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第8回 雲勉LT【オンライン:中級者向け】AthenaでS3上のデータとDynamoDBのデー...

Y.Sumikura
January 17, 2023

第8回 雲勉LT【オンライン:中級者向け】AthenaでS3上のデータとDynamoDBのデータを結合する

Y.Sumikura

January 17, 2023
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  1. ⾃⼰紹介 2 • 野崎 ⾼弘(のざき たかひろ) • アイレット株式会社 クラウドインテグレーション事業部 プロジェクト企画推進セクション

    インフラ技術 • インフラ構築・保守やSOCセキュリティアナリストをやってました • 現在は技術検証やドキュメント作業が主 • 趣味︓資格取得、⽝の散歩、ドラクエ、巨⼈ファン、ドラマ鑑賞 • 現在、AWSは10冠、GCPは4冠 3
  2. 本LTの⽬的 4 ユースケースとして架空の販売情報から粗利を算出します。それぞれ別のデータソースに格納されているト ランザクションテーブルとマスターテーブルをAthenaで結合することで、粗利を算出するのが⽬的です。 1. AthenaのFederated QueryでDynamoDBのデータをクエリする 2. S3上のCSVデータをクエリする 3.

    1.のDynamoDBのデータと、2.のS3上のCSVデータとを結合する 4. (時間があればQuickSightでじっくり可視化したかった) 本LTの対象者︓データ分析のことはなんとなく知っているが、まだ実際にAthenaをそれほど触ったことがな い初⼼〜中級者。AWS Certified Data Analytics – Specialty試験向け (参考元ハンズオンURL)https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/athena-federated-query- dynamodb-quicksight/
  3. Athena とは︖ 6 標準的なSQLを使ってS3のデータを直接クエリするサービス • インタラクティブなクエリを投げてデータの分析を⾏うことができるサーバレスサービス • JDBC / ODBC

    / API経由でBIツールやシステムと連携 • オープンソースのTrinoおよびPrestoエンジン、Apache Sparkフレームワーク上に構築 • ⼤規模データに対しても⾼速なクエリ • SQLクエリまたはPythonでMLモデルを使⽤して、 異常検出、顧客コホート分析、売上予測などの 複雑なタスクを簡素化 https://d1.awsstatic.com/products/athena/product-page-diagram_Amazon-Athena-Connectors%402x.867e3023b0e6b33862d65aa8e786cce46b88cb61.png
  4. 作業の流れ 8 1. Athenaワークグループを作成 2. AthenaのDynamoDBのデータソースへのコネクタを作成 3. 2.で作成したLambda関数ddbcatalogを指定してデータソースを作成 4. Glueクローラーの作成

    (Demo) 5. Glueクローラーの実⾏ 6. DynamoDBのデータ(transaction)をAthenaからクエリする 7. S3のデータ(master)をAthenaからクエリする 8. S3上のデータとDynamoDBの表を結合して表⽰する 9. QuickSightで利益の時系列推移を折れ線グラフで表⽰
  5. 事前準備 9 • transaction表の⽤意(DynamoDB) DynamoDBに、transactionテーブル(売り上げトランザクションを⼀意に指すTransaction ID毎に Item ID(売れたアイテム) 、Region, Country(販売した地域)や、Sales

    Channel(販売チャンネル)、オーダーと出 荷⽇時、units sold(アイテムの販売個数)等が格納されている販売記録)を配置。アイテムの詳細はmaster表 にあり、transactionにはありません。 • master表の⽤意(S3) S3のathena-ws-532152701269-ap-northeast-1バケットのmasterフォルダに、master.csvファイル(各 アイテムID毎にItem Type(アイテム種名)、Unit Price(販売単価)とUnit Cost(単体コスト)が格納されている 商品マスタ表)を配置
  6. 確認 16 最後に、DynamoDB上のtransaction表とS3上のmaster表をジョイン(結合)しました。 これは、2つの表を結合し、transaction表にあるUnits Sold(販売個数)を、master表のUnit Price(販売単価) やUnit Cost(単体コスト)と掛け算することで、 トランザクション当たりのトータルの売り上げ(Total Revenue=Units

    Sold×Unit Price) かかったコスト(Total Cost=Units Sold×Unit Cost) その差分である粗利(Total Profit=Total Revenue­Total Cost) を算出するクエリです。 SQLの最後に LIMIT 10 とあり、結果のうち10⾏までが返るようになっています。