Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

Design Studio Deck | インクルーシブデザインスタジオCULUUM

Design Studio Deck | インクルーシブデザインスタジオCULUUM

2025年9月に設立3周年を迎えるにあたり、共創型事業開発の方法論とプロジェクト知見をまとめた『Design Studio Deck』を公開しました。N=1(象徴的な当事者)の声を起点に社会課題と企業アセットを接続する独自フレームワーク「N1キャンバス」 や、空間・ブランド・プロダクトまでを一気通貫で支援してきた事例を開示し、「社会価値と経済価値を両立したい企業」との建設的な対話を促進します。

More Decks by インクルーシブデザインスタジオCULUMU

Other Decks in Design

Transcript

  1. 会社概要 Design studio CULUMU 会社名 株式会社STYZ (スタイズ) 設立 2016年3月 所在地

    〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-4 クエストコート原宿102 従業員数 40名+(派遣スタッフ・業務委託含む)
  2. Design studio CULUMU Vision Mission 『民間から多種多様な社会保障を行き渡らせる』 事業内容 『あらゆる境遇を打破できる社会』 会社情報 約5,000の非営利団体が利用する国内有

    数の寄付プラットフォーム「Syncable」 を運営。新たな寄付の方法を開発。 企業のサステナビリティ戦略策定から
 企業フィランソピー設計、共創型の事業 開発までワンストップで支援。 ドネーションプラットフォーム事業 SXコンサルティング事業 多様なユーザーと共創する インクルーシブデザインスタジオ 「CULUMU」による製品・ サービス開発支援。 インクルーシブデザイン& エンジニアリング事業
  3. Vision Design studio CULUMU 障 壁 を 生 ま な

    い 豊 か な 社 会 を デ ザ イ ン す る 私たちは、多角的な視点から問題を捉え、あらゆる立場の声に耳を傾けることから始まります。 デザインを通じて、人々が自らの可能性を信じ、共に未来を築く―これがCULUMUの使命です。
  4. Design studio CULUMU D e $ i g n ?

    「デザインはただお金を生むだけでいいのか?」 もちろん経済価値は必要です。しかし、CULUMUが目指すのは、 利益と同時に“Social(社会)価値”を生み出すこと。 全国4,500を超えるNPO・研究機関とのリレーションと、 多様な声を集める専門家ネットワークを活かし、障壁のない豊かな社会をデザインを目指します。 社会課題を明確化し、企業の事業開発チームと共に熱量を持って取り組むことで、 新たなビジネス機会と持続可能なインパクトを同時に創出します。 Designは社会と未来への投資。 CULUMUとともに、次世代の価値をデザインしませんか? Why...
  5. Design studio CULUMU 沿革 2022 2025 企業向けデザイン支援、インクルーシブ デザインワークショップの提供を開始 CULUMUリサーチ提供開始 Good

    Design賞を受賞 CULUMUアクセシビリティ、 AIXワークショップ提供 企業向けアクセラレーション プログラムの導入を順次提供開始 ⁨⁩豊富な事業開発・デザイン支援を通じて 寄附プラットフォーム提供の実績を基に、 4,500を超えるNPO団体とのネットワークを 活用し、多様なステークホルダーと共創す るインクルーシブデザインスタジオを設立 企業向けに「CULUMUリサーチ」の提供を開始。多様な人々への アクセスを可能にするリサーチプラットフォームとしてグッドデ ザイン賞を受賞 企業向けアクセラレーションプログラムを 立ち上げ、社会課題を起点とした事業開発 やユーザー共創型の商品開発支援を多数の 企業へコンサルティング提供
  6. Design studio CULUMU CULUMUが生まれた経緯 - NPO・研究機関 5,000団体の繋がりから生まれたデザインスタジオ - COO 佐藤

    朋樹 CEO 田中 辰也 CEO室 室長 佐藤 徹 マネージャー 大村 健太 マネージャー 岡田 祐介 CDO 川合 俊輔 初のプロダクトとして寄附プラットフォーム 「Syncable」をローンチ。全国のNPOと強固な リレーションを構築する中で、偶然にもデザイ ンコミュニティの場でCOO・佐藤が川合と出会 う。 2017年、佐藤と田中は共通の想いを胸に株式会社STYZを共同創業。
 「民間から多種多様な社会保障を届ける」というビジョンのもと、
 社会課題の解決を事業ドリブンで目指し始める。 ƒ 民間から多種多様な社会保障を f NPOとの出会いが開く新たな可能性 v デザインの力を事業に昇華する Ё 日本に根付く「インクルーシブデザイン」を 川合は海外拠点のデザイン会社で「社会課題起 点」のプロジェクト経験と、大学での非常勤講 師としての知見を活かし、「デザインで社会価 値を最大化したい」という想いを胸にSTYZへ参 画。インクルーシブデザイン事業を立ち上げ、 事業開発とデザインが一体となる新たなアプ ローチを確立する。 NPOとの対話や社会課題リサーチを重ねる中で、1990 年代英国発の「インクルーシブデザイン」に着目。誰 もが活躍できる社会を、持続可能で強いビジネスにつ なげるためのメソッドとして再解釈し、日本市場に展 開する決意を固める。大学時代の友人・岡田や同研究 室の大村らが次々と参画し、現在では15名を超える多 様なメンバーが一丸となってCULUMUが生まれた。
  7. Design studio CULUMU 売り手よし 企業が適正な利益を得られる 買い手よし 顧客が満足し、 良い商品やサービスを受けられる 世間よし 取引が社会全体にとって

