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あなたは 何をして 何をもたらすのか? / reskilling-at-tokyo-2026
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uzzu
August 05, 2026
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あなたは 何をして 何をもたらすのか? / reskilling-at-tokyo-2026
2026/07/25
東京都および一般財団法人GovTech東京主催
東京デジタルアカデミー 若手エンジニアコース スタートダッシュイベント
基調講演資料
uzzu
August 05, 2026
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Transcript
あなたは 何をして 何をもたらすのか? クラスター株式会社 シニアソフトウェアエンジニア 宇津宏一
こんな話をします 01 学んできた事に対する諦観…しかし経験は残る 02 アウトプットからアウトカムの時代へ 03 まとめ
学んできた事に対する諦観…しかし経験は残る 〜これまでのキャリアの話〜 ※生存バイアスが入っているので、話半分に聞いてください
の経歴 2009〜2013 株式会社ドワンゴ、株式会社キテラス ニコニコ動画関連サービス(動画生放送広告、電子書籍、Wii U版等) 2013〜2017 KLab株式会社 スマートフォンゲーム開発、開発基盤チーム立ち上げ、運用 2017〜2022 クックパッド株式会社
モバイルアプリ向けのライブラリとMicroservicesの開発運用 2022〜現在 クラスター株式会社 クラスターアプリ(Windows, PCVR, Mac, Quest, iOS, Android)の開発
キャリアの遷移 Webバックエンドエンジニア →Webフロントエンドエンジニア →Flashエンジニア →組み込みTV向けのクライアントのバックエンドエンジニア →コンシューマーゲーム機向けクライアント開発エンジニア(PlayStation Vita, Wii U) →Unityエンジニア(Android,
iOS, Win, Mac) →今でいうエンジニアリングマネージャー →Androidエンジニア(モバイルアプリ開発基盤) →認証/決済基盤エンジニア(バックエンドフロントエンドリーダー色々) →シニアソフトウェアエンジニア(色々)←イマココ
キャリアの中で自分が「捨てた」と思っていたもの Webバックエンドエンジニア →Webフロントエンドエンジニア →Flashエンジニア →組み込みTV向けのクライアントのバックエンドエンジニア →コンシューマーゲーム機向けクライアント開発エンジニア(PlayStation Vita, Wii U) →Unityエンジニア(Android,
iOS, Win, Mac) →今でいうエンジニアリングマネージャー →Androidエンジニア(モバイルアプリ開発基盤) →認証/決済基盤エンジニア(バックエンドフロントエンドリーダー色々) →シニアソフトウェアエンジニア(色々)←イマココ
大きな出来事: Flashの衰退 ActionScript(Flash4, AS2, AS3)大好き人間 作りたいと思ったものはなんでも作れた このまま楽しく仕事をやっていけると思っていた…
大きな出来事: Flashの衰退
Flashの衰退から得たもの ツール/プログラミング言語はいつか衰退する、という諦観 ・固執しない能力 良いプラクティスを蒸留する能力 (脱・成功体験のジレンマ) ・いわゆる「ソフトスキル」にしていく能力がつく 好きな技術を失った時の精神的ダメージを多感な時期に体験する ・心が強くなる
Flashの衰退 Flash開発スキルを捨てざるをえなくなった Web技術をそのまま伸ばし続けるのか モバイルアプリ開発にシフトするのか… 🤔
Flashの衰退 Flash開発スキルを捨てざるをえなくなった Web技術をそのまま伸ばし続けるのか モバイルアプリ開発にシフトするのか… 🤔 モバイルアプリ開発をやりつつ 低レイヤーな技術を習得するチャンスなのでは?
Flashの衰退 Flash開発スキルを捨てざるをえなくなった Web技術をそのまま伸ばし続けるのか モバイルアプリ開発にシフトするのか… 🤔 モバイルアプリ開発をやりつつ 低レイヤーな技術を習得するチャンスなのでは? Unityモバイルゲーム開発エンジニアに転身
Flashの衰退 -> 転身 -> 待っていたもの WebView、WebView、WebView、WebView、WebView、WebView、WebView、WebView ・当時Unityを触れる人が少なかった。iOS, Androidもネイティブアプリできる人が少なかった ・そうなると現場ではWebViewという選択肢になる ・Webフロントエンドから離れたのに、逃れられない
→結果的に、ネイティブのブラウザエンジンおよびWebViewの実装に詳しくなる →WebViewを軸にネイティブアプリの開発知識がつく →最終的にはちゃんとUnityとも向き合ってゲームの為の基盤開発を一通り満足するまでやりきった
そして現在… ・その後一度Unityから離れた ・しかし5年後、現職でUnityエンジニアに復帰
そして現在… ・その後一度Unityから離れた ・しかし5年後、現職でUnityエンジニアに復帰 無駄になった経験はひとつもない!
