「いつもヨドバシカメラのご利用ありがとうございます」
お客様への感謝の心をもっていつでも快適にサービスをご利用いただけるように、インフラとアプリケーションの安定稼働は私たちの使命です。SREは、システム全体に光を照らし、目を背けたくなるような問題も直視する包容力を持ち、潜在的なリスクを早期に発見し、解決することで、安定した状態を維持します。
ヨドバシカメラのシステム運用は、1985年のPOS導入から始まり、ポイントシステム、EC、配送システムなど、規模を拡大してきました。それぞれのシステムで複雑性が増す「カオス化」と呼ばれる状態も経験しました。
この状況を打破するため、私たちは継続的に運用方式を見直してきました。監視ツール、IaCやデプロイメントパイプラインによる標準化と自動化の実現。インシデントによる対応管理なども行いました。
現在注力しているのは、オンサイトプライベートクラウドの構築と運用です。セキュリティと柔軟性を両立させ、変化の激しい環境に迅速に対応するための重要な戦略です。仮想化技術やマイクロサービスアーキテクチャの導入により、効率性と独立性を高めています。
過去の経験を活かし、最新技術を取り入れながら、これからもお客様に安全なサービスを提供し続けられるよう、私たちは挑戦を続けています。