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サステナビリティレポート2025

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 サステナビリティレポート2025

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株式会社浜屋

January 16, 2026
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  1. 私たちは 「世の中の“もったいない”を“価値”に変える」 ということをモットーとしてリユース ・ リサイクルに取り組んでいますが、お陰様で本年度は売上高208億円を達成することができま した。この場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。 「大量生産・大量消費・大量廃棄」という社会のあり方が限界を迎え、世界的な環境問題を招 いている昨今、私たちの行っている事業が社会から一層希求されつつあることを実感していま す。この高まりつつある社会的要望に応えるべく、6つのマテリアリティ(重要課題)を定めま した。

    ①循環の拡大と革新、②価値観の共感と行動の連鎖、③多様な個性と可能性が活きる職場の整 備、④顧客、社員、会社の共創・共成長による持続的成長、⑤責任あるバリューチェーンの構 築、⑥組織ガバナンスの強化、これら6つの課題をマテリアリティとして取り組んで参ります。 また、本年度はモンゴルにおいて現地パートナーとの共創事業をスタートさせました。これま でモンゴルで廃棄され埋め立てられていた廃電子機器(E-waste)リサイクルの推進という取り 組みを通じて、現地の廃棄物問題の解決に貢献すると共に埋没希少資源の再資源化という価値 を生み出し、電子機器の分解業務によって障がい者雇用の面でも寄与して参ります。 浜屋グループは、社会にとってなくてはならない存在、すなわち、ハブとしての強みを磨き上 げ、循環を支える価値共創インフラとなることを目指し、これからも挑戦をし続けます。今後 とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。 代表メッセージ 代表取締役 小林 一平 経営理念 W I N W I N ー お客様の喜びを 常に考えて行動する 常に感謝の気持ちで 平等・公平に接する 当社に関わる全ての方と共に成長し、喜びを共有する。私達はどうすればお客様が喜んでくれ るかを常に考え、全ての方に感謝し、平等、公平に行動します。それが浜屋のポリシーであり 行動原理です。そして当社は常に自らをイノベーションをできるように、新しい分野へも積極 的に挑戦し続けます。 2 3 02 代表メッセージ 04 会社概要 06 浜屋の歩み 08 サステナビリティ方針 10 マテリアリティ ▪ 環境 12 環境方針 16 リユース事業 22 リサイクル事業 30 パートナーシップ 38 企業活動を通じた取り組み ▪ ガバナンス 56 ガバナンス方針 58 コーポレートガバナンス、リスクマネジメント 60 コンプライアンス、お客様との対話、 責任あるバリューチェーン構築 ▪ 社会 40 社会方針 42 多様な人材の活躍推進 46 人材育成 48 労働安全衛生 50 健康経営 52 社会貢献活動 CONTENTS 社 長 メ ッ セ ー ジ 基 本 情 報 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  2. 商号 株式会社浜屋 所在地 本社  埼玉県東松山市下唐子1594 事業内容 リユース・リサイクル事業 産業廃棄物収集運搬業 オークション会場運営、EC事業 保育事業、化粧品事業、北欧家具事業 保険事業、不動産事業、フィットネス事業

    特定非営利活動法人はまや 設立 1991年1月21日 資本金 6,000万円 売上高 208億円 従業員数 458名 国内グループ法人 有限会社儀間商店 株式会社ユーズドネット 株式会社エコロジテム 海外法人 HAMAYA DO BRASIL HAMAYA France 許認可 古物商許可 古物市場主許可 特別国際種事業者 酒類販売業免許 埼玉県公安委員会第113A0737 第431130061053号 第05933号象牙製品等 ISO認証登録  9001 / 14001 / 27001 認証範囲:リユースリサイクルセンター 01100209936 第01200209936号 第13-00-209936号 01400209936 00801209936 00900209936 01000209936  01900209936 2009209936 埼玉県知事許可 千葉県知事許可 東京都知事許可 神奈川県知事許可 茨城県知事許可 栃木県知事許可 群馬県知事許可 山梨県知事許可 長野県知事許可 産業廃棄物収集運搬許可 埼玉県知事許可 茨城県知事許可  静岡県知事許可 大阪府知事許可 福岡県知事許可 埼玉県知事 第12120021号 茨 第13627号  静岡102875 知事(登一回)第4858号 第40-1-2489号 第一種フロン類充填回収業者 北海道  茨城県 千葉県(特定金属取扱業) 岐阜県(使用済金属類営業) 静岡県 大阪府  広島県 北海道公安委員会 (金)第101300000010号  茨城県公安委員会 (笠)第133号 千葉県公安委員会 第14200110号 岐阜県公安委員会 第531180019号 静岡県公安委員会 第49115K000014号 大阪府公安委員会 第7766号 広島県公安委員会 第1324号 金属くず条例 認定・受賞実績 健康経営優良法人認定 埼玉県健康経営実践事務所認定 埼玉県健康宣言事業所登録 国連グローバル・コンパクト署名(2018年) 目連PRIDE日本SDGsアワード SDGs推進ベスト企業賞(2023年) 買取事業所 17ヶ所 リユースセンター(オークション会場) 東日本マテリアルセンター(破砕工場、湿式精錬) ECセンター(EC専用拠点) リユースリサイクルセンター(データ消去) 拠点 4 5 社 長 メ ッ セ ー ジ 基 本 情 報
  3. 社 長 メ ッ セ ー ジ 基 本 情

    報 ー「もったいない」を価値に変える、循環型社会への挑戦ー 創業初期 金沢支店 リユースセンター NPO法人はまや 浜屋の歩み 1. 創業の原点 浜屋の歴史は、1980年に埼玉県東松山市で創業者・小林 茂が始めたスクラップ回収から始まりました。やがて回収 業から買い取り業へと事業を拡大し、モーターなどを仕入 れ、従業員が分解・分別し、銅・鉄などの素材として販売 するベースメタルリサイクル事業を確立しました。 ​ その中で、分解前のモーターの購入を希望する海外顧客と の出会いが転機となり、日本の中古品が国外で高く評価さ れることに気づきました。 ​ これをきっかけに、 不要となった家電製品などを買い取り、 東南アジアへの輸出を開始。これが浜屋のリユース事業の 原点です。 ​ 「ある人に不要でも、別の誰かにとっては価値のあるもの になる」 ​ この理念を行動に移し、捨てられるはずだったモノに新た な命を吹き込む。 ​ この「不要なものにも価値を見出す」姿勢は、今日の当社 が推進する循環型社会づくりの礎となっています。 ​ 全国ネットワークで広がるリユースの輪 1991年に「有限会社浜屋」を設立し、1996年の金沢支店 開設以降北海道から九州まで全国に拠点を展開し、地域と 密着した回収・流通ネットワークを整備しました。これに より、リユース可能な製品を全国から効率的に回収し、国 内外の必要とする人々へとつなぐ仕組みを確立しました。 ​ 1999年には有限会社から株式会社へ変更。事業の拡大に 伴い、家電製品にとどまらず、家具や雑貨など多様なリユ ース品の取り扱いを拡げ、国内外の市場ニーズに応える体 制を整備。 ​ また、リユース事業で培ったノウハウを活かし、鉄や銅と いったベースメタルに加えて、使用済み小型家電や電子機 器に内蔵されている基板を回収し、精錬会社に販売する都 市鉱山リサイクル事業を開始しました。 ​ 2011年にはブラジルに基板リサイクルの現地法人を設立 し、海外から基板を輸入するグローバル規模の資源回収ネ ットワークを形成。 ​ 国内では2015年に「分析センター」を開設し、基板中の 貴金属含有量を正確に評価できる体制を整備しました。 ​ 浜屋の新しい “もったいない” 2015年にはNPO法人はまやを設立し、障がいのある方々 が電子機器の分解工程に携わる仕組みをつくりました。こ の取り組みにより、リサイクル工程の効率の向上と障がい のある方の就労機会の拡大を同時に実現し、多様な人材が 活躍できる社会づくりに寄与しています。 ​ また、障がいのある方々による分解・仕分け作業は、リサ イクル品質の向上にもつながっており、環境と社会の両面 に価値を生み出しています。 ​   「人の可能性まで無駄にしない」 それが浜屋の “もった いない” のもう一つのかたちです。 ​ 4. 包括的な資源循環ビジネスへ進化 2022年に「東日本マテリアルセンター」 、2023年に「リユ ースセンター」を開設。破砕・資源回収の効率を高めると ともに、国内外をつなぐ新たなリユース流通モデルを確立 しました。 ​ これにより、資源回収の効率化と品質向上が進み、国内外 をつなぐ新たな循環モデルの構築が加速しています。 また、 企業や自治体との連携を拡大し、パートナーシップを通じ たリユース・リサイクルの推進にも取り組んでいます。 ​ 浜屋は創業から40年以上、 「もったいないを価値に変える」 という信念を貫き、人・モノ・資源すべてを活かし、地域・ 世界をつなぐ循環型社会の実現に向けて挑戦を続けていま す。 ​ 不要品に新たな命を吹き込む 2. 拡大と発展 3. 人の可能性を活かす 6 7 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  4. SUSTAINABILITY サ ス テ ナ ビ リ テ ィ 方

    針 マ テ リ ア リ テ ィ 1 循環型社会の実現に向けた共感と行動の連鎖 リユース・リサイクル事業を通じて資源循環を促進し、国や地域の枠を越 えた環境問題の解決を目指します。 「もったいないを価値に変える」こと への共感と行動の連鎖を社会全体へ広げることで、地球環境の持続性と経 済的発展を両立します。そして、世界中の人々の豊かな暮らしを実現しま す。 2 個々の尊重と働きがいのある職場づくり 多様な個性や価値観を尊重し、 全ての社員が “やりがい” や “誇り” をもっ て働ける環境を整えます。健康・安全に配慮した労働環境と、社員・顧客・ 会社がつながる開かれた企業文化を醸成し、共創・共成長を実現します。 3 責任ある企業運営とガバナンスの強化 法令や倫理を遵守し、公正・誠実な事業活動を徹底するとともに、環境・ 人権・法令・最終処分まで配慮した誇れるビジネスを展開します。社内体 制を明確にし、透明性と信頼性の高い持続可能な経営を推進します。 サステナビリティの推進体制 取締役会 代表取締役 「まだ使えるのに、ゴミにしてしまうのは もったいない。 」 私たちはそんな想いのも と、使われなくなったモノにもう一度目を 向け、 回収・再利用・再資源化を通じて、新 たな価値を生み出す取り組みを行っていま す。誰かにとって役目を終えたモノも、別の 誰かの暮らしを支える存在になるかもしれな い。 私たちは、モノ・人・社会をつなぐ “橋 渡し役” として、必要としている場所へと価 値をつなげ、世界中の人々の暮らしの豊かさ に貢献したいと考えています。モノだけでな く、人の力も同じように。 社員一人ひとり の個性や考え方を尊重し、可能性を活かせる 環境を大切にしながら、 お客様やパートナー の皆さまと共に成長していける企業を目指し ています。 “もったいないを価値に変える” という価値観を世界中に広げ、行動の連鎖を 生み出す。 それが私たちの使命であり、持 続可能な地球と社会への貢献だと信じていま す。 「もったいない」を起点に、価値を生み 出し、未来へとつむいでいく。 浜屋は、そ の循環の担い手であり続けます。 「もったいない」 を価値へ、 世界を豊かに、 未来をつむぐ サステナビリティスローガン サステナビリティスローガン 営業統括部 経営戦略室 リユース事業部 人事総務部 経理部 事業推進室 各部署 都市鉱山リサイクル事業部 サステナビリティ基本方針 浜屋グループは、 「 『もったいない』を価値へ、世界を豊かに、未来をつむぐ」のサステナビリ ティスローガンのもと、環境、社会、ガバナンス(ESG)を経営の中心に据えたサステナブル 経営を推進します。持続可能な未来に向けて、サステナビリティを事業に統合し、企業価値の 最大化を図ります。 また当社は、経営理念「WIN-WIN」のもと、リユース・リサイクル事業を通して、国・地域を 超えた循環型社会の実現に貢献します。環境負荷低減に直結している当社の事業活動を、様々 な関係者の皆様と共に持続可能な形で拡大させることで、循環型社会の実現と浜屋グループの 企業価値向上を目指します。社会から信頼される企業を目指し、浜屋に関わる全ての方と共に 成長し、皆様に喜んでいただけるよう、3 つの基本方針をもとに行動していきます。本方針は、 全社員へ周知徹底するとともに、社外にも公開します。年次ごとに目標の達成状況をレビュー し、PDCA サイクルを通じて継続的改善を図ります。 浜屋グループでは、持続可能性の観点から企業価値を向上させる ため、サステナビリティ推進体制を段階的に強化してきました。 現在は、各部署のメンバーによる部署横断型の組織として「サス テナビリティ推進プロジェクトチーム」を発足し、各部署と連携 することで、全社的な推進力を高め、ESG の観点から持続的成 長を実現できる体制を整えています。 サ ス テ ナ ビ リ テ ィ 推 進 プ ロ ジ ェ ク ト チ ー ム 8 9 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  5. サ ス テ ナ ビ リ テ ィ 方 針

