Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
アウトプット駆動読書術実践入門 / The Output-driven Reading Tec...
Search
radiocat
June 25, 2019
2
780
アウトプット駆動読書術実践入門 / The Output-driven Reading Techniques 2
「アウトプット駆動読書術への招待」の続きです。
https://speakerdeck.com/radiocat/the-output-driven-reading-techniques
radiocat
June 25, 2019
Tweet
Share
More Decks by radiocat
See All by radiocat
アジャイルを支える心理的安全性の守破離 / Psychological safety for Agile
radiocat
1
620
経験ゼロからはじめる!10年以上続くプロダクトのアウトカム創出戦略 / Challenges of product management
radiocat
1
4.1k
変化の時代に活かす「みんなのプロジェクトマネジメント」 / Utilize project management for change
radiocat
0
1.6k
「中小企業のエンジニアチームを”楽”にする」を目指す組織マネジメントの変わる勇気と変えない勇気 / Challenge to Scrum 4
radiocat
2
3k
関西的なノリで変化の波をノリこなすチームの取り組み / 3 Steps and Kansai-soul to Riding the Waves of Change
radiocat
2
2.7k
スクラムちゃうがなと言われてもやってみぃひん? / Challenge to Scrum 3
radiocat
4
8.5k
Re:ゼロから始めるアジャイル開発 / restart agile
radiocat
3
1.5k
スクラム開発について / What is Scrum?
radiocat
0
450
アウトプット駆動読書術への招待 / The Output-driven Reading Techniques
radiocat
3
300
Featured
See All Featured
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
20
1.1k
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
265
13k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.2k
BBQ
matthewcrist
85
9.3k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
25
1.8k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1030
460k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
327
38k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
0
28
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
28
9.1k
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
346
20k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
38
1.8k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
4
370
Transcript
アウトプット駆動読書術 実践入門 Rakus Beer-Bash in Osaka 2019 Jun. 経験学習サイクルによって成長を加速する読書理論 @radiocatz
大塚 正道 [著]
導入編 https://speakerdeck.com/radiocat/the-output-driven-reading-techniques
今回のテーマ: アウトプット駆動読書術の 実践について
おさらい: アウトプット駆動の読書とは? ❖ 知識化:読書は知識の再利用のために行う ❖ 能力化:知識のアウトプットによって自己の能力を高めること ができる ❖ 自己成長:読書習慣をアウトプット駆動で設計することに よって、より良い自己成長を目指すことができる
アウトプットによる能力化とは?
抽象化して転用 ❖ ファクトを抽象化 ❖ 他の分野に転用 ❖ メモの魔力 https://www.amazon.co.jp/dp/4344034082
抽象と具象は両輪 抽象化思考とは ❖ 抽象化と具体化の往復運動 ❖ 両方をうまく操る ❖ アナロジー思考 https://www.amazon.co.jp/dp/4492556974
経験学習モデル 1984年に組織行動学者のD・コルブが考案 能動的実験 具体的経験 省察的観察 抽象的概念化 Experiential learning - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Experiential_learning
アウトプット駆動で設計 ❖ 読書内容を具体化⇒抽象化して転用可能にする ❖ 経験と省察を経てアウトプットにつなげる 能動的実験 具体的経験 省察的観察 抽象的概念化 読書
アウトプット 具体化 抽象化 抽象的 内容 ここを設計する
コンパクトな実践例 1. 自己学習的な実践を行い内省する 2. その結果をアウトプットする 能動的実験 具体的経験 省察的観察 抽象的概念化 読書
アウトプット 具体化 抽象化 例) ・読書レポートを作成し、他者のブログ等を読んでふ りかえる ・サンプルコードを書いてレビューする
実践のポイント ❖ 読書やアウトプットの質ではない ❖ 経験と内省を小さく素早く行ってアウトプットする ❖ 書評や要約の実践は汎用性は高いが、経験と内省の要素 を薄めすぎると単なるアウトプット作業になる ❖ ハウツー本のような具体的内容の比重が大きい書籍は、ま
ず抽象化してから経験と内省を実践する
アウトプット駆動で読書を 実践することによる 「より良い自己成長」とは?
非アウトプット駆動 仕事での活用は経験学習の1サイクル目 読書 ナレッジ化 仕事で活用 振り返り
アウトプット駆動 仕事での活用が経験学習の2サイクル目になる 読書 アウトプット 自己学習的 実践 内省 業務へ適用 ナレッジ化 仕事で活用
振り返り
まとめ ❖ アウトプット駆動な読書術とはアウトプットを意識して経験と 内省を行う読書法である ❖ 読書内容について自己学習的な実践を行って内省し、そ の結果をアウトプットすることでコンパクトに経験学習を行え る ❖ アウトプット駆動で読書することは、非アウトプット駆動な読
書を周回遅れにするほどの自己成長を高める効果がある (かもしれない)
アウトプット駆動 読書術で より良い 自己成長を
References & Credits ❖ iconmonstr - Free simple icons for
your next project https://iconmonstr.com/