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AIがコードを書く時代に、何を教えるのか / What Should We Teach in ...
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July 31, 2026
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AIがコードを書く時代に、何を教えるのか / What Should We Teach in the Age of AI-Generated Code?
ichiroc
July 31, 2026
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Transcript
AIがコードを書く時代に、何を教えるのか 〜 徒弟制度から考えるエンジニア育成 〜 いちろう 株式会社ソニックガーデン 2026.07.29
自己紹介 & 会社紹介 株式会社ソニックガーデン いちろう @ichiroc 「納品のない受託開発」でお客様のビジネスに伴走 株式会社ソニックガーデン プログラマー 2024年頃から親方として3人の弟子を育成中
育成の専門家ではなく、現場でAIと向き合いながら 試行錯誤している、一エンジニアです。 現代風に再定義した「徒弟制度」の下、ジュニアエンジニアの育成に力を入れている © SonicGarden
今日お話しすること 1 現状の整理:AIで変わったこと、疲弊の正体 レビューが追いつかない/問題は個人ではなく構造にある/疲弊の正体 2 品質の取り組み:AIを揃えて品質を底上げする spec-workflow/dev-workflow/AI・セルフレビュー 3 育成の取り組み:コードレビューの前に育成の場を持ってくる 設計レビュー/複数案を考える/ペアプロ・モブプロ
人が伴走する 4 まとめ:結局、何を教えるのか 意思決定の型を教える © SonicGarden
最初に結論 疲弊するのは コードレビューが大変なのに、 品質も育成も良くなっている実感がないから アプローチ 01 AIを揃えて 品質を底上げする 02 コードレビューの前にも
育成の場を持ってくる © SonicGarden
ソニックガーデンでのAI活用 Claude Code を全社導入 • AIエージェントで開発は日常 • 開発業務以外でも活用している • AI
はソニックガーデンの中心にある © SonicGarden
01 現状の整理 AIで変わったこと、疲弊の正体 © SonicGarden
開発現場で AI で変わったこと 実装速度 ↑ コードを書く速さが大きく向上 技術調査 ↑ 調べものにかかる時間が短縮 テスト作成
↑ 面倒だったテストも楽に書ける ポジティブな変化は多数ある © SonicGarden
新しく出てきたよく聞く問題 PR のコードレビュー負担増 • 書いた本人もコードの意図を説明できない • コードレビューしてもジュニアの学びが薄く感じる • © SonicGarden
問題は「構造」 AIを使うこと自体は悪くない • 個人の意識や、やる気の問題でもない • 構造が変わってきたことが原因 © SonicGarden
構造の変化 これまで 分からなければ 相談しながら 進めていく必要があった AI時代 → なんとなくで動くものが 分からなくても できてしまう
相談も理解も必須ではない 相談も理解もせず「コードレビューまで進めてしまう」構造に © SonicGarden
コードが生成された時点での対処は、手遅れ 作るものを理解 → 設計 → 実装 コードレビュー前 • • •
→ コードレビュー ここで頑張っても辛い コード差分が大きいとレビュー負担は大きい 作るものや設計のズレがあれば大きい手戻りになる 書いた人の理解が浅いならレビューも響かない →品質の妥協・成長の遅れにつながる コードレビューをいくらしても、品質も育成も良くなっていかない 疲弊の正体 © SonicGarden
02 品質の取り組み AIを揃えて品質を底上げする © SonicGarden
AIを揃えて品質を底上げする 仕様を詰めるAI 実装の質を高めるAI コードレビューするAI 仕様を詰めるスキル • 質問で考慮もれを防ぐ • 抜け漏れを軽減する •
計画/実装/テストのスキル • ステップごとにレビュー • 内部品質を上げる • spec-workflow • dev-workflow AIコードレビュー AIによるコードレビュー • レビュー前の最終チェック • 残った観点を指摘させる 3つのアプローチで、品質のベースを底上げする © SonicGarden
しかし、それだけでは育成は進まない AIによる品質の底上げと育成は別の話 • 育成を進めるには、コードレビューの段階では遅い • コードが出来る前に育成をする場を作る • © SonicGarden
03 育成の取り組み コードレビューの前に育成の場を持ってくる © SonicGarden
ソニックガーデンでの実践 いずれもコードが出来上がる前に行う 01 設計レビュー 実装前に設計をすり合わせる 02 複数案を考える 比較して選び、理由を説明さ せる 03
ペアプロ・モブプロ 一緒にAIを使いながら開発する © SonicGarden
設計レビュー 実装前に設計をレビューし、大きな手戻りをなくす • • • 設計メモを見ながらレビュー 作るものが揃っているか モデリング設計などが妥当か 大きな手戻りをなくす コードレビューの負担が減る
知識や設計技術を伝えられる © SonicGarden
複数案を考える 複数案を出してその中から選ぶ • • • 1案だけでなく、3案を考える どの案が良いかを選ぶ その理由を説明する 設計力の引き出しを増やす 設計の審美眼を養う
© SonicGarden
ペアプロ・モブプロ 一緒に開発してコミットまでする • • • 一緒にAIを使いながら設計・開発 リアルタイムでディスカッション 設計からコードを書くところまで 設計を確実にコードへ落とし込む レビュー負荷をなくす
知識や設計技術を伝えられる © SonicGarden
その結果 大きな手戻りがない • コードレビューの負担も減る • ジュニアの成長の機会になる • 実践すると仕事と育成が同時に進む © SonicGarden
楽ではない でも、ここまで手をかければ育つ だから疲弊はしない © SonicGarden
徒弟制度は負担軽減の制度でもある フィードバックをする信頼関係がある • 親方と弟子が物理的に同じ場所で仕事をする • 弟子が早く成長する • 育成のフレームワークとしての徒弟制度 © SonicGarden
徒弟制度に興味を持たれた方へ 上司と親方の違い、徒弟制度の再発明でプログラマ育成 https://kuranuki.sonicgarden.jp/archives/34363 「徒弟制度」って実際は何をしているの? — モダンな育成の場 で成長する弟子たちのリアル https://www.sonicgarden.jp/join_us/blog_articles/deshi_real © SonicGarden
まとめ:最初の結論 疲弊するのは コードレビューが大変なのに、 品質も育成も良くなっている実感がないから アプローチ 01 02 spec-workflow/dev-workflow/AI・セルフレビュー 設計レビュー/複数案/ペアプロ・モブプロ AIを揃えて
品質を底上げする コードレビューの前にも 育成の場を持ってくる © SonicGarden
最後に AIがコードを書く時代に、何を教えるのか 意思決定の型 © SonicGarden
ありがとうございました