Cloud Infrastructure > リリースノート (⽇ 本語版) ブログ • [英語]Oracle Cloud Infrastructure Blog • [英語]Oracle Database Insider • [⽇本語]オラクルエンジニア通信 • サービス・アップデート(全体概要) • 本資料の過去資料はこちら 各サービスのアップデートはこちらから確認できます Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 2
3. サービス・アップデート (続き) • Full Stack Disaster Recovery • ユーザー定義の事前チェックの追加をサポート • GoldenGate • ⼿動バックアップのスケジューリング • ZeroETLパイプライン 東京・⼤阪リージョン • File Storage with Lustre (東京/⼤阪) サービス・アップデート • Storage • [Block Volumes] SCSI Persistent Reservation • Autonomous Database Serverless • PostgreSQL、MySQL、またはSQL ServerからOracle SQLへ の移⾏ • Exadata Database Service on Exascale Infrastructure • Data Guardの複数スタンバイ・データベース構成をサポート • Database Management • SQLパフォーマンスウォッチでSQLチューニングセットを作成 • 脆弱性の検出 • Exadata Database Service on Exascale Infrastructure 2025年5⽉度 アップデート・サマリー Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 3
4. 1. 東京/⼤阪リージョン 2. Oracle Cloud Infrastructure 全体 3. Infrastructure Service 4. データベース・サービス 5. Platform Service 6. マーケティング関連情報 (ニュース/事例/セミナー等) サービス・アップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 5
5. マルチクラウド・データベースサービスの展開状況 (2025年5⽉現在) Microsoft Azure Google Cloud AWS Interconnect (相互接続) 東京リージョンで提供中 東京リージョンで提供中 未定 Oracle Database＠ Azure/Google Cloud/AWS 15リージョンで提供中 東⽇本リージョンで提供中 ⻄⽇本リージョンで提供予 定(2026年2⽉までを⽬処に提 供予定) 5リージョンで提供中 東京リージョンで提供中 ⼤阪リージョンで提供予定 (2026年1⽉までを⽬処に提供予 定) ⽶国東部で限定プレビュー提 供中 2025年3⽉20⽇発表 ExaDB-XSを⼀部リージョンで提供開始 BaseDBを今後提供予定 2025年4⽉9⽇発表 BaseDBを今後提供予定 * Oracle Multicloud Capabilities: 各リージョンで提供されているサービスを確認できます New Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 6
6. https://www.oracle.com/multicloud-regions 各リージョンで提供されているサービス、AZ数等が確認できます Oracle Multicloud Capabilities Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 7
7. 1. 東京/⼤阪リージョン 2. Oracle Cloud Infrastructure 全体 3. Infrastructure Service 4. データベース・サービス 5. Platform Service 6. マーケティング関連情報 (ニュース/事例/セミナー等) サービス・アップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 8
8. Infrastructure Service サービス・アップデート 2025年4⽉ https://docs.oracle.com/ja- jp/iaas/releasenotes/ Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 9
9. AI/ML/HPCで定評あるオープンソース並列分散ファイルシステム Lustre のフルマネージド・サービス 並列分散アーキテクチャにより⼤容量・⾼性能・⾼可⽤性を実現 • 並列分散アーキテクチャで構築され、VCN 上の数千のクライアント からの並列アクセスに対しても⾼スループットを実現。必要に応じて 容量 (最⼤ 20 PB) やそれに伴う性能を拡張可能。 • ※サービス制限初期値: ADごと総容量200TB、総帯域200Gbps • トレーニングデータセット、研究モデル、チェックポイント、 分析⽤⼤規模データなど、AI/ML/HPCのデータ保存に効果的 • ファイルシステム作成時に性能層を指定 (作成後変更不可) フルマネージド・サービス • ストレージサーバー、メタデータサーバー、データボリュームといった Lustreの基盤コンポーネントのデプロイとメンテナンスを⾃動化。 クライアント対応: Lustre 2.15.5 クライアントのデプロイが必要 • Ubuntu 22.04 (5.15.xカーネルを使⽤) • Oracle Linux 8 (Red Hat Compatible Kernel (RHCK) 4.8 を使⽤) [File Storage with Lustre] File Storage with Lustre が利⽤可能に 2025/4/2 プロビジョニングされた TB あたり 125 MBps (1Gbps) プロビジョニングされた TB あたり 250 MBps (2Gbps) プロビジョニングされた TB あたり 500 MBps (4Gbps) プロビジョニングされた TB あたり 1000 MBps (8Gbps) ※グローバルの⼀部リージョンで利⽤可能 (東京と⼤阪は対応) 内部的にデプロイされている コンポーネントの例 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 10
10. ⽇本語でお知らせを送信することで重要なお知らせを⾒逃さないようにすることが可能 • お知らせのサブスクリプション（メール等での通知設定）で⾔語の設定も可能となった。従来はタイムゾーンのみ設定可能だった。 • 新規のお知らせのサブスクリプションの作成時、または既存のサブスクリプションの編集で選択可能 [Announcement] お知らせのサブスクリプションの⾔語選択 お知らせメールが⽇本語、JST時刻となっている例 注）お知らせ内容によっては、⽂⾯は⽇本語ではなく英語原⽂での 記載となる場合もあります。 2025/4/17 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 11
11. 【概要】 • SCSI-3 PR は、複数デバイスが単⼀ストレージデバイスへのアクセスを共有可能にするSCSIプロトコルの機能 • 複数インスタンスから単⼀の共有ボリュームへの同時書込みを制御・管理するメカニズムをネイティブに提供 • 共有ブロック・ボリュームへのアクセスを調整してフェイルオーバー・クラスタリングを実現して⾼可⽤性を提供し、ダウンタイムを最⼩限 に抑える 【ユースケース】 • OCI 上で Microsoft Windows Server フェールオーバー・クラスタ と SQL Server フェールオーバー・クラスタ の展開を有効にする • 共有ストレージを使⽤する Linux ベースのクラスタ・ソリューションを有効にする︓Pacemaker • ユーザー向けに⾼度にスケーラブルで効率的なクラスタリング・ソリューションを構築する⽅法の詳細については以下を参照 → Oracle Cloud InfrastructureでのHAおよびDR⽤のMicrosoft SQL Server Windows Serverフェイルオーバー・クラスタのデ プロイ [Block Volume] ブロック・ボリュームがSCSI永続予約をサポート（1/3） 2025/4/22 リリースノート: [File Storage] Use SCSI Persistent Reservations with block volumes https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/releasenotes/blockvolume/persistent-reservations.htm OCIドキュメント: [File Storage] Persistent Reservations https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/Content/Block/Concepts/persistent-reservations.htm OCI Blog: High Performance, Scalable Clustering with Block Volume Service’s SCSI Persistent Reservations https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/clustering-with-block-volume-services-scsi3-pr チュートリアル: Oracle Cloud InfrastructureでのHAおよびDR⽤のMicrosoft SQL Server Windows Serverフェイルオーバー・クラスタのデプロイ Oracle Cloud InfrastructureでのHAおよびDR⽤のMicrosoft SQL Server Windows Serverフェイルオーバー・クラスタのデプロイ SCSI-3 Persistent Reservation (SCSI-3 PR) の登場 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 12
