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YADOKARI CULTURE DECK 2025

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December 08, 2025

YADOKARI CULTURE DECK 2025

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Issei Sawada

December 08, 2025
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  1. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 02 01 ABOUT YADOKARI VISION

    P06 OVERVIEW P05 MISSION P07 PURPOSE P08 VALUE P09 02 YADOKARI SYSTEM SYSTEM P12 CORPORATE DESIGN P13 movable platform P16 03 YADOKARI PROJECT PRODUCTS P21 VILLAGE P24 PRODUCE P26 04 YADOKARI PEOPLE PEOPLE P31 alumnus P36 stakeholders P37 05 YADOKARI HISTORY HISTORY P39 06 YADOKARI CUL TURE KAGAMISAI P52 YADOKARI TINY HOUSE contest P54 action learning P53 YADOKARI RADIO P55 CONTENTS
  2. YADOKARIは、2011年3月11日に起きた東日本大震災をきっかけに、暮 らしを根本から問い直す活動を始めました。この活動において、「お 金・場所・時間に縛られない自由な生き方の実現」をテーマに、ミニ マリズムや多拠点居住、シェアリング、そしてコミュニティや人との繋 がりを重視した新しいライフスタイルを提案し、その思想や価値観の 象徴として「タイニーハウス」の普及に力を注いできました。 現在は、ビジョン「世界を変える、暮らしを創る」の実現に向けて、 企業活動における事業性・社会性・哲学性の共存を大切にしながら、 可動産・トレーラーハウスの企画・販売・製造・リユースマッチング や可動産を活用した事業企画・プロデュース、メディアPR・ブランド

    サポートを通じて、遊休地活用、地方創生、災害支援、コミュニティ 形成などの社会課題解決に取り組んでいます。 今後は、トレーラーハウスを活用したビレッジ「YADOKARI VILLAGE」 の企画・運営をはじめとした事業を通じて、”遊休不動産活用”、”防 災・災害支援・フェーズフリーデザイン”、”地域創生・コミュニティ 活性”、”サステナブル・リジェネラティブデザイン、等の視点を盛り込 んだ未来型の地域づくり「可動産エリアイノベーション事業」を推進 し、自由な生き方を実現するYADOKARI文化圏の拡大を行ないます。 YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 03 PROLOGUE お金・場所・時間に縛られない 新たな暮らしの実現に向けて、 タイニーハウスと共に世界を変える
  3. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 05 フ ィロソフ ィーの位置付け OVERVIEW

    行動指針 1. 家族でありライ バルとし て向き合う 2. 等身大から常識を疑う 3. クリエイテ ィブに魂を込め続ける 4. あなたと私の幸せをデザ インする 5. 大舞台に立つ為に、資本主義から逃げない V ALUE 世界を変え る、暮らしを創る 目指す未来 VISION 生きるを啓く 存在意義 PURPOSE 使命 暮らしの 美意識を体現し、 新たなカルチャー を創造する MISSION Y ADOKARI文化経済圏 Y ADOKARIが行う事業や活動の総称 CUL TURE
  4. 01 家族のような安心感と揺るぎない共同体であると同時に、プロフェッショナルとしての高 い基準を持ち、ライバルのように切磋琢磨し続ける関係性を築く。このバランスにより、 温かく安心な人間関係を維持しつつ、常に成長と進化を追求する企業文化を実現する。 家族でありライバルとして向き合う Love and Professionalism 愛も創造性も育まれる 関係を築く

    家族 としての意識 ライバル としての意識 「1.愛される→2.創造性」という2つの要素がうまく循環する、愛とこだわ りの両方を持つ新しい関係を築く。 YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 09 02 等身大で ボトムアップの 考え方を持ち、常 識やトップ ダウンで 与えられたものに 対して 新 たな 選択肢や視点、 面白さを追求する。こ れにより、 革新的な 発想と持続 的な成長を実現 する。 等身大から常識を疑う Have the a bili ty to thin k for yo urself 社会のバグを 見つけ その本質を 探求する 合理性を 一旦傍に置い て本質を 捉え、 自分なり に社会の 違和感と 向き 合う。 無限大の創造性を 信じて、新 たな価値を 考え抜く。 VAL UE 社会に存在する バグ 愛も創造性も育まれる
  5. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 10 03 創造性を信じ、細部にまでこだわり、最良のものを創り出すことに魂を注ぐ。これによ り、社会、会社、そして自分自身にとっての幸せを創造し、独自性と高品質を兼ね備えた製 品やサービスを提供し、持続的な価値を生み出し続ける。

    クリエイテ ィブに魂を込め続ける Producing high quality productions 表層的なデザインに留まらない クリエイティブ 制作のクオリティにこだわりながらも、表層的ではない本質的な価値 をしっかり捉え、クリエイティブを最大化させる。 04 利他 的な 精神 を 基盤 に、 他者 の幸せを創造すること が 自分自身の幸せにも 繋が ると信じ る。す べ てのス テ ー クホルダ ーの幸 福 を デザイン し、 共 に 成長 する 環境 を 築く ことで、 誰 も が 幸せになれる社会を 目指 す。 あなたと私の幸せ を デザ イ ンす る De signing happin e ss f or you and me 利他と利己の融合 自身 の 願 い と 、 届けた い 誰 かを 描き ながら、 祈 りに 昇華 し、 そ のエ ネルギー を 波及 さ せる。 VALUE ものづくりの覚悟 / 魂 魂の宿った クリエイテ ィブ それぞれの幸せのカタチを探求し実現していく クリエイテ ィ ブ プロダ ク ト /サービス
  6. 05 お金を稼ぐことは未来を創るためのエネルギーであり、この資源を活用しながら社会変革 を推進する。資本主義の枠組みを超え、持続可能でインパクトのあるビジネスモデルを追 求し、経済的成功と社会的価値の両立を実現する。 大舞台に立つ為に、 資本主義から逃げない VALUEの相関図 YADOKARI CULTURE DECK

    世界を変える、暮らしを創る。 @2025 11 01 家族でありライバルとして向き合う。 利己と利他 の循環 05 大舞台に立つ為に、
 資本主義から逃げない。 04 あなたと私の幸せを デザインしていく。 02 等身大から、
 常識を疑う。 03 クリエイティブに 魂を込め続ける。 VALUE 基盤を強固にし続ける 新たな理想を描いたり、優秀な仲間を採用する為にも事業性から目を背けない。この 基盤の研磨と成長を継続し続ける。 VI SIO N 成長を続け VISIONを 目指し ていく Facing capitalism to change the world.
  7. YADOKARI SYSTEM YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 12 美意識を体現する為の仕組み YADOKARIのミッションである”暮らしの美意識を体現し、新たなカルチャーを創造する”を実現する為の体制や仕組み。大

    きく分けて、組織の内政を司どるコーポレートデザイン部と事業の構築推進を担う可動産プラットフォーム事業部の2部署 の傘下に、各機能を担うユニットが位置するような体制をデザインしています。 02
  8. 暮らしの美意識を体現する 組織の体制 コーポレートユニット セールスプランニング ユニット フィロソフィーユニット プロデュース ユニット コミュニティ オペレーションユニット

    組織活動の基盤を構築しチームを活性化する施策 を行う事で、応援し合う組織文化の醸成を行う 魂を込めたものづくりによって 革新的なタイニーハウスを生み出し、 顧客に新たな暮らしの選択肢と喜びを届ける。 常に新しい視座で世界を捉え、 クリエイティブな企画を生み出し、 都市や自然やコミュニティに新たな価値を与える。 愛ある創造力を持って 継続的に安心と信頼のある場づくりを行い、 人と人の繋がりをそこに生み出す。 核となる精神、思想、哲学を創造し、 メンバー、事業、サービスなどの 文化圏全体にそれを浸透させる。 「暮らしの美意識を体現し、新たなカルチャーを創造する」に向けた、可動産を基軸 とした様々な事業を推進していく部署。メーカーとしての事業から、それを活用した プロデュース事業、施設や拠点を運営するオペレーション事業まで幅広く統括する。 「世界を変える、暮らしをつくる」を実現する事が出来る、強固でクリエイティブな 組織の仕組みや文化を醸成する部署。人事・法務。労務・経理などをはじめとする基 盤作りから、組織全体の思想哲学の創造から共有までを一手に担う。 コーポレートデザイン部 可動産エリアイノベーション事業部 取締役会 代表取締役 事業推進ボード YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 13 取締役会・代表取締役を筆頭に、主 に内政を司どるコーポレートデザイ ン部と事業の構築推進を担う可動産 プラットフォーム事業部の2部署に よって組織が構成されています。ま た、各ユニットリーダーが集まる”事 業推進ボード”も設置されています。 SYSTEM
  9. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 14 「世界を変える、暮らしをつくる」 を実現する事が出来るような、強固 でクリエイティブな組織の仕組みや文 化を醸成する部署。人事・法務。労

