オブザーバビリティを獲得するとなったとき、テレメトリーシグナルを保存・可視化するバックエンドが注目されがちですが、同様にシグナルを取得するための計装も重要です。昨今のPrometheusやOpenTelemetryの普及により計装そのものの重要性は認知されるようになってきましたが、一方でシグナルの相関はまだあまり多く語られていないように思います。本セッションでは、テレメトリーシグナルの相関について解説し、「第一原理からのデバッグ」という考え方を踏まえながら、それがトラブルシューティングの際にどのように役立つのかを解説します。またテレメトリーシグナルの相関がオブザーバビリティバックエンドでどのように可視化されるのか、実例も踏まえて紹介します。