    良い影響ももたらす 顧客の課題解決・価値提供が 社会課題の解決に ブランド力の強化 収益で 投資強化 3 包よし 排除を生まない (包摂性) 多様なユーザーを包括し、 誰も取り残さないという みんなに優しい商品・サービス ビジネスとして成立し 持続される(持続可能性) 短期的な利益だけでなく、 持続可能なビジネスモデルを構築することで、 長期的な価値創造を目指す 顧客にとって 新しい価値に(革新性) 経済的価値を超えて、 社会的・環境的価値を提供できる 買い手も売り手も世間のみんなにとって良いブランドが 求められるからこそ、社会価値に紐付く価値を重視した時代に CULUMUと目指す、社会インパクトのある事業
  8. 提供メニュー Design studio CULUMU 「伝わる・使えるデザイン」で、 成長を加速する 「新しい価値あるプロダクト」を 創造する 共創プロセスを取り入れ た新たな事業創造支援

    尖ったインサイトを発見 するリサーチ支援 全ての人にやさしい 空間・建築デザイン支援 価値を最大化する
 ブランディング・アクセシビリティ 5,000以上のNPO・研究機関のネットワーク を活かし、深い課題発見→多角的イノベー ション→持続可能なビジネスモデル構築を 一貫サポート。市場にまだない新しい価値 を共創します。従来の事業開発のみなら ず、社会課題への専門性や視点を活かした 新規事業・商品開発を支援します。 希少なN=1当事者が集まる独自パネルを活 用し、従来リーチが難しかった声を収集。 多様な視点から鋭い気づきと深いインサイ トを抽出し、事業・商品開発、サービス改 善に役立つ情報収取を支援します。 インクルーシブな空間・建築デザインは、 多様なユーザーのニーズに対応し、全ての 人が使いやすい環境を作るアプローチで す。バリアフリーを超え、多様な人々の体 験を考慮した設計により、誰もが快適に利 用できる空間を共創します。 ブランドの価値観と社会的ミッションを丁 寧にヒアリングし、「想い」をデザインに 反映。共感を呼ぶストーリーとアクセシビ リティに配慮した設計で、誰もがブランド の価値に触れられる体験を提供。社会貢 献・サステナビリティも誠実に伝え、信頼 されるブランドを共に目指します。 みんなにとって 価値のあるブランドを体現する アイデアを形にする プロトタイピング支援 多様な視点に開かれたアイデアを、社会に 届くかたちへと丁寧に育てるプロトタイピ ング支援。現場での対話や観察に加え、AI 技術を活用しながら、使い手のリアルな体 験に寄り添ったコンセプトを設計します。 テスト・検証を重ね、実装に向けた具体的 なアクションへとつなげていきます。 新規事業 商品開発支援 01 02 03 04 05 N1リサーチ プロトタイピング AI活用 インクルーシブ デザイン アーキテクチャ ブランディング アクセシビリティ
  9. Design studio CULUMU CULUMUが提供する 協業モデルとは? 5,000団体以上の NPOネットワーク 当事者・社会課題専門家の 意見蓄積 共創型の事業開発

    ファシリテーション テクノロジー活用支援 NPO向け寄付サービス提供 社会課題の可視化 ・リサーチ 企業の事業開発 チーム作り 提供サービスの アクセシビリティ・ 機能性向上 プロダクト イノベーション 様々なデザイン支援の提供 事業開発ノウハウ提供
  10. Design studio CULUMU 私たちが考えるインクルーシブデザインの可能性 人々の多様性は課題ではなく、 イノベーションの宝庫である インクルーシブデザインは、デザインプロセスの早い段階から「共創 パートナー」として多様な当事者が参加し、通常では気づかない視点 やニーズを発見し、イノベーションの源泉とします。 特別な配慮ではなく、より良い製品・サービスを生み出すための真摯

    なアプローチです。 ユニバーサルデザインは「できるだけ多くの人」を対象とするのに対し、 インクルーシブデザインは特定の制約・課題を持つ人々のニーズを出発点 に深く、より多くの人のためのデザイン、イノベーションを目指します。 ユニバーサルデザインとの違い 事業開発の全プロセスに当事者を巻き込み、 真のニーズに基づいた解決策を創出します。 顧客価値、社会価値、経済価値を統合し、 持続可能な事業モデルを構築します。 見えにくい課題を可視化し、新しい価値創造 の機会を発見します。 当事者・ ユーザー(N1)との共創 三包よしの価値創造と 革新的アイデアづくり 社会課題の可視化 インクルーシブデザインの手法を体系的に実践す るためのツールとプロセスを提供します。 実践的なデザイン、 事業開発メソッド提供
  11. Design studio CULUMU 市場起点とN=1起点のアプローチ比較 マイノリティの声は、実はマジョリティの小さな声でもある。 みんなにとって嬉しいは、N1(ひとり)から始めることで、 多様な人が受け入れられる価値が生まれる。 ‘‘ ” 比較項目

    従来の市場調査アプローチ N=1からの事業開発アプローチ 出発点 市場規模や業界トレンドなどのマクロデータ 個人の具体的な課題体験(N=1) 視点 トップダウン(市場→セグメント→個人) ボトムアップ(個人→社会→市場) 得られる洞察 平均的なユーザー像と表面的なニーズ 具体的な定性データと潜在ニーズ データの質 広く浅い定量データが中心 深く具体的な定性データを起点に拡張
  12. Design studio CULUMU デザインのグローバル潮流 - N1からのイノベーション NIKE(FlyEase) IKEA (Bäsingenコレクション) Nike宛に手紙を書いたマシュー・ワルザーとNBA選手のレブロン・ジェームズ(Image

    by: NIKE) 2012年、脳性麻痺を持つ高校生マシュー・ウォルザーからの手紙 がきっかけに、ファスナー式の踵やハンズフリー設計により、手 を使わずに靴の着脱が可能なスニーカーを開発しました 障がいのある当事者デザイナーが開発に参加(先 天性上肢欠損のリチャード・ラムジー等) 「特定の人のためだけ」でなく「すべての人に とって便利」という発想への転換 GO FlyEaseは発売後、障がい者以外にも子育て中 の親や高齢者にも人気に IKEAのインクルーシブデザインへの取り組みは、 障がいのある人々の生活をより快適にするだけで なく、小売業界全体にインクルーシブデザインの 重要性を示す先駆的な事例となっています。 2025年4月に発売されたBäsingenコレクションは、障がいのある 人々の日常生活をより快適にするためのバスルーム製品シリーズ です。シンプルながらも機能的なデザインで、誰もが使いやす く、かつ美しいインテリアとしても調和します。 ユニバーサルデザインからインクルーシブへ 機能性と美しさの融合 インクルーシブデザインは単なる特別なデザインではなく、優れたデザインそのものです。 機能性と美しさを兼ね備えたその好例です ” 特定の人のための工夫が、結果としてすべての人にとって便利な製品になる ” ‘‘ ‘‘
  13. Design studio CULUMU デザインの国内潮流 - 誰もが使えるブランドとしてのデザイン コクヨ株式会社 経済産業省 経済産業省 2030年までに50%をインクルーシブデザインに

