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【2023】SWR vs TanStack Query
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ytaisei
September 25, 2023
Technology
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【2023】SWR vs TanStack Query
We Are JavaScripters! @42ndにて登壇した際の資料。
2023年度におけるSWRとTanStack Queryの比較を行いました。
ytaisei
September 25, 2023
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Transcript
早稲田大学4年 安井大晟 【2023】 SWR vs TanStack Query
01 自己紹介 Table of contents 04 キャッシュの比較 02 interfaceの比較 05
03 機能面の比較 まとめ
自己紹介 01
2019年:早稲田大学教育学部入学(元教員志望) 2021年:42Tokyo入学 2022年:エンジニアを目指し休学 2023年:フロントエンドでキャリアをスタート 安井大晟(たいせー)
interfaceの比較 02
TanStack Query SWR
TanStack Query SWR • キャッシュ識別のためのkey • データ取得のための非同期関数
機能面の比較 03
TanStack Query
SWR
SWR 扱える非同期の状態が圧倒的に違う
とはいえ数が多いことの辛さもある...
メジャーバージョンアップでの破壊的変更
onSuccess系オプションの廃止😩 注意)useMutationは廃止されない
staleTimeが関係している 前提:staleTimeをInfinityに設定した場合 1. useQueryでデータを取得 → キャッシュに保存 2. 再度useQueryが呼ばれるが、キャッシュが存在するのでデータを返却 3. キャッシュがfreshなのでqueryFnが呼ばれない
4. 結果的にonSuccess系オプションが発火しない
staleTimeが関係している 前提:staleTimeをInfinityに設定した場合 1. useQueryでデータを取得 → キャッシュに保存 2. 再度useQueryが呼ばれるが、キャッシュが存在するのでデータを返却 3. キャッシュがfreshなのでqueryFnが呼ばれない
4. 結果的にonSuccess系オプションが発火しない キャッシュがfreshの時と、そうでない時で 結果に差分が生まれてしまう。 例)onSuccessで setStateやデータ変換をしていた場合は ...
useQueryでonSuccess系のオプション使っ てるコードよく見る😢
TanStack Queryの豊富な機能は大きなメリットだが、メ ジャーバージョンアップでの破壊的変更に 追従していく覚悟は必要
キャッシュの比較 04
TanStack Queryのキャッシュ管理 • staleTime ◦ キャッシュをstale(古くなったとみなす) 状態にするまでの期間 ◦ デフォルト:0 •
cacheTime ◦ キャッシュをガベージコレクション(メモリ領域の開放)するまでの 時間 ◦ デフォルト:5分
TanStack Queryのキャッシュ管理 • staleTime ◦ キャッシュをstale(古くなったとみなす) 状態にするまでの期間 ◦ デフォルト:0 •
cacheTime ◦ キャッシュをガベージコレクション(メモリ領域の開放)するまでの 時間 ◦ デフォルト:5分 キャッシュの生存期間を厳密に指定できる (SWRには無い)
まとめ 05
SWR vs TanStack Query SWR • 必要最小限の状態を提供 • シンプルな設計 TanStack
Query • 豊富な非同期の状態を処理ができる • キャッシュの管理も柔軟
補足:SWR2.0からMutation HooksとDev Toolが 追加されている!
SWR vs TanStack Query 「とりあえずGlobal State管理(Redux)からサーバの状態を剥がしたい」 「アプリケーション設計がマッチしていてシンプルに非同期の状態を扱いたい」 SWRが良さそう 「より厳密なキャッシュ管理や複雑な非同期の状態を扱いたい」 TanStack
Queryが良さそう
THANKS! ご清聴ありがとうございました!