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コミュニティのつながりとPython @ DERTA GIG vol.3
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Manabu TERADA
September 17, 2022
Technology
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コミュニティのつながりとPython @ DERTA GIG vol.3
PyCon JP が生まれて10年超え、コミュニティのつながりとPython
─PyCon JP誕生からコミュニティの重要性・多様化─
寺田 学
Manabu TERADA
September 17, 2022
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Transcript
CC BY 4.0 PyCon JP が生まれて10年超え、 コミュニティのつながりとPython ─PyCon JP誕生からコミュニティの重要性・多様化─ 寺田
学 「DERTA GIG vol.3 」 2022年9月17日
CC BY 4.0 自己紹介 寺田 学 (Manabu TERADA) • Pythonエンジニア
• Podcast 「terapyon channel」(https://podcast.terapyon.net) • 主な関連書籍(共著・監修・監訳) ◦ 機械学習図鑑(翔泳社 : 2019年4月) ◦ Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書第 2版(翔泳社:2022年10月) ◦ スラスラわかるPython第2版(翔泳社:2021年11月) ◦ Pythonハッカーガイドブック(マイナビ : 2020年5月)
CC BY 4.0 本日のトークと関連組織 あくまで個人の発言 とはいえ、組織を代表する立場としてトークします。 • 一般社団法人PyCon JP Association代表理事
• 株式会社 CMSコミュニケーションズ 代表取締役 • 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会顧問理事 • PSF Fellow member 2019Q3 & Contributing member • Plone Foundation Ambassador • 国立大学法人一橋大学 社会学研究科 客員准教授
CC BY 4.0 PyConとは
CC BY 4.0 PyConとは ─ 1 PyCon JPとは • 日本で行われているPyCon
• 2011年にスタート • 毎年、8月から10月に開催している • 有料で、2日間トーク、チュートリアルや開発Sprintが前後にある • 1000人規模のイベント • 2022は10月14日、15日東京有明で開催
CC BY 4.0 PyConとは ─ 2 世界のPyCon • 世界の約50か国で開催されている https://pycon.org/#national-conferences
• 1地域1つのPyConが望ましいとPSFがお勧めしている • ヨーロッパは多くの国でPyConが開催されている → 統一的なイベントとしてEuroPythonがある
CC BY 4.0 PyConとは ─ 3 アジアのPyCon シンガポール 日本 台湾 韓国 フィリピン 香港 マレーシア タイ インドネシア インド 中国
CC BY 4.0 PyConとは ─ 4 日本の地域PyCon • mini Hiroshima(広島)
• mini Sapporo(札幌) • mini Kumamoto(熊本) • mini Osaka(大阪) • Kyushu(九州) • mini Shizuoka(静岡)
CC BY 4.0 PyCon JP 2022 チケット発売中 • https://2022.pycon.jp/ •
日程: 10/14(金)〜16(日) の3日間 • チケット: 12,000円(ランチ付き) ◦ https://pyconjp.connpass.com/event/255827/
CC BY 4.0 PyCon JPの誕生と背景 12年前を振り返ります
CC BY 4.0 PyCon JP の誕生と背景 ─ 1 2010年 •
PyCon APAC というものが開催される? • 遊びに行ってみるか?
