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Ansible Collections概要

Ansible Collections概要

sky_joker

July 20, 2021
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  1. 自己紹介 2 --- - 名前: 大嶋 健容 Twitter: @sky_jokerxx GitHub:

    sky-joker 所属: Red Hat K.K. 仕事: コンサルタント コントリビュート: ansible: collaborator: - VMware - Zabbix molecule: owner: - molecule-vmware 浸かってる沼: - 小型PCクラスタ構築 @sky_jokerxx 得意: - ansible - VMware(vSphere, NSX) - vSphere/NSX APIを使った開発 - OSSとVMwareの組み合わせ 興味: - 自動化 - コンテナ(k8s, OpenShift) - CICD 趣味: - 自宅ラックで検証 - Ansibleモジュール開発 ナナチスキ
  2. 3 Ansible 2.9の課題と2.10以降の特徴 Ansible 2.9の課題 ▸ Ansible本体とモジュールはワンパッケージで提供、一つのリポジトリで管理 ▸ Issues、Pull Request、テスト(CI)の管理が煩雑

    ▸ CI環境はアップストリーム側が用意した環境でやる必要があり、全てテストできるわけ ではなかった ▸ モジュールの修正や機能追加などはAnsibleのリリースサイクルに合わせる必要がある ▸ このままでは、モジュールの増加対応が不十分 Ansible 2.10以降の特徴 2.9まではオールインワンで提供 2.10以降は必要最低限のパッケージ ▸ Ansible本体と最低限のモジュールにそぎ落として軽量化 ▸ Ansible(本体+最低限モジュール)はansible-base(2.10)/ansible-core(2.11以降)に変更 ▸ 今まで含んでいたモジュール類はCollectionという単位で外だしへ ▸ Collectionsが含まれているAnsibleバージョンはansible 3.Y.Z(base)/4.Y.Z(core) ▸ AnsibleバージョンとCollectionsの依存関係: https://github.com/ansible-community/ansible-build-data ▸ Ansible本体とCollectionのリリースは非同期で対応可能、リリース速度の加速 ▸ 必要に合わせてCollectionを取捨選択してインストール可能 Ansible Collections https://github.com/ansible-collections
  3. 4 Collectionsの特徴 Collectionごとにリポジトリで管理 ▸ IssuesやPRがCollection単位で管理可能 ▸ CIの作り込みが可能 ▸ Collection単位でバージョン管理、リリース可能 ▸

    モジュールだけではなく、Roleやフィルターなどをパッケージング可能 ▸ Ansible Galaxyから配布が可能、GitHub/GitLabのリポジトリから直接ダウンロードしてインス トールも可能 ▸ Ansible 2.8: Tech preview ▸ Ansible 2.9: Full Supported (各Collectionがサポートしているバージョン確認) サポートバージョン zabbix aws junos ansible-base ansible-core Collections ベース以外は分離 Collectionの認証、サポート情報について ▸ 商用目的の場合、Collection単位でRed Hat認証申請が可能に https://access.redhat.com/articles/4916901 ▸ Collectionsの商用サポートについて https://access.redhat.com/articles/3642632