    務・経理などをはじめとする基盤作 りから、組織全体の思想哲学の創造 から共有までを一手に担う。 世界を変え る、 組織文化の醸成を行う。 CORPORA TE DESIGN コーポレートデザ イン部
  10. Corpora te Unit コーポレート ユニット YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025

    15 組織活動の基盤を構築しチー ムを活性化する施策 を行う事で 、応援し合う組織文化の醸成を行う コーポレートユニットは、経営と組織基盤を支える中核的な部門とし て、人事・労務、財務・経理・法務、総務・情報セキュリティなど企 業全体の持続可能な成長と発展を支援する役割を担う。主要な業務の 一つ目である組織基盤の構築と強化(人事・労務)では、人事評価制 度やキャリアパスの設計、労務管理などを通じて、社員が長期的に安 心して働ける環境を提供。また、フィロソフィーユニットと連携し、 企業 文 化や価 値観 の 醸 成を 図 る。 2 つ目の業務 効率 化と 内 部 統 制の 推 進 (総務・情報セキュリティ)では、 各種承認決裁 フローや情報セ キュリティ体制の 整備 を通じて、 効率 的 か つ 透明性 の 高い 業務 プ ロセ スを 実現 する。 IPO に 向 けた 監査対応も含め 、全社的な ガバナン スを強 化し、安心安全な経営基盤を構築する。 3 つ目の財務基盤構築と法務 対 応 (財務経理・法務)では、企業の財務基盤を支え、安 定 した事業 運 営を 実現 するた め の 資金調達 、 予算 管理、経 費精算 フローの 最適 化に 取り 組 む 。一 方 、法務 対応 は、 契約書 のレ ビ ューやリス ク 管理、法的 コ ンプライ ア ン スの 確保 を通じて、企業の安全で 透明性 の 高い運 営を 支援する。 「世界 を 変 える、 暮ら しを 創 る 」 の 実現 に 向 けて、全社的 な 土台 を支える プ ロフ ェ ッ ショナル集団 。 そ の 活動 を通じて、経営 陣 、社員、 そ して社 会 全体に 対 して価 値 を提供し続ける。 S t a te m ent 献身力(誰か の ため の サ ポート が出来 る 力) 受容力(個 性 や多様 性を 受け止め る 力) 実 行 力(一つ一つ の 細かな 事を 完了 し ていく力) 俯瞰力(全体 の 状況 を 把握 し 仕 組 み 化で き る 力) 関係 構築 力(人と人 の 関係 を より良く する 力) Ab i l it y C ORPORATE DESIGN
  11. PHILOSOPHY Unit フィロソフィー ユニット YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 16

    核となる精神、思想、哲学を創造し、 メンバー、事業、サービスなどの文化圏全体にそれを浸透させる フィロソフィーユニットは、YADOKARIの根幹である、組織の在り方や 採用、事業・サービスの独自化等に繋がるフィロソフィーを生み出 し、言葉やビジュアルなどを通じてそれを表現し続け、YADOKARIが関 わる全てのヒト・モノ・コト・ソトへ浸透させる役割を担う。活動は 主に大きく4つの領域に分けられる。 1つ目は「YADOKARIの確固たるフィロソフィーを構築する活動」で、 基盤となるビジョン・ミッション・バリュー・パーパス等の見直しや 設定、ブランドガイドラインやカルチャーデッキの構築、またそれを 表現するための周年祭(鏡祭)の開催などを行う。2つ目は「メンバー へフィロソフィーを浸透する活動」で、新メンバーへのオンボーディ ング講習や採用ページの監修、社内外に向けたポッドキャストの配 信、振り返りの為の各種レビュー会の開催を行う。 3つ目は「事業・ブランドに対してフィロソフィーを反映する活動」 で、全社で取り扱う各ブランドの関係性の整理やブランドや事業別の ガイドラインの作成、各種制作物をはじめとしたビジュアル表現の管 理等を行う。4つ目は「社会・顧客に対してフィロソフィーを浸透する 活動」で、ブランドアイデンティティを表現する記事コンテンツの作成 やプレスリリースの管理、ソーシャルインパクト測定などを行う。 決断力(決め切る力) 思考力(深く考える力) 表現力(テキスト/ビジュア ルの調整・制作) 感受力(時代や世界の状況や流れを読む力) 発信力 (ブランドの意思や意味を伝える力) CORPORATE DESIGN Statement Ability
  12. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 17 「暮らしの美意識を体現し、新たな カルチャーを創造する」を実行する 可動産を基軸とした様々な事業を推 進していく部署。メーカーとしての事

    業、それらを活用したプロデュース 事 業 、 施 設 や 拠 点 を 運 営 す る オ ペ レーション事業等を統括する。 暮らしの美意識を体現する 可動産事業の推進を行う。 movable AREA INNOVA TION 可動産エリア イ ノベーション事業部
  13. Sales Planning Unit セールスプランニングユニット YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 18

    魂を込めたものづくりによって、革新的なタイニーハウスを生み出し、 顧客に新たな暮らしの選択肢と喜びを届ける セールスプランニングユニットは、「マーケティング」「セールス」 「プロダクト」という3つの機能を有機的に結びつけた構成を特徴とす る。マーケティングでは、顧客像を明確に定義し、ブランド構築を通 じて多様なチャネルでの効果的なコミュニケーションを実現。これに より、顧客基盤の継続的な拡大と強化を図る仕組みを構築する。 セールスは、顧客の潜在的および顕在的な課題を深く理解し、初期接 触から仕様の決定、価格調整、最終的な契約締結までを一貫して管 理。プロジェクト全体を通じてソリューションを提供する。 プロダクトは、セールスからのフィードバックを起点にトレーラーハ ウスの新モデルを開発し、既存の設計・施工プロセスの品質を保証し つつ、継続的な改善を推進する。 これら3つの機能は密接に連動しており、相互にフィードバックを行う ことで、それぞれの成果が最大化され、ユニットのミッション達成に 向けた実現性を高めている。 実行力(トライアンドエラーを素早く出来る力) 洞察力(顧客が求めるものを捉える力) 調整力(顧客、工場、業者間の最適解をつくる力) 専門力(商品や事業の専門知識や経験による力) 創出力(製品や企画を作り出す力) movable AREA INNOVATION Statement Ability
  14. PRODUCE Unit プロデュースユニット YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 19 常に新しい視座で世界を捉え、クリエイティブな企画を生み出し、


    都市や自然やコミュニティに新たな価値を与える プロデュースユニットは、YADOKARIが掲げる哲学・思想を根幹に置い て、「可動産」「メディア」「コミュニティビルディング」という機能 を組み合わせてクリエイティブな企画に落とし込み、世の中に新しい 価値を提案していく役割を担う。 常に社会の潮流を捉えて試行錯誤しながら、未来志向かつ挑戦的なコ ンセプトを地域性・事業性・革新性・実現可能な形で具現化していく ために、プロジェクト全体を包括的に企画・デザインする力・実現に 向かうまでのディレクション力、様々なパートナーを巻き込みながら 推進していくプロジェクトマネジメント力でプロジェクトの企画段階 から運営・マーケティング・地域連携・コミュニティ・空間デザイン まで総合的に検討・構築していくユニット。 ユニットでは、大きく分けて2つの事業を展開。 1つ目はクライアントのニーズや課題に対してプロデュースユニットが プロジェクト・事業に伴走しながら価値提供していく法人向け企画。2 つ目は自社事業であるYADOKARI VILLAGEの事業開発・施設企画開発を 行っている。 企画力(自分で旗をたてられる力) 牽引力(ディレクション・計画遂行できる力) 創造力(一流を知り、創り出す力) 挑戦力(試行錯誤、アイデアの実践ができる力) 実現力(様々な数字の整理も含めて、やり抜く力) Statement Ability movable AREA INNOVATION
  15. Community Operation Unit コミュニティオペレーションユニット YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 20

