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DMMプラットフォームにおけるコード品質を改善する取り組みの理想と現実
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pospome
November 21, 2023
Programming
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DMMプラットフォームにおけるコード品質を改善する取り組みの理想と現実
"コード品質向上のいろは - 先達に学ぶ実践例 Lunch LT" の資料です。
https://findy.connpass.com/event/300912/
pospome
November 21, 2023
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Transcript
DMMプラットフォームにおける コード品質を改善する取り組み 理想と現実 @pospome
登壇者 名前:pospome(ぽすぽめ) 所属:DMMプラットフォーム Twitter:@pospome
今回の発表内容について DMMプラットフォーム x コード品質向上 x 理想と現実
DMMプラットフォームについて 扱う領域:DMM会員、決済、DMMポイント、不正対策など エンジニア数:120名以上 開発チーム数:16チーム マイクロサービス数:約40サービス ピーク時のリクエスト:19,000RPS
レガシーシステムのリプレイスプロジェクト • DMMプラットフォーム内のレガシーシステムをリプレイスする。 • コード品質を高く保つ体制が必要になる。
pospomeの持論 コード品質を高く保つには以下の要素が必要である。 1. 定期的なリファクタリング 2. 静的解析 3. 設計スキルの高いエンジニア←これが重要
レビューシステムの導入 • 各チームのコードを設計スキルの高いエンジニアがレビューする。 擬似的に「強いエンジニアがいる環境」を作った。 • 自チームの数人が業務時間を割いて取り組んだ。 • 正直な話、結構成功させる自信があった。
レビューシステムの導入
そんなことはなかった・・・ チームによって様々な課題を抱えていた。 • リファクタリング時間の確保が難しい。 • コードの良し悪しを精度高く判断できる人がいない。 • テストコードを書いていない & カバレッジ可視化してない。
• マネージャーやテックリードがコード品質に対するリテラシーを持っていな い。
Developer Productivity Teamの設立 • 専門のチームを設立 コード品質に対して組織的に取り組んでいく
Developer Productivity Teamの取り組み • レビューシステムによるコードレビューは継続 ◦ 問題のあるコードを記録 ◦ 解消率によってリファクタリング時間の確保を可視化 •
Sonar Cloudの導入 ◦ テストカバレッジの可視化 ◦ 問題のあるコードの可視化(静的解析) • モノレポの導入 ◦ コードを一元管理
Developer Productivity Teamの取り組み • 各チームのコード品質を可視化し、比較できるようにする。 ◦ 各チームのマネージャーやTLに危機感を持ってもらう。 ◦ 各チームに介入する妥当性を保証できる。
まとめ • 大きな組織になるほどコード品質に向き合うのは難しくなる。 • 組織的に戦略を立てて取り組む必要がある。 ◦ 組織としてコード品質に投資する意思決定が必要になる。
おわり