    株式会社フェリシモ 多様なマイノリティニーズの共通項が新たな市場創 造につながる 2021年からインクルーシブデザインの取り組みを開始し、2023年6月 には大阪本社1階に「HOWS PARK」を開設。インクルーシブデザイ ンの拠点として活用しています。2030年までに新商品のインクルー シブデザイン比率目標を50%と設定し取り組むを企業全体で行って います。 社員の多くがインクルーシブデザインを体験することで、より本質 的なクリエイティブマインドが育まれています フェリシモは半身不随などの障がいを持つ人の意見を参考にインク ルーシブウェアを開発している。同社内のプロジェクト「オールライ ト研究所」は、障がい者の人々にとって「弱さや苦手、コンプレック スはそのままでいい」と思えるような商品開発を行っている。 2025年3月12日、経済産業省 九州経済産業局がレポート『経営戦略と してのインクルーシブデザイン -よい会社、強いビジネスへ-』を 公表しました。日本の行政機関がインクルーシブデザインを「経営 戦略」として総括的に発信したのは初めてで、国策レベルで“多様性 を起点にした価値創造”を明示した点が大きな転換点です 同レポートでは 12社の事例を「製品・サービス刷新」 「組織や働き方の編み直し」「社会・地域変革」の3 分類で紹介。たとえば コクヨは2024年発売新製品の20 %をインクルーシブデザインで開発し、ジャクエツ は“誰でも遊べる遊具”でグッドデザイン大賞を受賞し ました。こうした成功例が「周縁ユーザーへの共創が 主流市場を拡張する」というビジネスメリットを可視 化し、追随企業を後押ししています。 経営戦略としてのインクルーシブデザイン発刊
  14. 社会課題・インクルーシブ起点である必要性と期待 Design studio CULUMU 現代の求職者の変化と 働く意義の醸成 経済価値と社会価値の創出による イノベーションの促進 商品やサービスを選ぶ ときに経営方針や理

    念、社会貢献活動を意 識する 従業員個人が労働生産性が向上していると感じる度合い 59.4 % ワーク・エンゲイジメント・スコア (個人の労働生産性に関する認識) 0 6 4 2 〜2 2.37 2.93 3.36 3.84 4.39 3 4 5 6 日本労働研究機構:組織の診断と活性化のための基盤尺度の研究開発 厚生労働省:令和元年版「労働経済の分析」 佐々木康裕,岩嵜博論 『パーパス「意義化」する経済とその先』 ニューズピックス 消費者の購買行動は、企業が生み出す社会的価値に大きく影響してい ます。消費者庁の「消費者意識基本調査」によると、商品やサービス の選択時に59.4%の消費者が「経営方針や理念、社会貢献活動」を意 識すると回答しています。
 また、エデルマンの調査レポートによると、日本の70%(8カ国平 均:81%)の消費者が「ブランドが正しい行いをしていると信じられ ること」が商品を購入するかどうかの決定要因であると回答してお り、社会課題への取り組みがブランドの信頼向上と顧客ロイヤリティ 強化に繋がることが示されています。 日本労働研究機構が大学生を対象に行った調査では、企業の「経営と 事業内容に対する魅力」として9つの因子が特定されました。その中 の一つとして、福祉活動や環境・健康への配慮、社会的ルールの遵守 が重視されており、若者の企業選択においてCSRや持続可能性が重要 視される傾向を示しています。また、企業の社会的取り組みは従業員 のエンゲージメントを高め、生産性や創造性を向上させます。
 厚生労働省の令和元年版「労働経済の分析」では、ワークエンゲージ メントと個人の労働生産性の向上に正の相関関係が見られると分析さ れています。 近年、機能だけでの差別化が難しくなっており、イノベーションは経 済価値と社会価値の両立によって加速しています。企業が社会的責任 を果たし、社会課題を解決する製品やサービスを提供することは、消 費者の支持を集め、競争優位性を築く要素となります。社会的意義を 持つことで他社との差別化が進み、それが新たな経済的価値を生む原 動力となります。
 さらに、従来の典型的な顧客層にのみ焦点を当てることは、機会損失 を招くこともあります。多様な社会的ニーズに応えることで、気づか なかった市場や新たな顧客層へのアプローチが可能となり、イノベー ションの促進につながります。 消費者庁:「平成25年度消費者意識基本調査」の結果について 2019 エデルマン・トラストバロメーター スペシャルレポート「ブランドは信頼に値するのか」 顧客ロイヤリティの向上と 消費の促進 意義による差別化
  15. 提供メニュー Design studio CULUMU 「伝わる・使えるデザイン」で、 成長を加速する 「新しい価値あるプロダクト」を 創造する 共創プロセスを取り入れ た新たな事業創造支援