    愛ある創造力を持って、継続的に安心と信頼のある場づくりを行い、 人と人の繋がりをそこに生み出す コミュニティオペレーションユニットは、「コミュニティ醸成」と 「施設運営管理」という2つの重点領域を軸とした信頼感・安心感の ある場づくりを行う役割を担う。主となる事業は、自社事業である YADOKARI VILLAGEの施設運営管理、自社事業ツアー・イベント企画や パートナー(クライアント)運営委託業務から構成される。 2つの重点領域について、①「コミュニティ醸成」では、YADOKARIが 創業時より培ってきたコミュニティビルダーのナレッジを蓄積し、コ ミュニティの定性・定量的な指標基盤を構築する。地域、利用者(ゲ スト)、パートナー(クライアント)と共に創造性のある企画立案と 継続的な関係性を構築しコミュニティを醸成する。プロデュースユ ニットと協働し、あらゆるステークホルダーへの圧倒的な感動体験を 創り出す場づくりを行う。 ②「施設運営管理」では、オペレーターのプロとして汎用性・再現性 を生み出し、継続性・事業性のある施設運営管理を行う。そのために 日々業務改善を行いながら、計数管理と保守点検管理を徹底する。地 域、利用者(ゲスト)、パートナー(クライアント)のニーズ、課 題、人と人の関係性を理解し整理した上で、YADOKARIのフィルターを 介して新たな価値をそこに生み出す場づくりを行う。 構築力(状況を整理整頓し、仕組み化できる力) 持久力(やり続けることが出来る力) 適応力(次々と変わっていく状況に適応できる力) 瞬発力(緊急時判断、インシデント対応力) 想像力(場や利用者の状況をイメージできる力) Statement Ability movable AREA INNOVATION
  16. YADOKARI PROJECT YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 21 暮らしに変革をもたらすプロジェクト 暮らしの原点を問い直し、新たな暮らしの豊かさを社会に届ける様々なプロジェクト。タイニーハウス・可動産を基軸に、

    新たな住・場の可能性を切り開くプロダクト事業や、可動産と共に地域活性化・移住定住支援・遊休地活用を推進するプロ デュース事業、それらの知見を総合的に発揮する未来型地域づくりにつながるビレッジ事業などを展開しています。 03
  17. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 23 木の温もりを感じる解放的なリビングと過ごすタイニーハウス。自然の風合いを 生かした温かみのある木材と、広々としたリビングスペースが融合した空間で、 これまでにない上質な時間を楽しむことができるモデル。 MIGRA

    01 木の温もりを感じる 開放的なリビングと過ごす 02 Tinys INSPIRATION 低価格・高品質・様々なバリエーションを取り揃えたYADOKARIのベーシックタ イニーハウスシリーズ。確認申請不要で設置や継続車検も安心の、一体型車検付 モデル。 様々なバリエ ーションを取り入れた Y ADOKARIのベーシックモデ ル 03 ROADIE ロフト スペースを 含 む 約22㎡ の広い空間でありなが ら 車検が取 得 できる トレ ー ラ ーハウス。 さら に、 周囲 の自然とシー ムレ スに 繋 がるデ ザ インに よ り 豊 かな自 然の 中 の 滞在 ・ 暮ら しを 実現 します。 設置する 環境 や 暮ら しのスタイルに合 わせて 、様々な 特徴 を 持つ モデルの 開発 を 行って います。 機能性 とデ ザ イン 性 を 共存させ た空間 は 、 ミ ニ マ ルでありなが ら 心 身 の解放を 促 し、 各 々の 暮ら しに 寄 り 添うよう な プロダ ク ト とな って います。 周囲 の 自然 とシー ムレスに繋が り 、 自然 の 中 の 暮らし を 形に す る TIN Y H O U SE DESIGN タイニ ー ハウス の 商品 デ ザイ ン PROD UC TS
  18. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 24 YADOKARI.net タイニーハウスの販売・レンタル・中古情報を扱っていた「TINY HOUSE ORCHESTRA」を「YADOKARI.net」に統合。各プ

    ロダクトには商品の紹介だけでなく、自動見積もり機能を搭載し、購入検討をよりスムーズに。また、住まいや宿泊施設での 活用事例、展示会やイベントの最新情報も充実し、リアルな検討や体験の機会も拡大しました。 タ イニーハウスの購入&情報プラットフ ォー ム 04 TRAILER HOUSE SECOND HAND タイニーハウスを 低価格 で 暮ら しに 取 り入 れ たい、ま ず一つ 実 際 に購入して 使 って み たい と い う方 に 向 けた、中古トレー ラ ハ ウスの 買取 ・ マッチ ン グ ・販売 サ ー ビ ス。売 却希望者と 購入 希望者 の マッチ ン グ を 安心 ・スムーズに 行うこと で、中古トレー ラ ーハウス 市場 の 健全 な拡大 と 住まいの 循環 を 促進すること を 目指 していま す 。 日本初 の 中古 ト レ ーラーハウス 専門売買 プラットフ ォー ム 0 5 ウ ェブメディ ア から 活動をスタートしたYADOKARIの 強み を活 か した、タイニー ハウスを 暮ら しに 届 け る た め の 具 体 的 な 方法と 情報を 届 け るサ ー ビ スで す 。 TINY HOUSE SER V ICE タ イニーハウスを届けるサービス P RODUCTS
  19. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 25 Y ADOKARIの暮らしの美意識を体現する拠点づくり ト レ

    ー ラ ー ハ ウ ス を 活 用 し た 新 し い 暮 ら し の 拠 点 「 YADOKARI VILLAGE」は、YADOKARIの持つ暮らしの美意識を実際に体験できる場 所として、宿泊機能を中心にした拠点づくりを行なっていく事業です。 また、各トレーラーハウスにはオーナーが付き、オーナーは別荘とし ての利用や宿泊運営による収益の享受など、トレーラーハウスの所 有・共有・収益化を行うことができます。 VILLAGE VILLAGE
  20. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 26 YADOKARI VILLAGE KIT AKARUIZAWA

    Y ADOKARI VILLAGE 北軽井沢 YADOKARI VILLAGE 北軽井沢は、浅間山北麓の一帯に位置する、群馬県嬬恋村の別荘地帯に誕生しまし た。敷地周辺は広大な自然に囲まれ、すぐ近くを流れる川のせせらぎや風の音、四季折々の鳥の声が絶 え間なく聞こえる、静かで心安らぐ場所です。ここに、異なる魅力を持った2種類のタイニーハウスを設 置。また、敷地内の浅間山を眺めることが出来る場所には、宿泊者同士の交流が楽しめるVILLAGE GARDEN を設えました。各棟には、大切な人と過ごす時間をイメージしたプライベートヤードがあり、 様々な過ごし方のアイデアを形にする事が出来る空間となっています。いつもの大切な人と、いつもと 違う場所で暮らすことで、未だ見ぬ自分に出会い、日常が少しずつ変わっていく。ここは、そんな暮ら しのあはひを体験する事ができる場所です。 静かな別荘地の中で 、大切な人と過ごす時間を コンセプトであるあはひ(あわい)とは、物事のあいだのこと。人 間と自然、自分と誰か、都市と地方、住まいと宿、刺激と休息。私 達の世界には、様々なあはひが存在しています。そういった相反す る出来事を行き来し、体験し、許容することで、私達は人生をより 豊かにすることができるのではないか。 あはひを、 暮ら す VILLAG E
  21. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 27 可動産を活用した、新たな暮らしのプロデ ュ ー ス

    プロデュースは、YADOKARIが得意とする「可動産」「メディア」「コ ミュニティビルディング」などの要素を掛け合わせて、新たな暮らしに 繋がるクリエイティブな企画を生み出し、世の中に新しい価値を提案 していく事業。暮らしにまつわる様々なパートナーと共に、これまで にない暮らしの実現を推進しています。 PRODUCE PRODUCE 星天qlay 相鉄アーバンクリエイツ・相鉄ビルマネジメント
  22. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 28 Unconventional Crea tivity 01

    社会にある様々なバグ(社会課題)を探究し、変化にアドリブで柔軟に対応しながら常識にとらわれな いアプローチで企画化・事業化にチャレンジする集団です。常に社会の潮流を捉えて試行錯誤しなが ら、未来志向かつ挑戦的な企画を生み出し、「可動産」「メディア」「コミュニティビルディング」と いう機能を組み合わせながら、世の中に新しい価値を提案します。 常識に囚われない企画力 Tiny House Industry Leader 02 日本 で No.1 の タイ ニー ハウス ・可動産メディアを 持 つ 強 みを 活 かし たタイ ニー ハウス の 商品 企画・ 販売 を 内製 化。 タイ ニー ハウスマ ー ケット を 推進 するリーディング カ ン パ ニーです。 タイ ニー ハウス ・可動 産ならで は の、 仮設性や 可動 性 、 フ レ キシ ビリティを 存分 に 発揮 する企画・ 運営 を行います。 製品理解 の 高 い、 自 社プロ ダクト を 活用 出来る こ と も大き なメリ ット です。 タイニーハウスのマーケットリーダー Ex tensive Trac k R ecord 03 コミュニティの旗振り役である”コミュニティビルダー”が多数在籍。コミュニティ施設運営やプロジェ クト実績を活かした地域に入り込むコミュニケーション・コミュニティマネジメントのナレッジを持っ ています。また、対象となる地域やプロジェクトの特性に合わせて、新たにコミュニティビルダーを採 用・教育を行うパターンでの体制構築も可能。人を起点とした場づくり・地域活性を推進します。 コミュニティ醸成ナレッジ・実績多数 企画 力 × タイ ニー ハウス × コミュニティ 醸成ナ レ ッ ジを 掛け 合わせ た 遊休地 ・ 遊休不 動産 や地域資源 の 利活用 ・ PR支援 の ト ー タ ルプロデュー ス 。 O ur F ea tures YADOKARIプロデュースの特徴 PROD UC E
  23. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 29 “もし、働く環境やいつもの暮らしの機能が室内からま ちへ飛び出したら?”をテーマに、屋外公共空間の新し い楽しみ方を探求する活用実証実験。 トレーラーハウス・可動型什器を用い

