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[HeatWavejpMeetup#08] MySQLユーザーのデータ活用に関する課題と My...

[HeatWavejpMeetup#08] MySQLユーザーのデータ活用に関する課題と MySQL HeatWave で出来ること [山﨑 由章 氏(HeatWavejp)]

HeatWavejp Meetup #08 「MySQL HeatWave に企業の社内外で発生するあらゆるデータを取り込み、活用しよう!」(2024/6/17 開催)の講演資料です。

【講演内容】
MySQLユーザーのデータ活用に関する課題と MySQL HeatWave で出来ること

1. MySQLユーザーのデータ活用に関する課題
- 課題1:最新データを分析対象にできない
- 課題2:ETLツールの導入コストや運用コストが高くなる
- 課題3:異なるDBを併用することによる運用管理コストの増加
2. MySQL HeatWave による課題の解決
- AiwifiでのHeatWave on AWS採用事例
- NTTソルマーレでのMySQL HeatWave採用事例
- Xでのとある つぶやき
3. 更に手軽にMySQL HeatWaveを利用可能に!

【発表者】
山﨑 由章 氏(HeatWavejp)

【イベント情報】
HeatWavejp Meetup #08
https://heatwavejp.connpass.com/event/320624/

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Transcript

  1. Copyright © 2024 HeatWavejp All Rights Reserved. MySQLユーザーがデータ活用する時の典型的な構成 • MySQL上でのデータ分析処理のパフォーマンスに課題があるため、

    別途データ分析用のDBを構築する • ETLツール等を用いて、MySQLからデータ分析用のDBにデータ連携する MySQL データ 分析用DB ETLツールによるデータ連携
  2. Copyright © 2024 HeatWavejp All Rights Reserved. • データ分析用DBのデータの鮮度はETLツールによるデータ連携の頻度に依存する •

    例)夜間バッチでデータ連携している場合、 昨日のデータは活用できても今日のデータは活用できない • 最新のデータを直ぐに活用することが難しい 課題1:最新データを分析対象にできない MySQL データ 分析用DB ETLツールによるデータ連携
  3. Copyright © 2024 HeatWavejp All Rights Reserved. 課題2:ETLツールの導入コストや運用コストが高くなる MySQL データ

    分析用DB ETLツールによるデータ連携 • ETLツールを使って、どのデータをどう連携するかを適切に設計し、 運用管理する必要がある • データ連携で問題が起きた場合に、ETL部分がブラックボックスになり 対応に手間がかかる場合がある • ETLツールによるデータ連携は一般的にMySQLのスキーマ変更に弱く、 スキーマ変更に追従できない場合がある
  4. Copyright © 2024 HeatWavejp All Rights Reserved. • データ分析用DBの運用管理には、MySQLの運用管理とは異なるスキルが必要 •

    OLTPシステムの運用担当者とデータ分析用DBの運用担当が異なる場合、 組織間での連携やシステム間での調整が必要となる場合もある 課題3:異なるDBを併用することによる運用管理コストの増加 MySQL データ 分析用DB ETLツールによるデータ連携
  5. Copyright © 2024 HeatWavejp All Rights Reserved. MySQL HeatWave による課題の解決

    • インターフェースはMySQLのままで、分析処理を高速に実行可能 • MySQL+αのスキルで簡単に利用可能 • レプリケーション機能によりMySQLからデータ連携可能 • 最新データを分析対象にできる • ETLツールを使わずに、MySQLの機能だけで運用できる 出典:オラクル社の製品概要資料 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. 24 • MySQL HeatWaveを使⽤する時は、ユーザーはMySQLに接続してSQLを実⾏する • 使い勝⼿はMySQLそのもの • ユーザーはHeatWaveノードへは直接アクセスしない • MySQL HeatWaveを使う時は、事前にHeatWaveノードにデータをロードしておく • その後、MySQL上でデータを更新した場合は、HeatWaveノード上のデータも⾃動的に更新される MySQL HeatWave Database Service の使い⽅ HeatWave × 1 64 HeatWave MySQL Database Service ( ) M ySQL HeatWave Database Service バックグラウンド通信 ユーザーによるアクセス
  6. Copyright © 2024 HeatWavejp All Rights Reserved. Aiwifiでの例 ※HeatWavejp #05での事例発表より

    • AWS上でMySQL版のRDSを使ってシステムを立ち上げた • システム規模が拡張し、静的なクエリーを付加分散するためにRedisを追加した • 溜まったデータを分析する方法を考えた時に、最初はRedshiftを追加することを 考えたが、最終的にはMySQL HeatWave on AWSを採用した
  7. Copyright © 2024 HeatWavejp All Rights Reserved. AiwifiでのHeatWave on AWS採用事例

    • 日本語字幕付きの講演動画を公開中!! Aiwifi社のCTOによるHeatWave on AWS採用事例講演動画(日本語字幕付き) https://www.youtube.com/watch?v=NFi2UfEHXG4
  8. Copyright © 2024 HeatWavejp All Rights Reserved. 2024年2月29日から更に手軽にMySQL HeatWaveを利用可能に! •

    MDSノードをECPUでプロビジョニングした場合、全てのシェイプに HeatWaveノードをアタッチ可能に! (2024年2月29日リリース) • HeatWaveノードに、従来のシェイプ(HeatWave.512GB)より1/16の スペックの「HeatWave.32GB」が追加された! (2023年3月23日リリース) => 最小構成が月額約10,200円に!!