    尖ったインサイトを発見 するリサーチ支援 全ての人にやさしい 空間・建築デザイン支援 価値を最大化する
 ブランディング・アクセシビリティ みんなにとって 価値のあるブランドを体現する アイデアを形にする プロトタイピング支援 新規事業 商品開発支援 01 02 03 04 05 N1リサーチ プロトタイピング AI活用 インクルーシブ デザイン アーキテクチャ ブランディング アクセシビリティ
  16. 01.新規事業開発支援 Design studio CULUMU 共創プロセスを取り入れた新たな事業創造 多様なユーザーの潜在ニーズを見出し、新たな価値創造を実現する新規事業開発支援サービス。 NPO・研究機関など多様なユーザーを支援するD&Iパートナーや開発パートナーも豊富で、従来の事 業開発のみならず、社会課題への専門性や視点を活かした新規事業開発を支援します。 何を提供しているか what

    社会課題解決を軸とした事業開発に特化した
 アクセラレーションプログラムを提供 なぜCULUMUなのか Why 5,000団体以上のNPO・NGOとのネットワークを活かした独自 のアプローチで、市場にない新たな価値を創出 価値は何か Value 社会インパクトのある事業を熱量を持って取り組むことがで きる課題設定とチーム作りから支援 ケーススタディ : ヘルスケアテック企業 カスタマージャーニーのその先に求められる新規サービスの事業開発 医療・保健による支援では、一時的に改善しても後遺症が残ることがある。あるいは、治療後には仕事への復帰や、結婚などさまざまなライフステージの変化もある。 そういった状況の中で、一時的な治療に取り組むのではなく、治療後のカスタマージャーニーを理解した上で新規のサービスをつくることができないかヘルスケア・テック関連企業と先進技術活用 と共に事業開発に取り組む。 価値観・DNA 前提条件 企業価値の再定義 事業アイデア 自社らしさ 強み 企業アセット 国内外の豊富な ソリューション事例 5,000団体以上の NPOネットワーク 取り組むべき課題設定 社会課題データベース・ N=1との繋がり 社会価値 経済価値
  17. 経験豊富な専門家・顧問 Design studio CULUMU CULUMUは、「独自のプロセス」「多様なネットワーク」そして「経験豊富な専門チーム」を組み合わせることで、 お客様の新規事業開発を強力に支援します企業や社会の隠れた価値(潜在価値)を見出し、社会課題解決と事業成長を両立する新規事業開発を支援します。 独自の共創プロセス 一人の当事者の困りごとから、社 会を変えるアイデアを創出する共 創プロセス

    強み 1 経験豊富な専門チーム 有識者・顧問とデザイナーが一気 通貫でサポートする事業開発支援 体制 強み 3 多様な課題・事例データベース 5,000団体以上のNPOとのネット ワークと豊富な社会課題データ ベース 強み 2 楽天株式会、エン・ジャパン 株式会社、株式会社リクルー ト住まいカンパニー(現株式 会社リクルート)、株式会社 三菱UFJ銀行等で多数の新規事 業開発に従事。豪ボンド大学 大学院MBA(BOND-BBT MBA プログラム)終了。 大竹 真靖 / コンサルタント デジタルマーケティングのコン サルティングファーム、小児周 産期の医療機関・クリニックの 広報(事務長)・ファンドレイ ザーを経て企業向けにSDGs・ CSR/CSVについてのコンサル ティング支援や新規事業開発の サポートに従事。 佐藤 徹 / コンサルタント 総合電機メーカーでB2B機器の UX・プロダクトデザインを担 当した後、現在は国内大手通信 企業のデザイン部門エキスパー ト職として、サービスの顧客体 験設計と社内へのUX文化の定 着を推進。社会人向けデザイン 教育機関でエスノグラフィーを 中心とした講師を務める。 鈴木 修平 / デザイナー 3つの強み
 の掛け合わせによる
 新たな価値創造 そのほか、上場企業での取締役経験を有する人材も、 顧問として参画し事業開発を支援
  18. Design studio CULUMU CULUMUの事業開発のフロー 事業企画支援 ユーザーリサーチ・デザインリサーチ マーケティング支援 デザイン支援 コンセプト 設計

    社会課題を明確 化し、解決の優 先度を決める アイデア 創出 課題を解決する 具体的なアイデ アを出す アイデア 検証 仮説をテスト し、ニーズの確 からしさを検証 する PoC (概念実証) 小規模で実証実 験を行い、技 術・ビジネス面 の課題を明確化 ビジネス モデル構築 持続可能なビジ ネスモデルを設 計する プロトタイ プ開発 初期プロダクト を開発しユー ザーに試しても らう MVP リリース 最小限の機能を 持つプロダクト を市場に投入 し、実際のユー ザーからフィー ドバックを得る 本リリース より広範な市場 に向けてサービ ス展開を開始 スケール 戦略 事業拡大のため の戦略を策定 Inclusive Design Studio 事業化支援 事業開発 課題探索 01 02 03
  19. N=1から始める社会課題起点の事業アイデア創出プロセス Design studio CULUMU コンセプト設計 アイデア創出 アイデアの検証 PoC ビジネスモデル構築 プロトタイプ開発

    MVPリリース 本リリース スケール戦略 発散 発散 収束 収束 課題領域の探索 社会・制度・業界の 広がりを調査 個人課題から 背景要因を広げる 企業視点で 接続・絞り込み N=1を通じて 焦点化 当事者課題の特定 社会課題の構造化 重点課題の選定 本当に将来解決すべき課題が見つかる 企業・事業としてチャレンジするテーマが見つかる 未来のあるべき姿を描く 社会実装 STEP0 業界選定 STEP1 業界情報の洗い出し STEP2 個人課題の整理 STEP3 社会課題への構造整理 STEP4 課題の優先順位付け STEP5 事業アイデアの創出 業界リサーチ (環境分析、文献調査など) ペルソナを選定し、個人課題を抽出 個人課題に紐づく社会課題を整理 し、有識者知見で仮説を補強 重要度を評価し、自社アセットや事 業課題、企業戦略との接続点を検討 優先課題と企業アセットを掛け合わ せ、価値を言語化 CULUMUのデータベース 当事者へのヒアリング 業界の専門家やNPO法人へのヒアリング 独自のフレームワーク(N1キャンバス)で可視化 生成AIを活用し、探索と整理のスピードと質を高めながら、思考の幅を広げ、可視化を進める
  20. Design studio CULUMU 熱量を持って取り組むための仕組みづくり 経済価値 らしさの再認識 社会価値 実体験に基づく N=1からの理解 企業価値の再定義

