Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
コードレビューやめた
Search
Yudai Tanaka
June 07, 2022
Programming
0
360
コードレビューやめた
富士もくもく会にて発表した際の資料です。
https://fujimokumokukai.connpass.com/event/244280/
Yudai Tanaka
June 07, 2022
Tweet
Share
More Decks by Yudai Tanaka
See All by Yudai Tanaka
ふつうのWebサービス開発者がRubyKaigiを楽しむためのRubyの知識
ytnk531
4
3.2k
Refactoring Kataを使ってRubyのリファクタリングを練習する会 - 説明資料
ytnk531
0
140
リモートで生産性を上げるスクラム開発事例
ytnk531
0
510
Other Decks in Programming
See All in Programming
WebフロントエンドにおけるGraphQL(あるいはバックエンドのAPI)との向き合い方 / #241106_plk_frontend
izumin5210
4
1.4k
macOS でできる リアルタイム動画像処理
biacco42
9
2.4k
Pinia Colada が実現するスマートな非同期処理
naokihaba
4
230
subpath importsで始めるモック生活
10tera
0
310
Compose 1.7のTextFieldはPOBox Plusで日本語変換できない
tomoya0x00
0
190
as(型アサーション)を書く前にできること
marokanatani
10
2.7k
EMになってからチームの成果を最大化するために取り組んだこと/ Maximize team performance as EM
nashiusagi
0
100
카카오페이는 어떻게 수천만 결제를 처리할까? 우아한 결제 분산락 노하우
kakao
PRO
0
110
ペアーズにおけるAmazon Bedrockを⽤いた障害対応⽀援 ⽣成AIツールの導⼊事例 @ 20241115配信AWSウェビナー登壇
fukubaka0825
6
2k
Nurturing OpenJDK distribution: Eclipse Temurin Success History and plan
ivargrimstad
0
970
OnlineTestConf: Test Automation Friend or Foe
maaretp
0
120
シェーダーで魅せるMapLibreの動的ラスタータイル
satoshi7190
1
480
Featured
See All Featured
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
427
64k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
32
1.5k
A Tale of Four Properties
chriscoyier
156
23k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
50
7.2k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
45
6.8k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
33
2.4k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
26
2.1k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
27
840
Docker and Python
trallard
40
3.1k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
43
13k
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
229
52k
Gamification - CAS2011
davidbonilla
80
5k
Transcript
田中悠大 (ytnk531) 1
田中悠大 サーバーサイドエンジニア6年目 • 小さいチームでリードエンジニア • Ruby On Rails 2/15
コードレビューしてますか? 3
コードレビュー楽しいですか? 4
つらい人もいるみたい 5
6
関連キーワードもつらい 7
コードレビューのつらさ レビュイーとレビュワーの対立構造 コードを直すのに手間がかかる • 議論で合意して初めてコードが変更される 8 締め切りに間に合わせたい レビュイー 品質を上げたい レビュワー
コードレビューの効果 品質向上 教育 [参考文献] GMO INTERNET GROUP 次世代システム研究室. ソースコードレビュー理由をまとめてみた. 2015.02.10.
https://recruit.gmo.jp/engineer/jisedai/blog/%e3%82%bd%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%ac%e3%83%93%e3%8 3%a5%e3%83%bc%e7%90%86%e7%94%b1%e3%82%92%e3%81%be%e3%81%a8%e3%82%81%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%81%9f/ 9
[考察] コードレビューがつらくない環境 OSS 業務 完了義務 なし あり 締め切り 無いことが多い あることが多い
著者性 重要 組織による 10/15
ほかの方法は無いか? ペア/モブプログラミング • コードが生まれるときから複数人で考える ➢ すべてにやるには時間がかかりすぎる [事例] デフォルトでコードレビューは不要 • https://itnews.org/news_contents/no-code-reviews-by-default
• 全員がメインブランチに直接push ➢ ノールックはやっぱり心配 11
[やっていること] コードリレー やること • 心配なところのテスト追加、リファクタリングをレビュワーが行う いいところ • 締め切りのコントロールがしやすい • 協力、伴走の構図が作りやすい
悪いところ • 教育の効果は薄い • 著者性が損なわれると感じるかも 12
比較 コードレビュー ペア/モブプログラ ミング コードリレー 同期/非同期 非同期 同期 非同期 教育効果
中 高 低 品質向上効果 中 高 高 所要時間 長 長 中 13
効果 依頼されてから完了までの時間が半分くらいになった もらったコードの理解が深まった 14
まとめ コードレビューをやめた コードリレーで教育を犠牲にスピードと品質を向上 • 教育は別途行うようにする 15