12. 【ブロック・ボリュームでの SCSI-3 PR の動作】 • クラスタ化されたファイルシステムの同時書込みを処理し、 同時I/O操作の正確性を確保 • アタッチされたボリュームをデタッチせず、PR コマンドを使 ⽤して書込みの所有権を持つインスタンスを管理可能 になった [Block Volume] ブロック・ボリュームがSCSI永続予約をサポート（2/3） 2025/4/22 リリースノート: [File Storage] Use SCSI Persistent Reservations with block volumes https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/releasenotes/blockvolume/persistent-reservations.htm OCIドキュメント: [File Storage] Persistent Reservations https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/Content/Block/Concepts/persistent-reservations.htm OCI Blog: High Performance, Scalable Clustering with Block Volume Service’s SCSI Persistent Reservations https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/clustering-with-block-volume-services-scsi3-pr SCSI-3 Persistent Reservation (SCSI-3 PR) の登場 ブロック・ボリュームの 編集 or 新規作成 画⾯で 「予約」項⽬をON 「インスタンスにアタッチ」時に iSCSIで共有可能のもののみ 選択可能になる Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 13
13. SCSI-3 Persistent Reservation (SCSI-3 PR) の登場 [Block Volume] ブロック・ボリュームがSCSI永続予約をサポート（3/3） 2025/4/22 リリースノート: [File Storage] Use SCSI Persistent Reservations with block volumes https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/releasenotes/blockvolume/persistent-reservations.htm OCIドキュメント: [File Storage] Persistent Reservations https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/Content/Block/Concepts/persistent-reservations.htm OCI Blog: High Performance, Scalable Clustering with Block Volume Service’s SCSI Persistent Reservations https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/clustering-with-block-volume-services-scsi3-pr 【制限・考慮事項】 • ブート・ボリュームは対象外 • 準仮想化アタッチのボリュームは対象外 • Ultra High Performanceレベルのブロック・ボリュームに対し、PR設定を有効にした場合︓ • マルチパス対応アタッチメントは使えなくなる • 最⼤ 50,000 IOPS になる • UHPレベルとしての最⼤パフォーマンスを発揮したい場合、ボリュームを複数インスタンスにアタッチする → すべての添付ファイルの合計パフォーマンスは、最⼤UHPレベルになる Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 14
14. OS管理ハブの複数の機能拡張 機能拡張 1. グループ機能で管理されているインスタンスの更新ジョブをインスタンス 単位でも実⾏することが可能に 2. 作成済みのカスタム・ソフトウェア・ソースのパッケージリストの⼀括差し 替えが可能に 3. Windowsインスタンスに関するイベントが追加 4. Oracle Linux 9 Unbreakable Enterprise Kernel Release 8のソフ トウェア・ソースが追加 その他多数の不具合の修正が⾏われました。詳細はリリースノートをご確認ください。 (https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/releasenotes/os-management-hub/release-3.1.htm) [OS Management Hub] グループ機能の柔軟性が向上 2025/4/25 1. グループでのインスタンス単位のジョブ実⾏ 以前はグループ単位でのみ実⾏可能だった 2. パッケージ・リストの差し替え Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 15
15. リソース・スケジューラをコンパートメント内に配置可能となり、運⽤設計しやすくなった コンパートメント・レベルでのスケジュール作成、移動 • これまではリソース・スケジューラはrootコンパートメント直下にしかスケ ジュールを配置できなかったが、rootコンパートメント以外の各コンパー トメント配下にスケジュールを配置できるようになったため、コンパートメ ント設計に合わせた柔軟な権限付与が可能となった。 • スケジュール作成時に配置するコンパートメントの設定が可能 • 既存スケジュールのコンパートメント移動も可能 追加のリソース・パラメータ設定 • リソースに対してパラメータ追加が可能 • スケジューラからファンクションをスケジュール実⾏する際にパラメータを 引き渡すことが可能となった。 サポートされるリソースタイプの追加 • コンピュート・インスタンス、Autonomous Database、ファンクション、 に追加して、コンピュート・インスタンス・プールが追加された。 [Resource Scheduler] リソース・スケジューラの新機能 コンパートメントA コンパートメントB スケジュールB コンパートメントC スケジュールC インスタンス インスタンス 2025/4/29 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 16
16. リリースノート以外のアップデート そのほかのアップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 17
17. 第5世代 AMD EPYCプロセッサ（AMD EPYC 9J45 “Turin”）を搭載 E5シェイプの後継となるE6のStandardシェイプが登場した。 OCPU、メモリーともにE5と同価格で、E5と⽐較してCPUのクロッ ク周波数が⾼く、メモリー性能も向上している。 • BM.Standard.E6︓既存のベアメタル・シェイプのなかで最も多いコ ア数、メモリ、帯域幅を持ち、NVMeストレージを搭載 • コア数︓256 OCPU • メモリー︓3072 GB • ネットワーク帯域幅︓200 Gbps • NVMe︓ 2 x 960 GB • VM .Standard.E6︓従来の仮想マシンシェイプより多いコア数、メ モリ、帯域幅のインスタンスを作成可能 • コア数︓1-126 OCPU • メモリー︓1-1454 GB • ネットワーク帯域幅︓1-99 Gbps [Compute] AMDプロセッサ Standard.E6シェイプが登場 E5とE6の性能⽐較 ※2025年4⽉時点でStandard.E6シェイプは⽇本国内のリージョン（東京、⼤阪）では利⽤できない。 2025年4⽉時点でStandard.E6シェイプは専⽤仮想マシンホスト、拡張メモリVMインスタンス、バースト可能インスタンスの機能に未対応。 関連ブログ︓https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/oci-launches-e6-standard-compute-powered-by-amd 2025年4⽉ Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 18
18. このセクションでは、将来に計画、予定されている サービスの変更に関する情報、サービスのデコミッショ ンなどのうち、特に既存で利⽤中のユーザーに影響 するものについてお伝えします 将来計画されているサー ビス変更に関する情報 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 19
19. 過去に⾏われたサービス変更や、このドキュメントで取り上げていないサービス(主にPaaSなど)に関するサービス変更の情 報は、以下のドキュメントに掲載されています OCIのユーザーは、定期的に確認されることをお勧めします サービス変更のお知らせ https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/servicechanges.htm ユーザーが確認すべきサービス変更情報 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 20
20. https://oracle-japan.github.io/ocidocs/ 各サービスや機能カットの資料などを掲載 OCI活⽤資料集︓⽇本語技術資料 最近アップデートされた資料 [コア技術] Oracle Database⼊⾨資料集 April 8, 2025 ExaDB-XSサービス技術詳細 April 8, 2025 Exadata Database Machine/Exadata Cloud⽐較 April 8, 2025 Exadata Database Service資料集 April 8, 2025 Oracle Databaseが利⽤可能なOCIデータベース・サービス⽐ 較 April 8, 2025 Autonomous Database 技術FAQ March 26, 2025 OCI Oracle Database Services新機能アップデート 2024/12 - 2025/02 March 17, 2025 Oracle Cloud Infrastructure IaaS 新機能アップデート 2024/12 - 2025/2 March 7, 2025 組織管理(Organization Management)概要 February 27, 2025 Oracle Cloud Infrastructure サービス基本情報 February 26, 2025 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 21
21. 1. 東京/⼤阪リージョン 2. Oracle Cloud Infrastructure 全体 3. Infrastructure Service 4. データベース・サービス 5. Platform Service 6. マーケティング関連情報 (ニュース/事例/セミナー等) サービス・アップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 22
