Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
DMMプラットフォームにおけるコード品質を改善する取り組みの理想と現実
Search
pospome
November 21, 2023
Programming
3
2.9k
DMMプラットフォームにおけるコード品質を改善する取り組みの理想と現実
"コード品質向上のいろは - 先達に学ぶ実践例 Lunch LT" の資料です。
https://findy.connpass.com/event/300912/
pospome
November 21, 2023
Tweet
Share
More Decks by pospome
See All by pospome
生成AIを利用するだけでなく、投資できる組織へ
pospome
2
530
スタートアップを支える技術戦略と組織づくり
pospome
8
19k
技術好きなエンジニアが "リーダーへの進化" によって得たものと失ったもの
pospome
5
1.7k
DMMプラットフォームにおけるTiDBの導入から運用まで
pospome
8
5.1k
DMMプラットフォームがTiDB Cloudを採用した背景
pospome
10
6.1k
DDDはなぜ難しいのか / 良いコードの定義と設計能力の壁
pospome
44
22k
マイクロサービス環境におけるDB戦略 in DMMプラットフォーム
pospome
12
5k
組織全体で開発生産性に取り組むために 専門チームを作った話
pospome
2
2.1k
DMMプラットフォームにおける GKE を利用した プラットフォームエンジニアリングへの 取り組み
pospome
1
910
Other Decks in Programming
See All in Programming
守る「だけ」の優しいEMを抜けて、 事業とチームを両方見る視点を身につけた話
maroon8021
3
980
Ruby x Terminal
a_matsuda
7
600
コーディングルールの鮮度を保ちたい / keep-fresh-go-internal-conventions
handlename
0
200
How to stabilize UI tests using XCTest
akkeylab
0
130
AHC061解説
shun_pi
0
380
AIコードレビューの導入・運用と AI駆動開発における「AI4QA」の取り組みについて
hagevvashi
0
500
米国のサイバーセキュリティタイムラインと見る Goの暗号パッケージの進化
tomtwinkle
2
590
PostgreSQL を使った快適な go test 環境を求めて
otakakot
0
560
20260313 - Grafana & Friends Taipei #1 - Kubernetes v1.36 的開發雜記:那些困在 Alpha 加護病房太久的 Metrics
tico88612
0
200
OTP を自動で入力する裏技
megabitsenmzq
0
110
The free-lunch guide to idea circularity
hollycummins
0
230
ポーリング処理廃止によるイベント駆動アーキテクチャへの移行
seitarof
3
1.1k
Featured
See All Featured
Sam Torres - BigQuery for SEOs
techseoconnect
PRO
0
220
How to Get Subject Matter Experts Bought In and Actively Contributing to SEO & PR Initiatives.
livdayseo
0
85
Impact Scores and Hybrid Strategies: The future of link building
tamaranovitovic
0
230
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
128
17k
Chasing Engaging Ingredients in Design
codingconduct
0
140
sira's awesome portfolio website redesign presentation
elsirapls
0
190
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
31
2.7k
WCS-LA-2024
lcolladotor
0
480
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
254
22k
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
508
140k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
42
3k
Primal Persuasion: How to Engage the Brain for Learning That Lasts
tmiket
0
290
Transcript
DMMプラットフォームにおける コード品質を改善する取り組み 理想と現実 @pospome
登壇者 名前:pospome(ぽすぽめ) 所属:DMMプラットフォーム Twitter:@pospome
今回の発表内容について DMMプラットフォーム x コード品質向上 x 理想と現実
DMMプラットフォームについて 扱う領域:DMM会員、決済、DMMポイント、不正対策など エンジニア数:120名以上 開発チーム数:16チーム マイクロサービス数:約40サービス ピーク時のリクエスト:19,000RPS
レガシーシステムのリプレイスプロジェクト • DMMプラットフォーム内のレガシーシステムをリプレイスする。 • コード品質を高く保つ体制が必要になる。
pospomeの持論 コード品質を高く保つには以下の要素が必要である。 1. 定期的なリファクタリング 2. 静的解析 3. 設計スキルの高いエンジニア←これが重要
レビューシステムの導入 • 各チームのコードを設計スキルの高いエンジニアがレビューする。 擬似的に「強いエンジニアがいる環境」を作った。 • 自チームの数人が業務時間を割いて取り組んだ。 • 正直な話、結構成功させる自信があった。
レビューシステムの導入
そんなことはなかった・・・ チームによって様々な課題を抱えていた。 • リファクタリング時間の確保が難しい。 • コードの良し悪しを精度高く判断できる人がいない。 • テストコードを書いていない & カバレッジ可視化してない。
• マネージャーやテックリードがコード品質に対するリテラシーを持っていな い。
Developer Productivity Teamの設立 • 専門のチームを設立 コード品質に対して組織的に取り組んでいく
Developer Productivity Teamの取り組み • レビューシステムによるコードレビューは継続 ◦ 問題のあるコードを記録 ◦ 解消率によってリファクタリング時間の確保を可視化 •
Sonar Cloudの導入 ◦ テストカバレッジの可視化 ◦ 問題のあるコードの可視化(静的解析) • モノレポの導入 ◦ コードを一元管理
Developer Productivity Teamの取り組み • 各チームのコード品質を可視化し、比較できるようにする。 ◦ 各チームのマネージャーやTLに危機感を持ってもらう。 ◦ 各チームに介入する妥当性を保証できる。
まとめ • 大きな組織になるほどコード品質に向き合うのは難しくなる。 • 組織的に戦略を立てて取り組む必要がある。 ◦ 組織としてコード品質に投資する意思決定が必要になる。
おわり