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回想録 ~ GDSC Osakaの立上げから引継ぎまで ~ @ GDGoC Japan Con...

回想録 ~ GDSC Osakaの立上げから引継ぎまで ~ @ GDGoC Japan Connect 2025

GDGoC Japan Connect 2025 登壇資料
Link: https://gdsc-jp.connpass.com/event/345388/

Yoshimura Naoya

March 10, 2025
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Transcript

  1. 回想録 ~ GDSC* Osaka の 立上げから引継ぎまで ~ 2025.03.10 @ GDGoC

    Japan Connect *GDSC は現在 GDGoC にリブランディングされています。
  2. About Me Naoya Yoshimura (X: @Getty708) Machine Learning and MLOps

    Engineer, GDG Tokyo Organizer, GDSC Osaka Founder Hobby Coffee (+ Wine始めました) Background • 2014.04 大阪大学工学部入学 & 陸上部入部 • 2016.08 陸上部主務・パート長 ◦ 2017.04 足首の疲労骨折により強制引退 • 2021.09 GDSC Osaka 始動 • 2024.12 GDG Tokyo Organizer
  3. [回想録1] GDSC Osakaのはじまり 2017頃 陸上部主務に着任。 アナログ業務に苦しめられる。 2021-06-14 6:35PM 1件のメールを受け取る (右図)。

    2021-06-16 5:02AM 深夜の動画撮影 ⇒ 応募完了 応募動機は「 部活のデジタル化 」。 2021-07-11 5:38PM 採択通知を受け取る。⇒ 学振との調整等 ... Screenshot
  4. GDSC Osaka の 課題設定 原点は、陸上部の運営関係の業務 ⇒ 作業内容が アナログ すぎる。。。 ⇒

    技術を上手に使えば時間を節約できたはず。 (骨を折らなかったはず! ) ⇒ 技術を使うきっかけを作りたい! 技術を使った成功体験を増やしたい!実学をして欲しい! 490人 / 837人 (回答率=約58%) 電話5分x500人分 の時間削減
  5. なぜ「阪大生限定」なのか? 理由 1 • 技術を活用した成功体験をして欲しい。 ⇒ 解決可能 & 参加者がフィードバックを得られる課題の解決 ⇒

    身の回りの小さな課題がターゲット ⇒ 内部の人にしか触れられないもの ⇒ 学外の人が入ると活動しにくい ⇒ 阪大生限定 理由 2 • まずは内側を盤石に! (= 阪大の個性を作りたい ) ◦ 個性 = GDSC Osaka の魅力 ・強み・参加する理由 ▪ 目標の個性 = 実学主義のトップランナー ◦ 個性がないと良いコラボレーションが難しい (私見)
  6. [回想録2] GDSC Osaka の キックオフ 2021-09-某日 メンバーのリクルーティング開始 • ベンチャーマインドのある人 (Tech・Non-Tech

    両方) • その人にとって価値のある経験・実績が得られそうと Naoya が思った人 ⇒ 上記2点に該当する人からリクルーティング開始、輪を広げていった。 2021-10-06 Kick off Meeting • 11人のCore Memberが参加 !! • 定例ミーティングの呼び方 (Team Building) ⇒ 「Kamaboko」に決定
  7. (Lead視点での) GDSC の運営ポリシー (1/2) Q: 所属していた陸上部が、継続的に強いチームである理由は何か? カッコイイ先輩の姿 & 記録を伸ばした体験談 何かしてもらった経験

    努力の原動力 & 目標設定 自分でもなれるかも? ノウハウを伝える動機 まず Core Member に投資をし、 この流れを作り出したい!
  8. (Lead視点での) GDSC の運営ポリシー (2/2) • Core Member が Project 終了後に、確実に

    Take Away があるように誘導する。 (Memberが自分を信頼して時間を投資してくれている。 ⇒ 本人へのお礼と将来への投資 ) ⇒ 各メンバーにも 挑戦 と 成長 を常に意識してもらう! • “Take Away” を客観的に評価してもらえるようにする。 ⇒ Marketing Team Ref: GDSC運営方針 Core Member から Member へ!
  9. [回想録3] GDSC Osakaでやった企画 & 役割分担 技術系の知識と開発経験 (= 研究の基礎力 ) •

    Cloud Study Jam (12月) • ML資料翻訳プロジェクト • Solution Challenge デジタルマーケティング・情報発信・プロジェクト開発の経験 • マーケティング勉強会 (MSJ) • (DX Project) OBの定期連絡システム
  10. [回想録4] GDSC Osakaの 1年目の成果 note GDSC Osaka HP ⇒ SNSでの発信や、口コミ、

    Core Member経由でメンバー増加 🙌 (Slack参加者数 94人 @August 2022)
  11. [回想録5] 2年目Leadへの引き継ぎ 課題 • ワンマン運営からの脱却 ◦ コアチームが固まり、個性もはっきり始めたが、 Lead に依存しすぎている。 ◦

    “0 → 1” のフェーズは終わり、 “1 → 10” に移行し始めている。 • 次期 Lead の未定 ◦ リードのハードルをあげすぎた? 転機と引き継ぎ • Marketing Study Jam (プロジェクト型イベント , 3月) ◦ リーチの拡大 & リード候補の引き入れ ⇒ 次期Leadへ推薦 (少し強引だった ?) • DX Project Case 03 (Link) ◦ 新規加入のCore Memberが新規案件を持ってきてくれた! ◦ 次期リードが手をつけられるように方向性の調整 • 8月末の任期末で表舞台から離れる (裏でのサポートに ) ◦ 上の人がいると活動しにくい。 → 新 Leadが独自のカラーを出せる環境を作る! [後日談] 学園祭でわたあめ屋を出店 ⇒ 自分にはできなかったが、 学生のコミュニティにはこの 楽しさが必要! (彼に任せて大正解!)
  12. まとめ (GDSC Osakaの立ち上げ場合 ) • コミュニティの個性を確立する。 • Core Memberを良い体験をしてもらう。 ◦

    メンバー (特に Core Member) の “Take Away” を意識する。 ◦ “Take Away” を客観的に評価できる形で発信する。 ◦ Core Member+α に、メンバーや参加者の良い体験を作ってもらう 。 • 新Leadへの引き継ぎは、道筋はつけつつも、独自カラーが出せる環境を作る。 あくまで1つの事例です!! 各状況に合わせて何が必要か考えてください!