Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
【とらのあな主催】オタクがKotlinを追うライトニングトークイベント / 20190319_...
Search
FORTE
March 19, 2019
Technology
0
370
【とらのあな主催】オタクがKotlinを追うライトニングトークイベント / 20190319_toranoana_kotlin_lt
FORTE
March 19, 2019
Tweet
Share
More Decks by FORTE
See All by FORTE
アンチパターンから学ぶコミュニケーション/lcap_sample
fortegp05
0
50
Micronautで入門!実践!サーバーサイドKotlin/sskm1_sample
fortegp05
0
21
ITエンジニアとして生きる技術/tlie-sample
fortegp05
0
290
入門!実践!Kotlin Compose Multiplatformでデスクトップアプリ開発! / cmd_01_sample
fortegp05
0
500
いろいろ実践!サーバーサイドKotlin Vol.2【サンプル】 / server_side_kotlin_3_2_sample
fortegp05
0
260
いろいろ実践!サーバーサイドKotlin【サンプル】 / server_side_kotlin_3_sample
fortegp05
0
440
まいにち続ける技術【サンプル】 / tech_to_continue_on_daily
fortegp05
0
710
【無料サンプル】もっと実践!サーバーサイドKotlin / server_side_kotlin_2_sample
fortegp05
1
360
技術同人誌によって得られたもの / infra-workshop-20200301_What_was_obtained_in_the_book
fortegp05
0
110
Other Decks in Technology
See All in Technology
Git scrapingで始める継続的なデータ追跡 / Git Scraping
ohbarye
5
500
生成AIのビジネス活用
seosoft
0
110
Oracle Exadata Database Service(Dedicated Infrastructure):サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
0
12k
メンバーがオーナーシップを発揮しやすいチームづくり
ham0215
2
150
駆け出しリーダーとしての第一歩〜開発チームとの新しい関わり方〜 / Beginning Journey as Team Leader
kaonavi
0
120
デジタルアイデンティティ人材育成推進ワーキンググループ 翻訳サブワーキンググループ 活動報告 / 20250114-OIDF-J-EduWG-TranslationSWG
oidfj
0
540
商品レコメンドでのexplicit negative feedbackの活用
alpicola
2
370
AWS re:Invent 2024 re:Cap Taipei (for Developer): New Launches that facilitate Developer Workflow and Continuous Innovation
dwchiang
0
170
あなたの人生も変わるかも?AWS認定2つで始まったウソみたいな話
iwamot
3
860
完全自律型AIエージェントとAgentic Workflow〜ワークフロー構築という現実解
pharma_x_tech
0
350
AWS re:Invent 2024 recap in 20min / JAWSUG 千葉 2025.1.14
shimy
1
100
いま現場PMのあなたが、 経営と向き合うPMになるために 必要なこと、腹をくくること
hiro93n
9
7.8k
Featured
See All Featured
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
3
180
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
34
1.6k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
38
7k
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
45
2.3k
Code Review Best Practice
trishagee
65
17k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
54
9.1k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
28
2.2k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
3
360
Being A Developer After 40
akosma
89
590k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
51
7.3k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
32
6.4k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
406
66k
Transcript
Javaの重力に魂を縛られている人々へ 〜Javaエンジニアがkotlinを学んでみた〜 2019/03/19 【とらのあな主催】オタクがKotlinを追うライトニングトークイベント @FORTEgp05
