Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
レシピサービスにおける持続的な プロダクト開発プロセスについて / Sustainable P...
Search
Sponsored
·
Your Podcast. Everywhere. Effortlessly.
Share. Educate. Inspire. Entertain. You do you. We'll handle the rest.
→
Eisuke Oishi
December 01, 2022
Technology
0
3.5k
レシピサービスにおける持続的な プロダクト開発プロセスについて / Sustainable Product Development Process in Cookpad
2022.11.25 Cookpad TechConf 2022
https://techconf.cookpad.com/2022/
Eisuke Oishi
December 01, 2022
Tweet
Share
More Decks by Eisuke Oishi
See All by Eisuke Oishi
マイクロサービス宣言から8年 振り返りとこれから / Eight Years After the Microservices Declaration A Look Back and A Look Ahead
eisuke
3
1.9k
20191127_financier.pdf
eisuke
3
4.6k
kuroko2の近況とクックパッドのバッチ周りの概況
eisuke
4
12k
クックパッドの管理アプリケーションの近況報告
eisuke
1
440
Other Decks in Technology
See All in Technology
非同期・イベント駆動処理の分散トレーシングの繋げ方
ichikawaken
1
210
来期の評価で変えようと思っていること 〜AI時代に変わること・変わらないこと〜
estie
0
120
FlutterでPiP再生を実装した話
s9a17
0
230
Oracle AI Database@AWS:サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
3
2k
Datadog で実現するセキュリティ対策 ~オブザーバビリティとセキュリティを 一緒にやると何がいいのか~
a2ush
0
170
Oracle AI Database@Azure:サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
4
1.3k
「通るまでRe-run」から卒業!落ちないテストを書く勘所
asumikam
3
850
Why we keep our community?
kawaguti
PRO
0
330
なぜarray_firstとarray_lastは採用、 array_value_firstとarray_value_lastは 見送りだったか / Why array_value_first and array_value_last was declined, then why array_first and array_last was accpeted?
cocoeyes02
0
280
夢の無限スパゲッティ製造機 #phperkaigi
o0h
PRO
0
390
ADK + Gemini Enterprise で 外部 API 連携エージェント作るなら OAuth の仕組みを理解しておこう
kaz1437
0
230
私がよく使うMCPサーバー3選と社内で安全に活用する方法
kintotechdev
0
140
Featured
See All Featured
Applied NLP in the Age of Generative AI
inesmontani
PRO
4
2.2k
End of SEO as We Know It (SMX Advanced Version)
ipullrank
3
4.1k
Gemini Prompt Engineering: Practical Techniques for Tangible AI Outcomes
mfonobong
2
340
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
225
10k
The Curious Case for Waylosing
cassininazir
0
280
The State of eCommerce SEO: How to Win in Today's Products SERPs - #SEOweek
aleyda
2
10k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
133
19k
Game over? The fight for quality and originality in the time of robots
wayneb77
1
150
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
9
800
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
49
9.9k
Building Experiences: Design Systems, User Experience, and Full Site Editing
marktimemedia
0
460
New Earth Scene 8
popppiees
2
1.9k
Transcript
None
レシピサービスにおける持続的な プロダクト開発プロセスについて 大石英介・島朋代 レシピサービス開発部 2
3
4 今日お話しすること
5 大規模サービスを支える 組織と開発プロセスのリデザイン
6 レシピサービス?
7
8
9
10 377 約 万品 国内の投稿レシピ数 国内の投稿つくれぽ数 2,500 約 万件 国内の月間利用者数
5,200 約 万人 ※ レシピを見て作った人のおすすめレポート ※
11 レシピサービスが 実現していること
12 なぜ、開発プロセスの リデザインが必要なのか?
13
14 そこから1年
15 なんか思うように 開発が進まない...?🙄🥴🥺😰
16 時を同じくして…
17
18 なにかがおかしい・・・🤔
19 組織として、 問題解決しないとマズい 🤯
20 問題の解像度を上げる取り組み
21 課題と指針を言語化
22 歴代の責任者と振り返る
23 メンバーと振り返る
24 浮き彫りになった3つの問題 🔎
・開発進行の属人化 ・期限ドリブン ・情報の透明性のなさ 25 1. 無理を強いる開発進行
26 2. 技術的なコストを事業として考慮できていない ・事業からの運用コスト・技術負債の認識がない ・大規模プロジェクトによって残された負債
27 ・技術戦略の共有不足 ・アーキテクチャと組織の不一致 3. 技術戦略面のミスコミュニケーション
28 解決へ向けての アクション
29 ・巨大なコードベース(cookpad_all) とマイクロサービス(20個以上) ・エンジニア30名、総勢50名の組織 アクションの制約 規模を考慮する 開発を止めない ・負債解消プロジェクトではない ・持続的、組織的に取り組める体制を作る ・ユーザーへ良いプロダクトを提供し続け
ることが目的
プロダクトバックログの20%は開発のためのアイテム 30 スクラムの導入 機能開発を止めずに技術的課題 を解決する プロセスの型をつくる 開発スピードや効率をプロセス の側面から上げる
31 技術基盤組織をプロダクト開発組織と同じ組織に 技術部から3つの基盤チームをプロダクト開発部へ編入 検索基盤チームを新設
32
33
34 定期的な機能の棚卸しと クローズ判断 通称「サービス継続確認会」 成長戦略があるかどうかが 継続・廃止の検討基準 クローズアクションはバックログ に積み実行する
35 アクションの結果
1. 無理を強いる開発進行 36 結果 ・スクラム導入で、コミュニケーションや意思決定がスムーズになった ・定期的な振り返りにより、主体的にプロセス改善が可能になった ・バックログで情報が透明化され、ゴールに対する解像度が向上した
2. 技術的なコストを事業として考慮できていない 37 結果 ・サービス継続確認会・プロダクトバックログにより、コストや技術課題を 見える化できた ・事業責任者がプロダクトバックログを通じ、技術的なコストへの投資判断 をする仕組みができた ・コストを踏まえた施策設計が行えるようになった
3. 技術戦略面のミスコミュニケーション 38 結果 ・技術基盤チームと機能開発チームが距離が近くなり、コミュニケーションコスト が下がった ・共通のゴールを持つことで、ミスコミュニケーションが起きづらくなった ・事業方針と技術戦略の双方を考慮した組織づくりが行えるようになった
39 そして、今
40 あの日の行き詰まりを 完全に乗り越えた
41 持続的なプロダクト開発環境とは プロダクトゴールや方針だけでなく、 組織、システム、文化も 一緒にアップデートされ続ける環境 🤝
42 ・エンジニア・技術部門にしか見えなかっ た部分を組織として見えるようにした ・組織としてマイナスの価値の部分に ちゃんと目を向ける 考察: 技術的な情報非対称の解消
43 考察: 技術的な情報非対称の解消 ・エンジニア・技術部門にしか見えなかっ た部分を組織として見えるようにした ・組織としてマイナスの価値の部分に ちゃんと目を向ける
44 最後に
45 この取組みに関連する発表資料 • このセッション後:宮崎「巨大なレシピサービスのアーキテクチャを最高にしたい」 • ポスター展示:「今日、なにつくろう? 日本の毎日の料理を支えるレシピ検索」 • Cookpad Lounge #14
レシピサービスの根幹を支える!検索エンジニア座談会 • Cookpad Lounge #15 After Kaigi on Rails(スクラムについての話題) • @ukstudio 今年できたチームの生産性を向上させたプラクティスの紹介 / Kaigi on Rails 2022
46 ご清聴ありがとうございました😆
None