Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Goを使いこなせる組織作りの取り組み / DeNA.go #1
Search
Daisuke Suzuki
May 24, 2019
Technology
10
12k
Goを使いこなせる組織作りの取り組み / DeNA.go #1
https://dena.connpass.com/event/128034/
Daisuke Suzuki
May 24, 2019
Tweet
Share
More Decks by Daisuke Suzuki
See All by Daisuke Suzuki
Mastering Quickfix
daisuzu
2
2k
Usage and manipulation of the tag stack
daisuzu
1
20k
Migrating plugins to standard features
daisuzu
1
20k
How ordinary Vim user contributed to Vim
daisuzu
3
6.6k
Goの実装パターン ~ Webサーバ編 ~
daisuzu
14
6.5k
Other Decks in Technology
See All in Technology
堅牢.py#2 LT資料
t3tra
0
130
ランサムウエア対策してますか?やられた時の対策は本当にできてますか?AWSでのリスク分析と対応フローの泥臭いお話。
hootaki
0
110
8万デプロイ
iwamot
PRO
2
230
タスク管理も1on1も、もう「管理」じゃない ― KiroとBedrock AgentCoreで変わった"判断の仕事"
yusukeshimizu
5
2.5k
Claude Code 2026年 最新アップデート
oikon48
10
7.6k
Shifting from MCP to Skills / ベストプラクティスの変遷を辿る
yamanoku
4
790
Oracle Database@Azure:サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
4
1.2k
Kaggleの経験が実務にどう活きているか / kaggle_findy
sansan_randd
7
1.4k
Ultra Ethernet (UEC) v1.0 仕様概説
markunet
3
250
ナレッジワーク IT情報系キャリア研究セッション資料(情報処理学会 第88回全国大会 )
kworkdev
PRO
0
160
Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure(ExaDB-D) UI スクリーン・キャプチャ集
oracle4engineer
PRO
8
7.2k
A Gentle Introduction to Transformers
keio_smilab
PRO
2
1k
Featured
See All Featured
Ethics towards AI in product and experience design
skipperchong
2
220
コードの90%をAIが書く世界で何が待っているのか / What awaits us in a world where 90% of the code is written by AI
rkaga
60
42k
The Impact of AI in SEO - AI Overviews June 2024 Edition
aleyda
5
760
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
330
40k
AI: The stuff that nobody shows you
jnunemaker
PRO
3
370
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
12
1.1k
How to Build an AI Search Optimization Roadmap - Criteria and Steps to Take #SEOIRL
aleyda
1
1.9k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
47
8k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
72
12k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
174
15k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.6k
Believing is Seeing
oripsolob
1
79
Transcript
Goを使いこなせる組織作りの取り組み 鈴木 大介 ゲーム・エンターテインメント事業本部 オープンプラットフォーム事業部 ゲームプラットフォーム部 技術第二グループ 株式会社ディー・エヌ・エー #1
自己紹介 2 鈴木 大介 ❖ AndAppのサーバサイドエンジニア ▪ Go + GCP(App
Engine) ❖ Goで作ってきたシステム多数 ▪ APIサーバ ◦ REST ◦ gRPC ▪ Webサーバ ▪ コマンドラインツール ▪ デーモン ❖ Vimmer ▪ VimConf ▪ ゴリラ.vim
Goを使いこなせる組織 3 Goを使いこなせる ➢ Goの良いところを引き出して生産性を最大化する ◦ シンプルな言語仕様で学習コストが低い ◦ 幅広いプラットフォームに対応している ◦
品質向上に役立つツールが充実している ➢ 適材適所で選択する ◦ 各種サーバソフトウェアやコマンドラインツールに向いている ◦ デスクトップアプリやモバイルアプリなどを無理にGoで作らない 組織 ➢ チーム、部署、企業 ◦ NOT 個人
つくりたい! 4 ガイドライン ツール・システム コミュニティ
ガイドライン 5
なぜガイドラインが必要なのか • スタートラインを揃えたい • 環境構築などにハマって時間を無駄にしたくないはず • うっかり古い資料を参考にしてハマるみたいなのを避けられるように • 細かいノウハウを共有したい •
一定コミュニティが成熟すると当たり前のノウハウは外にでなくなる • 当たり前のベストプラクティスを参照しやすい場所に置き共有したい 6
環境構築 Go本体のセットアップ 1. 各OS向けのアーカイブをダウンロードして展開する ◦ バージョンを固定するため ◦ 異なるバージョンを使いたい時はシンボリックリンク or golang.org/dl/...