    マ テ リ ア リ テ ィ マテリアリティ特定のプロセス 社会からの期待・要請の把握と整理 社内外の情報を収集し、浜屋グループに関連性の高い社会課題をリスト化 課題の評価・優先順位付け 「社会的視点での重要度」と「自社視点での重要度」を総合的に評価し、 優先順位を設定 経営層との議論 経営陣との意見交換を行い、マテリアリティの方向性を整理 経営会議にて承認 経営会議における審議を経て、最終的なマテリアリティを確定 ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ステップ 4 マテリアリティ マテリアリティの説明 『もったいない』を価値に変え、あらゆるモノを何度でも循環させるために、 社員一人ひとりが資源の価値を最大化する判断力と文化を培い、行動へとつな げる。 “商品” “地域” “仕組み” “連携相手” といったあらゆる側面において柔軟かつ 創造的で進化した循環社会を構築する。 広範で多様な” 価値の再循環” を実現し、次世代の人々が生活し続けられるよ うに地球環境を持続させる。 誰もが役割を持ち、想いを尊重されながら、互いの違いを強みに変え合える組 織文化を育む。 一人ひとりが「自分の仕事が誰かの幸せや社会の持続性につながっている」と 実感や、 ” やりがい” ” 誇り” をもてる職場環境をつくり、人と事業の可能性を 最大化する。 循環の拡大と革新 価値観の共感と行動の連鎖 多様な個性と可能性が 活きる職場の整備 顧客、社員、会社の 共創・共成長による持続的成長 環境負荷や人権リスクといった “見えにくい課題” にも責任を持って向き合い、 自社の活動がポジティブな影響を与えるものとして胸を張れる状態にする。 海外・国内を問わず、製品の最終処分、環境・人権への配慮、法令遵守を一体 的に捉え、持続可能で透明性の高い循環型ビジネスを実現する。 責任ある バリューチェーンの構築 組織ガバナンスの強化 マテリアリティ 浜屋グループは、本業であるリユース・リサイクル事業を通じて社会課題の解決に貢献し、持続 可能な成長を実現するために、ESG の観点からマテリアリティを特定しました。これらのマテ リアリティは、社会やステークホルダーからの期待と当社の事業特性を踏まえたものであり、企 業価値向上と持続可能な社会づくりの双方に資するものです。 私たちは、特定した 6 つのマテリアリティを軸に活動を推進し、国・地域を超えた循環型社会の 実現に貢献してまいります。 “もったいないを価値に変える” という価値観を、社会全体の共通価値へと高 める。 リユース・リサイクル事業を通してその価値を可視化し、世界に共感の輪を広 げ、行動の連鎖を生み出す。 顧客・社員・会社の三者が対話を通じて関係を育て、ともに未来を築く関係性 になる。 「顧客の声」を事業やサービスに活かし、 「社員の気づき」を組織の変革につな げる” 開かれた企業文化” と” 共創型の関係性” を実現し、共に発展する。 組織全体の運営の透明性と一貫性を高め、 健全で信頼される企業基盤を整える。 10 11 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  6. ENVIRONMENT 環境方針 浜屋グループは環境方針を定め、全社員とともに持続可能 な未来の実現に向けた行動を推進します。法令遵守はもち ろん、環境負荷の最小化、資源循環の促進、次世代への意 識啓発など、 包括的な観点から環境との共生を目指します。 1 廃棄物の排出量削減と資源循環の促進 日本全国の使われなくなったものをリユース・リサイクル品として新たな

    価値をもたせ、再び世の中に流通させることで「もったいない」を価値に 変え、 廃棄物の削減と、 地域や国を超えた資源循環を推進します。さらに、 自社から排出される廃棄物についても、分別ルールや再利用の仕組みを明 確化し、廃棄物の最小化に取り組みます。 2 環境法令等の遵守 国内外の環境関連法令や地域ごとの条例・協定を遵守し、適切な対応を行 います。さらに、国際的な環境基準に則した運営を目指します。 3 環境負荷への配慮 あらゆる業務プロセスでのエネルギーの効率的な使用と継続的な省エネル ギーの推進に取り組みます。また、企業として使用する備品や資材の選定 においても、環境への影響や持続可能性を十分に考慮することで、企業活 動全体における環境負荷の最小化を図ります。 4 環境教育と意識啓発 社員への環境教育・研修を通じて環境意識を向上させるとともに、積極的 な行動を評価・共有する仕組みを整え、自発的な行動変容を支援します。 また、地域の子どもたちや次世代に向けた環境教育活動や啓発イベントに も取り組み、環境保全への理解の促進を目指します。 5 地域社会との連携 リユース ・ リサイクルによって生まれる価値をわかりやすく伝えることで、 「もったいないを価値に変える」という考え方への共感の輪を広げます。 取引先や行政、地域の方々とともに、持続可能な社会の実現に向けた行動 の連鎖を生み出していきます。 12 13 リ サ イ ク ル リ ユ ー ス パ ー ト ナ ー シ ッ プ 社 内 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  7. 国 内 精 錬 会 社 ・ 海 外 輸

    入 販 売 業 者 ・ 古 物 ・ 再 販 業 者 ・ 一 般 消 費 者 事 業 者 行 政 学 校 一 般 市 民 海外パートナー企業 一 般 市 民 事 業 者 ・ 企 業 リユース・リサイクル事業全体の流れ HAMAYA DO BRASIL ・ 国 内 問 屋 ・ 精 錬 会 社 行 政 学 校 全国17拠点 リ ユ ー ス 品 リ サ イ ク ル 品 金属スクラップの品質管理 電子機器の手分解・仕分け 記録媒体のデータ消去 国内 海外 14 15 ECセンター (株)ユーズドネット リユースセンター 儀間商店 自社スクラップヤード リユースリサイクルセンター NPOはまや 鉄スクラップ 加工 クリーニング・修理・整備 基板破砕・精錬 東日本マテリアルセンター 自社オークション運営 宅配買取・EC販売 不要品 不要品 不要品 リ サ イ ク ル リ ユ ー ス パ ー ト ナ ー シ ッ プ 社 内 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  8. 世界の人々の暮らしの質の向上 当社が届けたリユース品が、開発途上国を中心とした国々で一つひとつ修 理、販売されることで、現地の雇用創出にも繋がっています。また、新品 を購入することのできない人々が、安価で日本の中古品を入手することが でき、人々の暮らしの質の向上に貢献しています。 当社は、廃棄されるはずだった製品を中古製品として買い取り、海外へ輸 出販売をしています。当社のリユース事業は、資源のグローバル循環へ大 きく貢献しています。これまで家電製品や自転車を中心に商品の取扱量を 増やして参りましたが、現在ではそれだけでなく、家具や雑貨など生活用 品全般から、古道具、民芸品、骨董品などまで幅広く取り扱っています。

    循環型社会の実現 ・環境負荷軽減 国内で不要となった家電製品や家具雑貨など、多種多様なものを国内外で 必要とされる新たな使用者の元へ届けるリユース事業は、廃棄物の排出量 削減に大きく貢献しています。 当社でリユース品が取引されたことで、年間約1,050万点以上*1もの家電 製品や家具雑貨、自転車等が廃棄されずに、次の必要な人の元へ渡ってい ます。 廃棄物削減によりCO2排出量も削減することができ、環境負荷軽減、気候 変動への対応にもつながっています。 当社は、約71か国*2もの国々へリユース品を届けており、グローバル規 模での循環型社会の実現に大きく寄与しています。 *1 2024年10月~2025年9月の国内外取扱量 *2 これまでの取引実績国 回収ネットワーク構築 約8万1千*3の取引先(事業者や一般市民、企業、行政など)と連携した 不要品の回収ネットワークを構築しています。 当社の全国の拠点を通して、 あらゆる人々から不要品を回収しています。 *3 2024年10月~ 2025年9月 リユース事業 REUSE 16 17 リ サ イ ク ル リ ユ ー ス パ ー ト ナ ー シ ッ プ 社 内 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  9. リユース(国内) 当社で受け入れた商品の一部は、グループ企業にてクリー ニング、修理、整備を行い、リユース品として国内で販売 しています。一品一品、知識を持った技術者によってメン テナンスされ、国内で必要とする次の使用者へ送り届けて います。 デンマークやイギリスから仕入れた味わいのある ヴィンテージ家具を、丁寧にメンテナンスし再生 させ、国内販売しています。一品一品国内で解体 し、

    隅々までクリーニングや補修を行っています。 EC事業拠点移転「ECセンター」設立 当社は2025年7月、EC事業の拠点をリユースセンターから新設した 「ECセンター」に移転しました。ECセンターは宅配便などで送付され る商品の取り扱いに特化した専用拠点であり、業務の集中化と効率化 を目指します。また、リユースセンターを拠点とするオークション事 業は順調に成長を続けています。今回の移転で生まれたスペースを活 用し、オークション開催日の拡充やお客様の受け入れ体制を強化する ことで、循環型社会の実現に寄与してまいります。 株式会社オズビジョンとの業務提携により、不要品の宅配買取サービ ス「Pollet」を通じて高品質な商品を直接仕入れ、主にeコマースで 販売しています。これにより、従来の店舗買取では対応できなかった 顧客層からの仕入れが可能となり、リユースの更なる拡大を推進して います。 EC事業 リユース品仕入顧客数 *2024年10月~2025年9月 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス リユース品海外販売の流れ アメリカ、カンボジア、カメルーン、グアテマラ、シ ンガポール、タンザニア、チリ、ドバイ、フィリピン、 ブルガリア等 これまでの取引実績国 71 ヵ国 *2024年10月~2025年9月 コンテナ出荷本数 実績:      / 年* 2,015本 商品輸出点数 実績:      / 年* 825万点 1. 受け入れ 一般家庭や事業者、 行政、企業等から 不要品を受け入れ します。 2. 分類・梱包 受け入れした商品 を分類し、必要に 応じて梱包します。 3. 積込 注文内容に応じて コンテナに商品を 積み込みします。 4. 輸出 コンテナが販売先 の国々へ輸出され ます。 販 売 先 の 国 々 で、 修理・メンテナン スされ、再販売さ れます。 5. 再販売 国内流通点数 *2024年10月~2025年9月 実績:      / 年* 225万点 リユース品国内販売の流れ 1. 受け入れ 一般家庭や事業者、 行政、企業等から 不要品を受け入れ します。 2. 分類 受け入れした商品 を分類し、一部の 商品をグループ企 業へ送ります。 3. 修理・メンテナンス グループ企業にて クリーニング、修 理、整備をします。 国内で、再販売さ れます。 4. 再販売 人* 36,625 HP Instagram リユース(海外) 当社で受け入れた商品は、海外で再び活用されるリユース 品として輸出されています。現地で修理・メンテナンスを 施されたうえで再販売されます。こうして、まだ使える資 源を次の必要とする人々へとつなぎ、世界規模での循環型 社会づくりに貢献しています。 18 19 リ サ イ ク ル リ ユ ー ス パ ー ト ナ ー シ ッ プ 社 内 推 進
  10. 骨董事業 古い家電、和家具や雑貨をビンテージやアンティークと して価値を見出し、アジアやヨーロッパヘ輸出をしてい ます。また、自社開催のオークションにも出品し、通常 の輸出よりも高額での販売を実現しています。今後はヨ ーロッパヘの販売を強化し、国内では需要が低いものの 欧州では需要のある商品の取り扱いを増やし、リユース の促進を目指します。 ブランド事業 ブランド品の買取、販売を行っています。専門家が一品

