近年,国内外の企業および研究機関において大規模言語モデルの開発競争が激化している.それに伴い,大規模言語モデルの性能を最大限に引き出すための研究も活発に行われており,大きな発展を見せている.本チュートリアルでは,自身の研究や業務で大規模言語モデルを使いたいと考えている初学者を主な対象とし,Chain of ThoughtやReActを始めとする大規模言語モデルを使うために役立つ技術や知見を最新の研究成果に基づいて紹介する.
Agent through Multi-Persona Self-Collaboration, 2023. Microsoft Research Asia 複数のペルソナによる自己コラボレーション(2/2) • ドメイン知識が必要なタスクではペルソナを割り当てることが有効 • 複数のドメイン知識が必要な場合,異なる専門知識を持つ複数の ペルソナを割り当てることが有効