    公共空間を活用した市民交流拠点 屋外公共空間活用実証実験 「カワサキミーツ!!!」 2023 Kanagawa / Kawasaki 相模鉄道本線(横浜市保土ケ谷区 星川駅~天王町駅) の鉄道高架化により創出された全長約1.4㎞の高架下を 「生きかたを、遊ぶ」というコンセプトに企画開発。 鉄道の高架下空間を活用した ユニークなエリア開発 高架下 複合施設 星天qlay 開発 企画 ・エリア ブ ラ ンディング 2023 Kanagawa / Ho s h ikawa コンセプトは「入居者 の クリエイ テ ィブ最大化」 。 選 考で選ばれ た 入居者 が 集 い暮らし な がら 自身 を アップ デ ー ト し共 創 し て いく、 革 新 的な住 まい。 一年 間 期 間 限定の 共 創 型 コ リ ビング 共 創 型 コ リ ビング ニ ュ ー ヤン キー ノタムロバ 2022 Kanagawa / Yo k oh a m a 元駐車場となって いた 土地 を 可動産 に より再 活用。” 街 と一緒 に 創 る ・コミュニ テ ィビルド ”をテーマに、まち づ く り に 関連 する実験 的な取り組 みを 多数開催 。 可動 産 ・ タイ ニーハウスを 利 用した イベン ト・キ ッチン ス ペ ー ス BETTARA STAND 日本橋 20 16 To k yo / N i ho n b as h i Our PROJECTS プロデュ ー スした プロジェクト PRODUCE 様々な地域を 舞台に実 践し てきた プロデュ ー ス事例。 地域交流拠点や イベントス ペー ス、 シェアハウスや 大規模開発等、 これ ま で に な い 提案を 行ってきました。 星天 qlay 相鉄 アーバン クリエイツ・相鉄 ビルマネジメント
  24. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 31 PEOPLE 自分の暮らしを大切にしながら 等身大で今生きる世界を見つめ、 新たな暮らしを創るメンバー達

    YADOKARIでは、好奇心豊かでバイタリティ溢れるメンバー達が働いて います。「世界を変える、暮らしをつくる」というビジョンに呼応す るように、一人ひとりが自分の暮らしを大切にしながら、どのように 自分たちが生きるまちや社会を豊かに出来るかということに関心を 持っている人が多く、常に常識に縛られない新しいアイデアやビジョ ンを模索しています。 また、 理想 を 掲げ る だけ ではなく、新たな暮らしの 体現者 として 泥臭 く 努力 が出来る人が 集 まっているの も特徴 です。YADOKARIが 扱 ってい るタイ ニ ー ハウス をは じめ 、これまでにない 革 新 的 な 活動 を 行 う 為 に は、 簡単 なこと ば かりではなく、常に 難 し さ と 共 に あ ります。 そ れで も 、 そ の 道 のりを 仲間 達と 楽 し み ながら、 夢中 になって 乗 り 越 えてい く。 そん な プロ ジ ェクト の 進め方 を大切にしています。 そ して、メンバー 同士 の コミュニケ ー シ ョンについては、 オ ー プ ンで あ ることを大 事 にしています。 そ れは、 上司 と 部下 、 代表 とメンバーの 間 に お いて も 、常に 率直 に 思 いを 伝 え 合 うことをとて も 大切なこと だ と 考 える 価値観 が あ ります。 異 なるバ ックグラウ ン ド を持ったメンバー 同 士 で も 、多 様性 と 向 き 合 いながら、新しい 未 来をつくっていく 仲間 と して切 磋琢磨 していく。 そん なメンバー達が 集 っている会社です。
  25. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 32 YADOKARIのメンバーがどうしてここにジョインしようと 思ったのか、また、どんな未来を思い描いて日々活動して いるのか、ひとりひとりのストーリーを紹介します。 関わったプロジェクト

    タイニーハウス企画・開発・セールス YADOKARIに入社した理由 YADOKARIでつくりたい未来 松田 真規央 Makio Matsuda セールスプランニンングユニット / リーダー タ イニーハウスと共にある、 都市に縛られない自由な暮らしを生み出す 数字では表せない文化への挑戦 社会人3年目時代 、 不 動 産営業で数字 を 出 し、 欲 しい も の は揃 い、 行 き たい 場所へも行け る。 けれ ど、 そ こに 喜び を 感じられ ま せ ん で した。 たと え今 の 年収 が 2倍 になったとして も 、 幸福度 が 2倍 になる わけじゃ ない。 「お金 って 本当 に そ んなに 必要 か ?」そ んな 疑問 が 芽生え始め ました。 企業 のI P O も経験 しましたが、 そ こ で見 たの は数字だけ に 価値 を 置き 、 面白さや文化 が 削ぎ落 と され てい く会社 の 姿 。 数字だけで会 社 を 測 るの は貧 しい 価値観 なん じゃ ないかって。 数字では表せ ない 会 社 の 性格や文化 こ そ大事 にす べきだ と思ったん で す。 建築 を 仕事 にした い 気持ちは変わら ない けれ ど、 そ の フィ ー ルドは都市では な く自然 が いい。 そ のと き に 出会 ったのがYADOKARI。 自然 と 共 に 生き る 暮ら しを 実現 する ツ ー ル としての タ イ ニ ー ハウ ス は 、 社会 に 必要 と され る はず だ と思った。 代表 の 「文化 を 失わず I P O (上場) を 目指 す 」 という 言葉 に 自分 の 求め ていた未来が 重 なり、ここ で挑戦 したいと思いました。 人口 が 減 り、 地方では イン フラ の 維持 が 難 し く なる 一方 、 都市部は過 密状態 が 続き 、 コロナ のように 人 が 密で いることによる パ ン デミック のリス クも高 まる。 そ んな未来を 見据え て、 都市 と 自然 を 自由 に 行き 来しなが ら生き るという 選択肢 が 必要 になって く る はずで す。 そ こ で鍵 になって く るのが 我 々が 手 が け る 「 YADOKARI V I LL A GE」 のような タ イ ニ ー ハウ スを 使 った 暮ら しの 拠点で す。 今後は 、 オフグ リ ッドで完結 す るイン フラ 、 無駄 のない 水やエネルギ ーの 循環 、 密では ない 開け た 空 間 、こうした 要素 を 組み合わせ て、 誰も が アクセ ス でき る 新 たな 暮ら し を つく りたい。 都市 に 縛られず 、 各地 の コミュニティや自然 と 関わ りな が ら暮ら す ほ うが 楽 し そ う で すし、 満員電車や過密 な 都市 に 縛られ た 生 活 は 、 人間 の 本 来の 暮ら し じゃ ないと思うん で す。より 開け た、 密 じゃ ない 空間で 、 自然 と 共 に 自由 に 生き る。YADOKARIな ら 、 そ んな 暮 ら しの 選択肢 を 世 の 中 に 生み出せ ると 信じ ています。 自 然 と共に生 き る 、人間本 来の暮らし
  26. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 33 YADOKARIのメンバーがどうしてここにジョインしようと 思ったのか、また、どんな未来を思い描いて日々活動して いるのか。一人ひとりのストーリーを紹介します。 タ