自己紹介 FORTE (フォルテ) スマホアプリ開発者 Twitter:@FORTEgp05
今日伝えたいこと • JavaエンジニアがKotlinを学んでみた結果を伝えたい ◦ 学び方 ◦ 反省 ◦ 感想 3
今日は伝えないこと • Kotlinの文法など 文法なら公式ドキュメントを。 4
前提 登壇者のスキル • ざっくりとした職歴 ◦ SIer ⇨ Web系 ⇨ スマホアプリ開発 •
Java経験 ◦ 合計9年半 ▪ SIerで9年 ▪ スマホアプリ開発で半年 Kotlinはまったく未経験(プライベートでも勉強していない) 5
事例 実際にKotlinを学んだやり方 6
事例 学び方①公式ドキュメントを読む まずは公式ドキュメントを読み始める。 読んでわかったこと。 7
事例 学び方①公式ドキュメントを読む まずは公式ドキュメントを読み始める。 読んでわかったこと。 • Kotlin、完全に理解した 8
事例 学び方①公式ドキュメントを読む まずは公式ドキュメントを読み始める。 読んでわかったこと。 • Kotlin、完全に理解した 気になれた 9
事例 学び方①公式ドキュメントを読む ループの書き方や言語の特徴、コルーチンなどの仕組みがあ るのはわかる。 それで?ってなるだけ。 身についている感じはほとんどしない。 困った時にみるのは便利だし、どこになにがあるかをざっと みておくと描くときの効率が上がりそう。 10
事例 学び方②他人のソースを見てみる • DroidKaigi2019のソースを見てみる ◦ モダンすぎて、Kotlin以外に理解しなければならない ことが多すぎてツライ。 使われているライブラリとか。 ◦ いまわからないのが、kotlinのせいなのか、 別の要因なのかが判断しづらい。
11
事例 学び方②他人のソースを見てみる • DroidKaigi2019のソースを見てみる ◦ モダンすぎて、Kotlin以外に理解しなければならない ことが多すぎてツライ。 使われているライブラリとか。 ◦ いまわからないのが、kotlinのせいなのか、 別の要因なのかが判断しづらい。
ものすごく勉強になるが、自分にあったソースを見ないと効 率が悪い。 12
事例 学び方②他人のソースを見てみる • googlesamples/android-sunflowerのソースを見てみる ◦ Android JetpackというGoogle製ライブラリのベスト プラクティスをソースにしたサンプルアプリ。 ◦ 風の噂でこれが良いぞと聞いたので見てみた。 わかりやすい書き方で内容はわかる。
Kotlinだとこう書くのかーと実感。 13
事例 学び方②他人のソースを見てみる ふたつのソースを見てわかったこと。 14
事例 学び方②他人のソースを見てみる ふたつのソースを見てわかったこと。 自分で書かないとわからないな。 15
事例 学び方③写経する 自分がJavaで理解できるコードを、Kotlinで書いていくと効 果がありそう。 • Javaとの違いを実感できる • 実装内容はわかっているのでKotlinだけに集中できる 16
事例 学び方③写経する • 写経対象 ◦ Java製のサンプルアプリ ▪ MVVMの実践 ▪ RxJava、room、 Data
Bindingなど… 17
事例 実際にKotlinを書いて悩んだ点 18
事例 実際にKotlinを書いて悩んだ点 • クラス名を取得したい ◦ Java: ◦ Kotlin: クラス(Hoge)からclassや名前が取れないので悩む…。 書いてみて気づけたのて書いてよかった点。 19
Hoge.class.getName() Hoge::class.java.simpleName
事例 実際にKotlinを書いて悩んだ点 • 直感的に多次元配列が定義できない。 ◦ Java: 20 String[][] params = {
{"hoge", fuga} };
事例 実際にKotlinを書いて悩んだ点 • 直感的に多次元配列が定義できない。 ◦ Kotlin: なんで配列宣言ができないのかわからなくて悩む…。 結局2次元配列は使用せずに実装した。 21 val array
= Array(10, {arrayOfNulls<Int>(10)}) // このあと値をセットする
事例 実際にKotlinを書いて悩んだ点 • 三項演算子がない ◦ Java: ◦ Kotlin: 無いの!?ってなったけど、if文で値が返せるのならわかりや すいと思いました。 22
return (sb.length() > 0) ? "?" + sb.substring(1) : ""; return if (sb.isNotEmpty()) "?" + sb.substring(1) else ""
事例 実際にKotlinを書いて悩んだ点 • Object型とAny型 Javaと同じようにObject型の引数を取るメソッドを書い たら、なぜかコンパイルが通らない…。 Kotlinでルートクラスを使用したい場合は、Any型を使用 するのが正解。 23
事例 学んだ結果からの反省と感想 24
反省 • すぐ書き始めればよかった。 ◦ Javaと比べられるコードがあると非常に捗る • メンターを用意できそうならいた方が早い ◦ 教育目的のペア/モブプロがおすすめ 25
Kotlinを勉強してみた感想 • 最初はストレスを感じる ◦ イメージがそのままコードにできない • 開発対象のアンチパターンをググるのもおすすめ。 例:「Android kotlin アンチパターン」でググる
26
Kotlinを勉強してみた感想 Kotlinは伊達じゃない! 27
Kotlinは伊達じゃない! • GithubのAPIを叩いてリポジトリ一覧を取得する処理 ◦ Java :65行、2,440行 ◦ Kotlin:61行、1,952行 28
宣伝 Twitter:@FORTEgp05 Podcast:『aozora.fm』 お便り募集中! 技術書典6:「はじめる技術 つづける技術」を頒布予定! 【え18】サークル「おからぼ」さんにて委託。 詳しくは技術書典サークルページ、 または#はじめる技術つづける技術にて! 29
おわり 30