Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
入門!AWS Blocks
Search
Yosuke Suzuki
June 20, 2026
Technology
210
1
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
入門!AWS Blocks
Yosuke Suzuki
June 20, 2026
More Decks by Yosuke Suzuki
See All by Yosuke Suzuki
amazon-connect-voice-3methods-LT-editable
ysuzuki
0
21
Amazon Connect Customer で日本語要約試してみた〜 標準機能 vs カスタマイズ、どこまでできる? 〜
ysuzuki
0
36
Amazon Connect の MCP Server を作ってみた話
ysuzuki
0
41
Jr. Champions 活動振り返り
ysuzuki
0
52
New CBs New Challenges
ysuzuki
1
230
業務報告書の添削エージェントを作った話
ysuzuki
0
170
文章添削AIエージェントを作ってみた話~CBs選出1発目の発信が学会発表だった件~
ysuzuki
0
70
「少し気になる」 Amazon Connect
ysuzuki
2
91
失敗から学ぶAmazon Connect の フロー開発について
ysuzuki
1
71
Other Decks in Technology
See All in Technology
AWS Summit 2026で見えたSIerにとっての Amazon Quickの位置づけ
maf_0521
0
160
金融の未来を考える / Thinking About the Future of Finance
ks91
PRO
0
150
Agentic AI 時代のテスト手法: Kiro とはじめるプロパティベーステスト (AWS Summit Japan 2026 | DEV212)
ymhiroki
0
200
『AIに負けない』より『AIと遊ぶ』」〜ワクワクが最強のテスト・QA学習戦略_公開用
odan611
1
370
プライバシー保護の理論と実践
lycorptech_jp
PRO
1
240
CSに"SLO"は要らない、経営層に"99.9%"は伝わらない - SREを全社に"翻訳"する3原則
cscengineer
PRO
0
140
勉強会企画をアプリで構造化してみた 〜そこで見えた、AIとの付き合い方〜 / I've structured a study group plan using an app.
pauli
0
300
デジタル・デザイン:次の50年を描く「進化する青写真」
y150saya
0
800
事業価値を⽣み出すSREへ SREが担うべき意思決定の5層
kenta_hi
0
140
記録をかんたんに、提案をパーソナルに ── AIであすけんが目指すもの
oprstchn
0
130
【FinOps】データドリブンな意思決定を目指して
z63d
3
600
なぜ私たちのSREプラクティスはなかなか機能しないのか 〜システムより先に組織を見る〜 / Why our SRE practices aren't really working
vtryo
0
170
Featured
See All Featured
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
123
22k
The Mindset for Success: Future Career Progression
greggifford
PRO
0
380
Claude Code のすすめ
schroneko
67
230k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
29
4.3k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
PRO
201
75k
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
75
12k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
32
3k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
16
2k
Making Projects Easy
brettharned
120
6.7k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
234
17k
Claude Code どこまでも/ Claude Code Everywhere
nwiizo
65
56k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
515
110k
Transcript
入門! AWS Blocks アプリを書けば、インフラが付いてくる 〜 IfC 入門 〜 2026/06/20 鈴木陽介
体調不良により、現地参加が厳しくなりオンラインでの発表となります 突然のご連絡にも関わらずご対応いただき本当にありがとうございます JAWS-UG 山梨 2周年おめでとうございます!
