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New Relicの推せるところ・推せないところ / newrelic good and bad

New Relicの推せるところ・推せないところ / newrelic good and bad

KDDIグループ向けNew Relicユーザー会での登壇資料です。

TomoyaKitaura

April 23, 2025
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Transcript

  1. 自己紹介 Tomoya Kitaura @kitta0108 KAG リードSRE ▪技術コミュニティ運営 - - JAWS-UG

    コンテナ支部 - JAWS-UG SRE支部 - NRUG SRE支部 ▪好きなNew Relicのサービス - Distributed tracing 2 2
  2. オブザーバビリティとは 7 - 直訳すると可観測性 - システムを観測する能力そのもののこと - 省略系でo11yと表現されることが多い - o11y

    Conferenceが開催されるなど業界注目度も 高い - observability 赤字箇所が11文字だから o11yらしい。 - この表記が嫌いな人もいるw
  3. オブザーバビリティ導入後のイメージ 10 Client Backend Infra Client ユーザー リクエスト ・どんなリクエストを渡さ れたか

    ・どんなレスポンスを返し たか ・関数の処理にどれくら い時間かかったか ・エラーが起きた具体的 な関数の場所はどこか ・どんなユーザーだった か ・どのようなレスポンスを 返したか ・Backendにどのような 要素を渡したか ・Backendからはどんな レスポンスが返ってきた か ・エラーが起きたそ の時インフラの状態 はどうだったか
  4. ここがいいんだよNew Relic(機能以外の話) 18 ◾動画講座 - New Relic University(NRU) - https://newrelic.com/jp/learn

    ◾腕試し - Full-Stack Observabilityテスト - https://learn.newrelic.com/full-stack-o bservability-exam-jp
  5. ここがいいんだよNew Relic(機能以外の話) 20 ◾年間契約消費型 - 従量課金が良しとされるのは、 それが自らがコントロール可能な状態に限られる話。 - Debug Logを流し続けちゃった。

    - 負荷テストでデータ転送切り忘れちゃった。 - こんなことで膨大な料金を請求されるのはいや じゃないだろうか。 https://newrelic.com/jp/blog/nerdlog/new-product-and-pricing
  6. ここがいいんだよNew Relic(機能の話) 22 ◾New Relic CodeStream 1. APMを有効化且つCodeStreamをセットアップ。 2. APMのErrors

    Inboxで該当のエラーを表示 3. Open IDEボタンが表示されるので、そのボタンを押下。 4. するとあら不思議、 使い慣れたIDEでスタックトレースの該当コードにジャン プできるではありませんか https://newrelic.com/jp/codestream
  7. New Relicのちょっと悪いところ 32 ◾アラート周りの設定が直感的に動かなくてちょっと辛い 閾値周りが思ったように動かない。 自力で解決しようとせずにサポートチケットを さっさと切るのがおすすめ。サポートは手厚め。 - ただNRQL(New Relic

    Query Language)を使って、 New Relicに転送したデータはどこからでも 引っ張ってこれるのは⭕ ◾画面がちょっと重い いっぱいデータ読み取るからしょうがないよね。