    イニーハウスは人生を豊かにし てくれる、 もう一つの居場所 日本で新しい暮らしの可能性を広げる タ イニーハウスを手軽で身近な選択肢に 主なプロジェクト タイニーハウス企画・開発・セールス 遠藤 美智子 Michiko Endo セールスプランニンングユニット YADOKARIに入社した理由 YADOKARIでつくりたい未来 小さい 頃か ら三角屋根のか わいい お家に 惹か れ、 大学卒業後は輸入住 宅を 扱う 会社に 就職。 9年働いた 後に 退職し 「北欧の 暮らしを 実際に 体 験して みたい 」と 単身デン マー クへ渡りました。 35年の 住宅ローンを 組み、 何千万という 大きな お金を 支払う お客様の 姿を 見て きました が、 デン マー クでは不動 産を 持つハー ドルが ぐっと 低いことに 驚きま した。 同世代でも森の 中に 小屋を つくって 暮らす人 や、 週末や休暇を 過ごすた めの コロニヘー ヴを 持つ人 もいる。 タイ ニー ハウスを 知った の もこの 時でした。 暮らしの 選択肢はもっと 多様であることを日 本で 発信してい きたいと思い 帰国した ものの、 当時会社員ではなかった 私 は「会社員じゃないと ローン は組めない ? 家を 買えない ?」と、 その ハー ドルの 高さに 驚きました。 タイ ニー ハウス でな ら日 本での 暮らし の 選択肢を もっと 広げてい けるん じゃないか。 そう 考えていた 先に 出 会ったのが、YADOKARI でした 。 タイ ニー ハウスの 可能性 って 「小さいか らできること 」に あると思うん です。 物価 がどんどん 高くなり 生 活すること です ら大変ですし、 別荘は 一 部 の お金持ち の もの、 そんなイメージが ある けれど、 そんな 中でも タイ ニー ハウスの ある 暮らしを、 20代や30代、 子 ど ものいる 家庭で も、 みんなが 平等 に 選べ る 仕組みを つくりたい。 それぞれの 「もうひと つの 居場所」として、 庭 のように 使 ったり、 ア トリ エや小さな 商 いの 拠 点 にしたり、 週末になると 会える 第2 の つながりを つくったり。 そんな 風 に人 生 を 豊 かにして くれる 場所 を 多くの人が 得られる 社会を 夢見て います。 現在 YADOKARI で推進 している 場づくり 事業であるYADOKARI V I LL A GEは、 今は宿泊施設ですが、 数年後に は、 多くの人の 暮らしの 選 択肢として 生 活の 中に 溶け込 ん でい くはず 。 タイ ニー ハウスを 非 日 常 か ら日 常へ。 タイ ニー ハウスが 誰 にとって も手軽で身近 な 選択肢になる 社 会を、こ れか らつくってい きたい です 。
  27. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 34 YADOKARIのメンバーがどうしてここにジョインしようと 思ったのか、また、どんな未来を思い描いて日々活動して いるのか。一人ひとりのストーリーを紹介します。 魂を未来に残すために。

    属人的な組織からの変容を 他の仕事を手放し ても、この壁に挑みたい Y ADOKARIの世界を社会に広げていく為に 主なプロジェクト YADOKARI VILLAGE 企画・運営 西山 るか Ruka Nishiyama コミュニティオペレーションユニット / リーダー YADOKARIに入社した理由 YADOKARIでつくりたい未来 この 会社 にジョインする 前は 、 複数 の 企業で業務委託 を 受け なが らフ リー ラ ンスとして 働 いていました。 それ ま では 、 ホテル業界で の 経験 を 経 て MB Aを 取得 。 そ の 後は出産やハ ー フビルドで の 家づく りに も挑 戦 し、 自分ら しい 暮ら し 方・働き方 を 模索 していたん で す。 そ んな 中 、 さわだ か ら声 をか けられ 、 タ イ ニ ー ハウ スを活 用 した 新 たな ツア ー 企 画 を 推進 する 立場 を 預 かったの で すが、 そ の 事業 が 全然 うま く い き ま せ ん で した。 それ ま で の 仕事は順調で 、ど れくら い やれば満足度 が 出 るか も分 かっていた つも り だ ったの で すが、YADOKARI では全然通用 し なかった。 それ ま で の 経験は「何 を 目指 すのか 」 が 明確で 、 道筋 が 用 意され てる 体系化され た 組織 に 支えられ ていたこと、 そ してここ は私 の いた 世界 と は まった く違 う 場所 なの だ と 気づき ました。 「自分 の 力は ま だ ま だ小さ い。この 壁 を 超え るた め に は 、 3等分 の 力ではダ メ だ」 。 そ う 強く 思い、 ほ かの 仕事 を 手放 し、 飛び込む ことを 決め ました。 チ ー ム リー ダ ーとして 組織マネ ジメントを 担 う 今感じ ているの は「属 人 的 な パワ ー プレ イに 頼 る 風土 か ら 、 変容 してい く必要 が あ る 」 とい うこと。YADOKARI V I LL A GE の 展開は 、 新 たな 主軸事業 になりうる 大き な 挑戦であ り、 多く のス テ ー クホルダ ーか らも注目され ています。 そ の 一 方で 、メンバーの ウェルビ ーイン グや暮ら しとのバ ラ ンス へ の 配慮 も リー ダ ーとして 欠 か せ ま せ ん。 事業 を 他拠点 に 展開 し、YADOKARIの 世界観 を 広げ「続け てい く」 た め に は 、 あ る 程度 の 構造化 が 不可欠だ と 感じ ています。と は い え 、メンバー一人ひとりの パワ ー やク リ エ イ ティブは 、YADOKARIの 財産であ り 魂 の 部分で す。メンバーの パッシ ョ ン やク リ エ イ ティブ を 最大化 するた め 、メンバーが 熱量 を 込め て つ く った も のを未来に 続け てい く た め に、 今は組織 が 変容 を 遂げ る 時 。 「大舞台 に 立つ為 に、 資本主義 か ら逃げ ない 」 、 そ う 強く心 に 据え 、 この 場所で の 挑戦 を 続け てい き たい で す 。
  28. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 35 YADOKARIのメンバーがどうしてここにジョインしようと 思ったのか、また、どんな未来を思い描いて日々活動して いるのか。一人ひとりのストーリーを紹介します。 関わったプロジェクト

    YADOKARI VILLAGE 企画・開発 北本 直裕 Naohiro Kitamoto プロデュースユニット 自分らしくいられる感覚は、 組織にも地域にも欠かせないもの 自分の思いを力に変え るチャレンジ 大学時代、 同期が コン ペで次々と 賞を 取る 姿を 横目に、 劣等感ばかり を 抱えていました。 そんなと き「建築だけじゃな く、 その 後の 事業性 ま で見据える 会社」が あると 知り、 「こ れが 自分の 強みになるか もし れない 」と思い、 単身中国へ。日 本支社への 異動 も経験しましたが、 自信は持て ず、未来が 見えな くなること もありました。 「否定ばかり されて きたか ら、 もう 自分の思うように やろう。 」そう 腹を くくって 挑 ん だ時、 クライ アントの 「面白い じゃん 」という一 言が、 自分を 信じ る きっか けに。 その 後は企画か ら営業ま で一 通りを 担い、 自分の 力で 物事を 前に 進める 自信もつきました。 複数の 企業で経験を 積む中で、 力を 注い だ企画をどの 組織が 実行するかにより 色褪せる もするし、 輝 きもすることを 経験し、 チー ムの 姿勢、 組織文化の 必要性を 痛感。 事 業を 推進する 力、 自分を 信じる 力、 そして 組織文化への思いを 武器に 挑戦を 続け、 その 先に 出会ったのが、YADOKARI です。 ト レ ー ラー ハウ スを 使 って 場 を 作 ること はあくま できっか け。 大切 なの は、 その 地域 にどんな 関係性や事業を 生み出せるか だと思っています。 世 の 中に は利益や成長 といった 単一 的 な 指標で測 り、 普遍的で変わら ない サ ー ビ スを 提供 しようとする ものが 増えている けれど、 実際は「個 を活かした人と人との 関係性」にこ そ価値 が ある はず。 自分らし くい ら れている 感覚 と、 それを 受け入れて くれる 場所や人との 関係性を 生み出 すこと。 それを 土台 にしなが ら利益もきち んと 出し、 数字 に 還元され ない 価値 を 社会に 示 してい きたい。 そんなYADOKARIの 背中を 見て、 信 じて動 く組織や流れが 波紋 のように 広 がってい く景色を 見たい です。 既 に その 価値観 を 共有 しているのが 僕 た ち社員全員であり、 あと はどう 実現 してい くか。 そこ はま だ成長段階 に あるか らこ そ、 全員で目線 を 揃えて 作 ってい くのが 僕らの 挑戦です。こんなに も人を 愛 し、 信じる 会 社は他 にない。YADOKARI だか らこ そ実現できること だと思います。 個 を 活 かし て、 地域の 未来 に変 化 を 起こす YADOKARIに 入社 した 理由 YADOKARI でつ く り たい 未来
  29. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 36 早稲田大学卒業後、(株)アールシーコア Ω戦略室に て 新

