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20250426 GDGoC 合同新歓 - GDGoC のススメ
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Yoshimura Naoya
April 27, 2025
Programming
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120
20250426 GDGoC 合同新歓 - GDGoC のススメ
Presentation at "GDG on Campus Japan 合同新歓"
https://gdsc-jp.connpass.com/event/345221/
Yoshimura Naoya
April 27, 2025
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Transcript
Naoya Yoshimura (GDG Tokyo Organizer) @ GDG on Campus Japan
合同新歓, 2025/04/26 GDGoC のススメ Japan 1 「なんか作れた。」を「自信を持って作れる!」へ
About Me (自己紹介) • 2014 大阪大学 入学 • 2021 GDSC
Osaka 立ち上げ • 2023 大阪大学卒業 (博士) • 2024 GDG Tokyo Engineering Backgrounds • 機械学習 (ウェアラブル, etc) ◦ 大学の研究テーマ • Flutter (モバイルアプリ開発) Naoya Yoshimura 2 注) 本発表の内容は発表者の考えであり、所属団体とは関係がありません。
[1] GDGoCは、仲間と一緒に、 様々な技術やトピックを深く学べる場所だよ! [2]「なんとなくできた。」を「自信を持って作った!」へ • AIを活用することで、様々なことが簡単にできる。 • でも、作ることで理解を深め、応用が効くようにすることが重要 今日のメッセージ 3
• GDGoC (旧 GDSC) でやったこと・学んだこと • これからの時代のエンジニアリング • GDGoC の使い方のススメ
Agenda 4
Topic 1 GDGoC で やったこと、 学んだこと 5
• GDGoC (旧 GDSC) プログラムが、2021年に日本上陸 • 第1期生として GDSC Osaka Univ.
を立ち上げる。 ◦ Mission: 身近な課題をテクノロジーで解決する、 阪大生限定のテックサークル GDSC Osaka の立上げ https://gdsc-osaka.jp/ 6
GDSC Osaka の活動 メンバーの活躍は note (GDSC阪大支部) と HP を読んでみてください! 7
https://note.com/gdsc_osaka/n/nddbe9a1fe194 https://note.com/gdsc_osaka/n/n0d42fc0612a5 https://note.com/gdsc_osaka/n/ncf46a0191101
GDSC Osaka の活動 (1) [DX Project] 陸上部の電話連絡 500人分をGASでDXしてみた 8 •
陸上部がタッグを組み、 マニュアル作業を自動化した事例 • 800人を超えるOB/OGさんに、 直接電話で住所確認などを行う作業。 ⇒ Google App Scriptで自動化 • 実装だけではなく運用 ⇒ メール不着など泥臭い問題にも遭遇 https://note.com/gdsc_osaka/n/nddbe9a1fe194
GDSC Osaka の活動 (2) Marketing Study Jam -マーケティング技術を使った新歓 WEBサイトの企画・設計サポート 9
• 学内の学生団体の新歓HPの作成を お手伝いした事例 • サイト設計 (UX/マーケティングの知識) から 実装 (ウェブ開発)までセットでチーム開発 • 初めてチーム開発の経験を積んだ人多数。 「作成したHPが参考になった」という 新入生のユーザーフィードバックもあった 。 https://note.com/gdsc_osaka/n/n9dd7ff1466d9
• 開発だけではなく、運用の経験 ◦ 研究ではないフェーズ。 ◦ ユーザーからのフィードバックは新鮮 ◦ 現実の課題を解決したという達成感 • チーム開発・プロジェクトマネジメント力
• 全国のメンバーとのコネクション ◦ 刺激になる。モチベーションアップ。 などなど GDSC で学んだこと 10
そして今 GDG Tokyo 情報収集 ⇒ 新しいトピックに触れるきっかけ & 学習のモチベーション (or 圧力?)
