自治体概要 3D都市モデルを活用し解決したい課題/創造したい価値 導入したいシステム・アプリ・取組み等のイメージ 防災・防犯 / 都市計画・まちづくり / 環境・エネルギー / インフラ管理 地域活性化・観光・コンテンツ / モビリティ・ロボティクス / その他 【地理、人口、産業の現状等】 長野県中部やや東よりに位置し、 八ヶ岳西側266.59㎢の市域は、標 高が770m~1,200mで高低差が大 きい。蓼科高原や白樺湖など、年 間320万人が訪れる観光地を有す る。主な産業は精密業を主とした 工業で、人口は約5.5万人。 【特色等】 冷涼な気候で、晴天率が高く、約 1万戸の別荘ある。また、縄文時 代の遺跡が多数発掘され、国宝土 偶を2体有している。 【行政事務の簡略化】3D都市モデル上で、都計法の開発許可申請(建築確認申請)のシミュレーション・簡易審査を行いたい。 【景観と環境に配慮した太陽光発電に関する規制】太陽光発電所設置規制区域の設定に当たり、各種規制区域の重畳だけでなく、 地形や建物の状況から、景観にも配慮した区域の設定を行いたい。 【安心安全な山岳観光】登山客の人流データをリアルタイムで取得し、見守りによる安心安全を提供したい。また、登山ルートを 可視化し、危険個所や絶景ポイントを特定するとともに、登山客のニーズに合った公共交通施策も講じたい。 【災害発生時の3D都市モデルの活用】火災発生時に消火栓等の水利位置の把握、最適な救助ルートの選定、交通整理に3D都市 モデルを活用したい。また、水害発生時に河川の水位データをリアルタイムで確認し、浸水想定区域内の避難誘導に活用したい。 【御柱祭の密回避対策】御柱祭で、御柱の曳行情報をリアルタイムで取得し、密回避のための交通誘導を行う。 【交通弱者の公共交通政策】ETC2.0で蓄積しているデータを取得・分析し、主要経路や利用頻度が高くなる時間帯を可視化し、 バス路線の見直し等の公共交通政策に反映させる。 【安全な土地活用】 古地図と現在地図を重ね合わせ、盛土・埋立て・堆積などの地形の変化(人為的な宅地開発等や自然現象に よる地滑り等)を明らかにすることで、地震・水害等によるリスクを住民に周知し安全な土地活用を図る。 問合せ先 所属: 都市建設部都市計画課 担当者: 小泉 涼 Tel: 0266-72-2101(内線534) Mail:
[email protected] 【作成日:2023/6】 都市計画・まちづくり 3D都市モデル上に、開発計画のデータを取り込むと、開発可能エリア判定、雨水 排水、接道等の要件を満たすか判定する行政事務の簡略化ツール。 地域活性化・観光・コンテンツ 安心安全な山岳観光を実現するために人流データをリアルタイムで取得できるツー ル(専用端末含む)。また、データを分析する技術。 防災・防犯 3D都市モデルを活用して火災発生時に最適な水利位置の判定、最適な救助ルートの 判定、交通整理等の情報発信ができるツール。 モビリティ・ロボティクス 交通弱者の公共交通政策としてETC2.0で蓄積しているデータを取得・分析できる技 術。(市町村職員で操作できるもの) 環境・エネルギー 検討中につき、現時点で具体イメージ無し その他 プラトーにCADデータ(3D含む)を重ねられる機能(道路整備等の景観確認に活 用)、また、3D都市モデルの属性情報に、画像データを掲載したり、SNS掲載 情報との連携(八ヶ岳をクリックすると「#八ヶ岳 」が表示される)があるとよい。 【3D都市モデル構築状況】〇データ整備年度:2022年度 〇建物物作成範囲 ・LOD2:市民活動センター「ゆいわーく茅野」( 0.10 ㎢) ・LOD2:茅野駅周辺、 天竜川水系上川以北( 2.57 ㎢) ・LOD1:茅野市全域 ( 266.60 ㎢) 〇テクスチャ:有 〇その他の地物(空間属性) ・交通(道路):有(LOD1) ・土砂災害警戒区域:有 〇主題属性 ・建物利用現況:有 ・土地利用現況:有