    一品丁寧に真贋を行い、 適正な価格で売買をしています。 2023年12月から自社オークションに出品し、販路を拡 大するとともに、査定ルールの明確化と入札案件の強化 で仕入れと高額販売に繋げます。 オークション事業 国内外のリユース市場活性化のために売り手よし、買い 手よしの好循環な市場を目指しオークションを開催して います。2025年8月より受け入れ体制を拡充し、9月に は家電・家具・雑貨カテゴリーの開催日を月2回から月 3回へと増加させました。これにより、従来比で約1.5倍 に相当する物量を毎月受け入れ可能な体制を整えていま す。 寄付することで生まれる4つの支援 01. 環境保護 02. 障がい者の雇用創出 03. 途上国の人々の暮らしの質の向上 04. 水浄化剤の寄付 段ボールで地球を救うプロジェクトの実施 キフコレは、拓殖大学・株式会社RC(買いクル)・株式会社心力舎と連 携し、使用済みダンボールを活用して社会課題の解決を目指す産学連 携プロジェクトを2025年8月に開始しました。家庭で眠っているダン ボールを買い取り、 「キフコレ専用ダンボール」としてお客様に無料 配布。その箱に不用品を詰めて送っていただくことで、海外支援へと つなげています。資源循環 ・ CO₂削減 ・ 寄付促進を実現し、大学 ・ 学生 ・ 企業の協働を通じてSDGs目標12・13・17の達成に貢献しています。 NPO法人へウエディングドレスの寄付 ご寄付いただいた15着のウエディングドレスを NPO法人DEAR MEに寄付しました。これらのド レスは、フィリピンの貧困層の子どもたちが出 演するファッションショーの衣装としてリメイ クされました。衣装は現地の子どもたちによっ てデザインされ、日本のボランティアの方々の 手によって高い再現度で作られました。 同封されていたお客様からのお手紙 「誰かのために」という想 いでご寄付くださる方が多 く、お手紙が同封されてい ることも多々あります。 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス 水浄化剤の寄付実績 * *2025年9月現在。寄付実績は、 もったいない運送との合計の数値です。 リットル 400万 約 水浄化剤 人分の一日分 160万 飲み水 不要品寄付サービス 段ボール買取 キフコレの案内 段ボールの送付 キフコレ送付 総取引ロット数 *1 総参加者数 人*2 5,690 件*2 85,902 約 *2 2024年10月~2025年9月 *1 ロット数=競りにかかる件数。 各ロットの物量は昨年より増加しています。 ホ ー ム ペ ー ジ リユースセンター リユースセンターは、骨董事業、ブランドリユース事業、オークション事業の 3 つの事業の拠点 です。それぞれの事業を通して、リユース品の価値を最大限に高めた売買を実現します。 不要品を段ボールに入れて送っていただくことで社会貢献につながる寄付サービスを実施していま す。リユース品として再利用できるものは途上国へ輸出し、リユースできないものは資源として活用 しています。要らなくなったものを捨てるのではなく、 「世界の誰かのためになるのであれば」とい う想いを持った方々にサービスを利用いただいています。 20 21 リ サ イ ク ル リ ユ ー ス パ ー ト ナ ー シ ッ プ 社 内 推 進
  11. リサイクル事業 RECYCLE 障がいを持つ人々への就労支援 当社が回収したゲーム機やノートパソコンなどの小型家電製品の分解・仕 分けを就労支援施設に委託することで障がいを持つ人々の就労機会の創出 と就労支援に貢献しています。 当社では、全国17店舗にて、鉄・銅・アルミなどベースメタルと言われ る金属資源のリサイクル循環を可能にするために、回収・分別・加工を行 うベースメタル事業を展開しています。都市鉱山リサイクル事業では、廃 電子基板等に含まれる貴金属の含有量を分析できる環境を自前で整えると

    ともに、分解・破砕・精錬などの加工作業を担う工場を運営し、一連のリ サイクル過程の中で大きな役割を担っています。これらの取り組みによっ て競争力を高め、適正かつ高単価で買い取りを可能にしており、安定した 品質のリサイクル材の納品に繋げています。 循環型社会の実現 ・環境負荷軽減 金属資源や廃基板等を回収し、国内精錬会社への橋渡しを通して、廃棄物 の排出量を大きく削減しています。当社では、鉄・銅・アルミなどの金属 資源や廃電子基板等のリサイクル品を、年間70,220t*1 取り扱っています。 ブラジルのグループ企業や、その他海外の取引先より廃電子基板を回収し ており、国内だけに留まらずグローバルな資源循環に寄与しています。 これらの金属資源を再資源化することで、CO2の排出量も削減することが でき、環境負荷軽減、気候変動への対応にも繋がっています。 *1 2024年10月~2025年9月の国内外取扱量 回収ネットワーク構築 約8万1千*2の取引先(事業者や一般市民、企業、行政など)と連携した不要 品の回収ネットワークを構築しています。浜屋の全国の拠点を通して、あ らゆる人々から不要品の回収をしています。 *2 2024年10月~2025年9月 22 23 リ サ イ ク ル リ ユ ー ス パ ー ト ナ ー シ ッ プ 社 内 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  12. 大韓民国、インド これまでの取引実績国 ベースメタル品取扱量 実績:      / 年* 64,800t 目標:    / 年 61,200t

    * 2024年10月~2025年9月 アルミホイール付きタイヤ、 自動車触媒などの取扱数 実績:       / 年* 104,000個 目標:     / 年 134,000個 鉄、ステンレス、アルミ、ガス 調整器・ガスメーター、銅、真 鍮、洋白、皮つき銅パイプ、電 線、 湯沸かし器、 トランス、 モー ター、ラジェーター、ヒートシ ンク、ブレーカー、ハンダ、鉛、 バッテリー、UPS等 ベースメタル取扱品 ベースメタルリサイクル事業の流れ 1. 受け入れ 一般家庭や事業者、 行政、 企業等から不要品を受け 入れします。 2. 仕分け・保管 受け入れしたものを金属 の種類ごとに分類し、一 定の量になるまで保管し ます。 国内精錬会社や商社へ出 荷し、 再資源化されます。 3. 出荷・再資源化 廃棄する業務用エアコンや業務用冷蔵庫等、フロンが使用されて いる業務用機器全てを対象に、法律に則った方法で適切にフロン の回収を行っています。回収したフロンは、フロン再生、破壊処 理業者に引き渡すことで環境保全に貢献しています。今年度は、 サービス実施店舗を8店舗まで拡げ、フロン回収技術者を4名設 置しました。現在主流の冷媒(HFC)に加えて廃止対象や禁止と なっている冷媒(HCFC・CFC)も確実に回収しています。今後 も引き続きサービスの拡大を目指してまいります。 本事業は、 プロジェクト提案制度 「マイプロ*」 から生まれました。 フロン回収サービス 資源の付加価値向上とお客様への還元を目的に、電線皮むき機を 導入しました。これにより、従来よりも高い価値を生み出すこと が可能になり、得られた利益を仕入価格に反映させることで、お 客様によりご満足いただける取引を実現しています。 電線皮むき機の導入 *マイプロについてはP,45を参照 フロン回収実績 0 0 100 200 300 400 400 300 100 200 216 429 6 12 168 387 2023年 2024年 2025年 回 収 量 (kg) 処 理 点 数 ベースメタルリサイクル事業 ベースメタル事業では、鉄・銅・アルミなどベースメタルと言われる金属資源のリサイクル 循環を可能にするために、回収・分別・加工を行っています。日本国内には、金属資源を有 効活用するための様々なリサイクルシステムと技術が存在します。金属資源を安定的にリサ イクルするためには、回収網の構築とリサイクル可能な状態に分別・加工することが重要で す。当社では、全国17拠点を活用して、安定した金属資源の回収に努めています。回収さ れた金属資源は、 最適なリサイクルシステムにより新たな資源へと生まれ変わっていきます。 24 25 リ サ イ ク ル リ ユ ー ス パ ー ト ナ ー シ ッ プ 社 内 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  13. 都市鉱山リサイクル事業の流れ 1. 受け入れ 一般家庭や事業者、行政 等から受け入れします。 海外で回収された廃電子 基板もあります。 2. 仕分け・保管 分解、仕分け、破砕、精

    錬を行い、より良い品質 のリサイクル材を提供で きるようにしています。 精錬会社に出荷し、再資 源化されます。 3. 出荷・再資源化 都市鉱山リサイクル品取扱量 実績:     / 年* 5,342t 目標:    / 年 5,419t * 2024年10月~2025年9月 都市鉱山リサイクル事業 都市鉱山リサイクル事業では、国内のみならず海外からも廃電子基板や廃電子機器等を回収 し、国内の精錬会社へ橋渡しをしています。パソコンや携帯電話等に含まれている、金 ・ 銀 ・ パラジウム ・ 銅などを再資源化しています。回収の過程では、東日本と西日本に拠点を設け、 商品を集約しています。これらの拠点では、品質管理や仕分け、出荷などの工程を担い、安 定したリサイクル体制の構築と効率的な資源循環を実現しています。また、廃電子基板に含 まれる金属含有量の正確な分析には特に高い技術力が必要とされますが、当社では分析セン ターを保有し、自社で分析できる環境を整備しています。さらに、自社工場で分解や破砕、 精錬など加工作業も行っており、一連のリサイクル過程で大きな役割を担っています。 電子スクラップ取扱品 電子基板、電源基板、CPU、メモリ、携帯電話、スマホ、 タブレット、ポケットwifi、PCサーバー、HDD、外付け HDD、電源BOX、光学ドライブ、PCカード、ネットワー ク機器、メモリーカセット、ケーブルコネクタ、金メッキ 商品など​ 分析センター 自社で保有している分析センターでは、 「ICP発光分光分析 装置」を使用して、廃基板等に含まれる貴金属の含有量を 計測しています。正確な含有量を計測することにより、適 正な価格での買取を可能にしています。 蛍光 X 線分析装置の導入 新たに「蛍光X線分析装置」を導入しました。金属表面を 短時間で分析できるため、現場での即時判定に有効です。 精密分析としては「ICP発光分光分析装置」を用いていま す。分析装置を使い分けることで、より効率的な対応が可 能となっています。 東日本マテリアルセンター 廃電子基板などの保管、品質管理、破砕、販売を行って います。性能の高い破砕機を用いて、高効率でリサイク ルできる環境を整備しています。 小型家電等などの分別 ・ 分解も行っています。 湿式精錬事業の開始 2025年4月より、東日本マテリアルセンターにおいて新 たに湿式精錬事業を開始しました。湿式精錬法では、電 子部品や基板に含まれる金属を「酸」と「アルカリ」に よって溶解し、効率的に貴金属を分離・精製することが 可能です。 このように、自社での貴金属を回収・生産する体制を確 立したことで、顧客への対応力が高まりました。 らくらく買取サービス 2019年より、基板、電子部品、電子機器、各種スクラ ップ品などを段ボールで宅配いただき買取を行うサービ スを実施しています。全国どこからでも買取可能で、法 人 ・ 個人問わず様々なお客様にご利用いただいています。 フィリピン、ブルネイ、香港、シン ガポール、 ブラジル、 インドネシア、 ナイジェリア、カザフスタン これまでの取引実績国 26 27 リ サ イ ク ル リ ユ ー ス パ ー ト ナ ー シ ッ プ 社 内 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  14. ↑倉庫開所式 モンゴルにおける 都市鉱山リサイクル事業の取り組み 社会課題にこたえる循環モデルの構築 都市鉱山リサイクル事業をモンゴル国内において本格的に開始いたしました。2025年6月 には、首都ウランバートル市内の約660㎡の敷地を有する倉庫を開設しました。回収した 電子機器の分解や基板の集積、出荷を担う拠点となります。 本事業は、現地パートナー企業との共創により、推進している取り組みです。 この取り組みは事業の将来性が評価され、国際協力機構(JICA)の「中小企業・SDGsビ ジネス支援事業」に採択されました。採択により資金援助を受けることで、事業基盤を強

    化し、安定した運営体制の構築が可能となり、海外における廃棄物削減と資源循環の推進 に大きく貢献できるようになりました。 現地の障がい者雇用への貢献 さらに、本事業は単なる資源循環にとどまらず、社会的価値の創出にも取り組ん でいます。NPO法人はまやと連携し、回収した電子機器の分解作業を現地の障が いのある方々に担っていただくことで、新たな雇用機会を創出します。当社は今 後も、資源循環と障がい者雇用を両立させ、持続可能な未来の実現に向けた取り 組みを進めてまいります。これらの活動は今後も日本にとどまらず、海外にも展 開し、より広く持続可能な社会の構築に貢献してまいります。 28 29 リ サ イ ク ル リ ユ ー ス パ ー ト ナ ー シ ッ プ 社 内 推 進 ↑ゲル地区の障がい者世帯訪問 ↑新倉庫の様子 ↑障がい者支援施設への訪問 ↑教育機関への訪問 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  15. パートナーシップによる循環型社会の促進 国内外のグループ企業や多様なパートナーと協力する ことで、当社単独では難しい取り組みも、各社の専門 性やネットワークを活かすことで実現できます。こう した国内外の協力体制を通じて、より大きな資源循環 を生み出し、環境負荷の低減と持続可能な社会の実現 に貢献しています。 パートナーシップ PARTNERSHIP 私たちはパートナーシップを組み、それぞれの強みを活かすことで、個々では出せな