    事業アイデア 5,000団体以上の NPOネットワーク 国内外の豊富な ソリューション事例 自社らしさ 価値観・DNA 強み 前提条件 Inclusive Design Studio 社会インパクトのある事業を 熱量 を持って 取り組むことができる組織 独自アセット 新しい価値・事業の創出 AI・テクノロジー活用 取り組むべき課題設定 社会課題リサーチ 当事者・専門家リサーチ フィールドリサーチ 事例リサーチ PEST分析リサーチ 企業アセット 社会課題データベース・専門知識
  21. Design studio CULUMU 事業開発フレームワーク:N1キャンバス&社会課題マップ N1キャンバスは、「一人の当事者の困りごと(個人課題)」を起点に、より広い社会課 題、解決方策、そして事業アイデアへとつなげていく思考の流れを可視化したもの 当事者の声をもとに、行動や制度など多面的に読み取る N=1の当事者の声を起点に、観察・共感インタビューを通じて、行動・感情・環境、制度や社会要因 (PEST)まで幅広く掘り下げます 社会課題と企業アセットをつなぐ共通認識の基盤

    マップは、複雑な課題を整理し、チーム全体が共通の視点で理解を深めるための土台です。当事者視点 から見える社会課題を構造化することで、企業のリソースや戦略との接点が明らかになり、事業創出に 向けた共通認識と方向性を育みます。 視野を広げつつ、戦略的なアイデア創出につなげる 構造化されたインサイトを出発点に、当事者に根ざしながらも視野の広い発想が可能になります。社会 性と事業性を両立する戦略検討やアイデア創出の中核として機能します。
  22. Design studio CULUMU これまでの進め方の違い 調査範囲が広く時間とコストがかかりやすい 調査対象を絞ることで スピーディーに探索を開始できる 表層的な情報に留まりやすく 仮説の精度が不安定になりがち p

    市場機会から発想するため、真の社会課題 に対応しにくい p 自社の強みからの発想が中心で、当事者視 点が弱い p 単なる市場ニーズと本質的な社会課題の区 別が不明確 p 企業視点と利益優先の思考が先行しがち p 一人の当事者の課題から探索を始め、そこ から社会課題へ拡張 p 当事者視点を起点とすることで、本質的 ニーズの把握が可能 p 社会課題マップによる課題構造の可視化で 共通理解を促進 p 社会課題価値と経済的価値を同時に追求す る事業設計が可能 SWOT分析 自社の強み弱み、市場機会と脅威を分析 し、方向性を決定 市場調査 市場規模、競合、顧客ニーズの把握と事業 性の検証 テーマ設計 事業領域や商品・サービスのコンセプト決 定 アイデア創出 ブレインストーミングや市場機械からアイ デア発想 PoC・検証 最小限の投資で事業仮説を検証し、実現可 能性を評価 従来の新規事業企画フロー N1キャンバスと社会課題マップを取り入れたフロー N1分析 1人の当事者の困りごと(個人課題)を深く理解 N1キャンバス作成 個人課題から社会課題への接続と構造化 SWOT分析 自社の強み弱み、市場機会と脅威を分析し、方向性を 決定 市場調査 市場規模、競合、顧客ニーズの把握と事業性の検証 テーマ設計 事業領域や商品・サービスのコンセプト決定 アイデア創出 ブレインストーミングや市場機械からアイデア発想 PoC・検証 最小限の投資で事業仮説を検証し、実現可能性を評価 従来アプローチの限界 新アプローチの主な特徴と利点 本質的なニーズに 基づく仮説を構築でき PoCの精度が高まりやすい
  23. Design studio CULUMU 新規事業アイデア創出までの流れ STEP 1 STEP 2 STEP 3

    STEP 4 STEP 5 N=1の選定 個人課題の抽出 社会課題への構造整理 課題の優先順位づけと 企業接続 事業アイデアの創出 課題の象徴となる当事者(N=1) を選び、出発点を定める N1情報 専門家情報 事業課題 一人のユーザー(ペルソナ)に深 く向き合い、日常の困りごと・違 和感・制約を拾う 個人課題の背景にある構造的な問 題や、同様の課題を持つ人々に共 通するものを「社会課題」として 抽出 方策の中で、自社やチームで実装 可能なものを選び、事業としての 仮説にまとめる 社会課題を解決するための方向 性・仮説的アプローチを検討
  24. 02.CULUMUリサーチ Design studio CULUMU これまでのリサーチサービスではリーチが困難であった希少なN=1 のモニターの方々にリサーチ専門家が調査・分析を行います。 ケーススタディ : 学生鞄・学習用品メーカー 発達特性のある児童と両親とのフィールド調査を重ねながら、普段使いしているカバンの創意工夫を抽出 

    発達特性のある児童とその両親へのフィールド調査を通じ、普段使いしているカバンに見られる創意工夫を抽出。従来の革製品に固執しない、体感が弱い児童や低学年でも自由に動ける理想の ランドセルをあるべき姿として定義し、商品開発に取り組んでいます。ユーザーの実際の使用体験とニーズを反映させることで、より包摂的なデザインを実現することを目指しています。 4,000団体以上のNPO・NGOとの繋がりを通じ、希少なN=1が多く集まる調査パネルを基に、これまでリーチが困難であった人々を含 む多様な声を通じて、尖ったインサイトや気づきを発見します。 インタビュー調査 / 定性調査 特定の属性や条件にマッチした対象者への深掘りインタビュー。オンライン/対面形 式で実施可能です。複雑な課題やニーズの詳細な理解に最適です。 座談会・グループインタビュー 複数の対象者による意見交換から生まれる気づきを収集。相互作用から新たな発見を 促進します。多様な視点による議論で深いインサイトを得られます。 ユーザビリティテスト 製品・サービスの使いやすさを実際のユーザーで検証。課題発見と改善提案を実施し ます。多様なユーザーによる実際の利用体験から改善点を抽出します。  高齢者  障がい者  外国人  子ども  マタニティ  発達障害児(者)  医療・福祉関係者  NPO/NGOスタッフ
  25. 認知症の家族がいる 車椅子ユーザー 理学療法士 マタニティ 地域活性化支援 感覚過敏 パラアスリート 目が見えづらい 過疎地域 発達特性のある子ども