22. Performance Hub & metrics available for databases running in Oracle Exadata Database Service on Exascale Infrastructure, bare metal DB systems, and virtual machine DB systems Oracle Exadata Database Service on Exascale Infrastructure(ExaDB-XS)で実⾏されるデータベースに対しても Database Managementを有効化して、メトリックスやPerformance Hubの表⽰ができるようになりました [ExaDB-XS] DB管理がExaDB-XSに対応 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 23
23. Autonomous Database サービス・アップデート 2025年3-4⽉ https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/autono mous-database/adbsn/ Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 24
24. 2025/3 Documentation Addition: Migrate Existing SQL Execution Plans to Autonomous Database ドキュメントの追加︓既存のSQL実⾏計画のAutonomous Databaseへの移⾏ Oracle DatabaseからAutonomous Databaseに移⾏する際に、リアルタイムSQL計画管理を使⽤できるようになりまし た。ソース・データベースのSQL実⾏計画をAutonomous DatabaseのASTSへ移動することで、データベース移⾏後も 移⾏前と同じか、それ以上の性能で実⾏計画を実⾏することが可能になります。 ⼿順︓ 1. ソースのOracle DatabaseでASTSを有効化 2. データをAutonomous Databaseへ移⾏ 3. ソースのOracle DatabaseからASTSをエクスポート 4. ASTSをAutonomous Databaseにインポート 5. Autonomous Database上でリアルタイムSQL計画管理の設定を確認 Documentation: Migrate Existing SQL Execution Plans to Autonomous Database to Mitigate the Risk of SQL Performance Regressions Serverless Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 25
25. Data Studio Enhancements Data Studioの機能強化（1） Data Studioに新機能が追加され、既存機能が強化されました。 • Table AIアシスト︓ ⾃然⾔語を使⽤した表への列の追加、名前変更、削除を⾏う 事が出来ます。 • カタログの機能強化︓ カタログを追加することで、他のADB、オンプレミス・データベース、 クラウドストレージ、共有データ、OCIデータカタログ、AWS Glue などの外部システムにわたるデータの検索、検出、使⽤が可能に なりました。 2025/3 Serverless Table AIアシスト Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 26
26. Data Studio Enhancements Data Studioの機能強化（2） Data Studioに新機能が追加され、既存機能が強化されました。 • マーケットプレイスの機能強化︓ 同じまたは別のADBユーザーとデータを共有し、簡単に共同作業 ができるようになりました。コーディング不要で数分でデータセットを 公開でき、公開されたデータに対してライブデータをクエリしたり、 ローカルのデータベースにロードして使⽤できます。 • ライブ・フィードの機能強化︓ ドロップダウンメニューからフォルダーを選択するだけで、ライブフィード を簡単に作成できる様になりました。表内の既存データを新たな データで⾃動的に更新し、冗⻑な⾏を削除することでデータの整 合性を確保できます。ライブフィード時に使⽤するコードを表⽰でき るようになり、SQLワークシートで⼿動で実⾏することも可能です。 2025/3 Serverless ライブ・フィードの機能強化 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 27
27. Oracle APEX 24.2 Oracle APEX 24.2が利⽤可能に Oracle APEX 24.2が利⽤できるようになりました。24.2のトピックは新機能およびblogをご覧ください。 2025/3 Documentation: Create Applications with Oracle APEX in Autonomous Database Serverless Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 28
28. Connections Dropped Metrics コネクション切断数のメトリック ConnectionsDroppedByClientとConnectionsDroppedByServerというメトリックが使⽤可能になりました。 ConnectionsDroppedByClientはクライアントによって切断された接続の合計数を確認する事が出来ます。 ConnectionsDroppedByServerはサーバーによって切断された接続の合計数を確認する事が出来ます。 2025/3 Documentation: Available Metrics: oci_autonomous_database Serverless メトリック メトリック表⽰名 ユニット 説明 収集頻度 ConnectionsDroppedByClient Connections Dropped By Client カウント クライアントによって ドロップされた接続の数 1分 ConnectionsDroppedByServer Connections Dropped By Server カウント サーバーによって ドロップされた接続の数 1分 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 29
29. Offload Queries from Elastic Pool Leader to Member Refreshable Clones: Includes Queries from PL/SQL and from Oracle Scheduler Jobs Elastic Poolのプール・リーダーからプール・メンバーのリフレッシュ可能クローンへ クエリのオフロード︓PL/SQLとOracle Schedulerのジョブ内にあるクエリに対応 Elastic Poolのプール・リーダーのクエリがPL/SQL内に埋め込まれている場合でも、リフレッシュ可能クローンにクエリをオフ ロードできるようになりました。また、Oracle Schedulerのジョブ内にあるクエリもオフロード出来る様になりました。 【クエリ・オフロードの確認⽅法（Oracle Schedulerジョブ内のクエリ）】 • 前提条件︓ プール・リーダーのデータを更新後、プール・メンバー（リフレッシュ可能クローン）のリフレッシュは未実施と仮定 • ⼿順︓ 1. ストアドプロシージャを作成 2. Oracle Schedulerのジョブを作成 3. ジョブの実⾏（フォアグラウンド） 4. クエリ・オフロードの有効化 5. ジョブの実⾏（フォアグラウンド）←クエリ・オフロードの実⾏前と異なる結果が取得される 6. ジョブの実⾏（バックグラウンド）←フォアグラウンドでもバックグラウンドの実⾏でも結果は同じ 2025/3 Documentation: Offload Queries from Elastic Pool Leader to Member Refreshable Clones Serverless Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 30
30. Create Refreshable Clone with 19c Source and 23ai Refreshable Clone 19cをソースとした23aiのリフレッシュ可能クローンの作成 19cから23aiのリフレッシュ可能クローンを作成出来る様になりました。リフレッシュ可能クローンを使⽤して、23aiでワーク ロードのテストを⾏ったり、23aiにアップグレードをする事が出来ます。 2025/3 Documentation: Upgrade an Autonomous Database Instance to Oracle Database 23ai、 Create a Refreshable Clone for an Autonomous Database Instance Serverless Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 31
31. SQL Parse Error Warning Event: SQLParseErrorWarning SQLパースエラー警告イベント︓ SQLParseErrorWarning SQLParseErrorWarningイベントが新たに追加されました。このイベントは、SQLのパースエラーが⼀定の時間内に⼀定 回数（例えば1時間以内に200回以上）発⽣した場合にトリガーされます。このイベントは1⽇に最⼤1回まで⽣成される ため、通知まで最⼤24時間の遅延が発⽣する場合があります。 2025/3 Documentation: Information Events on Autonomous Database Serverless イベント・タイプ イベント名 条件 Information SQLParseErrorWarning SQLのパースエラーが⼀定の時間内に⼀定回数（例えば1時間 以内に200回以上）発⽣すると、“Too Many Parse Errors”エ ントリがアラートログに⽣成されます。アラートログに新たなエントリが 追加されると、SQL⽂にパースエラーが多すぎる事を⽰し、イベント がトリガーされます。 このイベントは1⽇に最⼤1回まで⽣成されるため、通知まで最⼤ 24時間の遅延が発⽣する場合があります。 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 32
