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AI駆動開発のさらにその先へ / Beyond AI-Driven Development

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February 26, 2026

AI駆動開発のさらにその先へ / Beyond AI-Driven Development

弥生株式会社 もくテク
AWS re:Invent 2025 参加報告会(2026/02/26)
https://mokuteku.connpass.com/event/383715/

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February 26, 2026
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Transcript

  1. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved. 2026.02.08 弥生株式会社

    伊藤 康将 エンジニア AWS re:Invent 2025で仕入れた開発全体のリードタイムを短縮する方法をさっそく やってみた。
  2. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  

      2 ※AWS re:Invent 2025 - Introducing AI driven development lifecycle (AI-DLC) (DVT214)
  3. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved. 1. AIを使って開発するのは前提である

    2. プロトタイプ作成と合意形成 目次 index 3. 実際にやってみた 4. 課題
  4. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  

    AIを使って開発するのは前提である 5 これは当たり前
  5. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved. AIを使って開発するのは前提である 7

    要件 仕様 設計 実装 テスト リリース ここは速いが・・、他は?
  6. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  

      AIを使って開発するのは前提である 8 合意形成に時間がかかる
  7. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved. プロトタイプと合意形成 10

    要件定義 仕様検討 UI/UXデザイン  今まで  ウォーターフォールとアジャイルで若干の違いはあると思うが、各フェーズでミーティング、調整、 ラリーが発生。  複数チームがかかわると特に大変 レビュー、調査、調整 や差し戻しなど。待ち 時間が大量に発生
  8. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  チーム間の調整は大変だし、かなり時間を使うが・・・

    プロトタイプと合意形成 11 これは開発の本質なの だろうか??
  9. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  合意形成も爆速でできないか?

     AI時代において新しいやり方はないのか? プロトタイプと合意形成 12 あるかもしれない!
  10. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved. プロトタイプと合意形成 13

    意思決定者が全員集まる アイデアを出し合う その場でプロトタイプ作る 操作&修正を繰り返す 仕様書に落とし込む レビュー 合意 これを全部一日でやりきる ※AI-DLCでのInception フェーズに近い
  11. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  認識齟齬が発生しにくいはず

     プロトタイプを作ることで静止画を使うよりも圧倒的に解像度が高いはず  仕様書をマークダウンで書けばそのままAIを使った開発・テスト設計に持ち込める はず プロトタイプと合意形成 14
  12. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  対象サービス

     スマート証憑管理(Webサービス)  使用エディタ  Cursor ※エディタはAIが使えれば何でもよい • Cursorは対象サービスのプロジェクトを開いておく • あらかじめgitの作業用ブランチ作っておく  開発環境  ローカル  AWS環境 (ある程度形になったら皆が触れるようにクラウド上にデプロイ)  ビデオチャットでPC画面を共有 実際にやってみた 16
  13. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  進め方

     エンジニアがローカルでCursorやDockerを起動  エンジニアのPC画面をビデオチャットで共有  アプリの画面を皆で眺めながら議論  エンジニアは即座にプロンプトに打ち込みプロトタイプを作成&修正  ある程度形になったらAWSへデプロイ 実際にやってみた 17 エンジニアはプロンプト打ちつつ議論に 参加するのでちょっと忙しい
  14. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  「合意済みの仕様書」が期待する成果物

     プロトタイプ作成で生成されたソースコードはあくまで合意のためのものなので全部捨てる 実際にやってみた 18
  15. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  参加者の役割

     プロダクトマネージャー  プロジェクトマネージャー  テストエンジニア  カスタマーサポートチーム  エンジニア(自分) 実際にやってみた 19 初めての取り組みだっ たので関係ありそうな 人に全員声かけた
  16. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  始める前の状態

     仕様はあまり固まっていない  UIを考えていない  下調べはほとんどしていない 実際にやってみた 20 漠然とした要求がある状態で開始
  17. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  アイデアを一旦AIに出させる

     何をやりたいかを伝える  既に制約等がある場合はその制約やソースコードもAIに読み込ませると調子がよい  AIに仕様のたたき台を作らせる  docs/[フォルダ]/仕様.md のようなファイルを作成  PlanモードでもAsk/Agentモードどちらでもよい(このときはAsk/Agentモードでやった)  思いつきでもよいので即座にプロトタイプを作る  深い議論をするよりも作ってしまうのがお勧め  ソースコードは捨てるので見ない 実際にやってみた 21
  18. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  AIが結構いいUIを作ってくれる

     そのUIをベースに議論ができる  実際に動くものなのでAWSにデプロイすることで皆操作できる  実際に操作すると新しい意見が出てくる  参加者がそれぞれの観点で提案・コメントをする  仕様を練る上で非常に重要  穴が少なくなる  AIなので即座にプロトタイプを修正できる  意見も出やすい  エンジニアは非機能要件をその場で判断して提案する 実際にやってみた 22
  19. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  最終的な仕様書はAIに書かせた

     どこの画面の何をクリックしたら何が出てきて・・・という粒度のもの  皆でレビューし合意に至った 実際にやってみた 23
  20. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  合意形成にかかった時間

     4~5時間 • 同規模の機能開発では恐らく過去最速の合意形成  今までのやり方であれば合意に至るまでに2~3週間かかった • ほぼ待ち時間 • 手戻りも発生していた可能性あり 実際にやってみた 24 チームでこの方式を継続してみることになった
  21. © 2026 Yayoi Co., Ltd. All rights reserved.  銀の弾丸ではない

     すべての開発に適用できるとは思えない  人を集めるのが大変  人選は意思決定に関わる最小人数が好ましい  AIからの返答を待ってる微妙な間がある  何やるかは模索中  事前調査や準備が必要な場合は?  内容によっては調査や準備が必要な場合もあると思うが、どう運用するかは今後の課題  参加メンバーは高い専門性が求められる  例えばエンジニアであればシステムを深く理解している必要がある  若手の育成  上流は意思決定者がおこない下流はAIがやるため若手に適切なタスクを用意しにくい  とても楽しいがとても疲れる 課題 26