Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
EKSの運用あれこれ バージョンアップ編
Search
tetsunosato
June 27, 2022
Technology
910
1
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
EKSの運用あれこれ バージョンアップ編
2022/6/27(月) AWS好きエンジニア LT会 vol.2 #5
tetsunosato
June 27, 2022
Other Decks in Technology
See All in Technology
新しいVibe Codingと”自走”について
watany
5
290
非エンジニアがClaudeと挑んだ「1ヶ月間プロダクト30本ノック」
askokc
0
290
Oracle AI Database@Google Cloud:サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
6
1.5k
Microsoft Build Keynoteふりかえり
tomokusaba
0
120
AGENTS.mdとSkillsで始めるAIエージェント活用
sonoda_mj
2
190
AIの性能が向上しても未解決な組織の重大問題は何か?/An Unsolved Organizational Problem in the Age of AI
moriyuya
3
610
非定型業務をAI slackbotで自動化する ~ 社内要望を自動壁打ちするbotを作った ~/automating-ad-hoc-work-with-ai-slackbot
shibayu36
0
590
2026 TECHFRESH 畢業分享會 - 開發日常大解密!從領域驅動到企業級上線
line_developers_tw
PRO
0
750
Oracle AI Database@AWS:サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
4
2.9k
"何を作るか"を任される エンジニアは、どう育つのか
yutaokafuji
1
590
社内 AI エージェント Synapse と セマンティックレイヤーの育て方
hiroakis
2
1.6k
フロンティアAIのゲート化と地政学リスク
nagatsu
0
120
Featured
See All Featured
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
698
190k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
234
17k
Claude Code どこまでも/ Claude Code Everywhere
nwiizo
65
56k
The agentic SEO stack - context over prompts
schlessera
0
810
Dealing with People You Can't Stand - Big Design 2015
cassininazir
367
27k
<Decoding/> the Language of Devs - We Love SEO 2024
nikkihalliwell
1
240
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
47
8.2k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
304
22k
The Spectacular Lies of Maps
axbom
PRO
1
800
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
254
22k
Visual Storytelling: How to be a Superhuman Communicator
reverentgeek
2
560
Building AI with AI
inesmontani
PRO
1
1.1k
Transcript
EKSの運用あれこれ バージョンアップ編
自己紹介 • 宮國 哲生 • ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング (2017~) • DX事業部/クラウド CoE
• Kubernetes歴:約3年 • 2021 APN AWS Top Engineer
このLTの目標 • LTに慣れる(デビュー戦) • EKSのバージョンアップについて思うところを述べる →みなさんのEKSのバージョンアップ作業に関するヒントになったらうれしい
EKS考える事いっぱい • Kubernetesの概念もAWSのベストプラクティスも分かったうえで、適切に組み合わせる必要性 →の割に設計や構築のノウハウがあまり転がってなくて苦労してきた。 • クラスタ構成: シングルクラスタ/マルチクラスタ • データプレーン:EKS on
EC2 or Fargate • クラスタ(&ネットワーク)構築方法:eksctl、CFn、Terraform etc • バージョンアップ: インプレース/ブルーグリーン • 各種アドオン: どれを採用…? • セキュリティ: マネージドサービスを組み合わせつつどこまでやる…?
EKS考える事いっぱい うわあ
EKS考える事いっぱい • EKSに関わる各種技術要素で、どういう考えで採用して、実際に構築・運用してみてどう 思ったかをつらつらと述べていく活動をやっていきたい。 →今日のLTはその練習
バージョンアップ: 無視できない作業です • EKSを採用し、運用していく中で避けられない作業 • 1年で3回のリリース →バージョンアップノウハウの確立は大事 https://docs.aws.amazon.com/eks/latest/userguide/kubernetes-versions.html
バージョンアップ: インプレース or ブルーグリーン インプレースバージョンアップ <メリット> • アップデートの作業が少なくすむ →クラスタが変わらないので、CI/CDツールの設定や 監視ツールのダッシュボードを直さなくてすむ
<デメリット> • 問題が発生した際にバージョンを戻すことができない • EKSがデフォルトで適用している各種アドオン(KubeProxy等)のバージョンアップを自分たちでやる 必要がある Cluster v1.21 nodegroup v1.22 nodegroup node node node node
バージョンアップ: インプレース or ブルーグリーン ブルーグリーンバージョンアップ <メリット> • 新バージョンの検証を行った上で切り替えることができる • 上手くいかなかった場合に戻せる保険がある
<デメリット> • 切替手順が複雑 • 旧環境と新環境向けの資材を正しく管理しておく必要がある • クラスタが2つあることによるオペミスが起こりうる Green Cluster Blue Cluster v1.21 nodegroup v1.22 nodegroup node node node node
バージョンアップ: ブルーグリーンってどうなんだい • ブルーグリーンバージョンアップデメリット多すぎ…? →上手くいかなかった場合にバージョンを戻せる →各種アドオンのバージョンアップグレード検証、アプリケーションの動作確認などをゆっくり行える →心理的に安全な分ブルーグリーンの方がうれしい • 旧環境と同等の環境をいかに素早く簡単にコピーできるか、がカギ →veleroやargocdの利用を合わせて検討した方がよい
→argocdのエクスポート/インポート機能を利用中
バージョンアップ: 準備 • バージョンアップ作業でまずやるのが、事前の影響調査&スケジュール検討 <影響調査> • Kubernetes自体のバージョンアップの影響 • 各種機能のα、β、GA、非推奨、廃止の状況を確認。 •
EKS、eksctl特有の変更要素 • 1.22時点ではまだdocker→containerdへは設定変更が必要。 • 各種アドオンのバージョンアップ要否 • 各種アドオンのインストール手順、リリースノート、変更履歴を漁って、バージョンアップ要否を決める。 →結構インストール手順はころころかわる →入れるアドオンが多ければ多いほどタイヘン • アプリケーションへの影響 • 二重稼働ができないジョブ等が動かない期間に実施(もしくは止める)
バージョンアップ: ブルーグリーン切替手順 正直詳細な手順を書いてもすぐに陳腐化するので、作業者が「バージョンアップ慣れ」することが大事。大体の流れは以下。 • ArgoCD設定エクスポート • Green Cluster向け資材修正 • Green
Cluster接続環境セットアップ • Cluster&NodeGroup作成 • ArgoCD設定インポート • 必要に応じてアドオン最新バージョンインストール • CI/CD設定変更 • CloudFrontビヘイビア変更 • 監視設定変更
バージョンアップ: 頻度 • バージョンアップは毎回必ずやる必要はある? →必須ではないが、できる限り毎回やった方がいいと思う まとめてバージョンアップすると、 変更要素が多い分追従が大変 作業者もバージョンアップのノウハウがたまっていかない • 問題が発生するリスクが増えると思う
バージョンアップ: まとめ • EKSのバージョンアップ戦略について、思うところをつらつらと • インプレースの方が作業量は少ない、ブルーグリーンの方が安心。ブルーグリーン大好き。 • ブルーグリーンの場合、旧環境と同等の環境をいかに素早く簡単にコピーできるか、がカギ • バージョンアップの影響調査はKubernetes自体、EKS特有、各種アドオン、アプリケーション等多
角的に調査 • 詳細な手順を作っても陳腐化しやすいので、運用作業者がバージョンアップの一連の作業に慣れ ることが大事 • バージョンアップはできるだけ毎回やった方がリスクは減る