32. Elastic Pool with Any Workload Leader 全てのワークロードに対応するエラスティック・プール ADBの全てのワークロードタイプでエラスティック・プールを作成できるようになりました。以前はATPをプール・リーダーとしたエ ラスティック・プールのみ作成可能でしたが、ADW、AJD、APEXインスタンスをプール・リーダーとしたエラスティック・プールも 作成可能になりました。課⾦構造に変更はなく、プール・リーダーがADW、AJD、若しくはAPEXインスタンスであっても、エ ラスティック・プールはATPのSKUとして課⾦されます。 2025/3 Documentation: About Elastic Pools、About Autonomous Database Workload Types Serverless Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 33
33. Documentation Change: Pre-Authenticated Request (PAR) URLs Renamed to Table Hyperlinks ドキュメントの変更︓事前認証済リクエスト(PAR) URLが テーブル・ハイパーリンクという名称に変更 事前認証済リクエスト(PAR) URLがテーブル・ハイパーリンクという名称に変更されました。テーブル・ハイパーリンクを ⽣成・管理し、ADB上のデータにアクセスすることができます。 表・ビューへのテーブル・ハイパーリンクの⽣成例︓ 2025/4 Documentation: Use Table Hyperlinks for Read Only Data Access on Autonomous Database Serverless DECLARE status CLOB; BEGIN DBMS_DATA_ACCESS.GET_PREAUTHENTICATED_URL( schema_name => 'ADMIN', schema_object_name => 'TREE_DATA', expiration_minutes => 360, service_name => 'HIGH', result => status ); dbms_output.put_line(status); END; / Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 34
34. Migration from PostgreSQL, MySQL, or SQL Server to Oracle SQL PostgreSQL、MySQL、またはSQL ServerのからOracle SQLへの移⾏ PostgreSQL、MySQL、またはSQL ServerのSQL⽂をOracle SQLへ移⾏し、ADB上で実⾏できるようになりました。 PostgreSQLのSQL⽂をOracle SQLへ変換する例︓ 出⼒結果︓ 2025/4 Documentation: Migrate Applications from Non-Oracle SQL to Oracle SQL SET SERVEROUTPUT ON DECLARE output_sql_result CLOB; BEGIN DBMS_CLOUD_MIGRATION.MIGRATE_SQL( original_sql => 'SELECT e.employee_id, e.last_name, e.salary FROM employees AS e;', output_sql => output_sql_result, source_db => 'POSTGRES' ); DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(output_sql_result); END; / SELECT e.employee_id, e.last_name, e.salary FROM employees e; Serverless Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 35
35. Credential Comments in DBMS_CLOUD.CREATE_CREDENTIAL DBMS_CLOUD.CREATE_CREDENTIALプロシージャへのコメント追加 DBMS_CLOUD.CREATE_CREDENTIALプロシージャの使⽤時に、コメントを追加できるようになりました。 DBMS_CLOUD.CREATE_CREDENTIALプロシージャへコメントを追加する例︓ 2025/4 Documentation: Create Credentials to Access Cloud Services, CREATE_CREDENTIAL Procedure BEGIN DBMS_CLOUD.CREATE_CREDENTIAL( credential_name => 'OCI_CRED', comments => 'テスト⽤のクレデンシャル', user_ocid => 'ocid1.user.oc1..xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx', tenancy_ocid => 'ocid1.tenancy.oc1..xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx', private_key => '-----BEGIN PRIVATE KEY----- AgEAAoIBAQCGQEFAASCBKkwggSlAgEAAoIBAQCGGmEL3mHDfAAQMIIEvwIBggSl kfSeHWsBvofQkqhkiG9w0BAQEFAASCBKkwggSlAgEAAo733ftzLrXpPvJThwb0T -----END PRIVATE KEY-----', fingerprint => '38:xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx:0w' ); END; / Serverless Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 36
36. Average Active Sessions and Session Utilization Metrics AverageActiveSessionsとSessionUtilizationメトリック AverageActiveSessionsメトリックとSessionUtilizationメトリックが使⽤可能になりました。AverageActiveSessions メトリックはアクティブに実⾏されているセッション、またはリソースを待機しているセッションの平均数を表⽰します。 SessionUtilizationメトリックは最⼤セッション使⽤率を表⽰します。 2025/4 Documentation: Available Metrics: oci_autonomous_database メトリック メトリック表⽰名 ユニット 説明 収集頻度 AverageActiveSessions Average Active Sessions 整数 アクティブに実⾏されて いるセッション、またはリ ソースを待機している セッションの平均数 1分 SessionUtilization Session Utilization パーセント 最⼤セッション使⽤率 1分 Serverless Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 37
37. Documentation Addition: Automatic Regression Detection ドキュメントの追加︓⾃動リグレッション検出 ADBの⾃動リグレッション検出は、リグレッションを事前に発⾒し対応することで、問題の⾃動検出、診断、軽減を可能に します。これにより、⼿動で問題を調査したり、サービスリクエストを提出したりする必要が少なくなります。 早期パッチと通常パッチの両⽅ですべてのデータベースを監視します。⾃動リグレッション検出によって問題が⾒つかり、リグ レッションが特定されると、診断するための詳細情報とともに問題が⾃動的に報告されます。 パッチレベルと次回のメンテナンス予定はAutonomous Databaseの「詳細」ページから確認する事が出来ます。 2025/4 Documentation: About Scheduled Maintenance and Patching Serverless Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 38
38. Recovery Time Object (RTO) for a Cross-region Autonomous Data Guard Standby クロス・リージョンのAutonomous Data Guardのスタンバイ・データベースのRTO クロス・リージョンのAutonomous Data Guardのスタンバイ・データベースのRTOが10分未満に短縮されました。 クロス・リージョンのAutonomous Data Guardのスタンバイ・データベースへフェイルオーバーする際のRTOとRPOは 以下のようになります︓ 2025/4 Documentation: Autonomous Data Guard Recovery Time Objective (RTO) and Recovery Point Objective (RPO) 作業 RTO RPO スイッチオーバー 10 分未満 0 秒 ⼿動フェイルオーバー 10 分未満 最⼤ 1 分 Serverless Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 39
39. Long Pending Transaction Event LongPendingTransactionイベント トランザクションが24時間以上開かれている場合にLongPendingTransactionイベントが⽣成されるようになりました。 2025/4 Documentation: Information Events on Autonomous Database イベント・タイプ イベント名 条件 Information SQLParseErrorWarning トランザクションが24時間以上開かれている場合に⽣成されます。 トランザクションごとに1つのイベントが⽣成され、⽣成されるイベント にはトランザクションID、アドレス、セッションアドレスが含まれます。 Serverless Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 40