    規 事 業 企 画 、 法 人 企 画 営 業 。 そ の 後 、 YADOKARI( 株 ) 事 業 推 進 室 /プ ロ デ ュ ース 事 業 部 ・ コーポレートデザイン部マネージャーを担当。現在 は、自分らしく生きる、きっかけの火を灯すをビジョ ンにしたLitty株式会社を創業、代表を務める。 相馬 由季 2020 - 2024 Kanagawa / Miura 1990年茨城県生まれ。2012年から建築設計事務所に勤 務後、2021年〜2023年までYADOKARIに在籍。企画を 空間に具体化する際の、建築やトレーラーハウスの設 計や開発を担当。2024年に独立し、建築の設計のみな らず、まちづくりから家具まで手がける、株式会社ア キナイガーデンスタジオを共同設立。 神永 侑子 2021 - 2023 Kanagawa / Gumyoji 1997年生まれ。大学在学中にデンマークへ渡り、日常 に溶け込む「遊び」の価値観に浸る。帰国後はプレイ リーダー、ワークショップデザイナー、ラジオパーソ ナリティなどを経て、2022年よりYADOKARIでまちや 暮らしのプロデュース事業に携わる。現在は株式会社 アソブナラを立ち上げ、「遊び」を軸に活動中。 山下 里緒奈 2022 - 2024 T okyo / Kokubunji 1996年長崎県長崎市生まれ29歳。2021年から2023年まで YADOKARIに在籍。「Tinys Yokohama Hinodecho」の運営 や、「ニューヤンキーノタムロバ」プロデューサーとして 様々な企画プロデュース・まちづくり支援を実施。2023 年に卒業し、書道を主としたアートで世界中を旅してい る。2024年には初となるエッセイ本「LOVE」を出版。 中谷 優希 2021 - 2023 Wor ld / Som ew her e YADOKARIの卒業生たち alumnus YADOKARIを卒業していった 個性豊かな メンバーたち。同 じ 志を 持つ仲間として、同 じ文化 圏の中で活 躍している メン バーたちのプロ フィールや現在の 取り 組みを 紹介します 。
  30. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 37 YADOKARIは不確実な時代に“希望の選択肢”を社会に 提案し続ける存在です。可動産という市場の新たな地 平を切り拓き、これまで活用が難しかった土地や地域 課題に光をあてるその姿勢に、深い共感と期待を寄せ

    ています。暮らしと経済の未来を変えるリーディング カンパニーとしての進化に、期待をしています。 ステークホルダ ー st akeholders YADOKARIとともに歩み、日々経営について熱心にご指導 ご鞭撻をいただいている株主や経営パートナーたちの持つ YADOKARIへの想いを紹介します。 日本ベンチャーキャピタ ル株式会社 シニアキャピタリスト 川真田 潔 kiyoshi kawamata エ リ ア リ ノベ や 文 化 性 に 惹 かれて 出資 しました。 事業 拡大 と共に 文 化 的価値 も 大 切にして進 ん でいって ほ し いと期待しています。また、 小さく ても 木 を 使 った 快 適 な 空間 にこだ わ り、 建築的 に 魅力 ある タイ ニー ハウ ス を 展開 して ほ しい。 建築 や 空間力 の 面 でも、 競合 と 違 う場 所 での 挑戦 にも期待しています。 株式会 社エヌ・ シー ・エヌ 取締役 藤 幸平 ko u h e i fuj i 自由 な ライフスタイルブラ ン ド としての 独自性 が 魅力 だなと感 じ ています。 世界観 を 大 切にする ほど限定的 になる 一方 で、 成長 には 広く伝 える 必要 があるという ジレ ン マ がある 中 、 世界観 を 保 ちながら ビジネス とし ても 発展 し、その 価値観 を 広げ ていって ほ しいと期待 しています。 株式会 社フロ ンテ ィ ア イ ンター ナ シ ョナル ベンチャー 投資室 室長 椎葉 圭吾 Ke i g o S hii b a YADOKARIは、可動産という 概念 を提 示 し、 従 来活用 が難しかった土地や 空間 に新たな 価値 を 生 み 出 してい ます。その 挑戦 は 都 市や地域の課題 解決 につながり、 暮らしの在り 方 を 大 き く 変える可 能性 を 秘め ていま す。 私達 は、こうした実 装力 と 事業 化への 推 進 力 に期 待し、未来をともに拓いていきたいと 考 えています。 NES 株式会社 取締役/GP 石 川 智明 T omoaki I shikawa
  31. YADOKARI HISTORY YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 38 これまでのYADOKARIの歩み 2011

    年に起きた東日本大震災をきっかけに、「住まう」を問い直す活動を始めたことで誕生したYADOKARI。2023年には 会社化10周年の節目を迎え、振り返ればこれまで様々なの人々との出会いや支えにより、WEBメディア発信、地域やまちづ くりに関わるプロジェクトへの参加、念願のタイニーハウス開発など、暮らしにまつわる様々な活動を展開してきました。 05
  32. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 39 会社化を行い、本格的に活動を開始。「人生はクリエイ ティブだ。僕らは湧き上がる好奇心に従う勇気を持って いるだろうか?もっと人と繋がりたい。もっと文化に触 れたい。もっと世界中を旅したい。もっと自分を信じた

    い。僕らは、凝り固まった心と体をぶち壊し、明日をつ くっていく力を秘めたアーティストだ。あなたの好奇心 はなんですか?悔いのない今を、一瞬を。」というマ ニュフェストを設定し、WEBメディアを活用した発信 を中心に、「ミニマルライフ」、「可動産」、「他拠点 居住」など、新たな暮らしの提案をスタート。 YADOKARIの活動の原点となったFacebookページを開 設。心踊る世界中の暮らしや住まいにまつわる事例を投 稿開始。その後、活動に共感する多くのライターや編集 者と共に、多拠点居住 、スモールハウス、モバイルハ ウスについて発信するWebメディア「未来住まい方会 議」を開設。様々な有識者との対談やYADOKARIとして の問いの投げかけなど、事例紹介に止まらない価値観や 考え方の発信を通じて、価値観や考え方の発信を通じ て、多くのファン・共感者が集まり、活動の成長に繋が りました。 YADOKARI合同会社を立ち上げ、 暮らしを問い直す活動を開始 「YADOKARI Facebookページ」 「未来住まい方会議」の開設 YADOKARIを創業 悔いのない今を、一瞬を Founding 2013
  33. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 40 創 業 か ら

    1年 の 間 に YADOKARI Facebookペ ー ジ が 「 50,000」 い い ね を 突 破 し 、 ま た 、 YADOKARIサ ポ ー ターズが「1,200人」を突破。また、「ホームセンターで 売っているような物置ではなく、デザイン性の高い小屋 を自分たちの手で作れないだろうか。」という思いで、 住 ま い の 最 小 単 位 と な る 小 屋 を 作 る 大 人 の 部 活 「YADOKARI小屋部」が発足。30棟以上の小屋を手がけ た。自治体・企業・地域復興を目指す人々など全国から の様々な依頼にも応え、様々な場所でワークショップ形 式の小屋作りを展開。その他にも、小商部や園芸部が活 動を始め、コミュニティ活動が加速しました。 「 日本 の 遊休不 動 産 、 空き家問題 に 新 たな 価値 と 選択肢 を」をテー マ に、 低予算 で 数百万円 から 探せ る地 方 物 件 情報 を 紹介 するサイ ト 「 休日不 動 産 」を 共同メ ディ ア と して 株 式 会社CityLights T ok y o 共 に 運営 を開始。「2地域 居 住やシ ェア別荘 の 実践者 インタ ビ ュー」、「 リノベ ー ション・DIY住 宅 の 事例紹介 」などのコンテン ツ を 充実 させ 、 不 動 産 の “ハ コ ” そのものの ス ペック 的価値 だけで はなく、 新 たな住まい 方 ・ 暮 らし 方 の体 験 、 繋 がりに 重 点 を置いた 提案 を 実施 。 “あ たらしい 別荘=ゆ たか さ を 育 てる住まい 方 ・ 暮 らし 方” という 切 り 口 で こ れまでにない 豊 か さ の発 信 を 行 いました。 YADOKARIサポーターズが発足し、
 小屋部などの部活動がスタート 株式会社Citylights Tokyoと 「休日不動産」を共同運営開始 コミュニティの力で拡がる活動 共に創る喜びを知る COMMUNITY 2014
  34. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 41 YADOKARIがウェブメディア「未来住まい方会議」で世 界中のスモールハウスを500件以上紹介してきた実績を 元に、日本の新しい住まい方の選択肢となるスモールハ ウス「INSPIRATION」の制作を開始。「本当の豊かさ

