Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
義務1on1からの脱却
Search
pokotyamu
August 26, 2022
Education
1
360
義務1on1からの脱却
pokotyamu
August 26, 2022
Tweet
Share
More Decks by pokotyamu
See All by pokotyamu
CTI の基礎コース受けてきた
pokotyamu
1
110
feedforce 青山オフィスへの行き方
pokotyamu
0
120
格ゲーから学ぶコーチング
pokotyamu
1
65
アジャイル何も知らん人事がアジャイル大好きお兄さんの引き出しを使い倒したら「変化に立ち向かえるチーム」に成長できた件
pokotyamu
1
2.4k
解説カンバン方式
pokotyamu
1
480
銀座線・半蔵門線から、ふりかえりカンファレンス2024現地会場への行き方
pokotyamu
0
250
ふりかえり文化を広めに来ました
pokotyamu
1
250
都営大江戸線から、ふりかえりカンファレンス2024現地会場への行き方
pokotyamu
0
55
経験に複利を効かせろ!ふりかえり研修2024
pokotyamu
34
12k
Other Decks in Education
See All in Education
Mathematics used in cryptography around us
herumi
2
720
H5P-työkalut
matleenalaakso
4
37k
Introduction - Lecture 1 - Advanced Topics in Big Data (4023256FNR)
signer
PRO
1
1.6k
Генезис казарменной архитектуры
pnuslide
0
180
COO's Perspective : Code for Everyone 2020-2024
codeforeveryone
0
250
オープンソース防災教育ARアプリの開発と地域防災での活用
nro2daisuke
0
240
A Chatbot is Not a Search Engine (it's more like a roleplaying game)
dsalo
0
130
CSS3 and Responsive Web Design - Lecture 5 - Web Technologies (1019888BNR)
signer
PRO
1
2.6k
認知情報科学科_キャリアデザイン_大学院の紹介
yuyakurodou
0
160
開発終了後こそ成長のチャンス!プロダクト運用を見送った先のアクションプラン
ohmori_yusuke
2
290
勉強したらどうなるの?
mineo_matsuya
11
6.9k
Initiatives on Bridging the Gender Gap in the Technology Sector
codeforeveryone
0
110
Featured
See All Featured
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
27
1.5k
Fontdeck: Realign not Redesign
paulrobertlloyd
82
5.4k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
328
38k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
298
20k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
22
1.3k
Dealing with People You Can't Stand - Big Design 2015
cassininazir
365
25k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
460
33k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
30
2.1k
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
507
140k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
232
17k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
656
59k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
Transcript
2022/08/26 FFTT#491 @pokotyamu 義務 1on1 からの脱却
2 冨⽥ 英祐(えーちゃん) @pokotyamu ふりかえりお兄さん / 認定スクラムマスター 1991年⽣まれ、福岡県福岡市出⾝の30歳 九州⼯業⼤学の⼤学院卒 dfplus.io
チーム所属、新卒7年⽬ Rails エンジニア兼・アジャイル推進室室⻑ 好きなこと カメラ(Sony) / 野球観戦(ホークス) / ドライブ スヌーピー / ディズニー
3
4
5
6
7
[告知] 9⽉16⽇(⾦) 19:30〜 FFLT#50 開催予定です! 8
今⽇は 1on1 の話 9
10 今⽇しゃべる内容は、冨⽥の主観なので 必ずこうしろ!というものではないです 諸注意
11 現在、⼈事が⾊々考えている マネージメント⽀援の話とは 全く関係ないです 諸注意
12
そもそも 1on1 って何? 13
14 ⾁体労働 知的労働 ⼯夫の余地が無い 誰がやっても変わらない 意欲によって成果が変わる 過去と同じことでは解決できない
15 知的労働 意識的に学習することが 求められる労働
コルブの経験学習モデル 16 経験 具体的な 体験 内省 ふりかえり 概念化 学習 実験
次なる⼀歩 出典: Kolb, D. A. (1984) Experiential Learning: Experience as the Source of Learning and Development, Prentice Hall.
コルブの経験学習モデル 17 経験 具体的な 体験 内省 ふりかえり 概念化 学習 実験
次なる⼀歩 出典: Kolb, D. A. (1984) Experiential Learning: Experience as the Source of Learning and Development, Prentice Hall.