    海外にルーツがある 免許返納者 ペーパードライバー 義手・義足 耳がきこえづらい 見過ごされていた多様な人々の”リアルな声”を直接聞くこと ができるリサーチサービスです。 Design studio CULUMU 理学療法士 マタニティの孤立支援 高齢者支援NPOの代表 地域包括支援センター員 盲導犬と生活する人
  26. 企業から教育機関・自治体まで幅広く、 様々な分野のプロジェクトで活用 Design studio CULUMU 大東市立南郷小学校 
 校舎建て替えプロジェクト 公共空間・商業施設を設計する プロジェクト 新規アイデアプロジェクト

    行政関連プロジェクト 楽器メーカー 神経発達症当事者との 共創ワークショップ 多様な人に優しい空間や 施設の企画・設計する ワークショップ 小児がん経験のある 当事者・専門家へのイン タビュー こども支援に関する 大学研究者への専門家イ ンタビュー 楽器の演奏における 多様な使い方の調査 インクルーシブな視点で学校の過ごし方を 考えるプロジェクトにおいて、発達障害を 支援するNPO、当事者の方々とディスカッ ションしながら、一人ひとりが過ごしやす い小学校建築を検討しました。 「エスノグラフィー手法を活用して『人と 空間』をテーマとしたインクルーシブデザ インに触れること」を目的とした、インク ルーシブな新しい公共空間・商業施設とは 何か?を探究する共創プロジェクトを実施 しました。 より深い課題発見、多様な視点から生まれ るイノベーション、持続可能なビジネスモ デルの構築を実現します。5,000団体以上の NPO・NGOとのネットワークを活かした独 自のアプローチで、市場にない新たな価値 を創出します。 こども支援の現状と課題について、特に教 育環境や心理的サポートの重要性を中心 に、具体的な事例や最新の研究成果をイン タビューしました。 子供から障がい者、高齢者まで誰もが演奏 を楽しめる楽器を開発するために、楽器の 使われ方や課題を広くリサーチしました。
  27. 03.プロトタイピング・AIX Design studio CULUMU アイデアを形にするプロトタイピング支援 多様な視点に開かれたアイデアを、社会に届くかたちへと丁寧に育てるプロトタイピング支援。現場での対話や観察に加え、AI 技術を活用しながら、使い手のリアルな体験に寄り添ったコンセプトを設計します。テスト・検証を重ね、実装に向けた具体的 なアクションへとつなげていきます。 シロク -

    「シロクオンラインショップ」の支援 すべての顧客接点をサービス開発に活かせる「シロクオンラインショップ」のユーザーリサーチ基盤づくり 化粧品ブランド「N organic」を展開する株式会社シロクに対し、ユーザーリサーチ基盤の構築を行いました。ヒューリスティック評価やユーザーインタビューのスクリプト設計など、調査の「型」 を明確化し、依頼フローの整備やバックログ管理を通じて、全社でのリサーチ活用体制を強化しました。これにより、定期便機能の改善やパンフレットの最適化など具体的な施策が実施され、コン バージョン率が120%向上するなど、顧客体験の大幅な改善に成功しました。単なる「マーケットイン」ではなく、徹底的なN1理解に基づく「ユーザーイン」を実現するための支援を行いました。 メンバー間でプロトタイプ を繰り返し改善点を具体化 メンバー間でプロトタイプを共有し、フィードバッ クを収集します。使いやすさ、機能性、デザインな どの観点から改善点を検討しながら、ラフな状態か らイプロ徐々に精度を高めていきます。 繰り返す ユーザビリティテスト 製品・サービスの使いやすさを実際のユー ザーで検証。課題発見と改善提案を実施しま す。多様なユーザーによる実際の利用体験か ら改善点を抽出します。
  28. Design studio CULUMU デジタルプロトタイプ開発 1ヶ月 最短 3 ヶ月 2ヶ月 3ヶ月

    POC設計 デザイン支援 開発・実装支援 課題の整理やプロトタイピングを通じて、POCのア イディアを明確にし、関係者と共有します。 最小限の機能でモックアップを作成し、ユーザーテス トを通じてデザインを改善します。 アジャイル開発を活用し、バックログ管理や技術選定 を行いながら柔軟に開発・検証を進めます。
  29. Design studio CULUMU AI活用サービスプロトタイプ 感情ベースのデザイン思考を活用した新たな「AIUXワークショップ」により、生成AIを活用しながら、誰もがアクセスしやすい未来の サービスデザインを共に創造する場を提供します。 01 02 03 04

    驚き 悲しみ 嫌悪 怒り 強 期待 喜び 信頼 surprise sadness disgust anger anticipation joy trust AIUX WORK -SHOP 生成AI活用 アイディエーション アイディアの可視化 ミニマムの体験設計 POCデザインの作成 モックアップ バックログ管理 アジャイル開発 AIUX WORKSHOP POC設計 デザイン支援 開発・実装支援
  30. 04.インクルーシブデザインアーキテクチャ Design studio CULUMU インクルーシブな体験を取り入れた建築・空間づくり 空間建築の価値変革 単に建築や空間デザインを行うのではなく、「ソーシャルグッド(社会的価値)」を創出することを目指し ています。これにより、公共性や地域コミュニティ、そして多様なユーザーが実際に恩恵を受ける空間づく りを実現します。 ケーススタディ

