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リリース済にも関わらず何のドキュメントもなかったシステムの仕様書を書いてみた話

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January 14, 2022

 リリース済にも関わらず何のドキュメントもなかったシステムの仕様書を書いてみた話

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January 14, 2022
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  1. なんとなく覚えていること • フロントエンド ◦ エンドユーザー向けの画面が存在する ▪ csvをアップロードする機能など • バックエンド ◦

    画面に必要な情報を返すためのバックエンド APIが存在する ▪ アップロードされたcsvの名前やユーザーの名前を返す機能など • その他 ◦ アップロードされたcsvの内容を元にスクレイピングが実行されるところが別レポジトリに存在する
  2. システムに関する仕様書がないことのデメリット • ゴールが分からない問題 ◦ 誰のどんな課題を解決するためのシステムなのかが時間と共に忘れてしまう • チームメンバーの増減に対応できない問題 ◦ システムの使い方を忘れていたり、ローカル環境での動作手順がパッと分からず時間がかかる ◦

    新しいメンバーが増えた時にも 1から説明しないといけなくなる • 追加機能やバグ修正に対応しづらい問題 ◦ システムの具体的な仕様を忘れていて、新たに機能を追加しようとする際に元々の仕様を無視して しまう恐れがある ◦ インフラの構成、DB構成、手動の場合のデプロイの方法などが分からずエラー原因の調査等に時 間がかかる
  3. 記載した項目 (読み手は開発者を想定) • システムが目指す姿 ◦ このシステムで解決したい課題 ◦ システムの目指すべきゴール ◦ このシステムでは対応しない問題

    • システムの概要 ◦ 満たしている要件 ◦ 詳細な仕様 • 開発者に必要な情報 ◦ ローカル環境での動作手順 ◦ DBのテーブル構成図 (ER図) ◦ AWSの構成図 ◦ デプロイの手順 ◦ 現状残っている開発上の課題
  4. 文章の書き方の重要なポイント • 誰が読んでもただ一つの解釈にしかならないような文章の作成 ◦ 冗長な表現はできるだけ避けて、簡潔な文章を作成 ◦ コンテクストの擦り合わせ (必要に応じて必要な前提知識や背景を書き加える ) •

    表記統一 ◦ 例えば 「読者」と「読み手」を統一する ◦ 箇条書きの際に文末に句点をつけるかどうかの統一 ◦ である調、ですます調の統一 • 文章の構造化 ◦ 見出し、段落、箇条書きを使用して文章全体の構造を一目で把握できるようにする • 結論ファースト • 事実と意見を分ける
  5. どうやら理想はこんな感じのよう • 要件定義 ◦ 要件定義書 • 基本設計 (外部設計) ◦ 業務フロー

    ◦ システム構成図 ◦ ER図、テーブル定義書 ◦ 機能一覧表 • 詳細設計 (内部設計) ◦ 画面遷移図 ◦ 詳細設計書 • プログラミング ◦ 補足でコメントを書く • 単体テスト ◦ 単体テスト仕様書 • 結合テスト ◦ 結合テスト仕様書
  6. 3人チームぐらいでソフトウェア開発する際の良さそうな塩梅 (仮説) • システムの目的、ゴールは最低限まとめる • Figmaでデザイン作る • ER図、インフラ構成は設計段階から図にして共有しておく (Draw.ioなど) ◦

    変更があった場合、どうやって変更していく習慣、仕組みを作るかが課題 • API仕様の文章化にSwaggerを使用する、テスト書く ◦ 新規機能追加をする PRを作る際にテストの追加とドキュメントの更新もされていれば Approveする ルールにするなどにすることで、変更の仕組みも作りやすい ▪ Laravelを使用してバックエンド作る際に便利そうなライブラリ  https://github.com/DarkaOnLine/L5-Swagger ◦ これらを書くことで機能の詳細ロジックや機能一覧を細かくドキュメントに記載する必要がなくなる