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「地続き」の技術面接 / "Continuous" technical interview
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Shintani Teppei
March 26, 2026
Technology
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「地続き」の技術面接 / "Continuous" technical interview
候補者の人生の可能性を広げる。タイミー流エンジニア選考 の登壇資料です。
https://hireroo.connpass.com/event/386715/
Shintani Teppei
March 26, 2026
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Transcript
2026/03/25 候補者の人生の可能性を広げる。タイミー流エンジニア選考 株式会社タイミー 新谷哲平 「地続き」の技術⾯接 選考をタイミーの「いつもの開発」の延⻑にする @euglena1215
自己紹介 Shintani Teppei(@euglena1215) • 株式会社タイミー • バックエンド テックリード • 個人用で
Mac mini を買って AI 秘書を作って 家庭用 Slack に常駐させて遊んでます、楽し い!
赤澤の発表を受けて ▶ 採用の 1st Goal = 候補者にファンになってもらうこと ▶ 面接・面談はそれ自体が有意義な時間でなければならない 楽しさ
/ 自身の学び(Take) / 知見の共有(Give) ▶ 候補者にとっての Give と Take を両方明確にする では、実際の技術面接はどう設計しているか?
前提:タイミーの選考フロー ⼀次⾯接 コーディングテ スト*1 ⼆次⾯接 (技術⾯接) 主に担当しているのはコーディングテストと二次面接 *1 コーディングテストの有無は技術領域によって異なります 最終⾯接
選考の設計として意識していること
選考の設計として意識していること 選考を タイミーの「いつもの開発」と 地続きの体験にする
選考の設計として意識していること 選考を タイミーの「いつもの開発」と 地続きの体験にする 一緒に働いた時をイメージしやすい状況を提供するのが 技術面接での最大のGiveでありTakeである
目次 選考をタイミーの「いつもの開発」と地続きの体験にするための工夫を紹介 • 工夫① :一問一答ではなく対話的に • 工夫②:コーディングテストはAIエージェント前提 • 工夫③:コーディングテストを「会話のタネ」に、SDLCを元に広げる
工夫① :一問一答ではなく対話的に 選考は正解を当てるクイズゲームではない 正解よりも、思考のプロセスや議論のスタイルをすり合わせたい 「MTGで議論する同僚」としてお互い会話することを意識 ❌ ⽤意した問題に正解できるか? ✅ ⼀緒に考え、議論し、深掘りする
工夫②:コーディングテストはAIエージェント前提 タイミーの普段の開発スタイル 🤖 全員が Claude Code, Cursor, Devin などのAIエージェントと協働 ♻
要件定義〜リリースまで開発サイクル全体にAIを組み込む タイミーの「いつもの開発」と地続きにするには、 コーディングテストでもAIエージェントが利用できるのが自然 各自のAIエージェントを活用できる形式のコーディングテストを 利用している(詳細はこの後HireRooさんから🎤)
工夫③:コーディングテストを「会話のタネ」として使う テストの点数そのものより、「なぜそう実装したか」を大切にする < この実装をした背景ってあったりします? < 例えば、他の実装パターンだとどんなものがありそうですかね? <
この実装に対してこんな意見もあると思うんですけど、それについてはど う思います? コーディングテストを起点に、実際の開発に近い議論を行う
SDLCで「実装以外」にも光を当てる コーディングテストで見えるのは、SDLCの「設計」「実装」の一部分 SDLC = Software Development Life Cycle:ソフトウェア開発ライフサイクル 計画 設計
実装 テスト デプロイ 運⽤ 面接では計画・設計・テスト・デプロイ・運用なども時間の限り議論する 💡 HireRooさんに期待したいこと: 実装フェーズ以外の SDLC(特に運⽤)をカバーする カバー範囲が広がると会話のタネが増え、さらに深い議論ができるように
この選考は、あくまで「今」を前提としている • AIエージェントの進化がすさまじい • 1〜2年後には、プロダクト開発の姿が別物になっている可能性も十分ある • プロダクト開発の姿が別物になれば、選考内容も変わらざるを得ない 選考を設計する立場としても、他の企業の選考を受ける1候補者としても、 未来の開発を想像していく必要がある。
まとめ • 選考をタイミーの「いつもの開発」と地続きの体験にする • 工夫①:一問一答ではなく対話的に • 工夫②:コーディングテストはAIエージェント前提 • 工夫③:コーディングテストを「会話のタネ」に、SDLCを元に広げる 目まぐるしく変わる環境に適応しながら、お互いにとってより良い選考の形を
模索していきたい