    とは何かに目を向け、物質的に豊かな世の中で無駄なも のを削ぎ落とし、できるだけシンプルに生きる。ミニマ ルで洗練された空間の中でクリエイティブなインスピ レーションを得るための小さな家」をテーマに空間を設 計。クラウドファンディングを用いてファンと共に作り 上げました。 初 の 著書 として、日本で「 タ イニーハウス」「モ バ イル ハウス」を 利 用した小さな 暮ら しを おくっ ている 人々 の 実 践集 めた「アイ ム・ ミニマリス ト 」 (三栄書房) と、 新しい 形 のミニマルライフの 事例 を 集 めた 自費出版 のリ ト ルプレス「 月極 本 - ニ ュ ーミニマル」を 出版 。 月極 本 は そ の 後 、「 幸せ な 死 に方」をテーマに、 様々 な 終 の住 処 にフ ォ ー カ スした「 月極 本 2 」、「 好 きな お金 、 嫌 い な お金 」をテーマに、 金融やパ ーマ カ ル チャ ーな ど多角 的な 立場 か らお金 を 考え る 有識者達 との 対談 をメインに した「 月極 本 3 」な ど 、 継続 的な 出版 を 行っ ていま す 。 250万円の移動式タイニーハウス
 「INSPIRATION」発表 著書「アイム・ミニマリスト」、
 「月極本 - ニューミニマル」を出版 はじめてのタイニーハウスが完成 好奇心をついに形にする curiosity 2015
  35. 2016 YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 42 元駐車場の土地を移動可能な動産・タイ二ーハウスや DIYで作る屋台などを利用したイベントスペース&オー プンカフェキッチン施設「BETTARA

    STAND 日本橋」を オープン。“街と一緒に創る・コミュニティビルド” を テーマとして掲げ、施設そのもののDIYワークショップ から商品・各種イベント開催まで、まちづくりに関連す る実験的な取り組みを多数開催。また、全国のリトルプ レスを集めたBook Gallery「はじまりの本屋」なども併 設し、訪れる人たちが新しい暮らしの一歩を踏み出すよ うなきっかけ創りにも力を注ぎました。 好きなライフスタイルをインストールできるタイニーハ ウス・小屋「THE SKELETON HUT」YADOKARIと鎌倉 の不動産・建築事務所エンジョイワークスとのコラボ レーションにて企画・設計・施工・販売をトータルプロ デュース。「スケルトンハット」と名付けられたこの小 屋は、木の板を外壁に貼ったボックス型の躯体の中に、 自由につくれる内装を持ち、何度でもスケルトンの状態 へリセットできる可変性が大きな魅力。最小限の居住機 能を備えたLargeには大人2人と子ども1人まで暮らすこ とも可能なミニマルな住まいとなりました。 可動産を活用したイベントスペース
 「BETTARA STAND 日本橋」オープン 小屋「THE SKELETON HUT」を
 株式会社エンジョイワークスと共同開発 タイニーハウスを活用した施設を開始 ”まち”や”地域”と向き合う cHALLENGE
  36. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 43 タイニーハウスやちいさな暮らしを知る・体験する・購 入 す る

    ・ 実 践 す る た め の 日 本 初 の WEBメ デ ィ ア 『TINYHOUSE ORCHESTRA』をオープン。「JOURNAL & MEDIA( 知 る ) 」 「 TRY & STAY( 体 験 す る ) 」 「BUILD & LIVE(実践する)」の3つのカテゴリーを 軸に構成。タイニーハウスに関する基本情報(種類・価 格・設備・土地・メリットデメリット)をはじめ、国内 外の事例、書籍や映画の紹介、住まい方や働き方に関す るイベントや、タイニーハウスセルフビルドなどのワー クショップ情報を発信しました。 理想 の「 小 さな 家 」 が現 実になる、日本初のタイニーハ ウスデ ザ イン コ ンテストを 山梨県小菅村で スタート。 限 界集落人口約750名 の 小菅村で次 の 世代 の 新 しい住まい や 文化 を発信する こと を 目的と し て開催 。 参加者か らタ イニーハウスのデ ザ インを 公募 し、 最優秀賞 を 受賞 した 作品 は実 際 に 村 内に 建築 さ れ る 取り組みで 、実 際 に 建築 さ れ た 受賞作品 は 移 住 者用 の住 宅等と し て活用 さ れて い る。 2021年で5回目 を 迎え 、 世界中 の 子 ど もか ら 高齢 の 方ま で2000件以上 の 応募作品が集 ま り 、 全 国 より未来 志向 のまち づくり の事例 と し て注目が集り ました。 小さな暮らしの専門サイト
 「TINY HOUSE ORCHESTRA」開設 タイニーハウスデザインコンテストを 山梨県小菅村と共同開催 タイニーハウス文化の機運を高める 新たなメディア活用にチャレンジ SPREAD 2017
  37. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 44 京急電鉄と連携し、日ノ出町エリアの魅力向上や活性化 を 目 的

    と し た 、 高 架 下 複 合 施 設 「 Tinys Yokohama Hinodecho 」オープン。全5棟の車輪付きタイニーハウ スから構成され、全てコンセプトやインテリアが異な るTinys Hostel、様々なフードを楽しめるLiving Hub、 水上アクティビティ拠点であるPaddlers+の3つの個性 を持ち、地域に開かれた施設として運営を開始。住まい 方、働き方、食、地域など様々なライフスタイルに関連 したイベントをはじめ、地域に紐づいた、日ノ出町黄金 町エリアならではの魅力をさまざまな視点で表現し、ま ちの魅力発信にも力を注ぎました。 BETTARA STAND 日本橋で店長とスタッフを務めてい た、くまがいけんすけと柴田大輔を中心に「はじまり を、はじめる」をコンセプトとした「はじまり商店街」 が誕生。地域活性・コミュニティビルディング・施設運 営の知見・強みを活かして、プロジェクトの企画・運営 プロデュース、地域活性化・まちづくり支援、関係人口 創出、場の企画・運営、コミュニティ形成を目的とした イベント・ワークショップなどを展開。地方自治体・観 光協会・地域の生産者などとの繋がりを大切にして、年 間100本以上のイベントやワークショップを開催し、日 本各地の様々な地域で活動を広げました。 日本初高架下タイニーハウス複合施設
 「Tinys Yokohama Hinodecho 」開業 地域活性化や賑わい支援を担う、
 子会社「はじまり商店街」が設立 本拠地を横浜に移転。新施設を起点に 地域活性化にまつわる取り組みが始動 MOVING 2018
  38. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 45 全ての人が空き家を楽しめるプラットフォーム「カリア ゲJAPAN」を運営する株式会社あきやカンパニーと連 携し、日本中の使われなくなった空き家物件を「100均 物件」として掲載、活用方法を創造し、利用者とマッチ

    ングするプラットフォーム「空き家ゲートウェイ」を開 設。「空き家の100均物件」をキーワードに「100円物 件」と「100万円物件」の2つの金額帯に絞り、物件情 報を掲載。空き家のネガティブな印象をポジティブなも のへと変え、不動産価値がつかない物件に新たな価値を 提供することを目指す。 三重県志摩市 と コ ラ ボレ ー ショ ンし、 志摩市 の オ ート キ ャ ンプ 場 に Y A DOK A RI が提 案 した新 型 の オ フグリッド タ イニー ハ ウ ス 「 Tinys.mobi 」を設 置 。 (ベ ー ス車両 はRoomette を使用。 ) 設 計事務所 P uddle の 加藤匡毅さ ん と開 発 を 行 ったこの タ イニー ハ ウ スは 、 車両重量 を 75 0 kg以下 に 抑 えること で 、 牽引免許 なしに 移 動 可能 な のにも 関 わ らず 、 内部 に シャ ワー、トイ レ等 の 水回 り と、 大 人 4 人が 寝 ることも で きるインテリアや設 備 が 備 え ら れて お り、 自然豊 かな 志摩市内 を 移 動しなが ら 楽し み 、 宿泊 することが で きる 仕様 となり ま した。 「空き家ゲートウェイ」を 株式会社あきやカンパニーと共同運営 オフグリッドタイニーハウス 「Tinys.mobi」を発表 様々な地方自治体と共に、 暮らしの地域課題に取り組む LOCAL 2019
  39. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 46 2020年を第二創業期と捉え、事業の拡大を目的に、第 三者割当増資・資本業務提携を実施。事業拡大のための サービス拡充や人員増強を行い、組織体制を強化すると ともに、事業成長を加速させた。引受先は、木造耐震設