みなさん 1on1 いい感じにやれてます? (Slack 感想タイム) 18
1on1 の難しさ 19
⼀般的なコーチングの場合 20 コーチング受けたい! 意欲⾼い コーチ クライアント
1on1 の場合 21 (会社的⽴場上) 今度から 1on1 やるで〜 意欲不明 メンター メンティー
22 他の⼈達がどんな感じで やっているか知らない 何が正解か分からない プライベートな内容で 他の⼈に相談がしにくい
23 義務1on1 社内で他の⼈ともやっているからなんとなく 1on1 を始めてしまい 業務上でやっているが何となく価値を感じている部分もあるので 辞めることも⾔い出しにくい状態
1on1 で⽬指したい場所 24
ミハイ・チクセントミハイのフローモデル 25 フロー 覚醒 コントロール リラックス 退屈 無関⼼ ⼼配 不安
難易度 ⾼ 低 ⾼ ⾃分の能⼒ 出典: Csikszentmihalyi, M., Finding Flow, 1997.
26 覚醒 コントロール リラックス 退屈 無関⼼ ⼼配 不安 難易度 ⾼
低 ⾼ ⾃分の能⼒ 適切な難易度調整 フロー
27 覚醒 コントロール リラックス 退屈 無関⼼ ⼼配 不安 難易度 ⾼
低 ⾼ ⾃分の能⼒ スキルアップ フロー
28 ⽬的設定 仕事への ワクワク状態
29 ⽬的設定 仕事への ワクワク状態
30 キャリア・スキルの相談 業務・会社の相談 メンタル・お悩み相談
冨⽥の場合 31
32 バックエンドメンバーとして 今⽉の活動整理 スキルレベルでの 伸びしろフィードバック 開発リーダー
33 バックエンドメンバーとして 今⽉の活動整理 今週の PR ふりかえり会 今⽉の伸びしろふりかえり ⽬的の軌道修正 ⽬的の軌道修正
34 アジャイル詳しいチームメンバー としてフィードバック プロダクトの将来的な話 PdM
プロダクトの将来的な話 アジャイル詳しいチームメンバー としてフィードバック 35 PdM ⾃分の出せる 価値を使って チームに貢献したい
36 外部の⼈から⾒て 活動のフィードバック キャリア的なフィードバック ラフなお悩み相談 チーム外の先輩
37 外部の⼈から⾒て 活動のフィードバック キャリア的なフィードバック ラフなお悩み相談 チーム外の先輩 良い意味で 無責任(フラット)な 意⾒をもらえる
⼀緒に 1on1 の時間を 有意義にできるように作っていく 38
39 ⽬的設定 仕事への ワクワク状態
40 好きこそものの上⼿なれ 1. 楽しんでやることによってうまくなるものであるということ 2. あることに熟達するには、それを楽しめるようになることが肝⼼であるということ
⼼理的安全な状態 41
42 相談って怖い…
43 無知と 思われる 不安 無能と 思われる 不安 ネガティブ と思われる 不安
邪魔 していると 思われる 不安 「こいつ何もわかってな い、何も知らない」 「俺の貴重な時間を取り やがって」 「こいつ全然できない、 何も任せらんないな」 「いつもグジグジ⾔いや がって」 ग़య#VJMEJOHBQTZDIPMPHJDBMMZTBGFXPSLQMBDFc"NZ&ENPOETPOc5&%Y)(4&
44 メンター 相⼿の話をちゃんと聞く 相⼿の考えや思いを⾒極める 責めずに話を引き出す
45 相⼿の話をちゃんと聞く 相⼿の考えや思いを⾒極める 相⼿の⾒える場で書き出して ⼀緒に現状を整理する
46 相⼿の話をちゃんと聞く 相⼿の考えや思いを⾒極める へぇ〜こんなことが こんなことがあって〜 復唱 メンター メンティー
47 今⽇はどれについて 深堀りたい? 主導権を委ねる 責めずに話を引き出す メンター メンティー
48 でも、この視点では いい感じじゃん! ここイマイチだった リフレーミング 責めずに話を引き出す メンター メンティー
49 1on1 1on1 通常業務 通常業務時間でフォロー OK 1on1 でしかしゃべれないのは NG メンター
メンティー
50 義務1on1からの脱却
まとめ 51 1on1 の⽬的をはっきりさせよう 1on1 の時間を⼀緒に作っていく わくわくできるように 1on1 を活⽤する