『Kotlinを研究する』(※ JJUG FALL 2021で発表)
Abstract:
KotlinはJVMで動作する静的型付けのオブジェクト指向プログラミング言語です。
モダンな記法が使えることや、Java/Scala等のJVM言語の文法と類似性が高く学習コストが低いことから、サーバーサイド・Androidを中心とした開発において利用される機会が増えています。
発表では『Kotlinはどんな言語で何を目指しているのか』について考察したいと思います。
客観的な事実や公表されているデータを元にKotlinについて読み解いていきます。
発表の特徴としては、可能な限り客観的な情報による分析を行うことで極力偏らない内容になっており、それに補足する形でKotlinを4年程使ってきた登壇者個人の主観的見解も交えていきます。
<目次>
公式ドキュメントから読み解くKotlin
歴史から読み解くKotlin
サーベイから読み解くKotlin
言語仕様から読み解くKotlin
標準ライブラリから読み解くKotlin
実装パターンから読み解くKotlin
公式声明から読み解く今後のKotlin
<発表の目標>
・Kotlinを使ったことがない人に、興味深い知識や技術選定のための検討材料を提供する
・Kotlinをすでに使っている人に、言語思想などに関する理解を深めてもらう