    い効果や影響力を発揮できると考えています。 そのため当社は国内外のグループ企業や行政、民間企業など、さまざまなセクターと 協力し、資源循環を実現するネットワークを構築しています。今後も信頼関係を大切 にしながら一層の発展を図り、持続可能なパートナーシップを築くことで、持続可能 なパートナーシップを構築し、循環型社会の実現を目指します。 雇用の創出 当社が回収したゲーム機やノートパソコンなどの小型 家電製品の分解・仕分けを就労支援施設に委託するこ とで障がいを持つ人々の就労機会の創出と就労支援に 貢献しています。また、海外での企業運営を通じて、 現地の雇用の創出にも貢献しています。 商品価値の最大化 国内外のグループ企業と連携し、当社に集まるありとあらゆる物を 最適な形でリユース・リサイクルしています。循環型社会の構築に 貢献するべく、グループ一丸となって商品価値の最大化を目指して います。 株式会社ユーズドネット 株式会社浜屋に集まった商品のうち国内で再利用のニーズが高 い商品については、 株式会社ユーズドネットにてクリーニング、 修理、整備を行っています。一品一品、専門知識を持つ技術者 によって丁寧にメンテナンスされ、国内で必要とする次の使用 者へ送り届けています。 有限会社儀間商店 鉄・非鉄金属の産業廃棄物処理を専門とし、株式会社浜屋で回 収された鉄・非鉄金属の一部を同社の設備にて切断・圧線・加 工しています。加工後は国内の精練会社等へ引き渡し、リサイ クルヘつなげています。 NPO 法人はまや 鶴ヶ島作業所 / 都作業所 就労継続支援B型の就労支援施設で、障がいや難病があり企業 で働くことが困難な方の就労訓練を行っています。株式会社浜 屋で回収されたパソコンやゲーム機等の小型家電の分解・仕分 けをしています。 株式会社エコロジテム 全国21の拠点で物流とリサイクルの総合サービスを行ってい ます。家電リサイクル品の収集運搬・医療機器等の重量物の廃 棄・事務所の移転等による運送から排出される産業廃棄物の廃 棄まで、一貫した循環型物流を得意としています。 HAMAYA DO BRASIL ブラジルにて現地企業や業者等から電子基板を回収し、分解・ 仕分け作業を行っています。仕分けされた基板は、日本の精錬 会社へ引き渡し、適切にリサイクルされます。 HAMAYA France 日本国内で収集した古道具、民芸品、骨董品などをフランスに て販売しています。文化や価値観の違いを活かし、現地で高い 需要があるものを見極め、物の新たな価値を見出す流通を目指 しています。 30 31 リ サ イ ク ル リ ユ ー ス パ ー ト ナ ー シ ッ プ 社 内 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  16. 2名 HAMAYA DO BRASIL の流れ 1. 受け入れ 一般家庭や現地企業など から電子機器を受け入れ します。

    2. 選別・分解 商品ごとに選別や分解を 行い、より良い品質のリ サイクル材を提供できる ようにしています。 基板は日本へ出荷し、当 社の東日本マテリアルセ ンターの破砕機で粉砕処 理をおこない、精錬会社 へ出荷されます。 3. 出荷・再資源化 リサイクル品取扱量 526t* * 2024年10月~2025年9月 NPO法人はまや NPO法人はまやでは、2拠点の就労支援施設で、障がい者の就労訓練を 行っています。株式会社浜屋で回収されたパソコンやゲーム機などの小 型家電の分解・仕分けを障がい者に委託し、その対価を工賃としてお支 払いすることで障がい者の自立支援に繋げています。また、手分解によ る資源回収を行うことでリサイクル率の向上に繋がり、循環型社会の一 翼を担っています。 さらに、一般就労を希望される方への就労支援にも力を入れており、訓 練やサポートを通じて毎年一般企業への就職者を輩出しています。 特別支援学校における実習授業への協力 地域の特別支援学校高等部へ各学期ごとに電子機器を提供しており、 15名~20名の高校1年生が仕事を知ることを目的に分解作業を体験し ます。この取り組みは、仕事への理解を深めるだけでなく、不要にな った製品を再資源化するための一過程を実体験することで、サステナ ビリティについて考えるきっかけになっています。 また高校2,3年生に対しては当NPO法人での実習の場を提供しており、 卒業後の社会参加につながる支援を行っています。 一般企業への就職者輩出数 (参考)埼玉県平均工賃 20,287円/月(2023年4月~2024年3月) / 月* 40,560円 平均工賃 (重量計算の商品は個数1㎏あたり1個として換算) 台* 670,327 障がい者が分解した小型家電の台数 商品のお持ち込み~再資源化までの流れ 一般家庭や事業者、 行政、企業等から不 要品を受け入れま す。 2. 浜屋 お預かりした商品 の分解と仕分けを NPO はまやに委託 します。 3.NPO はまや 障がい者が商品の分 解・仕分け作業を行 います。 精錬会社や商社へ出 荷し、再資源化され ます。 4. 再資源化 1.一般家庭、事業者、  行政、企業等 *2024年4月~2025年3月 HAMAYA DO BRASIL 浜屋ブラジルは、電子機器、基板のリサイクル事業を通じて、ブラジ ル社会において埋め立て処理される廃棄物の削減と雇用創出に大きく 貢献してきました。また基板は高度な精錬技術のある日本へ出荷する ことで、高いリサイクル率の実現や日本の資源確保にも寄与していま す。 HAMAYA France 浜屋フランスでは、日本で収集した古道具や民芸品、骨董品などをフ ランスで販売しています。日本では価値が付きにくい品でも、フラン スでは人気のあるものが多々あります。蚤の市への出店やECサイトで の販売に加え、フランス国内だけでなく、ヨーロッパの近隣諸国で開 催される大型イベントにも足を運び、日本の商品をお届けしています。 32 33 リ サ イ ク ル リ ユ ー ス パ ー ト ナ ー シ ッ プ 社 内 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  17. ホームページ Instagram 他社との協業 当社は資源循環の促進とリユース・リサイクルの可能性拡大を目指し、他社との協業による 多様なサービスを展開しています。パートナー企業との連携を通じて、互いの強みを生かし ながら、新たな価値の創出に取り組んでいます。 ​ 2018年より主に中古工作機械、中古計測器のマーケットプレイス「Ekuipp」を運営する Ekuipp株式会社、および関連会社の株式会社ユーズドネットと協力し、工場にある中古機 器や部品の流動化を図り、二次流通市場を創造しています。

    2020年より運送業界を代表する全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会と協力し、不要品を リユース・リサイクルにつなげる回収サービスを開始しました。売上の一部で水を綺麗にす る浄化剤を寄付する仕組みを構築し、途上国支援にも取り組んでいます。 2022年2月7日に、株式会社スタイルエージェントと共同で「株式会社 uragami」を設立し ました。不要品として回収された家具等を什器として蘇らせ、空間演出に活用しています。 2023年8月30日に、株式会社タウと協力し、お客様が車買取を行うことのできるサービスの 提供を開始しました。買取をした車は、リユース可能なものは海外へ輸出され、リユースで きないものは資源として再利用されます。 2023年より株式会社オズビジョンと提携し、宅配買取事業「Pollet」を開始しました。お客 様が買取サイトPollet経由で送った商品を株式会社浜屋が査定・買取・販売を行っています。 2024年より株式会社サカイ引越センターと提携し、引越時に発生した不要品を寄付いただ く取り組みを開始しました。サカイ引越センターと株式会社浜屋は、この活動を通じて社会 全体でのリユース推進に取り組んでいます。 「TEAM EXPO 2025プログラム」共創チャレンジMOTTAINAI OSEKKAI共創プロジェクトに参 画しています。私たちは、他参画企業と連携しながら、身近に眠る資源をより有効かつ効率 的に活用することで、持続的な成長を可能にする “幸循環社会” の実現を目指しています。 uragamiの取り組み 「捨てる」を「飾る」に。そんな想いで本来捨てられるはずだっ た家具などを什器として蘇らせる株式会社uragami。アンティー ク家具やリユース什器のリース・販売に加え、様々なプロジェク トを通して商品に新たな価値を見出し、再び活躍させる取り組み を行っています。 桐箪笥のリメイク モリリン株式会社および株式会社RINとの協業により、 リメイク家具を製作しました。この家具は、再利用の需 要が少なくなっている「桐箪笥」と廃棄されるはずだっ た「ロスフラワー」 、そして循環型繊維リサイクルボー ド「PANECO®」を組み合わせてつくられています。こ の取り組みを通じて、使われなくなった桐箪笥に新たな 価値を与え、少しでも多くの桐箪笥の有効活用につなげ たいと考えています。 こけし再生プロジェクト Re Re Re 本プロジェクトは、 「再発見」 「再定義」 「再生」の3つの テーマのもと、 「もったいない資材」を見つけ出し(再 発見) 、アーティストやデザイナーがその価値を見直し て(再定義) 、新しい作品として蘇らせる(再生)プロ セスを通じて、資源の再活用を実現しています。 もったいない素材であった「こけし」は主に東京都青梅 市にある社会福祉法人・友愛学園の利用者の皆さまの 手によって、美しく再生されました。これらの作品は 2024年10月19日から11月30日の間、東京都町田市にあ る町田モディ1FのPOPUPストア「まいにち蚤の市」に て販売されました。 多くの行き場のない資材が焼却処分される中、今後もこ うした資材を継続的に再利用してくださる方を募集し、 もったいないの輪を広げ、環境や生活に貢献していきた いと考えています。 34 35 リ サ イ ク ル リ ユ ー ス パ ー ト ナ ー シ ッ プ 社 内 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  18. 取引実績 契約行政 35市区町村・組合* リユース品 57,517点* リユース品(kg) 7,904kg* リサイクル品(kg) 682,723kg* *

    2024年10月~2025年9月 登壇では、香川県を拠点とした地域活 性化プロジェクトをご紹介しました。 本プロジェクトは、主にトヨタカロー ラ香川株式会社・株式会社レモリフ・ Future株式会社等と連携し、不要品の リユースで得た収益を地域の「観光・ 移動支援」に再投資する循環型モデル です。当社は「リユースのお節介」と して、地域に眠る資源を再び活かし、 経済と環境の好循環を生む役割を担っ ており、この仕組みは、廃棄物の削減 だけでなく、地域住民の移動手段の提 供や観光振興といった社会的課題にも 繋がっています。今回の登壇は、浜屋 のリユースビジネスが「未来の社会課 題の解決策のひとつ」として評価され たことを示すと捉えており、万博とい う国際的な舞台で発信できたことは、 私たちにとって大きな意義がありまし た。今後も当社は “もったいない” の 精神を胸に、地域と世界をつなぐ循環 型社会の実現に貢献してまいります。 民間企業や行政との協業 民間企業からの不要品回収で廃棄物削減 企業や大学から出る不要品も回収し、 リユース・リサイクルへとつなげています。 行政からの回収で粗大ごみのリユース・リサイクルに貢献 清掃センターに持ち込まれる一般家庭の粗大ごみから発生する家電製品、雑貨、自転 車等のリユース商品を中心に買取を行っています。これにより、埋立処分量の削減と 行政の歳入増加の両立を実現しています。 "もったいない"を世界へ 大阪・関西万博での登壇レポート 2025年開催の大阪 ・ 関西万博にて、 代表の小林が登壇し、 リユースと地域活性化を組み合わせた「MOTTAINAI OSEKKAI」プロジェクトを通じ、“もったいない” の精神と浜屋の挑戦を、世界に向けて発信しました。 「 リユースのお節介」 の役割を担う浜屋 本プロジェクトの成果 *2025年9月現在 協賛企業・行政数 72団体* 設置した観光モビリティ数 63台* 当社は、民間企業や行政から発生する不要品を回収し、リユース・リサイクルを通じ て資源循環を促進しています。一般家庭からの不要品回収に加え、企業や行政からも 回収することでより多くの廃棄物の削減を可能にしています。また、当社が加盟する エートス協同組合は、有事の際の地域復興に寄与するため、本社が所在する埼玉県東 松山市と協定を締結いたしました。災害時に浸水などで使用できなくなった物品を当 社が買い取ることで、地域社会に貢献してまいります。 36 37 リ サ イ ク ル パ ー ト ナ ー シ ッ プ 社 内 推 進 取引事例 鉄道会社:落とし物、車輪、ケーブル 飲食業:食器、カトラリー、調理器具 宿泊施設:テレビ、エアコン 役所・大学:PC、放置自転車 行政取引の流れ リ ユ ー ス 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  19. 社内のサステナビリティ推進 従業員一人ひとりのサステナビリティへの理解を深めるため、様々な取り組みを実施していま す。より多くの従業員がサステナビリティを身近に感じ、自分ごととして捉えられるよう、社 内への浸透を目指しています。 社内報、社内 SNS・ポータルサイトでの情報発信 社内報や社内SNS、ポータルサイトでサステナビリティやSDGsに関するトピックを定期的に 発信しています。当社の事業とサステナビリティとの関わりや、推進によって得られる成果の 紹介に加え、現在取り組んでいる活動報告、そして日常生活で実践できる環境にやさしいアク ションまで幅広いテーマを取り扱っています。

