https://fortee.jp/iosdc-japan-2018/proposal/f3c3edfe-423c-4f88-8061-0f28e8f7d1a6
元々 iOS のインターフェイスデザインでは小さいディスプレイで、シンプルに情報を表示するために、階層が複雑化することやビュー間の往き来の煩雑さを犠牲にしても、Push/Popなどの全画面遷移を利用することを選択してきました。しかし、ディスプレイの大型化でより多くの情報が表示できることになった他、Force Touch など新しいインタフェースが利用できるようになったこともあり、今までのPush/Popの単純な画面遷移ではない手法が登場し始めました。実際に、iOS 10 での Music app のリニューアルを皮切りに、iOS 11 では標準コンポーネントにも Large Title が登場したり、画面下から現れて画面にとどまる”半モーダルビュー”のようなものが登場したり、標準 App のデザインは大きく変わってきています。
HIG では、iOS App のデザインにおける基本的な考えた方について、説明しています。このように取りうる選択肢が増えた環境下で、サードバー App 開発者はより具体的に目的に対して最善の手法を考える必要が出てきました。今回の発表では、そのような手法について、Appleがどのような手法を取っているか、どういった背景で導入されたのかをお話しました