Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
「地続き」の技術面接 / "Continuous" technical interview
Search
Shintani Teppei
March 26, 2026
Technology
78
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
「地続き」の技術面接 / "Continuous" technical interview
候補者の人生の可能性を広げる。タイミー流エンジニア選考 の登壇資料です。
https://hireroo.connpass.com/event/386715/
Shintani Teppei
March 26, 2026
More Decks by Shintani Teppei
See All by Shintani Teppei
すべてがオンボーディングタスクになる / Everything becomes an onboarding task
euglena1215
0
140
allow_retry と Arel.sql / allow_retry and Arel.sql
euglena1215
1
310
AIと”コードの評価関数”を共有する / Share the "code evaluation function" with AI
euglena1215
1
290
ISUCONで型をつける
euglena1215
1
170
3年でバックエンドエンジニアが5倍に増えても破綻しなかったアーキテクチャ そして、これから / Software architecture that scales even with a 5x increase in backend engineers in 3 years
euglena1215
11
5.7k
モジュラモノリス、その前に / Modular monolith, before that
euglena1215
8
1.2k
いつか使える ObjectSpace / Maybe useful ObjectSpace
euglena1215
2
290
rbs-inlineを導入してYARDからRBSに移行する
euglena1215
1
990
Ruby の型に関する活動をやっている話 / Activities related to Ruby types
euglena1215
3
460
Other Decks in Technology
See All in Technology
“全部コピーしない”ファイルデータの活用 : — FSx for ONTAP × S3 Tables × Icebergで作るメタデータカタログ
yoshiki0705
0
650
テスト設計の本質を改めて考えてみる~生成AIを活用する時代だからこそ、作ったテストの説明性を高めよう~
yamasaki696
1
420
そのタスクオンスケですか?
poropinai1966
0
150
クラウド上のデータ復旧で見落としがちな制約: 医療系 SaaS の BCP 設計から得た教訓
kakehashi
PRO
0
3.1k
貴方はどのエンジニアリングを磨くのか
hatyibei
0
110
実装だけじゃない! CCA-F取得エンジニアが教えるClaude Code開発プロセス活用術
diggymo
2
500
SRE Next 2026 何でも屋からの脱却
bto
0
390
AIレビューはどこまで任せられるのか?自動化と人が背負うレビューの境界
sansantech
PRO
1
140
Amazon EVS で VCF 9.0 / 9.1 のサポート開始まとめ
mtoyoda
0
280
依頼文化をやめる日 EM視点で語るPlatform EngineeringとInclusive SRE / Discussing Platform Engineering and Inclusive SRE from an EM's Perspective
shin1988
4
4.9k
攻撃者がいなくてもAIエージェントはインシデントを起こす
nomizone
0
210
Making sense of Google’s agentic dev tools
glaforge
1
120
Featured
See All Featured
So, you think you're a good person
axbom
PRO
2
2.1k
HU Berlin: Industrial-Strength Natural Language Processing with spaCy and Prodigy
inesmontani
PRO
0
450
New Earth Scene 8
popppiees
3
2.4k
Visual Storytelling: How to be a Superhuman Communicator
reverentgeek
2
590
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
463
34k
First, design no harm
axbom
PRO
2
1.2k
The Curse of the Amulet
leimatthew05
2
13k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
39
3.2k
Hiding What from Whom? A Critical Review of the History of Programming languages for Music
tomoyanonymous
3
890
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
97
6.7k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
76
5.2k
The SEO Collaboration Effect
kristinabergwall1
1
500
Transcript
2026/03/25 候補者の人生の可能性を広げる。タイミー流エンジニア選考 株式会社タイミー 新谷哲平 「地続き」の技術⾯接 選考をタイミーの「いつもの開発」の延⻑にする @euglena1215
自己紹介 Shintani Teppei(@euglena1215) • 株式会社タイミー • バックエンド テックリード • 個人用で
Mac mini を買って AI 秘書を作って 家庭用 Slack に常駐させて遊んでます、楽し い!
赤澤の発表を受けて ▶ 採用の 1st Goal = 候補者にファンになってもらうこと ▶ 面接・面談はそれ自体が有意義な時間でなければならない 楽しさ
/ 自身の学び(Take) / 知見の共有(Give) ▶ 候補者にとっての Give と Take を両方明確にする では、実際の技術面接はどう設計しているか?
前提:タイミーの選考フロー ⼀次⾯接 コーディングテ スト*1 ⼆次⾯接 (技術⾯接) 主に担当しているのはコーディングテストと二次面接 *1 コーディングテストの有無は技術領域によって異なります 最終⾯接
選考の設計として意識していること
選考の設計として意識していること 選考を タイミーの「いつもの開発」と 地続きの体験にする
選考の設計として意識していること 選考を タイミーの「いつもの開発」と 地続きの体験にする 一緒に働いた時をイメージしやすい状況を提供するのが 技術面接での最大のGiveでありTakeである
目次 選考をタイミーの「いつもの開発」と地続きの体験にするための工夫を紹介 • 工夫① :一問一答ではなく対話的に • 工夫②:コーディングテストはAIエージェント前提 • 工夫③:コーディングテストを「会話のタネ」に、SDLCを元に広げる
工夫① :一問一答ではなく対話的に 選考は正解を当てるクイズゲームではない 正解よりも、思考のプロセスや議論のスタイルをすり合わせたい 「MTGで議論する同僚」としてお互い会話することを意識 ❌ ⽤意した問題に正解できるか? ✅ ⼀緒に考え、議論し、深掘りする
工夫②:コーディングテストはAIエージェント前提 タイミーの普段の開発スタイル 🤖 全員が Claude Code, Cursor, Devin などのAIエージェントと協働 ♻
要件定義〜リリースまで開発サイクル全体にAIを組み込む タイミーの「いつもの開発」と地続きにするには、 コーディングテストでもAIエージェントが利用できるのが自然 各自のAIエージェントを活用できる形式のコーディングテストを 利用している(詳細はこの後HireRooさんから🎤)
工夫③:コーディングテストを「会話のタネ」として使う テストの点数そのものより、「なぜそう実装したか」を大切にする < この実装をした背景ってあったりします? < 例えば、他の実装パターンだとどんなものがありそうですかね? <
この実装に対してこんな意見もあると思うんですけど、それについてはど う思います? コーディングテストを起点に、実際の開発に近い議論を行う
SDLCで「実装以外」にも光を当てる コーディングテストで見えるのは、SDLCの「設計」「実装」の一部分 SDLC = Software Development Life Cycle:ソフトウェア開発ライフサイクル 計画 設計
実装 テスト デプロイ 運⽤ 面接では計画・設計・テスト・デプロイ・運用なども時間の限り議論する 💡 HireRooさんに期待したいこと: 実装フェーズ以外の SDLC(特に運⽤)をカバーする カバー範囲が広がると会話のタネが増え、さらに深い議論ができるように
この選考は、あくまで「今」を前提としている • AIエージェントの進化がすさまじい • 1〜2年後には、プロダクト開発の姿が別物になっている可能性も十分ある • プロダクト開発の姿が別物になれば、選考内容も変わらざるを得ない 選考を設計する立場としても、他の企業の選考を受ける1候補者としても、 未来の開発を想像していく必要がある。
まとめ • 選考をタイミーの「いつもの開発」と地続きの体験にする • 工夫①:一問一答ではなく対話的に • 工夫②:コーディングテストはAIエージェント前提 • 工夫③:コーディングテストを「会話のタネ」に、SDLCを元に広げる 目まぐるしく変わる環境に適応しながら、お互いにとってより良い選考の形を
模索していきたい