    国連グローバルコンパクトヘCoPを提出 当社は国連グローバルコンパクトに加盟し、人権・労働・環境・腐敗防止の4分野およびガバ ナンスに関する実践状況と成果をまとめた報告書(Communication on Progress)を提出して います。今後も毎年、自社の取り組み状況を振り返り、グローバルコンパクトの4分野および ガバナンスに対する取り組みをさらに強化してまいります。 環境負荷低減に向けた取り組み 脱炭素社会の実現に向け、環境負荷の少ない設備や機器への転換を進めることで、電力消費や 排出ガスの削減に取り組んでいます。設備の更新を進めたことで、エネルギー起源のCO2の排 出とランニングコスト削減に加え、運用改善・業務効率化・労働環境の改善等にもつながって います。また、今期は社内でのペットボトル分別活動を強化しました。サステナビリティ推進 プロジェクトチームがリサイクル工場を見学し、正しい分別方法や、分別が不十分な場合に発 生するマイナスの影響について学習し、その内容を社内SNSで共有することで、従業員一人ひ とりが正しい分別を意識し、行動に移すきっかけづくりを行いました。 CO2削減貢献量の見える化に向けた取り組み 現在、当社ではリユース・リサイクル事業を通じたCO2削減効果の算定を進めています。算定 に向けて社内勉強会を実施するとともに、拠点ごとの業務プロセスや物流の実態を整理し、正 確なデータの収集とコンサルタントの方と意見交換を進めています。 こうした取り組みにより、CO2削減貢献量を明らかにし、お客様に「当社へ不要品を持ち込む ことで環境負荷低減に貢献できる」という付加価値を実感いただけるよう努めてまいります。 社内研修 管理者を対象に「サステナビリティ」をテーマとした研修を2回実施しました。1回目の研修 では、 「サステナビリティとは何か」という基本的な概念や、会社でサステナビリティに取り 組む重要性、そして当社が目指す方向性について共有しました。また、管理者としてどのよう な活動に取り組みたいかをテーマにグループディスカッションを行い、 「地元に貢献できる活 動を増やしたい」 「従業員が気持ちよく働ける職場環境づくりを強化したい」など、多様な意 見やアイデアが寄せられました。 続いて第2回目の研修では、 「マテリアリティ(重要課題) 」をテーマに取り上げました。当社 で定めたマテリアリティを管理者が正しく理解することを目的に、マテリアリティに取り組ま ない場合のリスクや、取り組むことで得られる変化について考えるワークを実施しました。こ の研修を通じて、全社一丸となってマテリアリティに取り組む意義を改めて確認する貴重な時 間となりました。 環境意識を高める啓蒙・啓発活動 リユース・リサイクル事業を行う企業として、環境問題に関する啓蒙・啓発活動を積極的に推 進しています。取引先をはじめ、多くの方々の環境への興味や関心を高め、リユース・リサイ クルへの理解と意識向上に取り組んでいます。 リサイクルや環境問題に関するWEBメディア エコトピア 環境問題の最新ニュースやリサイクルの豆知識などの情報を発信するオウンドメディアエコト ピアを運営し、環境への興味や関心を高める啓蒙·啓発活動を行っています。より多くの人々 の環境問題への理解や、リユース・リサイクルに対する意識を高めることを目指しています。 リユース品の活用紹介と社会的価値の発信 当社では、お客様に向けて「浜屋通信」を発行しています。浜屋通信では、当社が買い取った 商品が現地でどのように活用されているのか、また現地ではどのような需要があるのかといっ た実情を紹介しています。あわせて、 リユースされた商品が現地で果たす役割や、 廃棄物削減 ・ 資源循環への貢献といったサステナビリティの側面も取り上げています。これにより、お客様 に「浜屋を通じた商品利用がどのように社会につながっているか」を実感いただける内容とし ています。 一般社団法人日本リユース・リサイクル回収事業者組合(JRRC)との連携 JRRCと連携し、コンプライアンスの向上等を目的とした研修・講習会を実施しています。こ れらの活動は、法令遵守の徹底だけでなく、環境保全や資源循環の重要性を学ぶ機会としても 活用しています。 38 39 リ サ イ ク ル リ ユ ー ス パ ー ト ナ ー シ ッ プ 社 内 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  20. SOCIAL 社会方針 浜屋グループは、持続可能な社会の実現に向けて、 「人権」 「人 材」 「労働安全衛生」 「健康経営」 「社会貢献活動」の 5

    つの軸 で社会課題に取り組みます。すべての従業員が安心・安全に働 き続けられる環境を提供するとともに、国際社会、地域社会と のつながりを深め、国内外問わず社会全体の発展に寄与する企 業であり続けることを目指します。 1 人権の尊重 すべての役員・社員(非正規社員を含む)およびビジネスパートナーを含む関係者 に対して基本的人権を尊重します。国際人権章典や国連グローバル・コンパクトの 原則を支持し、ハラスメント、差別、強制労働・児童労働の排除、適正な労働条件 の確保といった人権課題に真摯に向き合います。 2 人材育成と活躍支援 経営理念「WIN-WIN」のもと、社員一人ひとりが個性や強みを発揮し、やりがいと 誇りを持って働ける職場環境の整備に注力しています。社員の成長が会社の発展を 支え、会社の発展が社員の成長を支える、共に成長していく関係を大切にします。 3 労働安全衛生の確保 社員の安全と健康を守るため、 労働災害の予防や快適な職場環境の整備に努めます。 社員が安心して働き続けられるよう、健全な職場文化を育みます。 5 社会貢献活動の推進 「企業は社会の公器である」との信念のもと、国内外で支援を必要とする人々や地 域社会への貢献を重視します。単なる物的支援に留まらず、 「もったいないを価値 に変える」という価値観を、社会全体の共通価値へと高め、人々の価値観や行動の 変革につながる本質的な社会貢献を目指します。 この理念を軸に、 「環境保全」 「地域貢献」 「災害支援・人道支援」の3つの重点分野 に取り組み、社会と共に持続可能な未来を築きます。さらに社員の自主的な社会貢 献活動を支援する仕組みと環境を整備し、全社的な取り組みとして推進します。 浜屋グループは、 社員のみならず、 地域社会や取引先、 行政、 NPOなど多様なステー クホルダーとともに、 「もったいないを価値に変える」という価値観を醸成し、社 会全体への波及効果を生み出します。 4 健康経営の推進 「健康経営宣言」を掲げ、全社一丸となって健康経営に取り組みます。 < 健康宣言 > 「身体」 「心」 「職場」 、3つの健康を調和させ、社員とその家族の幸福を実現する 浜屋グループは、 「WIN-WIN」の経営理念のもと、 社員一人ひとりの「身体」と「心」 の健康保持・増進に努め、 「職場」の安全・快適さを追求することで、社員がイキ イキと働ける環境を提供します。 社員は「かけがえのない存在」であり、社員とその家族が豊かで充実した生活を送 れることが、会社の成長と発展に繋がると信じています。 「身体」と「心」と「職場」の3つの健康が、 社員の幸福を支え、 会社の成長を促進し、 さらには社員のやりがいを育むという「WIN-WIN」の循環を生み出します。 この循環を通じて、社員と会社が共に成長する組織を目指し、健康保持・増進、そ して安全・快適に働ける職場づくりに取り組むことを、ここに宣言します。 40 41 労 働 安 全 衛 生 健 康 経 営 人 材 育 成 社 会 貢 献 活 動 多 様 な 人 材 の 活 躍 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  21. 多様な人材の活躍推進 小型家電等の分解・分別委託 当社が回収した一部の小型家電の分解・分別を障がい者の就労支援施 設に委託することで、障がい者の就労機会の創出と就労支援に役立て られています。分解・仕分けに対して工賃を支払っており、自立支援 にもつながっています。 古本寄付 当社は、取引先や従業員から集めた古本18,810冊をNPO法人はまやに 寄付しました。寄付された書籍は、査定・検品・クリーニング・出品・ 出荷までの一連の作業を通じて活用されており、従来の小型家電の分

    解・仕分け作業に加え、新たに書籍の検品やクリーニング業務が加わ ったことで、NPO法人はまやでの仕事の幅が広がっています。 また、社内やグループ事業所(カーブス)に回収ボックスを設置し、 従業員一人ひとりが気軽に参加できる仕組みを整えました。 当社は、2022年4月に「埼玉県シニア活躍推進宣言企業プラス」の認定 を受けました。これまでも、元気なシニアが自らの希望に合わせて働け るよう、定年・継続雇用年齢の延長や定年廃止、シニア向けの新たな職 務創出など、多様な取り組みを進めてきました。その結果、 「シニア活 躍推進宣言企業」として認定を受けていましたが、当社はさらに定年を 廃止し、定年を70歳以上または継続雇用の上限年齢を70歳以上とする 制度を導入したことから、上位区分である「シニア活躍推進宣言企業プ ラス」の認定を取得いたしました。 障がい者の就労機会の創出と就労支援 シニア層の雇用 有給休暇取得促進 全従業員が積極的に有給休暇を取得できる環境整備をしています。人員 が少ない拠点の従業員が有給休暇を取得できるように、サポートメンバ ーを採用し各店舗へ派遣する体制を整えました。年々、有給休暇取得率 が上昇しています。 育児休業制度活用推進 男女共に育児休業制度を取得できる環境づくりに努めています。 休職 者へのフォローを行い、職場復帰のタイミングなど復職支援の面談を実 施しています。 必要な時に出産・育児に専念できる環境、そして安心して職場復帰でき るようサポートしています。 ワークライフバランスの支援 従業員がイキイキと働き続けられるよう、ワークライフバランスの取れ た働き方ができるよう支援しています。 企業主導型保育園運営 2018年に企業主導型保育園「もれあ保育園」を開園しました。会社近 くに設置し、子どもの急な体調不良等にも対応しやすい環境になってい ます。従業員の子どもは、枠を確保することができ、優先的に入園する ことができます。これにより、女性従業員の希望に応じたタイミングで の職場復帰がしやすくなりました。 “もれあ “とは、南アフリカ原産の花の名前で、花言 葉は『感受性』です。感受性豊かな子どもに育ってほ しいという願いから『もれあ保育園』と名付けられま した。 自己肯定感を育み生きる力の土台をつくることを保育 方針に掲げ、子ども達の自主性を尊重する保育を行っ ています。 2023年 2024年 2025年 100% 100% 100% 50.0% 66.7% 87.5% 女 性 男 性 2023年 64% 2024年 70% 2025年 69% 42 43 労 働 安 全 衛 生 健 康 経 営 人 材 育 成 社 会 貢 献 活 動 多 様 な 人 材 の 活 躍 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  22. 研修導入 2020年6月1日に施行されたパワーハラスメント防止法に基づき、2022年4 月1日から中小企業にも義務化されたハラスメント防止措置に対応していま す。全従業員に対して、ハラスメントに関する正しい知識を学ぶ研修を提供 し、理解の浸透を図っています。課長職以上の管理職には、ハラスメントが 発生した際の対応法や、部下との関わり方について重点的に学ぶ研修を提供 しています。これにより、管理職が自らの行動を見直し、未然防止と迅速な 対応を実現できる体制を構築しています。 ハラスメント防止への取り組み マニュアル整備