自己紹介 鈴木 陽介(アマコネ芸人) ◆所属:株式会社ウフル ◆業務内容 ・お客様窓口(コンタクトセンター)の構築 ◆好きなサービス ・Amazon Connect Customer
, AWS CDK ◆最近触っているサービス ・Amazon Quick , Amazon Bedrock AgentCore
発表について <話すこと> ◆AWS Blocks の概要 ◆IfC(Infrastructure from Code)とIaC(AWS CDK)との違い ◆実際に触ってみた(ローカル実行
→ クラウドデプロイまで) <話さないこと> ◆他のIfCについて ◆サービスの細かい仕様・料金・制限・本番運用の作法など ※発表されてから1日触ってみての所感となります。
AWS Blocks ってなに?[1] 一言でいうと ◆アプリのコードを書くだけで、必要なAWSインフラが自動で用意される新しい開発体験 ポジション ◆アプリ開発フレームワーク ◆インフラ定義に時間を取られず、アプリのロジックに集中できる キーワード ◆Infrastructure
from Code(IfC) → 次のスライドで解説 発表・リリース状況:発表=6月17日 現在=プレビュー版 OSS: https://github.com/aws-devtools-labs/aws-blocks [1]What is AWS Blocks?: https://docs.aws.amazon.com/blocks/latest/devguide/what-is-blocks.html
IfC(Infrastructure from Code)とは ざっくりと ◆アプリのコードから、必要なインフラを「推論」して自動生成する考え方 開発者の体験 ◆「欲しい機能」単位でコードを書く(リソース選定が不要) ◆ツールがDB・キュー・関数などの必要リソースを判断して用意 ポイント ◆IaC(インフラを明示的に宣言)の“一段上”の抽象化
◆CFn < CDK < Blocks (IfC) ◆記述量が激減し、インフラとアプリの乖離が起きにくい 代表例:Wing / Encore / Ampt … AWS Blocks も同じ系譜
IaC との違い 〜 (CDKとの比較)〜 観点 AWS CDK(IaC) AWS Blocks(IfC) 書くもの
インフラ構成(Construct)を自分で定義 アプリのコードが中心 インフラ 明示的に「宣言」する コードから「推論」し自動生成 生成物 synth → CloudFormation CDKコンストラクトを生成 → CloudFormation アプリとの関係 インフラとアプリは別コード アプリ中心、インフラは自動で付随 強み 作られる物が明示的・制御しやすい 開発時は完全ローカル(AWSアカウントも不要) 記述量が少なく立ち上がりが速い ポイント:両者は排他ではない。Blocks は CDK の置き換えではなく “CDK の上に乗った高レベル抽象” Blocks アプリは CDK アプリであり、必要なら CDK に降りて直接リソースを設定できる
AWS Blocks :開発フロー ①コードを書く アプリのロジックを書く ②自動で解析 必要なリソースを推論 ③ローカル実行 クラウドをエミュレート して即確認
④デプロイ 1コマンドで本番AWSへ
触ってみた① はじめ方(プロジェクト作成) 4コマンドで開発スタート $ npm create @aws-blocks/blocks-app@latest my-app # 雛形を作成
$ cd my-app $ npm install # 依存をインストール $ npm run dev # ローカルで起動 → ブラウザで確認 公式リポジトリ:github.com/aws-devtools-labs/aws-blocks ※ Node.js(npm が使える環境)が必要。
触ってみた② ローカル実行 $ npm run dev > http://localhost:3000/ Todo リストに飛ぶ
(主な構成: 認証・リアルタイム同期・DB)
触ってみた③ サンドボックスデプロイ 開発中は“自分専用”のクラウドへ即デプロイ ◆ 開発者ごとに隔離された環境(本番や他人に影響しない) ◆ 実際のAWS上で確認できる(ローカルとの差異が出にくい) ◆ 保存すると数十秒で自動反映 →
高速イテレーション ◆ 使い終わった環境はすぐ破棄できる $ npm run sandbox # サンドボックスにデプロイ(バックエンドのみ) $ npm run sandbox:destroy # サンドボックスを削除
触ってみた④ 本番デプロイ 検証OK → サンドボックス環境へデプロイ $ npm run sandbox #
サンドボックスにデプロイ(バックエンドのみ) $ npm run sandbox:destroy # サンドボックスを削除 $ npm run deploy 本番フルデプロイ(フロントのホスティング込み)
まとめ 今日のポイント ◆AWS Blocks = IfC(Infrastructure from Code)を実現する新しい開発ツール ◆IaC(CDK)は「インフラを書く」、IfC は「アプリを書けばインフラが付いてくる」
– ただし排他ではない。Blocks は CDK の置き換えでなく“CDK上の高レベル抽象”(必要なら CDK に降 りられる) ◆完全ローカル実行 → サンドボックスデプロイ→本番デプロイ まで同じコードで実行可能 向いてる場面 ◆素早い検証・PoC / 小〜中規模 / インフラに詳しくない人 まずは ◆小さく触ってみよう!(最新情報は公式ドキュメントを参照ください ) ※ プレビュー期間なので仕様が大幅に変更される可能性があります。