    : 大阪府 インクルーシブな学校建築を目指す一級建築士と発達障害当事者との共創 インクルーシブな教育目標とニーズを明確にし、発達障害の専門家と協力して設計要件を決定。効果的な教室と共用スペースを計画し、安全性、快適性、バリアフリーを重視したデザインを推進し た。綿密な予算計画とスケジュール管理を行い、施工チームと連携なども進めている。教育者、保護者、児童の意見を反映させながら、環境に配慮した持続可能な設計を実現したプロジェクト。 「-から0」から「0から++」への価値変革 単なるバリアフリー対応を超え、多様な人が前向きに集まり、 質の高い体験を提供する空間づくりへ の転換。超高齢者会に適した未来のデザインを創造する。 多様な人が前向きに集える・楽しめるデザイン ハード・ソフト両面から、空間自体と人・仕組みを包括的に デザインすることで、真のインクルーシ ブ環境を実現 法改正を超えた社会的価値の創造 最低限の法的要件対応から一歩進み、社会包摂と 経済的価値を両立する持続可能な空間モデルの構築 0から++ インクルーシブな空間・建築 超高齢者に的した、未来の建築・空間の価値づくり 多様な人が前向きに集える・楽しめる体験のデザイン 付加価値の高い "場" 作り 価値レベル ゼロを超え、プラスを積み重ねるフェーズ。利用者 が「行きたい・滞在したい・また来たい」と感じる 質の高い体験が評価軸 新しい価値にチャレンジ ー から 0 バリアフリー・ユニバーサルデザイン 誰もがその場所にアクセスできる 現状の不具合を解消 段差・情報欠如・導線の不備など現状の障壁を除去 価値レベル マイナスをゼロに戻すフェーズ。社会実装が進みつつあ るが、まだ "基準" を満たす段階にとどまるケースも多い
  31. Design studio CULUMU インクルーシブデザインアーキテクチャ 物理的 情報バリア 施設利用前 施設利用中 心理的バリア 参加したい・行きたいと思える

    行って楽しめる ” 全ての人がアクセスしやすい建 築・空間設計支援 ” ウェブサイトのアクセシビリティ の向上 ” ワークショップや
 特別プログラムの企画・集客 ” 案内システムやガイドの工夫 ” 触覚・音声などを活用した参加 型・対話型展示企画 ” 展示スペースのユニバーサル対応 出展:庭園美術館 ” コミュニケーションツール、コ ミュニケーションエイドの開発 出展:スターバックス コーヒー nonowa国立店 出展:MSP Airp ort t o build "se ns ory-frie ndly r ooms" f or p asse ngers
  32. Design studio CULUMU インクルーシブデザイン建築空間と法改正 2006年のバリアフリー新法施行、障害者差別解消法(2013年)や建築物移動等円滑化誘導基準の改正(2022年)を経て、日本の建築空間設計はアクセシビリティと包括性を重視する方向へ進化してきま した。さらに、2023年の障害者差別解消法改正により、2024年からは、すべての事業者に対して合理的配慮の提供が義務化されました。この改正により、事業者が様々なサービスの提供を行う空間その ものにおいても、より包括的な配慮を行うための設計方針が必要になることが予想されます。これらの法改正による社会のを取り巻く環境の変化に伴い、建築空間は単なる物理的構造物から、より社会 の多様性と包括性を反映する文化的空間への変化が求められています。 バリアフリー ユニバーサルデザイン

    2006 バリアフリー新法が施行 バリアフリー法逐条解説2006(日本建築行政会議) 2013 障害者差別解消法の制定 障害を理由とする差別の解消の推進(内閣府) 2022 建築物移動等円滑化誘導基準の改正 建築物におけるバリアフリーについて(国土交通省) 2023 障害者差別解消法が改正 障害を理由とする差別の解消の推進(内閣府) 2024 合理的配慮の提供が義務化 「令和6年4月1日から合理的配慮の提供が義務化されます!」 (内閣府) インクルーシブデザイン
  33. 05.ブランディング・アクセシビリティ Design studio CULUMU 企業の社会的価値を最大化するブランディング 企業の存在意義の明確化とその実現をサポートする組織開発を、一気通貫で実現する機会を提供します。社会貢献活動をビジネス戦略の一部として統合し、社会的価値と経済的価値を両立させるブランド戦略を構築します。 日本財団 - カンファレンスサイトリニューアル 2023年8月から12月の3ヶ月間で、日本財団様で毎年実施されている「アジア・フィランソロピー会議」の2023年におけるカンファレンスサ

    イトのリニューアルを実施 多様な方が訪れる今回のカンファレンスサイトでは、多言語対応や、アクセシビリティ対応が必要であり、アクセシビリティのJIS規格で「AA」を満たすことを目指してサイト構築を行いまし た。そのためにまずは、既存サイトのアクセシビリティチェックを実施しました。 パーパス・ブランディング 企業の存在意義(パーパス)を明確化し、それに基づい たブランド戦略を構築します。歴史的経緯に基づく志向 性・組織文化の見える化から、社会との接点を考慮した ブランドストーリーの構築まで支援します。 コーズマーケティング・
 アクセシビリティ支援 社会課題(コーズ)と連携したマーケティング施策の企 画・実行をサポートします。NPO・NGOとの効果的な連 携方法や、顧客の共感を呼ぶコミュニケーション戦略を 提案します。 組織変革・浸透支援 パーパスを組織全体に浸透させ、社員一人ひとりの行動 変容につなげる取り組みを支援します。社内ワーク ショップやトレーニングプログラムの設計・実施をサ ポートします。 顧客(アウターブランディング) 組織(インナーブランディング)
  34. Design studio CULUMU みんなにとって価値のあるブランドを CULUMUは、ブランドの核となる価値観や社 会的ミッションを丹念にヒアリングし、クラ イアントの「想い」をデザインに落とし込み ます。これにより、消費者やステークホル ダーに共感を呼び起こすブランドストーリー を創出します。