40. Data Studio Enhancements Data Studioの機能強化（1） Data Studioに新機能が追加され、既存機能が強化されました。 • Table AIアシストのUX改善︓ レシピの編集やレシピの⾃動保存ができるようになりました。新規 列のヘッダーをイタリック体で表⽰するように改善されました。 • フェデレーテッド・データベース・カタログの機能強化︓ UnityやPolarisなど、⼀般的なIcebergデータ・カタログを含む複 数のカタログに接続する事が可能で、データの検索や活⽤をより 簡単に⾏うことが出来ます。 DBLINKを使⽤することで、リモートのADBインスタンスに接続し、 カタログ内から直接そのテーブルをクエリできるようになりました。 これにより、追加の⼿順を踏むことなくデータ・カタログから多くの データを取得可能です。カタログから直接Delta Shareを簡単に ロードできるようになりました。 2025/4 Table AIアシスト Serverless Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 41
41. Data Studio Enhancements Data Studioの機能強化（2） Data Studioに新機能が追加され、既存機能が強化されました。 • Oracle Autonomous Database for Excelのアドイン︓ Microsoft StoreからもOracle Autonomous Database for Excelのアドインをインストールできるようになりました。 • ライブ・フィードの機能強化︓ ライブ・フィードで既存のSMTPのメール登録設定を使⽤し、以 下の様な場合にメールを受け取ることができるようになりました。 • 新しい⾏が追加されたとき︓ライブ・フィードに新しいデータが ロードされた際に通知されます • データ検証の問題が発⽣したとき︓数値フィールドに⾮数値 データをロードしようとした場合など、不整合が検出された際 に通知されます • ライブ・フィードでエラーが発⽣したとき︓ファイルが格納されて いるバケットが削除された、またはバケットの認証情報が削除 された場合などに通知されます 2025/4 ライブ・フィードの機能強化 Serverless Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 42
42. Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure (ExaDB-D) サービス・アップデート 2025年3⽉ https://docs.oracle.com/en/engineered- systems/exadata-cloud-service/ecscm/exa- whats-new.html Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 43
43. Long-Term Retention Backup (LTR) • バックアップ保存先に、Recovery Service(ZRCV/RCV)を利⽤ する場合、最⻑10年までの⻑期保管⽤バックアップ作成が可能に • コンプライアンスや法令要件への対応が、データベースへの負荷 を最⼩に多くのコストをかけることなく簡単に実現 • 指定可能な保存期間: 90⽇から10年 • これまでのバックアップの最⼤保存期間は95⽇ • Recovery Service(ZRCV/RCV)で取得しているバックアップ から作成し、Object Storageに保存されるため低コスト • LTRからの新規データベース作成(リストア)可能 • 対象CDBに含まれる、すべてのPDBもしくは⼀部のPDBで選択可 SKU • Object Storage Standard- ¥3.9525 GB/⽉ (24H分) • Object Storage Infrequent Access - ¥1.55 GB/⽉ • Database Backup Cloud - ¥0.7905 GB/⽉ ⻑期バックアップ保存 2025/03 マニュアル) https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/recovery-service/dbrsu/longtermbackup-LTR-recoveryservice.html 既存バックアップ Object Storage Standard Object Storage Infrequent Access 24H Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 44
44. KB38725: (ODyS) Oracle Dynamic Scaling engine - Scale-up and Scale-down automation utility for OCI DB System (ExaDB-D/ExaDB-C@C) (Doc ID 2719916.1) • 2.0.3-2リリースで、--system-nameオプションの値で ”X11M”をサポート • 補⾜) Dynamic Scalingとは • ExaDBのインスタンスに対し、CPU負荷や スケジュールに応じた⾃動スケーリングを実装できる ツール • MOSからダウンロードして設定 Dynamic Scaling(⾃動スケーリング・ツール)がExaDB-D X11Mに対応 2025/03 ※What’s New in ExaDB-Dのドキュメンとには記載のないアップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 45
45. Dual Stack (IPv4 and IPv6) Network Support • クライアント、バックアップサブネットでIPv4/IPv6デュアルスタックネットワーキング構成でVMClusterをプロビジョニング可能 • 1つのIPv6接頭時を持つサブネットのみをサポート • グローバル・ユニキャスト・アドレス (GUA)、BYOIP、ユニーク・ローカル・アドレス(ULA)のIPv6接頭時をサポート • 仮想IPとシングル・クライアント・アクセス名(SCAN)は、IPv4とIPv6ネットワーク⽤に構成、アプリケーションVIPもIPv6構成可能 • 既存のIPv4構成から新しいIPv4/IPv6構成の環境にData Guardで移⾏可能 • Migrate from a Single Stack (IPv4) Exadata VM Cluster to a Dual Stack (IPv4/IPv6) Exadata VM Cluster with Data Guard Synchronization 最⼩要件 • Exadata System Software : 24.1.4以上 • Oracle Database/Oracle Grid Infrastructure: 19.26 / 23.7以上 考慮事項 • リカバリ・サービスを利⽤する場合は、IPv4専⽤サブネットが必要 チュートリアル • Oracle Exadata Database Service on Dedicated InfrastructureのIPv4/IPv6デュアルスタック・ネットワーキングの構成 IPv4/IPv6デュアルスタックネットワークのサポート 2025/03 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 46
46. Concurrently Create or Delete Pluggable Databases (PDBs) • これまでは、クラウド・ツールによる「PDB作成」を実施している間は、 リソースのステータスが「更新中(UPDATING)」となり、別のPDB作 成を並列で⾏えなかった • 環境構築時やテスト・開発環境の⽤意など、⼀度に複数環境 を作成するケースで並列で処理を⾏えず、作成中のPDBが作 成完了になるのを待つ必要があり、時間を要する場合があった • ステータスが「更新」状態でも、別のPDBを最⼤10個まで同時に作 成可能に • 並列(同時)実⾏による、環境作成・構築の全体の時間短縮 複数PDB作成の並列実⾏が可能に 2025/03 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 47
47. Support for Concurrent Data Guard, Container Database (CDB), and Pluggable Database (PDB) Operations Data Guardを利⽤する環境で、これまでサポートされていなかった下記の操作の並列処理の実⾏が、サポートされました。 • 同じOracleホーム内の別のデータベースでData Guardセットアップを実⾏中にCDBを作成または削除する • 同じ Oracle ホーム内の別のデータベースで Data Guard のセットアップを実⾏中に PDB を作成または削除する • 同じOracleホーム内の別のデータベースでData Guardセットアップを実⾏中に、Data Guardアクション（スイッチオーバー、フェイルオーバー、回復）を 実⾏する • 同じ Oracle ホーム内の別のデータベースで Data Guard の操作（スイッチオーバー、フェイルオーバー、回復）を実⾏中に CDB を作成または削除する。 • 同じOracleホーム内の異なるデータベースでData Guardアクション（スイッチオーバー、フェイルオーバー、回復）を同時に実⾏しているときに、PDBを作 成または削除する • 同じOracleホーム内の異なるCDBのPDBを同時に作成または削除しているときに、CDBを作成または削除する • 同じ Oracle ホーム内の異なるデータベースで同時に CDB を作成または削除する • 同じ Oracle ホーム内の異なるデータベースで PDB を同時に作成または削除する • 同じOracleホーム内の異なるデータベースで、Data Guardのセットアップを同時に実⾏する • 同じOracleホーム内の異なるデータベースで、Data Guardアクション（スイッチオーバー、フェイルオーバー、回復）を同時に実⾏する • CDB/PDBの作成または削除、Data Guardセットアップの実⾏、およびData Guardアクション（スイッチオーバー、フェールオーバー、および復帰）の実 ⾏と、VM Clusterタグの更新を同時に実⾏する Data Guard環境に対する操作の並列実⾏が可能に 2025/03 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 48
48. Remove Provisioned Storage Servers • 2024/03に、データベース・サーバーとストレージ・サーバーの削除機能が実装 • ただし、ストレージ・サーバーに関しては限定的な利⽤での実装だった • 従来の対象: ⼀度もVMクラスタに追加されていないストレージ・サーバーのみ(Disk Group未作成) • 今回の機能拡張により、利⽤済みストレージ・サーバーに 対しても、削除(スケール・イン)が可能に • 最⼩構成の３台未満は不可 • 削除(スケール・イン)することにより、使⽤している ストレージサイズを下回る場合は実⾏不可 • 削除後、利⽤可能なExadataストレージの合計のみが 更新され、使⽤中のストレージ・サイズは変更なし ストレージ・サーバーの削除(スケール・イン)のフルサポート 2025/03 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 49