学んできた事に対する諦観…しかし経験は残る ツール/プログラミング言語はいつか衰退する、という諦観 ・固執しない能力 良いプラクティスに落とし込む能力 (脱・成功体験のジレンマ) ・いわゆる「ソフトスキル」にしていく能力がつく 好きな技術を失った時の精神的ダメージを多感な時期に体験する ・心が強くなる
アウトプットからアウトカムの時代へ 〜「作れる」だけでは選ばれない時代〜
ここまで話した事の半分以上はアップスキリングの話
リスキリングはやる意義がある。でも甘くはない ・リスキリングでプログラミングやソフトウェア開発を 学ぶことには間違いなく意味がある ・ただし、数ヶ月学んだからといって、長年現場で 積み上げてきたソフトウェアエンジニアとの差は 簡単には埋まらない ・だからこそ、同じ土俵で戦うだけではなく 自分の経験と掛け合わせて別の価値を出す道も 考えると良い
AI時代に「作れます」だけでは足りない ・「作るだけ」の価値が下がり 「何のために作るか」の価値が上がっている ・AIによって、ある程度それっぽいものを作るハードルは 下がっている。だからこそ「作れます」「動きます」だけ では、差別化しづらくなっている ・これから問われるのは、そのアウトプットが何を変えたのか?
アウトプットではなくアウトカムを見る アウトプット ・何を作ったか? アウトカム ・そのアウトプットが何を変えたのか? ・結果、何がもたらされたか?その規模はどうか?
アウトプットではなくアウトカムを見る アウトプット ・何を作ったか? アウトカム ・そのアウトプットが何を変えたのか? ・結果、何がもたらされたか?その規模はどうか? ソフトウェアができる事はあくまでもアウトプットまで
では、カリキュラムに取り組む意義はなんだろう? 個々の技術を学ぶこと ・課題解決(アウトプットの手段)の引き出しを増やすこと ・(もしあなたがAIを利用するのであれば) AIが提示する内容の 妥当性を判断できるようになること ・(もしあなたがAIを利用するのであれば) AIから精度の高い回答が 得られるような問いかけができること 課題に取り組むこと
・課題発見(アウトカムの洞察)能力を鍛えること
では、カリキュラムに取り組む意義はなんだろう? 個々の技術を学ぶこと ・課題解決(アウトプットの手段)の引き出しを増やすこと ・(もしあなたがAIを利用するのであれば) AIが提示する内容の 妥当性を判断できるようになること ・(もしあなたがAIを利用するのであれば) AIから精度の高い回答が 得られるような問いかけができること 課題に取り組むこと
・課題発見(アウトカムの洞察)能力を鍛えること 現実の課題に対して、課題発見と課題解決の両軸から 打ち手を持てるようになることに価値がある
課題解決能力と課題発見能力は色んな所で役に立つ 経験豊富なソフトウェアエンジニアのコピーになる事だけが 勝ち筋ではない ・これまでの経験に技術を掛け合わせる ・現場や身の回りの課題を技術で解決する ソフトウェアエンジニアとは別の価値がある
まとめ
まとめ ・これまで学んできた事・経験は無駄にはならない ・リスキリングは、短期間で経験者との差をなかったことにする 魔法ではない ・でも、自分の経験に技術を掛け合わせて、目の前の課題を 見つけ、解決する力を伸ばすことはできる ・これからの時代に大事なのは、「何を作れるか」だけではなく 「それによって何を良くできるか」 ・ぜひ、カリキュラムを通して得た経験を、自身の仕事現場や 身の回りのアウトカムにつなげていって欲しい
あなたは 何をして 何をもたらすのか? 〜終〜