CC BY 4.0 PyCon JP の誕生と背景 ─ 2 PyCon APAC参加後
• PSFプレジデントSteve Holdenさんとの出会い • PyCon mini JP開催準備
CC BY 4.0 PyCon JP の誕生と背景 ─ 3 PyCon mini
JP • 2011年1月に開催 • イベントが成功した
CC BY 4.0 PyCon JP の誕生と背景 ─ 4 2011年春 •
PyCon JP 2011の開催準備 • 東日本大震災の影響 • 本格的なイベント開催の準備 • 2日間の有料イベントを2011年8月に開催
CC BY 4.0 PyCon JP の誕生と背景 ─ 5 2012年以降 •
PyCon JP 2012 • 2013年春に一般社団法人化 • PyCon APAC 2013 in Japanを開催 • PyCon JP 2014以降拡大局面に入った
CC BY 4.0 Python関連 この12年の歴史
CC BY 4.0 Python関連 この12年の歴史 ─ 1 2010年 • PyCon
APACがシンガポールで開催 • 日本でのさまざまなPythonイベントが存在
CC BY 4.0 Python関連 この12年の歴史 ─ 2 2011年から2013年 • クラウドサービスによるPython採用
(GAE/Lambda) • インストーラーの標準化 (pip) • 日本国内でのPython利用が増えた
CC BY 4.0 Python関連 この12年の歴史 ─ 3 2014年から2016年 • AI/機械学習ブーム
• 日本国内でのPython利用がますます増えた • Python関連書籍が充実
CC BY 4.0 Python関連 この12年の歴史 ─ 4 2017年から2019年 • Pythonがメジャーになった
• ツールの充実、利用しやすい状況になった • Python 3への移行
CC BY 4.0 Python関連 この12年の歴史 ─ 5 2020年から2022年 • Python
2 EOL • イベントのオンライン化 • プログラミングを学ぶ人が増えた
CC BY 4.0 コミュニティの今 Python is Community
CC BY 4.0 コミュニティの今 ─ 1 国内 • PyCon JPの存在
• 勉強会やハッカソン・もくもく会
CC BY 4.0 コミュニティの今 ─ 2 国外 • 多くの国でPyConが開催 •
US / Euroは、変わらず大きな規模で開催
CC BY 4.0 コミュニティの今 ─ 3 地域 • 日本国内にたくさんのコミュニティがある •
Python Boot Campの存在も大きい
CC BY 4.0 コミュニティの今 ─ 4 個別ツールコミュニティ • PyData •
Django • SciPy • Sphinx • Plone • NVDA • ほか
CC BY 4.0 PyLadies Caravan
CC BY 4.0 PyCon JP TV • YouTube Live (毎月)
• 内容 ◦ Pythonニュース ◦ イベント紹介 ◦ Pythonの新機能紹介 ◦ など
CC BY 4.0 寺田がコミュニティに 求めていること 寺田が考えていること
CC BY 4.0 寺田がコミュニティに求めていること ─ 1 タイプを2種類にわけると • 多くの多様な人が集まる、公共性の高いコミュニティ •
個人や小さな集まり 公共性 or 個人
CC BY 4.0 寺田がコミュニティに求めていること ─ 2 公共性 or 個人 それぞれで
何を求めて、何を目指すのか?
CC BY 4.0 コミュニティに求めていること ─ 3 公共性の高いコミュニティの場合 • 多様性 •
Pythonicな運営 • 継続性
CC BY 4.0 コミュニティに求めていること ─ 4 個人や小さな集まりの場合 • 個人の志向、楽しみを優先 •
目的を明確に表明 • 意見の合う人が集まる会
CC BY 4.0 今後の活動予定
CC BY 4.0 今後の活動予定 ─ 1 決まっていること • PyCon JPは継続するでしょう。
• 地域のPyConやコミュニティを盛り上げていきたい • Python Boot Campが再開 • 個人的には、PodcastやYouTubeを通じた情報発信
CC BY 4.0 今後の活動予定 ─ 2 計画中 • リアルイベントを増やす施策 •
海外のイベントに参加し繋がりの強化
CC BY 4.0 コミュニティに参加し、 イベントを作っていく楽しさ
CC BY 4.0 コミュニティに参加し、 イベントを作っていく楽しさ • 参加しよう • 協力しよう •
作ってみよう
CC BY 4.0 コミュニティによって • つながりが、何かをもたらす • いろいろな偶然も重なり、つながっている
CC BY 4.0 さいごに
CC BY 4.0 コミュニティで 仲間が増え 視野が広がり 新たな楽しみ が生まれます。
CC BY 4.0 この10年、Pythonの利用の広がり、 さらに技術的な進化があります。
CC BY 4.0 しかし、 コミュニティは分断と融合が 繰り返されています。
CC BY 4.0 ニューノーマルと騒がれているいま、 何を大切にし、どう行動するか考えたいし、 Pythonコミュニティから学べるものも多くあり、 今後も多くかかわっていきたい。
CC BY 4.0 ご清聴 ありがとうございました。
CC BY 4.0 Q&A