49. 23.1.x Exadata System Software updates 2025/05以降、Exadata System Software(ESS) 23.xはEOL(End Of Life)となります。そのため、Guest VM(コンピュート) 上のESS(OS)に23.xをご利⽤中のお客様は、25.xもしくは24.xへのアップデートを推奨いたします。 • 23.xは、2025/05に最終メンテナンスリリース予定 • 23.x、24.x、25.xは、いずれもOL8 23.xをご利⽤中のお客様 • 23.xのバージョンをご利⽤中のお客様には、通知済み • タイトル:Action Required : Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure for <テナント名> • アップデートは、お客様の任意のタイミングでお客様にて実施 • EOL後も23.xでの稼働は可能ですが、⽉次アップデートのリリースはなく修正も提供されません 参考) • KB171875 - Minimum Versions per Exadata Hardware Generation for ExaDB-D and ExaDB-C@C • KB153930 - Exadata Database Machine and Exadata Storage Server Supported Versions • KB114881 - Exadata Cloud Service Software Versions • Exadata Cloud Infrastructureシステムのパッチおよび更新 ESS 23.xのEOLのご案内 2025/03 ※What’s New in ExaDB-Dのドキュメンとには記載のないアップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 50
50. KB171875 - Minimum Versions per Exadata Hardware Generation for ExaDB-D and ExaDB-C@C Exadata Database Machine Hardware Generation Exadata System Software Grid Infrastructure Release Oracle Database Release X11M Exadata 25.1.0.0.0 GI 23.5 GI 19.23 RDBMS 23.5 RDBMS 19.21 X10M Exadata 24.1.0.0.0 (Exadata 23.1.0.0.0 1 ) GI 19.15 RDBMS 19.15 X9M Exadata 24.1.0.0.0 (Exadata 23.1.0.0.0 1 ) GI 19.15 RDBMS 19.15 X8M Exadata 24.1.0.0.0 (Exadata 23.1.0.0.0 1 ) GI 19.15 RDBMS 19.15 X8 Exadata 24.1.0.0.0 (Exadata 23.1.0.0.0 1 ) GI 19.15 RDBMS 19.15 X7 Exadata 24.1.0.0.0 (Exadata 23.1.0.0.0 1 ) GI 19.15 RDBMS 19.15 参考) ESS 23.xのEOLのご案内 The version numbers listed show the minimum values that are currently supported (April 2025). 1 final maintenance release May 2025 2025/03 ※What’s New in ExaDB-Dのドキュメンとには記載のないアップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 51
51. KB114881 - Exadata Cloud Service Software Versions 参考) ESS 23.xのEOLのご案内 Current Software Versions for Exadata Database Service Deployments Cloud Platform Latest Certified Exadata Version 3,6 Latest Certified GI/DB Version 4 Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure (ExaDB-D) ExaOL8X - 25.1.2.0.0.250213.1 ExaOL8X - 24.1.9.0.0.250213 ExaOL8X - 23.1.23.0.0.250207 ExaOL7X - 22.1.32.0.0.250205 23ai - 23.7.0.25.01 5 19c - 19.26.0.0.250121 Exadata Database Service on Cloud@Customer (ExaDB-C@C / Gen2) 1 ExaOL8X - 25.1.2.0.0.250213.1 ExaOL8X - 24.1.9.0.0.250213 ExaOL8X - 23.1.23.0.0.250207 ExaOL7X - 22.1.32.0.0.250205 23ai - 23.7.0.25.01 5 19c - 19.26.0.0.250121 Software Date Exadata for Virtual Machine OS Update Final Maintenance Release 25.1 (ExaOL8X) Pending 24.1 (ExaOL8X) Dec-2025 23.1 (ExaOL8X) May-2025 22.1 (ExaOL7X) Mar-2025 Final Maintenance Release 2025/03 ※What’s New in ExaDB-Dのドキュメンとには記載のないアップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 52
52. 1. 東京/⼤阪リージョン 2. Oracle Cloud Infrastructure 全体 3. Infrastructure Service 4. データベース・サービス 5. Platform Service 6. マーケティング関連情報 (ニュース/事例/セミナー等) サービス・アップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 53
53. Observability and Management サービス・アップデート 2025年4⽉ Database Management Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 54
54. ADDMスポットライト ADDM(⾃動データベース診断モニター)は、 Oracle Databaseに組み込まれている⾃⼰診断機能 AWRスナップショットのデータを基にインスタンス全体の パフォーマンス問題を検出する (デフォルトは1時間毎) ADDMスポットライトは、リアルタイムにADDMデータにアクセスし 従来のADDMよりも操作性の⾼いビジュアライズを提供 SQLやデータベースの構成・パラメータに関連する推奨を提⽰ 問題を指摘されたSQLに対して、SQLチューニング・アドバイザの 実⾏からチューニング適⽤まで完結して実⾏可能 サポートされるバージョン • Oracle Database EE 19c以降 Database Management Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 55
55. SQL履歴 Oracle Database 23aiの新機能 SQL履歴に対応 SQL履歴は、DBセッション内で実⾏されたSQLを追跡可能 各ユーザ・セッションで発⾏したすべてのSQL (クエリ、DML、DDL) の履歴が記録される DBセッションが切断されるとSQL履歴は消失する SQL履歴を使⽤には、初期化パラメータファイル SQL_HISTORY_ENABLEDをTRUEにする サポートされるバージョン • Oracle Database EE 23ai以降 Database Management Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 56
56. マーケットプレイス版 Oracle WebCenter Content For OCI サービス・アップデート 2025年4⽉ https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/webcen ter-content/content-marketplace- whatsnew/index.html Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 57
57. マーケットプレイス版Oracle WebCenter Content For OCI 14c(14.1.2.0.0) 2025年4⽉アップデート Feature Description Semantic and Conversational Search セマンティック検索に加えて、会話型検索（Conversational Search）ができるようになりました →Conversational Search （※以下は12cリリース済み機能を14cに移植したものです。詳細説明は割愛します） WebCenter Content Virus Scanning ウィルススキャンが、同期スキャンに加えて⾮同期スキャン（asyncronous scanning）がサポートされました WebCenter Content Taxonomies タクソノミおよびカテゴリによるコンテンツアイテムの分類・カテゴライズができるようになりました CBC Ciphers Disabled 弱いCBC暗号を無効にすることで、ネットワーク通信のセキュリティを強化しました Multi-threaded indexing マルチスレッド・インデクシングで、ELASTICSEARCHとOPENSEARCHの2つの検索エンジンを追加サポートしました Scale out スケール・アウト時の新規ノードのプロビジョニング時、管理VMと同じサイズで必要なブロックボリュームが作成されるようになりました Cross region disaster recovery クロスリージョン・ディザスタリカバリに対応したスタンバイ環境をプロビジョニングできるようになりました Patch Tool WCCインスタンスへのパッチをダウンロード及び適⽤するためのスクリプトを提供しました What’s New for Oracle WebCenter Content on Marketplace 25.4.1 — April 2025 https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/webcenter-content/content-marketplace-whatsnew/index.html#april-2025 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 58
