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Storybookの情報をMCPサーバー化する

 Storybookの情報をMCPサーバー化する

「THE UI EXPERTS - AIとMCPの現在地」の登壇資料です。
日時: 2025/5/12 (月) 18:30-21:30
URL: https://the-ui-expert.peatix.com/view

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Shota Iwamatsu

May 12, 2025
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Transcript

  1. 昨今の開発 © LayerX Inc. UI開発におけるAI活用 AIによる開発が当たり前になっている。 Cursor, Cline, Roo Code

    など。 MCPの登場によりAIが外部リソースを利用できるようになった。 AIがFigmaのデザインデータを参照するなど。 12
  2. デザインシステムMCPとは © LayerX Inc. UI開発におけるAI活用 デザインシステムの情報をMCPサーバーから提供する。 利用可能なコンポーネントの一覧 指定したコンポーネントの詳細情報 必要な情報のみ取ってこれるので、AIがノイズに惑わされにくい。 コンポーネントにまつわる情報は量が多い

    (Props定義・ドキュメント・内部実装など)。 Rulesやプロンプトで全ての情報を渡そうとすると、AIがノイズの影響を受けやすい。 MCP化することで、AIが概要→詳細とドリルダウンしながら必要十分な情報を参照できる。 17
  3. コンポーネント情報を返すTools © LayerX Inc. MCPの内部実装 コンポーネント一覧 AIに 「何があるか」 を伝える。 最低限の情報のみ返す

    (コンポーネント名・ファイルパスなど)。 コンポーネント詳細情報 AIに 「どう使うか」 を伝える。 コンポーネントの使い方を理解するために必要十分な情報を返す (Props定義・利用例など)。 24
  4. その他のTools © LayerX Inc. MCPの内部実装 デザイントークン (Tailwind CSS の theme)

    を返すTool アイコン一覧を返すTool GraphQLのスキーマ情報を返すTool 28