Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳

ミスが許されない領域にAIを溶け込ませる プロダクトマネジメントの裏側

Shohei Yoneda
December 05, 2024

ミスが許されない領域にAIを溶け込ませる プロダクトマネジメントの裏側

pmconf 2024登壇資料

https://2024.pmconf.jp/sessions/yIwiOlcF

バックオフィスAI SaaS「バクラク」では、「AIによって業務自体をなくす」という信念の元、開発を行なっています。

これは、2040年までに約20%にもなる日本の労働受給ギャップを技術によって解決するためです。 一方、AI機能の開発は容易ではありません。生成AIを始めとする技術革新により、デモ開発までの速度は驚くほど向上しましたが、顧客が価値を感じられる機能に至るまでは大きなギャップが存在します。

例えば、バックオフィス業務はミスなく完遂することが求められる一方、AIの精度が100%にはなりません。この相性の悪さがバックオフィスにおけるAIの実装を阻んでおり、従来の機能開発とは異なる、AIならではの留意点を生んでいます。

本セッションでは、私たちがこれまで1万社以上の顧客にAIの力を届けるため、試行錯誤しながら実践してきた開発の裏側をご紹介します。

Shohei Yoneda

December 05, 2024
Tweet

Other Decks in Technology

Transcript

  1. © LayerX Inc.  3 ⾃⼰紹介 docomo スタートアップ LINE Layer X

    Webサービスの⽴ち上げやリニューアル DCMX(現dカード)、mydocomoなど サービス開発 Webサービス、アプリサービス LINEギフト⽴ち上げ‧事業責任者‧プロダクト責任者 0 → 3000万⼈超が利⽤するサービスに AI-UX BtoB BtoC
  2. © LayerX Inc.  8 バクラクのAI機能群 業務に⾼頻度で潜むアナログな⼿間 • 請求書を1枚1枚スキャンする⼿間 • 領収書をシステムに⼿⼊⼒する⼿間

    • 仕訳を作成する⼿間 • カード明細と領収書との突合の⼿間 • 書類の情報を⼊⼒する⼿間 • 請求書をAIが⾃動分割して取り込み • 領収書のデータをAIが⼊⼒ • AIが過去に学習した仕訳を⼊⼒ • 領収書とカード明細をAIが紐付け • AIが書類種別を判定してラベル付け AIにより、アナログな⼿間を無くしていく
  3. © LayerX Inc.  20 事例:AI-OCR AIが書類を読み取り‧理解 AIの提案を⼈が確認 採⽤ or 修正

    正解‧不正解を フィードバック 最適な値を提案 ⾃動⼊⼒