58. 概要 • プレビュー中のドキュメントに関する情報をチャットで質問し、 関連情報を効率的に取得できます • インタラクティブな質問応答、ドキュメントの要約、コンテキストを 考慮した応答、をサポートします • 選択可能なモデル • cohere.command-r-plus-08-2024 • meta.llama-3.3-70b-instruct 利⽤条件 • マーケットプレイス版WCC14c For OCI + Oracle Database 23ai Autonomous + OCI Generative AI • Oracle Database 23aiの Oracle AI Vector Search を利⽤します • WCCのセマンティック検索機能が構成済で、利⽤可能であること • OCI Generative AI Serviceを利⽤可能なリージョンのサブスクライブ済であること 会話型検索（Conversational Search） 2025/04 - 14c(14.1.2.0.0) Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 59
59. マーケットプレイス版Oracle WebCenter Content For OCI 12c(12.2.1.4.0) 2025年4⽉アップデート Feature Description WebCenter Content Virus Scanning ウィルススキャンが、同期スキャンに加えて⾮同期スキャン（asyncronous scanning）がサポートされました →Managing and Using Virus Scanning in Oracle WebCenter Content WebCenter Content Taxonomies タクソノミおよびカテゴリによるコンテンツアイテムの分類・カテゴライズができるようになりました →Managing and Using Taxonomies in Oracle WebCenter Content What’s New for Oracle WebCenter Content on Marketplace 25.4.1 — April 2025 https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/webcenter-content/content-marketplace-new/index.html#april-2025 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 60
60. ウィルススキャン機能に⾮同期スキャン機能(Asynchronous Scanning)が追加されました • デフォルトは⾮同期スキャン(AntiVirusAsyncEnabled=true) • スキャン処理は2パターンから選択 • 同期スキャン(Synchronous Scanning) • スキャン処理は同期処理で実⾏されます • 同期スキャンに変更する場合は、AntiVirusAsyncEnabled=falseを追加 • ⾮同期スキャン(Asynchronous Scanning) • スキャン処理はバックグラウンドで⾮同期で実⾏されます • スキャンが完了し、ファイルがクリーンであることが確認されるまで、インデックスやWebレイアウトの作成処理は実⾏されません • ⾮同期スキャンの実⾏条件 • MSオフィス形式の場合、ファイルサイズが10MB以上（10MB以下の場合は同期スキャン。構成パラメータでサイズ変更可） • MSオフィス形式以外の場合、ファイルサイズが1MB以上（1MB以下の場合は同期スキャン。構成パラメータでサイズ変更可） WebCenter Content Virus Scanning 2025/04 - 12c(12.2.1.4.0) Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 61
61. タクソノミおよびカテゴリを利⽤し、コンテンツ・アイテムを効率的に整理・分類し、検索と発⾒をさらに簡単に実現します • Taxonomiesコンポーネントを有効化することで利⽤可（デフォルトは無効化） • 既存機能のフォルダとは別になります • REST APIからのみ利⽤可（※UI未提供） • Managing and Using Taxonomies in Oracle WebCenter Content • REST API for WebCenter Content - Taxonomies • タクソノミ • ビジネス構造にマッピングされたカテゴリの階層 • コンテンツ項⽬を整理し、ユーザーが作業している領域をドリルダウンして項⽬を⾒つけやすくするために使⽤します • コンテンツ・アイテムを分類するために、タクソノミは1つ以上のセキュリティ・グループにマッピングして利⽤します • カテゴリ • タクソノミ内の階層（カテゴリ）のこと • 多段の階層化が可能です（例: OCI/AI/⽣成AI など） • コンテンツ・アイテムは、カテゴリに紐付けすることで分類します • カテゴリを検索条件として利⽤できます WebCenter Content Taxonomies 2025/04 - 12c(12.2.1.4.0) タクソノミ=クラウドサービスの構成（例） • OCI • OCI/コンピュート • OCI/ストレージ • OCI/ストレージ/ブロックボリューム • OCI/AI • OCI/AI/⽣成AI • FA • FA/ERP/FIN • NetSuite … Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 62
62. 1. 東京/⼤阪リージョン 2. Oracle Cloud Infrastructure 全体 3. Infrastructure Service 4. データベース・サービス 5. Platform Service 6. マーケティング関連情報 (ニュース/事例/セミナー等) サービス・アップデート Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 63
63. マーケティング関連情報 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 64
64. プレスリリース • オラクルとGoogle Cloud、業界初のパートナー・プログラムと Oracle Database@Google Cloudへの強⼒な新機能を 発表 • オラクルとGoogle Cloudのパートナーを介したOracle Database@Google Cloudの提供開始を予定 • 三菱UFJ銀⾏、オラクルと連携し三菱UFJダイレクトの次世 代基盤を構築 • 需要の急増に対応する⾼性能・⾼可⽤性をOracle Exadataで 実現し、処理性能を5倍以上に向上 関連ニュース パートナー様発表 • NSW、SoftdriveとOCI活⽤のVDIサービス「Softdrive with OCI マネージドサービス」の提供を開始 • [アシスト] ⼤阪ガスの全社データ利活⽤基盤のクラウド移 ⾏をOracle Cloud Infrastructureで実現︕ メディア記事 • オラクルとGoogle Cloud、新パートナープログラムとOracle Database@Google Cloudの機能強化を発表 - クラウド Watch • オラクルとGoogle Cloudがパートナープログラム--新サービ スや提供リージョンの追加も - ZDNET Japan Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 65
65. グローバル展開する広告収益最適化プラットフォームのインフラ基盤をAzureからOCIに移⾏し、53%のコスト削減を実現 企業・システム概要 • インターネットメディアや広告主の広告収益や効果を最⼤化させるシ ステム(広告収益最⼤化プラットフォーム)を提供し、⽇本と東南アジ アで事業展開 • 2023年2⽉に、⽶国のアドテクノロジー企業Zelto社を完全⼦会社 化し、北⽶・インド・ヨーロッパ市場への事業展開を強化 • Zelto社は、広告プラットフォームをグローバル市場に展開しており、イ ンフラ基盤もグローバルに配備 従来の課題 • Azureで稼働していたが、コスト増⼤が課題になっていた • 特にOutbound転送量が⼤きいことが、コスト増⼤の要因であった 導⼊効果 • ジーニーでは、他プロジェクトでOCIを利⽤していたため、コスト削減が 期待できるOCIへの移⾏を決定 • OCIへの移⾏により、53%のコスト削減を実現 • 特にOutbound転送費⽤は、90％減と⼤幅なコスト削減に • OCIのOutbound転送費⽤は、各グローバル・エリア毎に10TBまで無償に なっており、グローバル展開しているシステムでは⾮常に恩恵が⼤きい • 本移⾏により原価低減を実現し、事業の売上総利益増加に貢献 顧客事例︓ジーニー様 システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • Compute, Storage, Network • Microsoft SQL Server (Marketplace) • Cost Optimization Workshop (旧コスト削減フレームワーク) アシュバーン(US) Region MS SQL Server (Marketplace at Compute) 3rd party API アムステルダム Region シンガポール Region ムンバイ Region DNS Clients Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 66
