Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Rによるネットワークデータのプロット
Search
Hiroaki Ochi
May 31, 2021
Programming
2
650
Rによるネットワークデータのプロット
Hiroaki Ochi
May 31, 2021
Tweet
Share
Other Decks in Programming
See All in Programming
ErdMap: Thinking about a map for Rails applications
makicamel
1
600
Flatt Security XSS Challenge 解答・解説
flatt_security
0
730
VisionProで部屋の明るさを反映させるシェーダーを作った話
segur
0
100
良いユニットテストを書こう
mototakatsu
11
3.6k
traP の部内 ISUCON とそれを支えるポータル / PISCON Portal
ikura_hamu
0
180
선언형 UI에서의 상태관리
l2hyunwoo
0
270
PHPカンファレンス 2024|共創を加速するための若手の技術挑戦
weddingpark
0
140
20年もののレガシープロダクトに 0からPHPStanを入れるまで / phpcon2024
hirobe1999
0
1k
Androidアプリの One Experience リリース
nein37
0
1.2k
毎日13時間もかかるバッチ処理をたった3日で60%短縮するためにやったこと
sho_ssk_
1
550
Итераторы в Go 1.23: зачем они нужны, как использовать, и насколько они быстрые?
lamodatech
0
1.4k
テストコード書いてみませんか?
onopon
2
340
Featured
See All Featured
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
460
33k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
232
140k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
276
23k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
330
21k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
53
13k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
267
20k
Facilitating Awesome Meetings
lara
51
6.2k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
67
4.5k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
26
1.9k
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
28
8.3k
Fontdeck: Realign not Redesign
paulrobertlloyd
82
5.3k
A better future with KSS
kneath
238
17k
Transcript
Tokyo.R #92 Rによるネットワークデータの プロット orca_mcmc
自己紹介 • 名前: 越智 宏朗(おち ひろあき) • 大学院博士課程 • 専攻:
社会心理学 & 心理統計学 • 集団のパフォーマンスについての研究をしてます • TokyoR初発表
Rでネットワークデータを扱う Rでネットワークデータを使うには主に statnet igraph の2つのパッケージのどちらかを使う
Rでネットワークデータを扱う statnet • ネットワーク分析やプロットに使うパッケージが一通り入っ てる(sna,network…) • matrixやlistなど標準的なオブジェクトクラスに対応 • ネットワーク専用のクラスのnetworkも使える
Rでネットワークデータを扱う igraph • (statnetほどじゃないけど)基本的な関数はそろっている • オンラインチュートリアルがある (https://igraph.org/redirect.html) • ネットワークデータを専用のigraphクラスで扱う
Rでネットワークデータを扱う 今回はstatnetで行きます
ネットワークデータの可視化 • statnetパッケージではgplot()でプロットできる • igraphパッケージではplot.igraph()でプロットできる gplot()でプロット plot.igrah()でプロット
ネットワークデータの可視化 •(デフォルトだと)ほとんど同じ • 2つともかなりの数の引数が用意されているので、 それらをうまく使えば色々かっこいいプロットができる • ただ、慣れ親しんだプロットの方法ggplot2がある
ネットワークデータの可視化 • 実は、ggplot2はネットワークのプロットにも使える! 1. ggnetwork(statnet) 2. Ggally(statnet) 3. Ggraph(igraph)
ネットワークデータの可視化 • これらのパッケージを用いることで、 1. 複数のレイヤーを重ねるようなプロットができる 2. ggplot2と同じように色の指定ができる 3. 書き方がggplot2と同じ感じ 使いやすい!
使用するデータ 実際にやってみよう! 今回使うデータ • ergmパッケージにある高校生の関係性ネットワーク ノードの属性 • 人種、性別、学年、次数中心性(いくつのノードと つながっているか)
ggnetwork
ggnetwork
Ggally
Ggally
終わりに • ggnetworkとGgally、どちらも同じようなプロットが可能 •使いやすい方をつかおう!! • 今回はやらなかったけど、Ggraphでも同じようなことが できる…はず
参考資料 • 鈴木努,2017,『Rで学ぶデータサイエンス8 ネットワー ク分析 第2版』共立出版
Enjoy! hochi(at)psy.senshu-u.ac.jp ※(at)は@に変換してください