    計事業において高度な構造計算と、独自の建築システム 「SE構法」により全国の工務店を通じて、住宅から中 大規模木造建築物を提供する株式会社エヌ・シー・エヌ で、経営戦略・事業開発のエグゼクティブアドバイザー としてエヌ・シー・エヌ 代表取締役社長 田鎖郁男さん が就任しました。 新型コロナウ イ ル ス 感染 拡大に 伴 い、 リモ ー トワ ークや 在 宅 勤 務が加速し、大 きく変 化した 価値観 や 多様 な ラ イ フ ス タ イ ル を 叶 えるため、 カ ーサ・ プロジェ ク ト 、 松尾 建設、 そ して YADOKARI が 手 を組 み 、 ”移動 と 居 住の 両 方 を 叶 える ” をテー マ にした トレ ー ラ ー ハウ ス「 mobile casa(モ バイ ル ・ カ ーサ ) 」を発表しました。 移動 自 由 な 居 住 空間 は、 セカン ド ハウ スから 緊急時 の 避難所 、 リモ ー トワ ークの 拠点 まで、さま ざ まな 使用例 で 私 た ち の 暮 らしに 新 たな 価値 をもたらす 暮 らしの 多 目的 ツ ー ル となりました。 事業拡大のため、 第三者割当増資・資本業務提携を実施 「casa mobile」をカーサ・プロジェクト、 松尾建設と共同開発・発表 ビジョン・ミッション・バリュー発表 「世界を変える、暮らしを創る」 Second period 2020
  40. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 47 UR都市機構との連携の下、東京都町田市にある「鶴川 団地」において、団地住民や町田市民、そしてそれらを 繋 げ

    る 為 に 新 た に 団 地 に 住 ま う 「 コ ミ ュ ニ ティ ビ ル ダー」を中心に、団地の魅力を創造・発信する取り組 み、「未来団地会議 鶴川団地プロジェクト」を開始。 新型コロナウイルス感染拡大の影響によりコミュニティ の課題が深刻化した団地を舞台に、コミュニティビル ダー自らイベントなどを企画したり住人とコミュニケー ションを取り、主体的に団地住民や町田市民を繋げる仕 掛けを行いました。 一般社 団 法 人 横浜 みなとみらい 21 、 国立 大 学法 人 横浜 国立 大 学 、 三菱 地 所 との連携の も と、 グラ ン モ ール 公園 ヨ ー ヨ ー 広場周辺エリア を 活用 し、 “ 新しい 働き方 をう み だ す 空間 の創 出” を 目指 した 実証実験 を開 催 。「新し い発 想 ・ ひ と・ 問 い・ 好奇 心に 出 会う」をテー マ に、 利 用 する人の 好奇 心を 刺激 するような、 空間 ・ ワ ークス ペ ースを 設置 しました。自 分 が 働く姿 を魅 せ るた め の舞 台として、「 働く 」を 想起させ る ワ ーク デ スク 既製品 に 対 しビビ ッ ト カラ ーを 採用 し、 既成概念 を 払拭 する 視覚 的なし か けを 施 しました。 UR都市機構と共に「未来団地会議」 鶴川団地プロジェクトがスタート 働くを、魅せる。ニューノーマル時代の 屋外実証実験「Vivid worker’s place」 コミュニティビルダーによる 地域活性化の取り組みが各地で加速 renovation 2021
  41. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 48 ニューノーマル時代の新しいライフスタイルとして「タ イニーハウスでの暮らし」をより多くの人に届けるた め、機能的かつシンプルにすることでコストを最大限抑 えながらも、ダイナミックで外とのつながりを感じるこ

    とができるデザインの20ftオリジナルタイニーハウスを 発表。機能的かつシンプルにすることでコストを最大限 抑えながらも、大きな窓でダイナミックさを表現。まる で一枚の大きな絵画のように、外の景色を縁取り、タイ ニーハウスの中にいながらも、外とのつながりを感じら れるデザインとしました。 株式会社泰有社と共に、横浜市南区の「弘明寺」にある GMビルの1フロア(397㎡)をリノベーションした、創 造性を刺激する仕掛けが散りばめられた住まいをオープ ン。住人は選考により決定し、1年で卒業。限られた期 間で仲間とともに自身のクリエイティブを磨き上げる時 間を過ごします。個性豊かな仲間との関わりや、 YADOKARIに人生相談ができる「タイマン制度」、1年 間磨き上げたクリエイティブを思いきり表現する集大成 となるイベント「ゼロフェス」など、自己と向き合い挑 戦するための様々な仕掛けが散りばめられています。 新タイニーハウスシリーズ 「Tinys INSPIRATION」発売 1年間限定の共創型コリビング 「ニューヤンキーノタムロバ」オープン タイニーハウス事業が本格的に始動 もっと身近な暮らしの選択肢へ production 2022
  42. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 49 可動産で巡る超ディープなローカル旅「DOSAN(旧:動 く〇△▢)」の実証実験を、JR 東日本スタートアップ株 式会社、株式会社鈴廣蒲鉾本店、成田国際空港株式会社

    との連携の下で実施。神奈川県真鶴町、神奈川県小田原 市、千葉県成田市をはじめ、日本各地を舞台にタイニー ハウスの活用で地域の未活用地を特別な滞在拠点に変 え、超ローカル体験を織り交ぜたツアーを実施。既存の 価値では、とどまれない・体験できない・交われないと された地域資源や現地の人々や暮らしをも「動」くもの を活かして接続しその地域ならではの特別な時間を紡 ぎ、感「動」を生み出していきます。 相模鉄道本線(横浜市保土ヶ谷区 星川駅~天王町駅)の 鉄道高架化により創出された全長約1.4㎞の高架下を「生 きかたを、遊ぶ」というコンセプトのもと企画開発を進 めてきた「星天qlay」が開業。人を起点としたまちづく りをテーマに、様々な取り組みをスタートさせました。 また、同施設内に「食」「働」「癒」×「暮らし」が融 合した、新たな自分と生き方の選択肢を探求・挑戦でき る22戸のシェアハウス「YADORESI」もオープン。小商 いやギャラリーとして、自己表現や地域との接点となる 「はなれマド」やコミュニケーションやつながりをサ ポートする「コミュニティビルダー」が特徴です。 可動産で巡る超ディープなローカル旅 「DOSAN」の実証実験を実施 「生きかたを、遊ぶ」星天qlay・ シェアハウス YADORESI オープン タイニーハウス×エリアイノベーション 可動産を活用した、暮らしの探究 exploration 2023
  43. YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 50 「YADOKARI VILLAGE」は、土地の事業者とタイニーハ ウスの運用をシェアできるサービスです。遊休地・別荘 地、キャンプ場やグランピング施設等の民間事業者・自

    治体が所有する土地にタイニーハウスを設置し、管理運 用をYADOKARIが担当。オーナーは契約で定めた範囲で 法人・個人利用でき、それ以外は宿泊施設として貸し出 すことで、収益を得る事ができます。第一弾は浅間山北 麓の一帯に位置する群馬県吾妻郡にある別荘地帯、プリ ンスランドの敷地内に誕生。広大な自然に囲まれ大切な 人とゆっくり過ごすことのできる拠点が生まれました。 自治体と 連携 した地 域創 生・ま ちづ くり 支援 、 市街化調 整区域 や 耕作放棄 地な ど の 建築不可 の土地の 活 用・収益 化 に も注目 が 集 まるな か で、 公共空 間・ 団 地・遊休地に て 可動産 を 活 用した エ リア 開発実証実験(PoC) に も注 力 を 開始 。YADOKARIが 創 業 から培 ってきた地 域創 生・ ま ちづ くり 支援 の ノ ウハウを 活か し、 従来 の 観光 の 枠 に と らわ れな い 「 可動産 」 × 「宿泊・ マ イ クロツ ーリ ズ ム 」 から 「 移住 ・定 住 」の 接 点となる コミュ ニ ティ ビ ル ディ ングサービスを自 社 事業「YADOKARI VILLAGE」と の 連携 しなが ら多方面 で 実 施して い きます。 タイニーハウスを所有・共有・収益化 できる「YADOKARI VILLAGE」始動 地域創生、新たなエリア開発に向けた 「可動産活用・実証実験(PoC)」 暮らしと生きるの改革へ 新たなパーパス、 「生きるを啓く」 reformation 2024
  44. 参加者がチームを組んで、組織における現実の課題に対する解 決策を考え、 実行していくことで、 個 人・組織の学習する力 を向上させる学習法。 個人の能力開発(理解力・思考力・学習 能力・問題解決力)、 学習する チーム・組織の構築、チーム・

    組織が直面する課題解決、 リーダーシップの育成などに寄与で きるプロ グラムを実施しています。 YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 53 個とチームの 成長強化に向けた 全社教育研修 アクションラーニング action learning
  45. YADOKARIの 裏 側 を お 届 け す る Podcast「

    YADOKARI RADIO」。毎回、社内のさまざまなゲストを迎え、創業ヒスト リーや新入社員のインタビュー、日常のエピソードなどをたっ ぷりお届けします。キーワード:タイニーハウス、ミニマル、 移動、食・農、自然、循環・オフグリッド、空き家、小商、働 き方 、コミュニティ、関係性、まちづくり、お金、DIY、セル フビルド、アート、カルチャーなど。 YADOKARIの裏側と 頭の中をお届けする オリジナル番組 YADOKARI CULTURE DECK 世界を変える、暮らしを創る。 @2025 55 YADOKARIラジオ YADOKARI RADIO