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FinOps X 2026 Recap from Engineer Side #JapanFi...

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FinOps X 2026 Recap from Engineer Side #JapanFinOps

2026年7月3日のJapan FinOps Meetup#6の講演資料です。
https://finops.connpass.com/event/396398/

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Satoshi Matsuzawa (Matt)

July 03, 2026

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Transcript

  1. © Hitachi, Ltd. 2026. All rights reserved. FinOps X 2026

    Recap from Engineer Side —AIの価値最大化、Tokenomics、Agentic FinOpsへのシフト Date July 3, 2026 株式会社 日立製作所 シニアクラウドアーキテクト Hitachi Application Reliability Centers(HARC) Japan 兼 Hitachi OSPO 松沢 敏志
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    X 2026 Recap from Engineer Side 1 自己紹介 @chacco38 in/satoshi-matsuzawa 松沢 敏志 (まつざわ さとし) ◼ シニアクラウドアーキテクト @ 株式会社日立製作所、 HARC Japan*1 兼 Hitachi OSPO*2 所属 ◼ FinOps Foundation Japan Chapter運営メンバー、 New Relic Trailblazer などを通じた各分野の普及 ◼ 訳書に『クラウドFinOps 第2版』、『責任あるソフトウェア エンジニアリング』(オライリー・ジャパン)など *1: Hitachi Application Reliability Centers *2: Open-Source Program Office
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    X 2026 Recap from Engineer Side 2 おさらい、『FinOps X』とは “FinOps X は、FinOps(コミュニティ)にとってのホームである” ― FinOps Foundation 世界中からFinOpsに携わるユーザー/企業が集まるFinOps Foundation最大のグローバルイベントで、 人と人のネットワーキング構築、最新の技術動向や事例などの学習機会を提供するカンファレンス 画像引用: FinOps X 2023 Image Gallery by FinOps Foundation
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    X 2026 Recap from Engineer Side 3 FinOps X 2026イベント概要 日時:2026年6月8日(月)~11日(木) 場所:マリオット・マーキス・サンディエゴ・マリーナ 規模:参加者2,500名以上、150セッション以上 →日本からは10名ちょっと参加 今年のテーマ: 「AI Value: The Era of FinOps for AI, Tokenomics, and Agentic FinOps」 写真: イベント会場のホテルエントランス 写真: キーノートDay1開始直前の様子
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    X 2026 Recap from Engineer Side 4 参考) FinOps X 2026アジェンダ 6/8(月) 6/9(火) 6/10(水) 6/11(木) 07:00 08:00 09:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00 20:00 21:00 22:00 キーノート: Day1 キーノート: Day2 ランチ ブレイク アウト チョーク トーク LT ブレイク アウト チョーク トーク ネットワーキング スポンサー主催パーティ LT ブレイク アウト チョーク トーク LT LT ランチ ブレイク アウト チョーク トーク ブレイク アウト チョーク トーク ブレイク アウト チョーク トーク クロージングパーティ ネットワーキング 朝食&ネットワーキング 朝食&ネットワーキング ウェルカ ムパー ティ 朝食 &ネットワーキング ブレイク アウト チョーク トーク エグゼ クティ ブサ ミット スポンサー主催パーティ LT ランチ &ネットワーキング ブレイク アウト チョーク トーク Pre-Conチケットが必要 凡例: : ネットワーキング : キーノート : ブレイクアウト : チョークトーク : ライトニングトーク
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    X 2026 Recap from Engineer Side 5 “Traditional FinOps is dead” 従来型のFinOpsは、もはや通用しない — Pooja Kumar, VP of Cloud Strategy, Prudential FinOps X 2026 Day 1 Keynote
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    X 2026 Recap from Engineer Side 6 従来型のFinOpsではなぜ通用しないのか 「AIのコストが極めて予測不能だから」 トークン使用状況レポート API請求書 リトライ・ストリーム コンテキストの肥大化 エージェンティック・チェーン 評価とガードレールの トラフィック ベクトルDBや 埋め込みストレージ 忘れられたファイン チューニングの実行 「念のため」のGPU予約 ハルシネーション ※: FinOps X 2026 Day 1 Keynoteの情報を基に独自に作成 ✓ ユーザーのプロンプトとモデルが生成するトークン数に依存 ✓ AIのアウトプットの品質は一意ではない ✓ AIエージェントによる処理フローが常に一定とは限らない 「Tokenomicsの考え方が必要だから」 ✓ クラウドの世界では「ユニットエコノミクス(1リソースあたり、 1 アクティブユーザーあたりのビジネス価値)」を測定 ✓ AI の世界ではさらに細かい粒度、「1トークンあたりのコス トをどう管理し、1トークンが生み出すビジネス価値をいか に最大化するか」といったレベルでの適正化が必要 (=Token Economicsの略)
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    X 2026 Recap from Engineer Side 7 エンジニアの腕の見せ所「Tokenomics Layer Cake (AI最適化の5層)」 1層: 半導体&ハードウェア 2層: キャパシティと電力 3層: 推論スタック 4層: モデル&量子化 5層: ルーティング&ガバナンス →GPU/TPUの性能対価格の最適化 →クラウド、データセンター(冷却、地域電力など含む)の選定 →KVキャッシュの活用、バッチ処理とレイテンシのバランス最適化 →モデルの量子化、パラメーター数の適正化 →ゲートウェイによるタスクに応じた動的モデルルーティングや制限
