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Molecule VMware Driverの紹介

sky_joker
January 20, 2021

Molecule VMware Driverの紹介

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January 20, 2021
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  1. 自己紹介 3 --- - 名前: 大嶋 健容 Twitter: @sky_jokerxx GitHub:

    sky-joker 所属: Red Hat K.K. 仕事: コンサルタント コントリビュート: ansible: collaborator: - VMware - Zabbix 浸かってる沼: - 小型PCクラスタ構築 @sky_jokerxx 得意: - ansible - VMware(vSphere, NSX) - vSphere/NSX APIを使った開発 - OSSとVMwareの組み合わせ 興味: - 自動化 - コンテナ(k8s, OpenShift) - CICD 趣味: - 自宅ラックで検証 - Ansibleモジュール開発 ナナチスキ
  2. Moleculeが出来ること 5 テスト環境の準備 セットアップ 結果検証 テスト環境の破棄 vCenterログイン VMクローンなど ホスト名設定 NW設定

    ツールインストール など 実行結果検証 正しく設定が 入ってるかなど 手動で実施する場合 VM削除 vCenterログアウト Moleculeを使用した場合 テスト環境の準備 セットアップ テスト環境の破棄 一連の作業が自動化可能 テスト実行 Playbook/Role実行 など 結果検証 テスト実行
  3. VMware Driverインストール方法 9 $ pip install molecule-vmware ansible pyvmomi ▸

    pipでインストール • pypi https://pypi.org/project/molecule-vmware/ • GitHub https://github.com/sky-joker/molecule-vmware
  4. VMware Driver使い方 10 $ molecule init role {ROLE_NAME} -d vmware

    ▸ Roleとシナリオを新規に作成 $ cd {ROLE_DIR} $ molecule init scenario -d vmware ▸ 既存のRoleにシナリオを新規に作成
  5. VMware Driver使い方 11 $ ls -l {ROLE_DIR}/molecule/default/ | awk '{print

    $9}' | sed -e "/^ *$/d" | cat -n 1 converge.yml 2 create_linux_instance.yml 3 create_windows_instance.yml 4 create.yml 5 destroy.yml 6 INSTALL.rst 7 molecule.yml 8 verify.yml ▸ シナリオディレクトリの中身 番号 説明 1 テストインスタンスへRoleを実行するPlaybook 2 Linuxのインスタンスを作成するときに実行するPlaybook 3 Windowsのインスタンスを作成するときに実行するPlaybook 4 インスタンスを作成するPlaybook(2, 3はこのPlaybookから呼ばれる) 5 インスタンスを削除するplaybook 6 インストールドキュメント 7 Moleculeの設定 8 converge実行後に状態が想定通りになっているか?を確認する処理を書くPlaybook
  6. 12 VMware Driver使い方 --- dependency: name: galaxy driver: name: vmware

    # 1 vcenter_hostname: vcsa.local vcenter_username: [email protected] vcenter_password: secret validate_certs: false datacenter: DC cluster: Cluster folder: /vm vm_username: root vm_password: secret instance_os_type: linux # 5 platforms: - name: instance template: CentOS7_TMP hardware: num_cpus: 2 memory_mb: 2048 networks: - name: VM Network ip: 100.64.0.2 netmask: 255.255.255.0 gateway: 100.64.0.1 provisioner: name: ansible verifier: name: ansible # 2 # 3 # 4 # 6 番号 説明 1 使用するドライバを指定 2 vCenterのアクセス先、ログイン情報を指定 3 テストインスタンスを作成するリソース先を指定 4 テストインスタンスのゲストOSのアカウントを指定 5 テストインスタンスのOSタイプを指定 [linux or windows] 6 テストインスタンスの名前や使用するテンプレート、リソース、NWを指定 次のパラメーターはvmwre_guestと同じものを指定可能 • hardware • networks molecule.yml ▸ moleculeの設定を環境に合わせて変更
  7. 14 まとめ VMware Driverを使ってテンプレートを自動生成 ▸ テストインスタンスを構築・破棄するための create.yml/destroy.yml を自 動生成することが可能 WN

    X BSF N PMFDVMF テストは自動化して効率化 ▸ Moleculeを使用することで、テストインスタンスの自動構築、テスト実行 、結果検証、テストインスタンス削除を自動で実施することが可能 スクリプトのテストにも使えるかも ▸ 例外的な使い方としては、PowershellやBashなどで作ったスクリプトをテ ストインスタンスへコピーして実行するRoleを作れば、スクリプト自体の テストもできるかも ansiblejpのvmwareチャンネルでメンバー募集中! ▸ https://bit.ly/ansiblejp-slack