就活 11
Topic 2 これからの時代の エンジニアリング 12 一般論ではなく、現在の私の個人的な考え
Expo 2025 大阪・関西万博 石黒浩 教授 (大阪大学) ⇒ なぜアンドロイドを研究するのか? 13 Expo2025
大阪・関西万博 (@expo2025_japan) on X https://expo2025future-of-life.com/
そもそも研究 (工学) ってなに? わからなもの 存在しないも の 普遍的な法則 研究 (=活動) アバターをより自然に動かす方法
応用 応用 分野A 分野B 分野C “発話より先に動作を生成することが必要 ” (e.g., 「こんにちは」を発話してからお辞儀 ) アンドロイド ・ アバター の開発 14
分析的アプローチ • 観察・データ分析を通して、個々の要素の働きを理解 • 例) 神経細胞の活動を観察 構成的アプローチ • 対象を模倣したものを設計することを通して理解 (実験を通して、設計が正しいことを確認
) • 例) 人間を理解するために、人間を模倣したアンドロイドを開発 • 例) ニューラルネットワーク (?) 研究のアプローチ 15
人間を理解するために 人間を作る 人間を作る過程 (= 研究) で 応用可能な知識と経験 が得られる。 得られた知識を活用して 次の課題に挑戦できる。
新しいもの が作れる。 16 https://www.irl.sys.es.osaka-u.ac.jp/projects/geminoid
• 「AIになんでも聞ける」、「 AIがなんでもやってくれる」時代 ◦ そもそもプログラミングを学ぶ必要あるの? AI x Engineering 17
DEMO: Firebase Studio 18
なんか作れた。 次どうする? 19
重要とされる能力 (一般論) = AIをツールとして効果的に活用するために必要な能力 • 問題解決能力と抽象化能力 • AI活用能力 • ドメイン知識と文脈理解
• 学習意欲と適応力 (Gemini 調べ) AI の時代に求められる力とは? 20
AI時代に求められる力とは?(私見) 21 問題解決能力と 抽象化能力 AI活用能力 ドメイン知識と文脈理解 学習意欲と適応力 大きな成果 (例:アプリの実装公開 )
例) Android・Webの知識 例) AIツールの選択 例) Androidのアプリケーションを作る。 どうやって身につける?
分析的アプローチ • 情報収集: 様々な論文・技術ブログを読む。 • 公開されたサービスを試す。 構成的アプローチ • サンプルを実装・改変してみる。 •
自分でアプリを実装して、運用してみる。 どうやって身につける? 22 「理解はできるが、 なんか難しそう。。。」 で止まってしまう。 「意外と簡単に 使えるぞ!」(経験) 「使い心地がちょっと違 う」(評価・発見) 経験が得られ「自信を持って作れる!」範囲が広がる。 ⇒ 応用が効く!
とはいえ、 ひとりで続けるのは難しい。。。 23
Topic 3 GDGoC 使い方のススメ 24
GDGoCには、同世代の仲間と一緒に「作る」機会がある。 • ハンズオン・ワークショップ・チーム開発 ◦ わからないことを聞き合ったり、先輩に教えてもらえる環境 ◦ イベントを開けば、プロからフィードバックをもらえる (?) • 学習リソース
◦ 学習教材 ◦ Google Cloud のバウチャー (イベント用) etc • 最新情報の収集 ◦ 情報感度が高い学生に出会える。 ◦ 業界のトップランナー (GDE) も近くで活動している。 ▪ イベントに登壇依頼もできる。 (GDG Tokyo も Check!) GDGoC で出来そうなこと 25
「なんか作れた。」を 「自信を持って作れる!」へ GDGoC を上手に活用して、 「作ること」で理解を深める機会を増やしましょう! 26
• GDSC阪大支部|note (link) • 【石黒浩教授】ロボット研究の副次的存在だった「アバター」で、いま未来を変えた い理由【Developer eXperience Day 2024 レポート】
| レバテックラボ(レバテック LAB) (link) • アンドロイドの「不気味の谷」克服が脳の理解につながる - ResOU (link) • 石黒 浩(ロボット研究者) - DATA INSIGHT (link) Reference 27