    カスタマーハラスメントを含む多様な事案に備え、対応マニュアルを作成し ています。管理者・現場従業員・事務員向けに具体的な対応方法を明記し、 今後の運用において認識と行動の統一を図っています。 相談窓口の設置 従業員が安心して働ける環境を整えるため、ハラスメントに関する専用の相 談窓口を設置しています。相談はプライバシーを保護した形で受け付けてお り、従業員がいつでも安心して担当者に相談できる体制を整えています。 浜屋の教養 歴史や創業者が大切にしてきた考え方や経験を伝えるエピソードを収集し、 「浜屋の教養」というオリジナル電子冊子を制作しています。本冊子は、経 営理念を体現したエピソードを通じて、従業員一人ひとりの理念理解を深め ることを目的としています。現在では、浜屋ブラジルにおいても同様に「浜 屋の教養」を活用し、グループ全体で共有・実践を進めています。 経営理念の浸透 100年愛される企業を目指すため、経営理念や当社が大事にしてきた考え方 などを形に残し、従業員一人ひとりが日々の業務で活かせるよう、浜屋ライ ブラリーチームによって、経営理念浸透のためのさまざまな取り組みが実施 されています。 日めくりカレンダーの活用 大切にしている価値観や行動指針を日めくりカレンダーにまとめ、社内での 浸透を図っています。従業員の写真を起用することで、身近で親しみやすい 内容とし、 日常の業務の中で自然に価値観を意識できるよう工夫しています。 人間力を磨く取り組み 全従業員に人間学を学ぶ月刊誌『致知』を配布し、各事業所ごとに記事を読 んだ感想を共有し合う「木鶏会」を毎月実施しています。参加者同士が感想 を語り合うことで、多様な価値観に触れる機会が生まれ、視野の拡大につな がっています。また、職位をこえて交流できるコミュニケーションの場にも なり、互いの理解や信頼関係の深化につながっています。 エンゲージメント調査 年に2回、外部のサーベイ調査を導入し、組織や従業員のエンゲージメント を可視化・数値化しています。調査結果をもとに、組織の強みと課題を分析 し、部署ごとに改善に向けた取り組みを実施しています。サーベイは全て匿 名で実施され、秘匿性が厳格に担保されています。従業員一人ひとりが会社 や上司に対する意見を自由に表明できる仕組みを整えることで、風通しの良 い職場づくりと継続的な組織改善につなげています。 プロジェクト提案制度マイプロ 従業員の 「やってみたい」 という想いを起点に、 自発的な挑戦を後押しする 「マ イプロ制度」を導入しています。今期は経営戦略室のもと組織力と実行力の 強化を図りました。従業員の想いの芽を育てる土壌づくりを通じて、一人ひ とりの成長とエンゲージメントを促し、持続的なイノベーションの源泉を生 み出しています。 提案制度 従業員が業務改善や新たなアイディアを自由に提案できる「改善提案制度」 を設けています。部署やグループを越えた提案を含め、会社の改善に関わる 内容はすべて対象です。従業員から寄せられた提案は、各部署の代表者によ って毎月開催される「提案会議」で採否を決定します。 提案は匿名で行うことも可能で、すべての内容は社内SNSに掲載され、従業 員全員が閲覧できます。採用された提案については、その内容に応じて報奨 金を支給しています。 実際に採用された提案 ・商品基準変更 ・盗難品持込防止策 ・募金箱の設置 ・ウドゥー・礼拝スペースの提供 ・システム改善案 採用件数 33件 218件 提案件数 44 45 労 働 安 全 衛 生 健 康 経 営 人 材 育 成 社 会 貢 献 活 動 多 様 な 人 材 の 活 躍 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  23. 人材育成 当社は、人材育成を経営の重要課題の一つとして位置付けています。従業員一人ひとりの成 長が企業の持続的な発展の原動力であり、従業員の学びや挑戦を支援することが、結果とし て社会へのより大きな価値創出につながると考えるためです。 当社では、従業員一人ひとりが強みを活かしながら会社と共に成長できる環境づくりを推進 しています。OJTとOff-JTを組み合わせ、社内外の多面的な研修プログラムを整備するほか、 今年度からはChatGPTやOffice365などのITツール活用に関する社内勉強会を開催していま す。さらに、各部署でも業務の特性やニーズに応じて互いに学び合う勉強会を実施し、共に 学び・共に成長する文化の醸成に取り組んでいます。 2025年度、当社は従業員研修の直接費用として、従業員一人あたり約67,000円を投資しま

    した(旅費や交通費を除く) 多種多様な研修プログラム 職位 部長 次長 課長 係長 主任 中堅 若手 新入社員 全社共通 目的別 職位別 就 任 時 研 修 経営知識、 マネジメント、 戦略的思考、 コミュニケーション、リーダーシップ リーダーシップ、フォロワーシップ、 チームビルディング チームワーク、人間力、リーダーシップ、フォロワーシップ チームワーク、業務遂行力 事業理解、コミュニケーション 経営理念、コンプライアンス、ハラスメント、サステナビリティ ビジネス基礎、思考法、キャリア形成、IT スキル 職種別 店 舗 運 営 事 務 シ ス テ ム 経 理 人 事 営 業 ( 海 外 ) 営 業 ( 国 内 ) ▪ 導入システム ・オンライン学習システムSchoo ・ジョブラーニングアプリGrowth College 従業員一人ひとりが、それぞれの職位や職種に応じて必要な資質・スキルを身に付けられる よう、社外のオンライン学習システムを導入しています。従業員が必要なタイミングで研修 受講できるよう促進しています。 オンライン学習システム ▪ 学習テーマ例 ・チームリーダーの役割 ・コンテナ品質維持 ・職場内での報連相、現場での声のかけあい方 ・買取商品や強化商品のアピール など 今年度から、 新たな取り組みとして「店舗間研修」を始めました。これは研修の一環として、 希望者が他店舗で勤務することを通して学びたいテーマについて学ぶ制度です。手挙げ制で 実施し、店長から一般社員、事務員まで幅広い従業員が積極的に研修に参加し、そこで得た 学びを自店舗へ持ち帰って活かしています。また、各店舗の良いところ・強みを互いに学び 合う貴重な機会にもなっています。 店舗間研修 当社では、人事評価制度を従業員一人ひとりの自律的な成長を促す仕組みの一つとして位置 付けています。2024年度には評価制度を改訂し、 各職位に求められる役割を明確化しました。 新制度では「自己成長への取り組み」を全職位共通の評価項目に設定し、継続的に学び続け る文化の醸成を目指しています。 また、上司は定期的に部下と面談を行い、成果や行動を振り返るとともにフィードバックを 実施しています。こうした対話を通じて、従業員のモチベーション向上と主体的な成長を支 援しています。 人事評価制度 上司と部下の信頼関係を深め、従業員一人ひとりの成長を支援するため、かねてより推奨し ていた 「1on1ミーティング」 を2025年8月より正式に制度化しました。1on1ミーティングは、 上司と部下が定期的に1対1で行う対話の場であり、業務報告や評価のための時間ではなく、 従業員の主体性・成長・働きやすさを高めることを目的としています。上司・部下双方に向 けたガイドラインを整備し、心理的安全性を重視した、安心して本音を話せる環境づくりを 推進しています。 1on1 ミーティング制度 職種別研修 従業員がそれぞれの専門分野で高いパフォーマンスを発揮できるよう、職種別に必要なスキ ル習得できる職種別研修を提供しています。社外研修を積極的に活用しながら、各職種の専 門性を高めることを目指しています。 職種 事務員(店舗) 営業 海外営業 人事・労務 主要テーマ コミュニケーション、ガバナンス、IT 交渉力、コミュニケーション、目標管理、PDCA 人材開発、採用、労務専門知識 貿易実務、英会話 階層別研修 従業員の職位に応じて必要なスキルや知識を習得できるよう、 階層別研修を提供しています。 各階層に特化した内容を提供し、役割に応じた能力開発を支援しています。 対象者 主要テーマ 新卒入社社員(本社) 中途入社社員 ( 本社 ・ 店舗 ) 新卒 2・3 年目社員 ( 本社 ) 入社 2・3 年目社員 ( 店舗 ) 主任・係長 ( 本社 ) 係長(店舗) 中堅層 課長・次長 ( 店舗 ) 課長 ( 本社・店舗 ) 次長・部長 ビジネスマナー、コミュニケーション、業務遂行力 経営理念、事業内容、安全 自律性、キャリア形成 人間力、業務遂行力、チームワーク キャリアの棚卸し、事業理解 リーダーシップ リーダーシップ、ガバナンス、安全 ガバナンス、1on1、商品知識、IT、事故削減 マネジメント、ガバナンス、IT、1on1、コーチング マネジメント、ビジョン策定 46 47 労 働 安 全 衛 生 健 康 経 営 人 材 育 成 社 会 貢 献 活 動 多 様 な 人 材 の 活 躍 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  24. 労働安全衛生 事故削減プロジェクト体制刷新 当社では、安全で安心な職場環境の実現を目指し、2022年度より「事 故削減プロジェクト」を発足しました。2025年度、事故削減プロジ ェクトは体制を刷新し、各部門が連携して再稼働しました。以下を重 点施策として定め、全社一丸となって事故削減に取り組んでいます。 事故防止 ・追加リスクの洗い出しと改善案策定を継続 ・体制・計画の早急な整備 ・教育体制再構築

    ヒヤリハット報告・改善・共有の徹底 事故防止の基盤として、各事業所ではヒヤリハットの報告・改善・共 有を徹底しています。 事故削減に向けた取り組み ▪ 共有の仕組み ・ 朝礼・昼礼・終礼などで従業員同士がヒヤリハットを共有。従業員 が随時ヒヤリハットを報告できる体制を整備 ・毎月月末に、全拠点分のヒヤリハットを全社で共有 ▪ 改善活動 ・各拠点ごとに、報告されたヒヤリハットに基づき改善・対策を検討 改善活動を実施し、その内容を「改善活動報告書」にまとめる ・各エリアの事業責任者が報告書を確認し、必要な指導を実施 社内 SNS を活用した意識改革 管理部門が社内SNSを活用して事故防止に向けた意識改革を進めてい ます。この取り組みにより、事故の傾向や防止策が全従業員にリアル タイムで浸透し、全社的な安全文化の醸成につながっています。 ・月ごとに事故発生件数と防止対策案を発信 ・事故発生状況を可視化し、従業員全体での危機意識を共有 ・情報発信を通じて従業員の安全意識向上を促進 店舗での取り組み 全社的な方針に加え、各店舗でも事故防止に向けて様々な取り組みを 行っています。 ・安全会議の定期開催、ルールの確認・改善及び教育 ・危険個所の洗い出しと改善策の立案 ・改善策や成功事例の共有 ・支店内ルールの順守確認や改定 事故削減を目指し、管理者や新入社員を対象に安全研修を実施し、全 従業員を巻き込んだ安全教育を行っています。 安全研修 管理者 事故要因の解明と再発防止方法を考えるワークショップを定期的に実 施しています。管理者同士で意見を出し合い、事故ゼロを目指し取り 組みを強化しています。 新入社員 入社時に敷地内の危険箇所や危険要素を説明し、安全に関する基本ル ールの遵守を徹底しています。カッターや刃物などの備品の扱い方等 も入社時に徹底して指導しています。入社半年~一年の間に実施され る中途入社者オリエンテーション研修の中では、事故が起きやすい状 況や、フォークリフトの動きの特徴について説明し、事故防止のため の基本的な考え方を学んでいます。 一般社員 フォークリフト資格取得時に、管理者が各事業所にてテストを実施・ 評価し、現場で実践する前にフォークリフト使用者のスキル向上を目 指しています。 全従業員 事業所ごとに実施している危険予知訓練(KTYトレーニング)を通し て、従業員全員で危険を予測し洗い出し、予防策を考えまとめていま す。 2025年6月1日施行の労働安全衛生規則改正に伴い、昨年度に引き続 き、熱中症対策をさらに強化しました。 「浜屋の熱中症対策」を定め、 全従業員に周知し、処置フロー図、安全掲示板とあわせて各拠点に掲 示しました。 また、確認の徹底と習慣化のために「熱中症対策の実施確認表」を作 成し、健康管理、対策・準備、業務中の項目ごとにチェックできる仕 組みを整えました。 熱中症対策 その他熱中症対策として、以下の取り 組みを行っています。 ・スポットクーラー設置 ・熱中症対策徹底メール(水分補給と 塩分接種の徹底促進)の自動配信※天 気予報で35度以上が観測された場合 ・冷感スプレー、ネッククーラー、冷 感インナーの配布 ・内蔵ファンで空気を循環させ、体温 上昇を防ぐより機能的な空調服の配布 48 49 労 働 安 全 衛 生 健 康 経 営 人 材 育 成 社 会 貢 献 活 動 多 様 な 人 材 の 活 躍 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  25. 健康管理とサポート体制の強化 当社は、 全従業員の健康診断受診率100%を達成し、 結果に基づく保健指導を実施しています。加えて、 外部提携先と連携した相談室を設置し、電話・対面・LINEなど多様な方法で安心して専門家に相談 できる環境を整えています。さらに、産業医や保健師が定期的に訪問し、必要に応じて適切なサポー トを提供することで、従業員の心身の健康と働きやすい環境づくりを推進しています。 健康管理の促進 健康経営 当社は、

