Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

Reactハンズオンラーニングを読んだので感想を語る

Avatar for あけの あけの
September 08, 2022

 Reactハンズオンラーニングを読んだので感想を語る

Avatar for あけの

あけの

September 08, 2022
Tweet

More Decks by あけの

Other Decks in Programming

Transcript

  1. 概要 About this talk X React(Next.js)歴10ヶ月くらd X 体系的な知識を仕入れない状態でやってき$ X 一通り読んで気になった部分を話す(積読だった)

    X 関数型プログラミン’ X フッ„ X パフォーマン€ X データ取t X Suspense https://www.oreilly.co.jp/books/9784873119380/ Alex Banks、Eve Porcello 著、宮崎 空 訳 Reactハンズオンラーニング 第2版 オライリー・ジャパン発行 ISBN: 978-4-87311-938-0
  2. フック ステートを管理して、値をバケツリレーで各コンポーネントに配るのが基本 ステートの管理に使えるフックなるものがある https://github.com/oreilly-japan/learning-react-2e-ja/tree/master/chapter-06/6.1/6.1.1 ステートの変更が再描画をトリガーするという認識は持った - useState - useReducer -

    useContext Formのcontrolled/uncontrolled 前者はReactでステート管理出来る分多少重い 後者はRefを用いてDOMを参照する必要がある https://github.com/oreilly-japan/learning-react-2e-ja/tree/master/chapter-06/6.3/6.3.1
  3. フック カスタムフックの設計 https://github.com/oreilly-japan/learning-react-2e-ja/tree/master/chapter-06/6.3/6.3.3 どんどん宣言的になっていくので、そちらを向いて作るのが良さそう 関心の分離を進めている フックの種類 useLayoutEffect...? → render後paint前に呼ばれる(useEffectとは違いレンダリングをブロックする) useEffect

    → 描画の副作用という認識を持つ https://github.com/oreilly-japan/learning-react-2e-ja/tree/master/chapter-07/7.1/7.1.1 render内ではUI構築に関する処理のみが書かれているべき console.logをuseEffect内で書くという発想はなかった →ログを非同期的に出力するカスタムフックになるのか…?
  4. データ取得 localStorage + FetchAPI + useEffectでの取得をしている https://github.com/oreilly-japan/learning-react-2e-ja/tree/master/chapter-08/8.3 データの管理が複雑なのでデータ取得ライブラリの有用性がわかる UIの構築に必要な戻り値を持つフックの提供があると楽(data,error,loading,etc...) 末端のコンポーネントでのAPI呼び出し

    https://github.com/oreilly-japan/learning-react-2e-ja/tree/master/chapter-08/8.5/8.5.2 親コンポーネントでのデータ取得から分配するパターンを取ることが多いので 表現の違いが見える unmountされた際の検出とリクエストのキャンセル https://github.com/oreilly-japan/learning-react-2e-ja/tree/master/chapter-08/8.5/8.5.3 →データ取得を自前で実装することの面倒さを感じる
  5. Suspense ErrorBoundaryの関数コンポーネント or フックが欲しい https://github.com/oreilly-japan/learning-react-2e-ja/tree/master/chapter-09/9.u e React.lazyを使ったコンポーネントの遅延読み込V e Promiseを返す非同期処理 データ取得ライブラリと対応している

    https://github.com/oreilly-japan/learning-react-2e-ja/tree/master/chapter-09/9.3/9.3.3 loading → Suspense.Fallback error → ErrorBoundary.Fallback Promise(非同期処理)の状態に合わせてどうするかを明確に書ける 異常系の処理を正常系の処理をしているコンポーネントの外に追い出せるのが良い
  6. まとめ 本を眺めた結果、Reactは - カスタムフックをどう設計するか - 1つのフックで多くのことをせずに複数のフックに分割する - 既存のライブラリがどういうフックを提供しているかから学ぶ - TypeScript力が試される

    - State・Promiseをどう管理するか - Server/Global/Localの切り分けと再描画の管理 - 今のところ前2つはライブラリ依存なので、 LocalState以外を意識することがない に尽きる。(現在の自分の見える範囲) 書く時もこの辺で迷ってることが多く…