    デザインを通じて、企業の社会貢献活動やサ ステナビリティへの取り組みを効果的に表現 し、ブランドとしての信頼性や誠実性を高め ます。これにより、企業価値の向上と市場で の差別化を実現します。 ブランドデザイン ブランドデザイン イラスト・ビジュアル イラスト・ビジュアル ロゴデザイン ロゴデザイン ムービー制作 ムービー制作
  35. Design studio CULUMU フットマーク株式会社 老舗水泳用品メーカーが「軽く感じる通学カバン・ RAKUSACKを作った理由」 セブン銀行「ATM+」 インクルーシブは当事者の話をしっかり聞くことが 重要、セブン銀行「ATM+」がこだわる共創デザイ ン

    フォントワークス 「みんなが読みやすい」から「こんな人が読みやす い」へ、フォントにおけるインクルーシブなアプ ローチ LIFULL(ライフル) 住宅弱者と不動産会社をつなぐ、LIFULLが挑む事業 としての社会課題解決 CULUMU マイノリティ視点がイノベーションを生む。インク ルーシブデザインの可能性と始め方 BIPROGY株式会社 企業と生活者をつなぎサステナブルな未来を目指す 「BE+CAUS」 メディア掲載
  36. 書籍出版 Design studio CULUMU AI時代にデザイナーがおさえておきたい基 礎知識 本書では、クリエイティブプロセスの効率化や創造性の拡張に有効 な生成AIにはどんなものがあるのか、どのように活用すればよいの か、適切な活用のために何を知っておくべきことなどを1冊にまと めています。活用事例では、UI/UXやグラフィック、音楽制作、

    ゲームなど様々な分野の生成AIを紹介。また、コンテンツそのもの の制作だけでなく、ユーザー調査や課題分析、検証などの工程も含 めた、デザインワークの各フェーズでの活用を説明しています。 サービス開発、運用にかかわる人が知って おきたい知識と実践 本書では、世界標準 のア クセシビ リティガ イド ラインを参照 しなが ら 、特定 の人 を排除せず 、より多 くの人 にとって使 いやすいデジタ ル プロダ クト を実現 するためのデザイン戦略 やベ スト プラクティ ス、計画 から実践 までを豊富 に紹介しています。多 様性の時代 と言 わ れる現代 の、これから のデザインに必要 な考え方 が詰 まった、デ ザインに携わ るすべての人 に役立つ1 冊。 ユ ーザー視点で「目的を達成で きる」「使 いやす い」Web サイトを デザインす るため に 本書は「 UX」 と「理論」 という2つ の側面 から 、Webサ イト を制 作・ デザインするときに必要 な考え方 や法則 をまとめました。なぜ Webサ イト が必要 なのか、なぜ このレ イアウト なのか、なぜ この色 なのか…… 。このような問 いに対 して、ユーザー視点 に立 って根拠 にもとづ くデザインができるようになるための法則 が、本書に簡潔 にまとめら れています。
  37. 豊富な新規事業・商品開発プロジェクト Design studio CULUMU メーカー 医療・製薬 交通・モビリティ 街づくり・公共空間 建築・不動産 発達の多様性から新しい

    学生鞄を創造する 当事者との共創による 新規事業開発支援 新しい公共空間•商業施 設の運営ガイドライン 発達障害当事者と取り組む 小学校改築プロジェクト 交通・モビリティ関連の 新規企画 01 02 03 04 05
  38. アイデアを形にするデジタルプロダクト Design studio CULUMU 03 05 ブランディング Webサービス・サイト アプリデザイン 業務システム

    AI活用 遠隔美容医療 サービス D2C化粧品 Nオーガニック 従業員体験(Employee Experience)の改善に向 けたUX設計 AIチャット求人サービス 日本最大の ライブコマースアプリ 06 07 08 09 10
  39. 共同事業の開発:ソーシャルグッドな事業開発 Design studio CULUMU 企業と生活者をつなぎサステナブルな未来を目 指す 「BE+CAUS」 日常の買い物がそのまま社会課題解決につながるソーシャルアクション・プ ラットフォーム。小売アプリとSyncableを連携し、対象商品購入額の一部を 5,000

    超のNPO/NGOへ自動寄付。企業は自社のサステナビリティ活動を“売り 場+アプリ”で可視化でき、生活者はワンアクションで寄付体験が可能。「買 い手・売り手・世間」三方良しの循環を加速している。 「走る力」を寄付の力に変える、大阪マラソン 公式チャリティプログラム ランナーは選択した団体を応援し、エントリー時の1,000円寄付+家族・友人 からの支援で合計7万円以上を集めて出走権を獲得。2025大会では31の寄付先 団体が参画し、1,000人規模のチャリティランナーを募集。スポーツ×ファン ドレイジングで寄付文化の裾野を広げ、イベント自体のSDGsインパクトを高 めている。 眠っているブランド品を寄付する
 “Brand Pledge(ブランドプレッジ) 着なくなった洋服や眠っているブランド品を“寄付金”へ変えるリユース寄付 サービス。宅配買取大手ブランディアの査定額に最大500円を上乗せし、ユー ザーが選んだNPOへ全額寄付。送料・手数料ゼロ、ダンボールに詰めて送る だけの3ステップで、7,000以上のブランドに対応し、掲載団体は700超。モノ の循環と寄付文化を同時に促進し、サステナブルなライフスタイルを拡張す る。
  40. Design studio CULUMU 独自デザインフレームワーク
 IDワークショップ インクルーシブカードを使って ユーザーの多様性の気づきを得る。 高齢者や障がい者など 多様な人の視点での課題整理。 CULUMUがこれまで携わってきた案件やSTYZが支

    援してきたNPOの方々の体験をもとに、これから インクルードしていくべきユーザーをカード形式 にまとめました、このカードをつかうことで、ど のような人がサービスの周りにいるのか気づくこ とができます。 満足度 97 % ※有効回答数171名のうち、「やや満足」 「非常に満足」と回答した人の割合 ワークショップ実施総数 1,000 名 突破!