    2020年より連続して「健康経営優良法人」に認定されています。健康経営優良法人制度とは、 日本健康会議が地域の健康課題や健康増進の取り組みを踏まえ、特に優れた健康経営を実践している 法人を認定する制度です。また、当社は「埼玉県健康経営実践事業所」としての認定に加え、 「埼玉 県健康宣言事業所」としての登録も行っており、従業員一人ひとりの健康づくりと職場環境の向上に 積極的に取り組んでいます。 検査・予防接種費用補助 病気の早期発見や予防のために、下記の検査や予防接種費用を会社が負担しています。 ・人間ドック / 高精度人間ドック費用一部負担* ・特殊健康診断 ・ピロリ菌検査 ・インフルエンザ予防接種費用*(勤務時間内の接種推進) ・海外渡航(出張)に必要な予防接種費用 *会社規程あり 昼食の現物支給 昼食の現物支給を通して、豊かな食生活を送れるようサポートしています。バランスの取れた食事を 提供することで、従業員の健康意識を高め、生活習慣の改善や仕事のパフォーマンス向上に貢献して います。 メンタルヘルスケアとリテラシー向上 当社では、厚生労働省の指針57項目および「こころの健康診断」15項目に基づくストレスチェック を全従業員に実施し、個人マイページで結果を確認できる仕組みを整えています。高ストレスと判定 された従業員には、保健師や産業医による個別面談を実施し、早期対応を図っています。 また、メンタルヘルスやストレスマネジメント、メンタルタフネスに関する動画や学習コンテンツを 提供する外部システムを導入し、従業員が必要に応じて学べる環境を整えています。これにより、心 の健康保持とヘルスリテラシーの向上を一体的に推進しています。 さらに、本年度は「食生活見直しWEEK」を開催し、社内SNSのクイズやアンケートを通じて、自身 の食生活を見直すきっかけづくりを行いました。 健康維持・増進 受動喫煙・禁煙対策 受動喫煙を防ぐために、分煙を徹底しています。禁煙希望者に対しては禁煙を促進し、今年度は5月 31日の「世界禁煙デー」にあわせて、約1か月間の「禁煙チャレンジ月間」を実施しました。 怪我防止 従業員の怪我防止や疲労回復を目的に、マッサージ施術を無償で提供しています。また、腰痛防止や けが防止のために、各拠点の従業員にガードナーベルトとインソールを支給しています。 運動機会の増進 従業員とその家族の健康増進を支援するため、従業員のフィッ トネスジム利用費に対して補助金を出しています。 ▪浜屋の運営するカーブスに通う場合     ・従業員:4,000 / 月    ・配偶者:2,000 / 月               ・入会費:全額 / 1回に限る ▪他企業が運営するジム等に通う場合 ・従業員:3,000 / 月 ・配偶者:1,500 / 月 フィットネス事業 埼玉県内でフィットネスクラブ事業 (カーブス) を5店舗運営しています。 「地域密着の健康インフラ」 を目指し、社会課題の解決に貢献することを基本方針に掲げ、病気と介護の不安と孤独のない生きる エネルギーが溢れる社会をつくるために、正しい運動習慣を広めることを通じて、お客様と私たち自 身の豊かな人生と、社会の問題の解決を実現することを使命としています。 地方自治体との連携 「地域密着の健康インフラ」の一環として、地域住民の健康意識を高めることを目的とした健康イベ ントを開催するなど、自治体と連携して地域住民の健康づくりを支援しています。 2020年6月には、埼玉県東松山市と「東松山市まち ・ ひと ・ しごと創生に関する協定」を締結しました。 地方自治体と連携し、 定期健康イベントへの協賛や、 市民の方々の健康づくりを企画、 実施しています。 2025 年度イベント協賛実績 ▪ 東松山市 ・日本最大のウォークイベント スリーデーマーチ(2024年11月2日~4日) ・東松山市からだ健康チェック(2025年6月11日・9月9日) ・脳と体のげんき教室「なばな」 (2025年7月22日) ・ここプロフェスタ(2025年5月16日・5月21日・6月10日) ▪ 嵐山町 ・介護予防事業 ぷらっと嵐トレでのお体チェック(2025年5月16日・5月21日・6月10日) ・スポーツフェスタ(2024年10月6日) 50 51 労 働 安 全 衛 生 健 康 経 営 人 材 育 成 社 会 貢 献 活 動 多 様 な 人 材 の 活 躍 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  26. 社会貢献活動 浜屋グループは、経営理念と行動指針に基づき、地域社会および国際社会の一員とし て、ステークホルダーと協働しながら、それぞれの国・地域のニーズに沿った活動を 行います。下記の3点を重点分野に定め、積極的に社会貢献活動に取り組みます。 社会貢献活動における重点分野 社会貢献活動は、下記の観点を総合 的に勘案して実施いたします。 ・社会から必要とされていること ・事業活動との関連性 ・国際的な課題との関連性

    ・地域との関連性 実施判断基準 当社では、従業員一人ひとりが地域社会や社会課題の解決に主体的に関われるよう、 特別休暇の付与や活動費・交通費の支援など、参加しやすい環境を整えています。会 社募集型・自主参加型を問わず活動を支援することで、従業員が日常業務の枠を越え て社会に貢献できる機会を後押ししています。 社会貢献活動を支援する仕組み 当社では、地域社会への貢献と従業員一人ひとりの環境意識向上を目的として、各拠 点での清掃活動に取り組んでいます。 埼玉県東松山市が主催する「ごみゼロ運動」に本社メンバーが参加し、地域の道路や 周辺施設の清掃活動を実施しました。従業員やその家族も参加し、部署を超えたチー ムで活動することで、地域貢献だけでなく社内の交流促進にもつながりました。 また、5月を「浜屋クリーンマンス」と位置づけ、全国の事業所・店舗でも可能な範 囲で地域清掃を実施し、地域との接点を持つ取り組みを進めています。 清掃活動の実施 7月に本社でフードドライブを実施しました。従業員の協力により集まった食品19点、 日用品2点は、フードバンクや子ども食堂などを通じて必要とされる方々に寄付しま した。地域の暮らしを支える小さな一歩として、この活動を大切にし、今後も継続し て取り組んでまいります。 フードドライブの実施 環境教育 高校生と共に考えるリユース・リサイクルの未来 大分県立別府鶴見丘高等学校の生徒から、探究学習の一環と して浜屋のリユース・リサイクルビジネスに関するインタビ ュー依頼をいただきました。インタビューでは、事業の意義 や途上国とのつながりなどについてご質問をいただき、意見 交換を行いました。今後も、次世代を担う若者と共にサステ ナビリティやリユース・リサイクルを考える機会を積極的に 創出してまいります。 広島桜が丘高等学校との連携プロジェクト 当社は9月から、広島桜が丘高校の生徒が学校・地域・自宅 から不要品を集め、当社が買い取るプロジェクトを実施して います。9月から12月までの4か月間を対象とし、日本では 役目を終えた品物でも海外では需要があり、現地の生活を支 えていることを学んでいただくとともに、生徒の発想力・想 像力・協調性・決断力を育むことを目的としています。9月 26日には、バイヤーと生徒をオンラインでつなぎ、集めら れた品物が海外でどのように活用されているかを紹介しまし た。12月には、生徒による成果発表が予定されています。 ワークショップ「ゲーム分解工房」を開催 9月14日(日) 、地域イベント「ジョイライフ」にて、PS1を 使った分解ワークショップを開催しました。主に小学生のお 子さまに「壊れても中にはまだ使える部品がある」というこ とを体験していただき、普段は見ることのできない機械の内 部に触れる、学びの場を提供しました。分解を通じて「どの ような部品が入っているのか」を知るだけでなく、それらが 金属やプラスチックなどの資源に生まれ変わり、リサイクル によって再び社会で活用されることも理解していただける機 会となりました。当日は「浜屋を初めて知った」 「地元にこ んな会社があったとは」といった声も寄せられ、地域の皆さ まとの新たな接点づくりにもつながりました。今後もこうし た活動を通じて、 「もったいないを価値に変える」取り組み を広げてまいります。 環境保全 地域貢献 災害・人道支援 52 53 労 働 安 全 衛 生 健 康 経 営 人 材 育 成 社 会 貢 献 活 動 多 様 な 人 材 の 活 躍 推 進 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  27. 常時募金の導入 当社では、 「誰もが気軽に社会貢献に参加できる機会をつくる」 「定期 的な募金活動を通じて、環境保全や地域社会への継続的な貢献を目指 す」ことを目的に、常時募金の仕組みを導入しました。寄付先は公益 社団法人国土緑化推進機構であり、 国内の植樹や間伐などの森林整備、 震災被災者への支援、子どもたちへの森林環境教育、さらには海外で の緑化支援など、多様な活動に活用されます。

    この仕組みを通じて、従業員一人ひとりが日常的に社会貢献に関わる ことができる環境を整え、持続可能な社会の実現に貢献してまいりま す。 災害支援活動 能登半島豪雨の被災地支援として社内でボランティアを募集し、希望 した従業員12人が現地活動に参加しました。主な作業は、輪島塗工 場の地下に堆積した泥やゴミの排出、 被害を受けた輪島塗家具の洗浄、 避難所から仮設住宅への引越し支援、水害にあった民家の床下からの 泥の掻き出しなどです。 現地関係者からは「災害時の水位は腰の高さにまで達していた」と伺 い、被害の深刻さを実感しました。活動を通じ、個人でできることに は限りがあるものの、仲間や関係者と力を合わせれば、復興に向けた 一助となれることを強く感じました。今後も社会に少しでも貢献でき る取り組みを続けてまいります。 ボランティア活動 自然災害発生時は、被災者および被災地の一刻も早い復旧を願い、当 社から義援金・救済金を寄付いたしました。 ・能登豪雨災害支援金 30万円 当社は、地域清掃、交通安全活動、文化芸術や地域イベントなど、地 域の多様な活動に協賛し、地域社会への貢献に努めています。 ・埼玉県共同募金会 美園地区歳末たすけあい募金 ・東松山市野球スポーツ少年団 東松山市野球スポーツ少年団交流大会 協賛 ・ときがわ町別所地区 令和7年6月度道路清掃 協賛 ・東松山交通安全協会唐子支部 協賛 ・特定非営利活動法人フィン・ユール アート・ミュージアムクラブ 協賛 ・ときがわ納涼まつり打ち上げ花火 協賛 義援金・救済金の寄付 地域活動への協賛 寄付実績 エンタメトラックプロジェクトへの衣装提供 「orbit company」主催のショーイベント「エンタメトラックプロジェクト」に、 当社で取り扱っている古着や小物、楽器などを衣装用素材として寄付しました。寄 付品はプロのデザイナーによってリメイクされ、舞台衣装に活用されました。 喪服の寄付 倉庫で滞留していた喪服を寄付し、廃棄を防ぐ形で活用しました。寄付先の日本フ ァイバーリサイクル連帯協議会は、パキスタンのスラムで暮らす子どもたちの自立 支援を行っています。 廃棄を減らし新たな価値を生み出す取り組みを今後も継続してまいります。 ファッションショー衣装の協賛 11月16・17日に佐賀県みやき町で開催された「みやきマルシェ」に参加しました。 当社は無料の不要品回収ブースを出店するとともに、エシカルファッションショー の衣装を協賛しました。本取り組みは、みやき町が推進するリサイクルタウン構想 に賛同したもので、地域の皆さまにリサイクルや当社の取り組みを知っていただく 良い機会となりました。 子ども食堂への寄付 当社本社の近隣地域の子ども食堂に、運営支援協力金を寄付し、微力ながら活動を 支援しています。 ・子ども食堂きらり ・こども食堂応援プロジェクト東松山えがお 石垣市への寄付 当社は、企業版ふるさと納税を活用し、石垣市に対し1,000万円を寄付しました。尖 閣諸島で起きた忠実を多くの人に知っていただくための映画製作を支援しました。 「緑の募金」への寄付 公益社団法人国土緑化推進機構の「緑の募金」への寄付を通して、植樹や間伐など 国内の森林整備や、震災で被災した方々の支援、子どもたちへの森林環境教育、海 外の緑化支援活動などを支援しています。 労 働 安 全 衛 生 健 康 経 営 人 材 育 成 社 会 貢 献 活 動 多 様 な 人 材 の 活 躍 推 進 エンタメトラックプロジェクト 喪服の寄付 能登豪雨災害支援金 54 55 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  28. GOVERNANCE ガバナンス方針 持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のため、企業倫理と 各種法令を遵守するとともに、リスク管理を徹底し、経営の効 率化、透明性を確保します。監督機能の強化、意思決定の迅速 化をするための仕組みを整備し、健全で強固な企業体質づくり を目指します。浜屋グループでは、企業文化を明文化した CCS (Corporate Culture

