“プロダクトを好きになれるか“も QAエンジニア転職の大事な判断基準だと思ったの

2025年10月の転職活動に納得できず、2025年4月にリベンジをした。
その際に行った施策「QA転職評価シート」の話と、選考中に追加した評価項目「私はプロダクトを好きになれるか」について説明している。

JaSST nano vol.49 登壇内容 https://jasst-nano.connpass.com/event/354190/

Transcript

1. “プロダクトを好きになれるか“も QAエンジニア転職の大事な判断基準だと思ったの yuden
2. About Me 私について 　　2022年4月 新卒で第三者検証の会社に入る 自動テスト専任チームでいろいろなプロジェクトを経験(中) 　　2024年10月 転職活動始めてみたものの、 なかなか納得できるものがなく断念 　　2025年6月 転職活動を再開し、自分が納得できる転職先が決まった yuden(ゆでん/ゆーでん) 好き:「館」がつくもの(水族館とか美術館とか)　/　嫌い: 酢の物 発音記号だとこんな感じ→ juˈdɛn
3. Reflection 24年10月の転職活動が納得できなった理由 転職の軸が定まっていなかった ↓つまり 選考の開始基準と終了基準を作っていなかった 以下、全部未定の状態 なにをもって選考に進み、なにがあったら選考から降りるのか 内定をいただいた時に、どういう条件ならその内定を受けるのか どのタイミングで転職活動を終了するのか 「なんかいい感じの会社があったら行きたいな」くらいで転職活動していた
4. Action Plan 25年4月～転職活動で変えたこと QAエンジニア転職評価シートを作った（20項目くらい） 自分の希望は背景色緑色、対象の会社の評価を x で入力
5. Action Plan 25年4月～転職活動で変えたこと 背景色赤色は禁忌肢(もどき) →全5項目のうち、2項目に x がついたら 　選考に進まない/選考中なら降りる 背景色白色は納得しにくい箇所 →全項目のうち、半分に x がついたら 　選考に進まない/選考中なら降りる 背景色緑色は自分が納得できる箇所 →全項目のうち、8割以上に x がついたら 　オファー面談を受ける／内定を受諾する デシジョンテーブルは書かないでネ… ←これに当てはまっていても、 　採用時期の関係で選考に進めなかった会社さんもある
6. Pros 実際にやってみてよかったこと 質問したいことが明確になった 資料だけでは評価できなかった項目を面談/面接中に質問すれば良い 自分と会社のマッチ度が見える化した 選考や内定に納得感が増した 直観も大事だけど、最後の納得感を後押しするのは数値だった
7. 内定受諾の判断 定性的な判断 背景色緑色は自分が納得できる箇所 →全項目のうち、8割以上に x がついた 定量的な判断 社員さんと一緒に働きたいと思える 雰囲気がいい おもしろそう 数値は納得感を後押しするが、やっぱり感覚も大事 Offer Accepted
8. 評価シートの下部には「感覚評価シート」を作成 Qualitative Analysis 定性的なデータ 出会った人の数だけ行が増えていく ここは思ったことを書く場所で、書いた内容がポジティブよりかネガティブよりか で判断した。
9. “そのプロダクトを好きになれるか” をなぜ評価項目に追加したか 1.QAとして利用者視点に近づくためには、そのプロダクトに興味を持っている必 要がある 2.何か大変な事象が起きても、「このプロダクトのためなら」と乗り切れる精神 的な支えがあった方が良い 3.そもそも嫌いなプロダクトのために働いて楽しいとは思えない BIG LOVE プロダクトを好きになるということ
10. BIG LOVE プロダクトを好きになるということ QAとして利用者視点に近づくためには、そのプロダクトに興味を持っている必要が ある ↓ QAエンジニアに求められる視点はたくさんある →経営視点、開発者視点、利用者視点…などなど このうち利用者視点は “又聞きになりがち” な印象があった →自分自身がそのプロダクトを利用したいと思える(もしくは利用している) 　　|| 　自分自身が利用者視点になれそう(もしくは利用者視点に近づけそう)
11. 自分自身がそのプロダクトを利用したいと思える →プロダクトを嫌々使いつつ、この思いを持つことはできない プロダクトを好きであること 　|| プロダクトの良き理解者であり、 　　　　　　ファンであり、 　　　　　　利用者に近い想定をできるのではないか 　　　　　　　　 (やってみないと分からないけど) BIG LOVE プロダクトを好きになるということ ↑25年11月～これを検証しつつQAエンジニアの道を走ってみます
12. https://note.com/ydn_ 最後に QAエンジニアとして転職を考えている方の何かしらの発見や後押しになれば幸いです 今回の登壇内容はnoteにも投稿しています https://note.com/ydn_/n/nd7b9abac155d 今はアカウントがありません おしまい