66. 調剤薬局 在庫・売上管理システム「Retriever」のインフラ基盤にOCIを採⽤し、コスト最適化や安定性向上を実現 システム概要 • 調剤薬局 在庫・売上管理システム「Retriever」(レトリバー) • 中規模から⼤規模(500店舗以上)の企業まで、全国各地の調剤薬局企 業やドラッグストア企業で導⼊され、6,000店舗以上が利⽤ • 従来は、佐賀電算センターがハードウェアを⽤意し、運⽤する形態を 中⼼にサービスを提供していた 従来の課題 • 顧客ニーズ(店舗拡⼤等)へ柔軟に対応することができなかった • インフラ基盤の保守運⽤に負担が掛かっていた 導⼊効果 • OCIへの移⾏により、コストを最適化しながら、柔軟性の向上を実現 • BaseDBを採⽤することで、Oracle Databaseを従量課⾦で利⽤可能に • 新たにEE機能(並列処理やチューニング等)を活⽤し、性能向上や運⽤効率化を実現 • CPUやストレージ等のリソース変更が柔軟に⾏えるため、顧客ニーズに合わせ たサービス提供が容易に • 安定性や耐障害性の向上を実現 • インフラ基盤の運⽤をクラウドプロバイダーに任せることにより、安定性向上と 運⽤⼯数削減を実現 • お客様要件に応じリージョン内でのレプリケーションや、遠隔地へのバックアップ を⾏うことで、サービスレベルを向上 システム構成イメージ 利⽤サービス・製品 • Base Database Service - Enterprise Edition (BaseDB EE) • Compute, File Storage, Object Storage • FastConnect, Web Application Firewall, Email Delivery 導⼊パートナー • 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 顧客事例︓佐賀電算センター様 OCI 東京リージョン 仮想クラウド・ネットワーク OCI ⼤阪リージョン 仮想クラウド・ネットワーク お客様各社 佐賀電算センター アプリケーション データベース ・・・ ü お客様各社は閉域網もしくはIPSec VPNで接続 ü お客様要件に応じて、Data Guardによるレプリ ケーションを利⽤ Data Guard ・・・ Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 67
67. Oracle Cloud (PaaS/IaaS)︓セミナー情報 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/oci-seminar 今後の開催予定 (基本的にオンライン開催) • 2025/5/14︓Oracle Cloud Infrastructure 2024 Architect Associate 資格試験ポイント解説セミナー • 2025/5/14︓事例から⾒えてきたOracle Cloud VMware Solution（OCVS）の採⽤メリット • 2025/5/16︓Oracle Cloud Infrastructure 2024 Architect Professional 資格試験ポイント解説セミナー • 2025/5/20︓MySQL Summit Recapセミナー – MySQL最新技術情報 (東京) • 2025/5/21︓LLMに興味があるデータベースエンジニアの⽅にお勧め︕SQLだけでLLMを使⽤できるHeatWave GenAIのご紹介 • 2025/5/23︓Oracle Developer Day2025 (東京) • 2025/5/27︓はじめてでもできる、ビジネス情報の活⽤! ⾃分で試すナットクの、データの収集と共有・分析 [ハンズオン] • 2025/5/27︓超⾼性能なのにリーズナブル︕クラウドデータウェアハウスはHeatWaveに触る前にあの製品に決めてはダメ! (東京) [ハンズオン] • 2025/5/28︓実践Kubernetesハンズオン 〜OKEでKubernetesをバーチャル体験しよう〜 [ハンズオン] • 2025/5/28︓【BIツールとAIの融合が加速中!!】⽣成AIと連携するOracle Analytics AIアシスタントなどのご紹介 • 2025/6/11︓Amazon RDS for MySQLからHeatWave MySQLに移⾏する理由: MySQLの⼒を解き放つ • 2025/6/12︓Oracle Cloud Infrastructure 2024 Architect Associate 資格試験ポイント解説セミナー セミナー/イベント予定 “Oracle Cloud セミナー”で検索 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 68
68. Oracle Cloud ウェビナーシリーズ 進化し続ける Oracle Cloud Infrastructure (IaaS & PaaS) や Oracle Database をはじめとする、さまざまな製品につい ての最新情報や活⽤事例および技術情報を業務部⾨からIT部⾨のエンジニアの⽅々までの幅広い皆様へ向けてウェビナーを通じ てお届けします。 さまざまなテーマや理解度レベルのコンテンツを取り揃えていますので、ぜひご活⽤ください。 毎週⽔曜⽇の開催となります。 『はじめてのOCI』 『Database関連テーマ』 『DXテーマ』 『時々の旬なテーマ、最新トピック』を中⼼にお伝えしていきます。 Oracle Cloud ウェビナー ハンズオン・トレーニング Oracle Cloudのご紹介とビジネス課題を解決した お客様事例やその時々のホットなトピックをお届けし ます クラウドを活⽤したDX化をお客様と⼀緒に取り組む活動を しており、その取り組みを広く知っていただくために、お客様の DX促進に役⽴つヒントとなる事例やノウハウを紹介します Oracle Cloudの使い⽅や活⽤イメージを実際にOracle Cloudを操作していただきながら具体的にご紹介します 開催スケジュール oracle.com/goto/ocws-jp DXシリーズ 次回決定次第公開いたします。 2025年5⽉14⽇（⽔） 15:00〜16:00 【CTC様登壇】事例から⾒えてきたOracle Cloud VMware Solution（OCVS）の採⽤メリット 2025年5⽉27⽇（⽕） 13:00〜15:00 はじめてでもできる、ビジネス情報の活⽤! ⾃分で試すナットクの、 データの収集と共有・分析 2025年5⽉28⽇（⽔） 13:30〜17:00 実践Kubernetesハンズオン 〜OKEでKubernetesをバーチャル 体験しよう〜 2025年5⽉28⽇（⽔） 15:00〜16:00 【BIツールとAIの融合が加速中!!】⽣成AIと連携する Oracle Analytics AIアシスタントなどのご紹介 2025年5⽉21⽇（⽔） 15:00〜16:00 LLMに興味があるデータベースエンジニアの⽅にお勧め︕ SQLだけでLLMを使⽤できるHeatWave GenAIのご紹介
69. https://bit.ly/3SctoDH Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 70
70. Developer Day 2025 に参加しませんか︖ 「未来を創造するテクノロジーを今、あなたに」をテーマにITに携わるすべての開発者とエンジニアにお届けするテクニカルイベント 開催⽇︓2025年 5⽉ 23⽇(⾦) 開催時間︓13:00 開始予定 開催会場︓⽇本オラクル株式会社 開催形式︓オフライン 参加費︓無料 ＊事前登録制 今年はCFP公募で選ばれた 12のセッションと 9のLTセッション、そして4つのハンズオンをお届け︕ 基調講演、スペシャルセッションは近⽇公開︕ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates | Confidential: Internal 10 🌸 詳細・お申し込み https://www.oracle.com/jp/developer/events/dev-day Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 71
71. 審査をくぐり抜けた選りすぐりのSpeakerがお届け︕ 多数の Call for Proposal から選抜した、外部登壇者の皆様と⽇本オラクルのエンジニアによる聞き逃せないセッション Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 72
72. Oracle Code Night オラクルのテクノロジーだけに限定しない、Developer（開発者）の Developer（開発者）による Developer（開発者）のための開発者向けコミュニティ Meetup セミナー Oracle Code online 開催情報は Connpass で公開中︕ oracle-code-tokyo-dev.connpass.com 過去開催 Oracle Code online は YouTubeにて公開中︕ youtube.com/c/JapanOracleDevelopers ほぼ毎週、さまざまなテーマで開催中︕ Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 73
73. Oracle Cloud サービス概要 • https://www.oracle.com/jp/cloud/ Oracle Cloud Free Tier (Always Free＆無償トライアル) • https://www.oracle.com/jp/cloud/free/ マニュアル • 英語 / ⽇本語 (Infrastructure｜Platform) リージョン毎のサービス提供情報 • https://www.oracle.com/cloud/public-cloud- regions/service-availability/ 東京/⼤阪リージョン最新情報 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/po st/oci-tokyo-osaka サービス・アップデート • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/ 技術情報 • 活⽤資料集 / チュートリアル 活⽤事例 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/po st/oci-customer-reference セミナー情報 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/po st/oci-seminar Oracle Cloud Infrastructure: 参考資料 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 75
74. Oracle Cloudにサインナップいただくと、両⽅が利⽤可能です • https://www.oracle.com/jp/cloud/free/ Oracle Cloud Free Tier: Always Free＆無償トライアル Always Free 時間制限なく 特定サービスを利⽤可能 Free Trial 30⽇間 300ドル フリー・クレジット + Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 76