    Standard)を用いて、 「思考・行動・判断」 の基準を明確にし、会社としての方向性を揃える取り組みを 行っています。行動規範を可視化することで、従業員の認識を 統一し、従業員一人ひとりの責任ある行動につなげます。 1 コーポレートガバナンス 浜屋グループは、経営の透明性・公正性・健全性を重視したガバナンス体 制の構築に取り組みます。意思決定の迅速化と経営監視の両立を図ること で強固な企業体質を築きます。 2 リスクマネジメント 浜屋グループは、あらゆる事業活動に内在するリスクを的確に把握・評価 し、予防と対応の両面から適切なマネジメントを行います。また、社会情 勢や法制度の変化、自然災害、サイバー攻撃、情報漏洩といった多様なリ スクに対し、迅速かつ柔軟に対応できる体制を整備し、従業員一人ひとり のリスクに対する認知力・判断力・対応力の向上に取り組みます。 3 コンプライアンス 浜屋グループは、法令・社会規範・社内規定・行動規範を遵守し、企業倫 理に基づく公正かつ誠実な事業活動を実践します。また、企業文化を明文 化したCCS(Corporate Culture Standard)を通じて、 考え方や行動の基準、 大事にしている価値観を明確にすることで組織の方向性を統一し、全社員 の責任ある行動につなげます。 4 社内外との対話 浜屋グループは、顧客、社員、取引先、地域社会など、すべての関係者と の対話を重視し、信頼関係の構築に努めます。情報を正確かつ適時に開示 し、説明責任を果たすことで、透明性のある企業運営と社会的信頼の向上 を図ります。 5 責任あるバリューチェーン構築 浜屋グループは、回収から最終処分に至るまで、バリューチェーン全体に わたって責任ある事業運営を行い、持続可能で透明性の高い循環型ビジネ スを実現してまいります。 56 57 コ ー ポ レ ー ト ガ バ ナ ン ス ・ リ ス ク マ ネ ジ メ ン ト コ ン プ ラ イ ア ン ス ・ お 客 様 と の 対 話 ・ 責 任 あ る バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  29. コーポレートガバナンス 浜屋グループでは、ガバナンスを単なる統治構造として捉えるのではなく、すべての従 業員が日常的に誠実な行動を実践できる企業文化の醸成を重視し、組織づくりと環境整 備を進めています。その体制強化の一環として、今期より「経営戦略室」および「ガバ ナンス強化プロジェクト」を新たに立ち上げました。 ガバナンス浸透の体制づくり 経営戦略室の役割 経営戦略室は、会社の中長期的な成長と持続的な競争力の強化を目的として設置され、 全社的な経営戦略の立案・推進を担っています。各部門と連携しながら、迅速かつ最適 な意思決定を支援するとともに、リスクマネジメントやマーケティング、新規事業開発

    などを推進し、企業価値の最大化に貢献します。 ガバナンス強化プロジェクトの概要 本プロジェクトは、業務の透明性向上と不正の未然防止を目的に発足しました。各部門 の代表者からなるプロジェクトチームを組成し、各部門と連携しながら、業務プロセス の標準化、リスクの軽減、ガバナンス体制の実効性向上を図る仕組みの構築とその運用 支援を行っています。 当社では、ガバナンスの考え方を組織全体に浸透させるために研修を実施しています。 本年度は「管理者研修」 「副店長研修」 「事務員研修」の中でガバナンスをテーマに取り 上げ、組織における誠実な意思決定や行動の重要性、リスクへの適切な対応、コンプラ イアンスの基本について学ぶ機会を設けました。研修では、日々の業務とガバナンスと のつながりを捉え直すことに加え、ケーススタディや質疑応答を交えながら理解を深め ました。今後も全従業員がガバナンスを「自分ごと」として捉え、健全で透明性の高い 組織運営を支えるための取り組みを継続してまいります。 ガバナンス浸透のための研修 浜屋グループでは、従業員一人ひとりが共通の価値観と行動基準を持ち、同じ方向に向 かって進む組織づくりを目指して、CCS(Corporate Culture Standard)を策定してい ます。このCCSは、日々の仕事における考え方や判断、行動の基準を明確にするととも に、私たちが大切にしている価値観を共有し、組織全体の方向性を揃えるための指針で す。すべての従業員がCCSを理解し、実践することで、部門や立場を越えて一体感のあ る組織文化の醸成につなげています。 会社の方向性や行動規範を示すCCS リスクマネジメント 浜屋グループでは、災害・事故・システム障害などの緊急 事態に備え、事業の継続性を確保するための「浜屋グルー プBCP(事業継続計画) 」を策定しています。さらに、管 理者が拠点ごとにBCPを策定し、リスク管理や危機管理の 体制を強化しています。このような体制整備を通じて、グ ループ全体で有事に備えた準備を徹底し、お客様や関係者 への影響を最小限に抑えるとともに、迅速な事業復旧を可 能とする仕組みの構築を推進しています。 BCP策定 災害発生時に迅速かつ的確に対応できるよう、各拠点にお いて防災訓練を実施しています。訓練では、心肺蘇生法・ 止血法・AEDの使用方法・消火活動などの実践的な内容を 中心に、従業員一人ひとりの対応力向上を図りました。と くに静岡支店では、南海トラフ地震の発生に備えた講義を 受講しました。津波の到達が約6分と想定される地域特性 を踏まえ、一般社団法人防災訓練士協会のご指導のもと、 ハザードマップの確認・緊急連絡体制・避難場所・非常用 持出品の備えについて学びました。 さらに、管理者層には同協会が認定する「防災訓練士」資 格の取得を推奨しており、災害発生時にはリーダーシップ を発揮して、応急処置や復旧活動の先導役として行動でき る体制を整えています。 防災訓練 サイバー攻撃や情報漏洩などのリスクに備え、全社的な情 報セキュリティ対策を実施しています。技術・制度・教育 を組み合わせ、安全で信頼される情報管理体制の維持に努 めてまいります。 情報セキュリティ 58 59 コ ー ポ レ ー ト ガ バ ナ ン ス ・ リ ス ク マ ネ ジ メ ン ト コ ン プ ラ イ ア ン ス ・ お 客 様 と の 対 話 ・ 責 任 あ る バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス
  30. コンプライアンス 当社は、バーゼル条約や古物営業法などの関連法規を踏まえた法令遵守を企業運営の基 本とし、盗品等の売買の防止と速やかな発見に努め、適正で健全な古物取引を推進して います。社内には関連法規に則った明文化された社内規程を整備しており、すべての取 引・業務プロセスにおいてこれを基準とした運用を徹底しています。 法令遵守に基づく取り組み 二輪車盗難照会システムの活用 二輪車盗難照会システムを用いて取引車両のチェックを実施しています。これにより、 盗難車両の中古市場への流入を未然に防止するとともに、不正取引の抑制および犯罪の 早期発見につなげています。

    E-wasteを含む特定有害廃棄物の取り扱い E-waste(廃電子基板)を含む特定有害廃棄物の取り扱いの輸入取引に際し、バーゼル 条約および関連する国内外の法規制に則り、適正に取り扱いを行っています。 「浜屋接客10カ条」は、接客の基本姿勢を明文化したものであり、日常業務における判 断や行動の基盤となるガイドラインです。接客現場での対応ミスや不適切な言動を未然 に防止するためのコンプライアンスツールの一環としても活用しており、従業員の行動 を標準化することで、内部統制の強化とリスクマネジメントの推進に寄与しています。 浜屋接客 10 カ条 責任あるバリューチェーン構築 リユース品の取引契約は、適切な修理技術を有し、かつ修 理フロー書を提出した企業に限定して締結しており、リユ ース品の適正な流通体制を徹底しています。 また、環境省に対しては、修理不能品の返品状況や修理実 績について定期的に報告することに加え、海外の取引企業 に対しては、適切に修理・販売がされているかを確認する ために定期的に現地訪問を行っています。 さらに、海外の取引企業とは日々密接なコミュニケーショ ンを図り、現地の生活環境やニーズの変化を踏まえて、取 扱商品や基準を柔軟に見直す運用を行っています。これに より、現地での不良品発生を未然に防ぎ、持続可能なリユ ース循環の構築を推進しています。 なお、環境省が取引国の現地調査を実施する際は、積極的 に協力しています。 リユース品の適正流通体制の確立 すべてのお客様に対して法令に則った公正かつ適正な取引 を提供するため、取り扱う商品ごとに「商品マニュアル」 を整備しています。このマニュアルは、リユース品やリサ イクル品に対する買取・査定・表示における内部基準を明 文化したものであり、全国の拠点で統一された運用を徹底 しています。また、古物営業法や廃棄物処理法などの関連 法規に準拠した内容にすることで、コンプライアンスの確 保と、 消費者への説明責任を果たすことを両立しています。 また、 「浜屋品質10カ条」を作成し、買取商品の質を高く 保つためのルールを定め、従業員全員で品質向上を目指し ています。 品質管理の徹底 一般社団法人日本リユース・リサイクル回収事業者組合 (JRRC)と連携し、回収事業者のコンプライアンス意識の 向上を目的とした勉強会や研修を実施しています。研修で は、直近1年間で改正・施行された関連法令や制度に関す る情報を提供し、法令遵守の理解を深める取り組みを行っ ています。 回収業者のコンプライアンス遵守に 向けた取り組み 当社では、店舗をご利用いただくお客様の声を、経営判断やサービス改善に生かす重要 な情報源と捉えています。各店舗に設置したアンケートはがきやWEBフォームを通じ て、お客様のご意見・ご要望を常時受け付けており、収集された内容は定期的に本部へ 報告されています。いただいたご意見は、経営幹部および店舗責任者が直接確認し、必 要に応じて是正・改善策を講じています。 アンケートの実施 お客様との対話 お持ち込みいただいた商品がオークション等で想定以上の高値で落札された場合、その 成果の一部をお客様へ還元する制度を設けています。この制度は、お客様のご満足を高 めるとともに、 「また浜屋にお願いしたい」と思っていただける信頼関係の構築にもつ ながると考えています。今後も、 持続可能な循環型社会の一端を担うパートナーとして、 より誠実で付加価値のあるサービスを追求してまいります。 お客様への還元制度 会員向けオンラインプラットフォーム「はまなび」では、商品マニュアルや価格情報、 取引履歴、店舗の混雑状況などの情報をリアルタイムで公開しています。これにより、 顧客に対する情報の透明性と説明責任を果たすとともに、企業活動への理解と信頼を促 進しています。 コミュニティサイト 「はまなび」 ▪ 当サイトでできること ・商品マニュアルの確認 ・商品価格の確認 ・リアルタイムでの店舗混雑状況の確認 ・取引履歴の確認 ・所有ポイントの確認 会員数 *2025年9月末現在 5,485名* 更新 2020/9/16   配布可 買取条件 ・ 基板がないもの・抜かれているものは1* ・ 基板以外の欠品・錆びのあるもの・バッテリー膨張は2. ・ リユース不可品のもの ・ 店頭で見本展示されているモック類は全て1* ・ iPadは他品目「LSDG」でのお取り扱い 画面割れも他品目「L3DG」でのお取り扱い。 ただし、欠品・錆びのあるもの・バッテリー膨張品は、タブレット(㎏)でのお取り扱い ※ 詳細は、iPad(タブレット端末) マニュアルご参照ください タブレット(㎏)での取り扱い商品参考例 本体破損 ボタン潰れ バッテリー膨張 ・ タブレット以外のタッチパネル式機器(ブックリーダー等)は他品目「PC光学ドライブ」としてのお取り扱い (例) 進研ゼミなどの教材用のもの ブックリーダー(kindle等) ・ フォトフレームは他品目「雑品」としてのお取り扱い → ただし、電池を外した状態に限ります ・ モックとは 販売店の店頭で、実機を展示するリスク(盗難・汚損・経費)を避けるため作られた見本品で、中身は空(重さの調整は している)で、基板は抜かれており確実に動かないものになります。 タブレット(㎏) PC光学ドライブでの取り扱いへ基準が変更になります 更新 2023/12/6   買取条件 ・基本的にタイヤのパンクを直し、少し調整すれば乗ることができる自転車に限る。 ・フレームやホイールのスポーク等に軽く擦っても取れない錆があるもの1* ・フレームやホイールが曲がって変形したものは1* ・サドル、ペダル、ブレーキなど欠品しているものは1* ・タイヤ、タイヤチューブがないものは1*(パンクは2.) ・車体やホイールへの塗装、落書きは1* ・カゴはなくても2. ・区分 特徴 ・下記の特徴を持つ自転車(ランドナー)はクロスバイクとして取り扱い。 ・ストレートフレーム ・ドロップハンドル ・泥除けと荷台が付いている 自転車 曲がりフレーム LQ LQ フレーム タイヤ 直フレーム LQ セミアップハンドルかつ荷台付のもの <逆反りフレーム・上1本の根本が婉曲しているフレーム> ストレートハンドルまたは荷台が無いもの セミアップハンドル 荷台付 荷台無し ストレートハンドル 実際のアンケート 浜屋接客10カ条 商品マニュアル 浜屋品質10カ条 60 61 コ ー ポ レ ー ト ガ バ ナ ン ス ・ リ ス ク マ ネ ジ メ ン ト コ ン プ ラ イ ア ン ス ・ お 客 様 と の 対 話 ・ 責 任 あ る バ リ ュ ー チ ェ ー ン 構 築 会社概要 サステナビリティ 環境 社会 ガバナンス