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    X 2026 Recap from Engineer Side 8 参考) AIエージェントの一般的な最適化ポイント UI層 アプリケーション/IF MLOps モデルライフサイクル インフラ層 アプリケーション/UI コンピューティング ストレージ/データベース モデル トレーニング レスポンス ネットワーク性能 GPU最適化 ストレージクラス 孤立したデータ データリテンション フレームワーク選定 MCP キャッシュ データ圧縮 モデル選択 マルチモデル 量子化 品質トレードオフ プロンプトルーティング エージェントオーケ ストレーション ツール選択 品質トレードオフ リフレッシュ・ 再インデックス ベースモデル選択 料金最適化 サイジング スケジューリング スケーリング サービス選定 前処理 後処理 リクエスト リクエスト並列化 プロンプトエンジニ アリング ※: FinOps for AI Overview by FinOps Foundation の情報を基に独自作成 AIエージェントにおける一般的な最適化ポイント クラウド/データセンター
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    X 2026 Recap from Engineer Side 9 「Shift Left」だけでは不十分、AIをガバナンスする「Shift Wild」へ 出典: Cost-Aware Product Decisions by FinOps Foundation おさらい、早い段階からコストを意識するとFinOpsの効果は高くなる • 運用フェーズ:サービスを中断することなく最適化するには限界がある • 構築フェーズ:設計の大幅な変更を伴わない範囲の最適化であれば対応できる • 設計フェーズ:費用対効果の高いアーキテクチャー、サービスの選択から最適化できる 設計時の最適化(Shift Left) だけでは防げないことを前提に、 野(Wild)に放たれたAIの手綱をしっかりコントロールできるようにする → 「Shift Left」という概念 → 「Shift Wild」という概念 出典: https://www.goldmansachs.com/insights/articles/ai-agents-forecast-to-boost-tech-cash-flow-as-usage-soars
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    X 2026 Recap from Engineer Side 10 クラウドベンダー各社から「Shift Wild」を見据えた機能が多数発表 • AWS FinOps Agent • Automatic Cost &Forecast Explanations • Granular Cost attribution for Amazon Bedrock • Azure MCP Server • Microsoft IQ • RI for agents in Foundry • Microsoft Fabric and Foundry • Automated Spend Caps • FinOps AI Explainability Agent • Full stack AI cost visibility in Cost Reports AWS Google Cloud など など など Microsoft 他にもさまざまな機能の発表、他クラウド・SaaSベンダーさんからの 発表も多々あったのでぜひチェックしてみてください。 具体的には、AI支出に対する洞察を深める手助けをするAI機能であったり、想定外のAI支出に対して自動的に 対処できるような機能の発表が、クラウドベンダー共通で行われていた印象です。
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    X 2026 Recap from Engineer Side 11 FOCUS 1.4の発表: 財務との連携強化に関して大幅アップデート FOCUS 1.5以降に向けて、ネイティブAIサポート(トークン消費トラッキング)や プライスシート(プロバイダー価格表)の標準化に向けた取り組みを継続中とのこと 具体的には、「請求書詳細(Invoice Detail)」と「請求期間(Billing Period)」データセットが追加され、 財務チームが扱う実際の請求書データを結びつけることが可能に。また、コミットメント契約の情報が拡張された。
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    X 2026 Recap from Engineer Side 12 順次、公式YouTubeチャネルにて公開予定です! https://www.youtube.com/playlist?list=PLUSCToibAswmiiuvt5D BYBcOAzOjoDBM4 エスティ ローダー社さんの事例は、プルリク時などにInfracostを 自動実行し、エンジニアの通り道にコストに関する推奨事項や ポリシー違反を知らせる仕組みを作ったという紹介をしていました。
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    X 2026 Recap from Engineer Side 13 今日の話で覚えておいてほしいこと
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    X 2026 Recap from Engineer Side 14 今日の話で覚えておいてほしいこと • Traditional FinOps is dead (従来型のFinOpsは、もはや通用しない) • 「ユニットエコノミクス」から「Tokenomics(Token Economics)」の時代へ • 「Shift Left」は当たり前、AIをガバナンスする「Shift Wild」へ クラウドベンダー、SaaSベンダーから便利な機能もいっぱい出てきているので ぜひエンジニアリングチームのプロセスに取り込めないか検討してみてください! エンジニアが「FinOpsを意識して実践する」という時代から、 エンジニアリング活動の中へ「FinOpsが自然に組み込まれる」時代へ
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    X 2026 Recap from Engineer Side 15 来年は「Tokenomicon + FinOps X」として開催予定 、、、日本での開催は未定
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    X 2026 Recap from Engineer Side 17 表記に関する注意事項 他社商品名、商標などの引用に関する表示 – Amazon Web Services、AWS、Powered by AWS ロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。 – Microsoft、Azureは、マイクロソフト 企業グループの商標です。 – Google、Google Cloud は,Google LLC の商標または登録商標です。 – その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。 サービス・製品の仕様に対する表示 – この資料に記載している製品・サービス仕様は、2026年6月現在のものです。 製品・サービスの改良などにより予告なく記載されている仕様が変更になることがあります。