2. ワークスペースは$HOME/goにする 3. GitHub Enterpriseからgo getするためのGit設定を追加する 4. パッケージ管理ツールの使い方 Cloud SDKのセットアップ 1. 各OS向けのアーカイブをダウンロードして展開する ◦ 以降はgcloud componentsコマンドを使う 2. App Engine用コマンドにパスを通し、実行権限を付与する ◦ goappコマンドを使う際には$GOPATHを設定しておく 7
学習コンテンツ 公式ドキュメント • A Tour of Go • Package Documentation
• Command Documentation • Language Specification • Frequently Asked Questions (FAQ) コードラボ • 公式ドキュメントの次のステップとして 社内ドキュメント • スタイルガイド • エラーハンドリング • テスト • など 8
9
スタイルガイド あまり細かい規定はない • Goの標準に従うこと ◦ 特殊な書き方は新規メンバーのキャッチアップを阻害してしまう ◦ 他の言語のような書き方をしようとすると歪になってしまう • Effective
Go、Go Code Review Comments、Go Proverbsの内容を押さえること • ツールによるチェックを行うこと ◦ 必須 ▪ gofmt or goimports ▪ go vet ◦ 推奨 ▪ golint ▪ staticcheck • イディオムの紹介 • テストはgotestsコマンドで雛形を生成してTable Driven Tests 10
チェックツール • 3rd-party製linterの機能紹介 ◦ staticcheck ◦ golangci-lint ◦ gsc •
reviewdogの使い方 • CircleCIの設定方法 詳細はDeNA Testing Blogの reviewdogによるGoのコードレビュー 参照 11
イディオム • 宣言のグルーピング ◦ constやvarごとではなく、GoDoc単位でまとめる ◦ ネストが深くなるのでstructやinterfaceはまとめない • スライスの作成方法いろいろ ◦
make() ◦ nilスライス ◦ 空スライス • 引数の構造体は値で受け取る?それともポインタ? ◦ 迷ったらポインタにしておく ▪ フィールドが増えてもパフォーマンスが落ちない ▪ 後からポインタに変更するのは改修が面倒 • 構造体のポインタを初期化する時に使うのはnew()?それとも&? ◦ 基本的には& ◦ new()を使うのは初期化時にパラメータが不要なことを明示したい時など 12
エラーハンドリング • パターンを紹介 ◦ Don’t just check errors, handle them
gracefullyで紹介されているもの ▪ Sentinel errors ▪ Error type ▪ Opaque errors ◦ Upspinの例 ◦ など • 注意点 ◦ err.Error()を分岐に使わない ◦ 呼び出し元と呼び出し先の両方で同じエラーログを出力しない ※ 必ずこうしなければならないというものを規定するわけではない 13
テスト • パターンを紹介 1. 外部と接続するための設定を切り替える 2. 外部と接続するクライアントを切り替える 3. 外部と接続する処理自体を切り替える ※
必ずこうしなければならないというものを規定するわけではない 14 1 2 3
ツール・システム 15
16
コミュニティ 17
Go言語委員会 18 • Go言語で開発をする際のガイドラインを整備 • Go言語の実践的なノウハウを共有
メンバー 19 ★ 委員長 ◦ 田中 洋一郎(Yoichiro Tanaka) ★ 委員
◦ 鈴木 大介(Daisuke Suzuki) ◦ 佐藤 健太(Kenta Sato) ◦ 金子 淳貴(@Junki Kaneko) ▪ a.k.a yoichiro ▪ a.k.a daisuzu ▪ a.k.a karupanerura ▪ a.k.a theoden9014
Go Friday • 社内向けのGoの勉強会 • 資料を準備して発表するというより、参加者同士で雑談する会 ※ 某社にインスパイアされました 20
過去の風景 21
TODO 1) テストのカイゼン ◦ 品質の可視化 ◦ 面倒、ツラい、といったイメージの払拭 2) アウトプットを増やす ◦
Blog ◦ 登壇 ◦ OSS 22
株式会社ディー・エヌ・エー まとめ 23 部署の垣根を超えた社内コミュニティを中心に、Go力を高めている。 • Go言語委員会 ◦ ガイドラインの整備 ◦ ツール・システムの作成
• Go Friday ◦ ノウハウの共有・フィードバック