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AI時代の強いチームの作り方

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July 31, 2026

 AI時代の強いチームの作り方

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  1. 2 02 6.0 7 .31 | AI駆動開発Conference Summer AI時代の強いチームの作り方 S

    PEA KER Yuki Yoshida KDDIアジャイル開発センター株式会社
  2. Yuki Yoshida(吉田 祐樹) Principal Engineer @KDDIアジャイル開発センター(KAG) 好きな技術領域 • • •

    • スクラム / XP / Kanban / Crystal Git / Vim / AWS Claude Code / Codex AI-DLC(Not Workflows) 特徴 • 15年以上アジャイル開発の現場に生息 • スクラムやXPを愛している • KAG全体のAI駆動開発推進リード • よく言う言葉「やってから考えようぜ!」 • AIのお陰で「やらなくても分かる」が増えてきた • 「全てのモデルは間違っている」前提で考えている KDDI Agile Development Center Corporation 1
  3. AI-DLCとは? 方法論の原典 White Paper と、現行実装 Workflows v2 の2系統ある MET HO

    D DEF IN IT ION P A P ER (2 02 5 年7 月) AI D LC-WORKF LOWS v2 + 2 .0 SPE CI F I CATI ON White Paper Workflows 2.0 方法論の原典 — 思想と語彙を定義 現行の実装 — 方法論の定義と実行が一体化 • 3フェーズ: Inception / Construction / Operations • 5フェーズ・32ステージ(Initialization / Ideation を追加) • Bolt・Mob Elaboration など固有の用語と儀式を定義 • 14エージェント体制 + 9段階の adaptive scope • 「なぜ既存 SDLC に AI を後付けせず再設計するのか」という前提 と原則 • 全ステージに承認ゲート、修正をルール化する学習ループ • 導入提案・概念理解のための読み物 • 方法論を再設計する根拠としてWhite paperの10原則 • Claude Code / Kiro / Codex CLI 等へ単一ソースから配布 • ユーザーの修正から学んだ内容を記録し、同じ誤りを繰り返さない 仕組みを持つ • 自律実行アーキテクチャの設計思想としてSpecification の9原則 • エージェントに配布される実行時のルールCore Principles の7原則 White PaperとWorkflow v2それぞれの原則とフェーズ、考え方を参考にアレンジして実践 Source: aws.amazon.com/blogs/devops/ai-driven-development-life-cycle / github.com/awslabs/aidlc-workflows (v2) KDDI Agile Development Center Corporation 47
  4. AI-DLCのフェーズ(簡易版) White Paperの3フェーズで実施。難しく考えず、こう読み替えればOK Inception フェーズ ≒ Construction フェーズ 設計 ≒

    要求を理解し、 「何を・どう作るか」を決める 実装 設計をもとに、 動くソフトウェアを作り上げる 正確にはOperationフェーズもあるが、まずは「設計 → 実装 → 運用」と捉えればOK ※aidlc-workflows v2ではInitializationとIdeationフェーズもありますが上記はv1 KDDI Agile Development Center Corporation 51
  5. フェーズまとめ かけてる時間としては「設計8 : 実装2」 Inceptionフェーズ(設計) Constructionフェーズ(実装) モブワーク モブワーク 全体情報共有 全体情報共有

    以前までは「実装してみないとわからない」だったものがAI駆動になって設計フェーズで議論出来るように なった、且つAIのお陰で実装にかける工数を圧縮できたこともあり設計に重きを置けるようになった KDDI Agile Development Center Corporation 65
  6. フィーチャーモブは良いことばかり 意思決定がスムーズ • 自モブでどう進めたいか意思決定をしてからチーム 全体に対して投げかけて合意をとる • うちの場合、”No”と言う人がいなければ合意 • 声が小さい人の意見が通りづらいなどある •

    “Five Fingerは遅い”という意見があった 開発のリードタイムが極小 • 開発ブランチはmain直Push • PR利用しないためレビュー待ち時間がない • デプロイは環境ブランチ(本番のみ承認制) • コンフリクトはモブ間で話してすぐ解決 ここでコンフリクト の調整をしない ここで会話 1人のエースに頼らない && 誰が休んでも進む • 常に複数人で意思決定をすることが習慣化され、 特定個人のエースが不在の時でも前に進む • 突然の退職や休職でも大きな影響を受けない • 「全員が1人で全部やれるようになる」を目指す ⇢ フルサイクルエンジニアの育成 KDDI Agile Development Center Corporation 80
  7. フルサイクルエンジニア(Full Cycle Developer)とは ソフトウェアライフサイクルの全工程(設計・開発・ テスト・デプロイ・運用・サポート)に対して責任を 持つ開発者、およびそのような責任範囲でチームを 構成する開発モデル。 提唱 Netflixが2018年に提唱 特徴

    開発者個人の超人性に頼るのではなく、プラッ トフォームチームが提供するツールと自動化に よって全工程の担当を可能にする。 AmazonのYou build it, you run it(自分で作って自分で運用しなさい)に近い KDDI Agile Development Center Corporation 81
  8. AIがコードを書く時代、求められるのは「判断力」と「守備範囲の広さ」 ソフトウェアエンジニアの価値が、 「書くこと」から「判断すること」へ移った 実装やデザインなど、作業そのものはAIが加速する。 AIの答えを鵜呑みにせず、良し悪しを見極める能力こそが鍵となる。 品質と結果に責任を持つ判断力こそ、これからの人材に求められる。 「守備範囲の広さ」が判断力を底上げする 専門外だったインフラや監視、障害調査にも、AIに聞きながら踏み込める。 これまで数年を要した隣接領域の学習が、AIによって短縮された。 (これからは、対応できる守備範囲の広さが重要になる)

    出典:スティーブン・R・コヴィー著『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』(キングベアー出版)より引用。 ❝ すべての生命に、成長と発達のしかるべき順序がある。子供はまず寝返りを覚えてから、座り、はいはいすることを学ぶ。 その次に、歩き、走ることができるようになる。どの段階も重要であり、時間がかかる。省略できる段階は一つもない。人生のさまざま な段階で能力を開発するのも同じである。ピアノが弾けるようになることも、同僚とうまくコミュニケーションをとれるようになること も、段階を踏まねばならない。これは個人にも、夫婦や家族にも、組織にも当てはまる原則である。 ❞ 「判断力」と「守備範囲の広さ」を育てるには、経験を積み続けるしかない。 設計「だけ」でも運用「だけ」でも判断力は身につかない。自ら設計し作ったものを運用して初めて「設計の答え合わせ」ができる。 この往復を、ひとつの現場だけではなく多様な現場で繰り返す必要がある。 KDDI Agile Development Center Corporation 83