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Amazon Aurora Serverless v2が意外と高かった話と、 AWS Dat...

Amazon Aurora Serverless v2が意外と高かった話と、 AWS Database Migration Serviceの話

Satoshi Kaneyasu

May 09, 2024
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  1. Amazon Aurora Serverless v2とは Aurora Serverless v2 は、Amazon Aurora ⽤のオンデマンドの

    オートスケーリング設定です。Aurora Serverless v2 によって、 ワークロードをモニタリングし、データベースの容量を調整するプ ロセスを⾃動化しやすくなります。容量は、アプリケーションの需 要に応じて⾃動的に調整されます。DB クラスターが消費するリ ソースに対してのみ課⾦されます。 引⽤ https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/AuroraUserGuide/aurora- serverless-v2.html
  2. 構成図 AWS Lambda AWS App Runner Amazon Aurora Serverless v2

    Amazon RDS Proxy (コネクションプーリング)
  3. 公式サイトを確認 Amazon RDS Proxyの料⾦ https://aws.amazon.com/jp/rds/proxy/pricing/?nc=sn&loc=3 料⾦ 最低料⾦ Aurora Severless v2

    0.025USD/ACU-時間 8 ACU プロビジョニングインスタンス 0.018US/vCPU-時間 2個の vCPU
  4. 公式サイトを確認 Amazon RDS Proxyの料⾦ https://aws.amazon.com/jp/rds/proxy/pricing/?nc=sn&loc=3 料⾦ 最低料⾦ Aurora Severless v2

    0.025USD/ACU-時間 8 ACU プロビジョニングインスタンス 0.018US/vCPU-時間 2個の vCPU Aurora Serverless v2そのものはアクセスがなければACUは1とか0.5になるが、 RDS Proxyの料⾦は絶対に8 ACUかかる模様。 しかも停⽌という概念がないので、1ヶ⽉これぐらいは絶対にかかる。 0.025×8×24×30=144$>約21,600円(1$150円換算)
  5. レプリケーションインスタンスと 2つのエンドポイントの経路 Virtual private cloud (VPC) Private subnet Private subnet

    Security group Security group Security group Amazon RDS (MySQL) Amazon Aurora AWS DMS レプリケーション インスタンス ソースエンドポイント ターゲットエンドポイント DB側のセキュリティグループは、 レプリケーションインスタンスが 属すセキュリティグループの3306 の通信を許可 レプリケーションインスタンスは、 DBと通信可能なサブネットに配置 セキュリティグループも設定する
  6. まとめ • Amazon Aurora Serverless v2を使うと何もしなくても RDS Proxyにより⾼額になりうる。 • AWS

    DMSや設定変更でカバーすることができるので、 状況に応じたDB選定しても⼤丈夫だということを覚えておいて ほしい。 • AWS DMSの落とし⽳があればまた共有します。