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Playwrightで始めるE2Eテスト

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May 28, 2022

 Playwrightで始めるE2Eテスト

2022年5月の.NETラボで発表した資料です。
発表内で使用したデモのコードは こちらに格納しています。

発表の動画はこちらですデモの様子を見たい場合はどうぞ。

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May 28, 2022
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Transcript

  1. 誰? Takas(@DevTakas) Angular / Azure / .NET Core / Azure

    DevOps / Microsoft Graph Microsoft MVP Office Development
  2. 1. E2Eテストについて • メリット • ユニットテストでカバーできないシステム間の挙動をテストできる • 画面ベースにテストを実装できるので単体テストより導入しやすい • デメリット

    • テスト環境を作るためのコスト • 画面ベースにテストを実装するので壊れやすい • ネットワークなどに影響を受けやすい • テストの実行に時間がかかる E2Eテストのメリット・デメリット
  3. 1. E2Eテストについて • 代表的なものを2つ • 老舗。トラブルシュートや導入の日本語含めドキュメントやプラグイン豊富 • Webアプリケーション以外も実行可能 • 非同期処理やSPAにはあまり強くない

    • Seleniumと比べるとインストール等導入が楽 • プラグインなども見た感じ豊富 • JSの自動テストと同じような雰囲気でテストが記述できる • iFrame内でのテストになる • 昨今だとあまり気にならない領域かもだけど • Typescriptのドキュメントに自動化のツールとして紹介されている E2Eテストのフレームワーク
  4. 2. Playwright • E2Eテストフレームワーク • MicrosoftのOSS • VS CodeやbingやOutlookなどで使用されているらしい •

    公式ドキュメントには下記がポイントとして挙げられている • Any browser・Any platform・One API • Resilient・No flaky tests • No trade-offs・No limits • Full isolation・Fase execution • Powerful Tooling Playwrightについて
  5. 2. Playwright • Javascript/Typescript • .NET(NUnitテストランナーを使用する場合) 導入方法 npm i -D

    @playwright/test npx playwright install dotnet add package Microsoft.Playwright dotnet build pwsh bin¥Debug¥netX¥playwright.ps1 install dotnet tool update --global PowerShell dotnet add package Microsoft.Playwright.NUnit
  6. 2. Playwrightについて • テストシナリオを考えて実装してみる ① http://localhost:4200にアクセスする ②Azure AD B2Cのログインを行い、/users にアクセスする

    ③ユーザーの新規登録画面に移動する ④ユーザーの入力画面で入力を行う (不備のある入力パターンと) ⑤データ登録後/usersのユーザー一覧に反映されていることを確認する
  7. 2. Playwrightについて • がっつりBDDっぽくなくてもシナリオでテスト書きたい ① http://localhost:4200にアクセスする ②Azure AD B2Cのログインを行い、/users にアクセスする

    ③ユーザーの新規登録画面に移動する ④ユーザーの入力画面で入力を行う (不備のある入力パターンと) ⑤データ登録後/usersのユーザー一覧に反映されていることを確認する
  8. 2. Playwrightについて • ページオブジェクトモデルを利用する ① http://localhost:4200にアクセスする ②Azure AD B2Cのログインを行い、/users にアクセスする

    ③ユーザーの新規登録画面に移動する ④ユーザーの入力画面で入力を行う (不備のある入力パターンと) ⑤データ登録後/usersのユーザー一覧に反映されていることを確認する extendsTest('ユーザー登録で不備があると画面上にエラーが表示され登録できないこと', async ({ userAction }) => { await userAction.ユーザー一覧ページに移動する(); await userAction.一覧ページから新規登録ページに移動(); await userAction.不備がある形でデータの入力(); await userAction.エラーが表示されデータの登録が行えないこと(); });
  9. 2. Playwrightについて • ページオブジェクトモデルを利用する ① http://localhost:4200にアクセスする ②Azure AD B2Cのログインを行い、/users にアクセスする

    ③ユーザーの新規登録画面に移動する ④ユーザーの入力画面で入力を行う (不備のある入力パターンと) ⑤データ登録後/usersのユーザー一覧に反映されていることを確認する extendsTest('ユーザー登録で不備があると画面上にエラーが表示され登録できないこと', async ({ userAction }) => { await userAction.ユーザー一覧ページに移動する(); await userAction.一覧ページから新規登録ページに移動(); await userAction.不備がある形でデータの入力(); await userAction.エラーが表示されデータの登録が行えないこと(); });