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xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ / Trends and Mirai in...

ikkou
September 02, 2020

xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ / Trends and Mirai in the xR industry in recent years as seen through xR.fm

2020-09-02 CEDEC 2020 Day 1 に Kohki Nakaji (https://twitter.com/nkjzm) と 2 人で喋った登壇資料です。

▶xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ
https://cedec.cesa.or.jp/2020/session/detail/s5e6a454884bfe

▶xR.fm
https://xrfm.github.io/
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/xr-fm/id1451069565

ikkou

September 02, 2020
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Transcript

  1. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 xR.fmは @ikkou と @nkjzm の 2 人でお送りする 『xRの最新情報や旬な情報を届けるポッドキャスト』で

    す。 2019年1月より配信を開始し、現在まで 1~2 週間程度 の間隔で配信しています。 https://xrfm.github.io/ xR.fm とは
  2. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 私たちは、それぞれが本業として xR に関連する業務に就く傍ら、コミュニティ活動 として「xRの最新情報や旬な情報を届けるポッドキャスト『xR.fm』」を 2019 年から ほぼ毎週、開発者としてのバックボーンも踏まえながら配信しています。 本セッションではこの

    xR.fm での配信を通して見聞きしてきた2019年1月から 2020年8月上旬までの xR 業界の変遷を説明します。 また、COVID-19 が xR 業界にどのような影響をもたらしたか、そういった状況も踏 まえた上でその先の現実的な未来を予見します。 xR 業界の動向や技術トレンド、バーチャル YouTuber のことをまとめて知りたい 方に短い時間で凝縮した内容を駆け足でお伝えします。 本講演について
  3. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • 本講演に掲載している内容は 2020-08-15 現在の情報を最新として取り扱っ ています • 本講演はリアルタイム登壇ではなく 2020-08-15

    に収録した録画を配信して います ◦ 2020-08-15 から講演当日の 2020-09-02 までに大きなトピックが発生 した場合でも、本講演では触れられません ◦ 録画配信のため、質疑応答の時間が設けられていません ◦ 質問等がある方は Twitter ハッシュタグ #CEDEC2020 #xRfm 宛にお 気軽にご連絡ください • 表記上、一部の ® マークを省略しています 免責事項
  4. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 IKKOU Morohoshi (@ikkou) HEAVEN ちゃん a.k.a いっこう xR

    Tech Tokyo / WebXR Tech Tokyo オーガナイザー 特に WebXR ( WebVR/WebAR ) を推しています 雛乃木神社氏子でめぐるーまーの観測者 Twitter では HEAVEN ちゃんとして生きていますが VTuber とい うわけではありません:) https://twitter.com/ikkou 登壇者について - 諸星 一行
  5. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 Kohki Nakaji (@nkjzm) なかじ / リリカちゃん 日本バーチャルリアリティ学会認定 上級VR技術者

    専門学校の先生(VRエンジニア専攻) エンジニア系勉強会のオーガナイザー 略歴: CyberAgent → メルカリ R4D XR → MyDearest Books: 技術評論社『VRエンジニア養成読本』 Works: 『Crevasse』『至近距離ガールVR』 登壇者について - 中地 功貴
  6. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2019年1月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ソフトウェア   • 『ACE COMBAT™

    7: SKIES UNKNOWN』など PlayStation®VR 新作タイトルが 6 本リリー ス  イベント  • 年越し VR ライブ『count0』で幕開け • CES 2019 で VR HMD に比べて AR グラスが大量に登場  業界動向  • VTuber が出演する「バーチャルさんはみている」放送開始 • NHK 総合テレビが「NHKバーチャルのど自慢」を放送 • 日経 xTECH が VTuber 記者「黒須もあ」を採用 • 株式会社ブルボンが「キズナアイ チーズおかき」を発売 • VR 映像を手掛ける NextVR 社が大規模レイオフを実施 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  7. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2019年2月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ソフトウェア   • 『ハナビ HANA

    type B』など PlayStation®VR 新作タイトルが 3 本リリース  イベント  • 2月2日はロケーションベースVR協会が制定した『VRの日』 • さっぽろ雪まつり 2019 で雪ミクAR雪像や ODG-R9 など初音ミク関連の xR コンテンツ • DJ Marshmello がフォートナイトを会場としてバーチャルライブを披露 • AR ゲーム「サラと謎のハッカークラブ 2」 開始  業界動向  • 株式会社ジャニーズ事務所とSHOWROOM株式会社がJohnny’s×SHOWROOM 「バーチャ ルジャニーズプロジェクト」を開始 • 株式会社ホリプロデジタルエンターテインメントが元祖バーチャルタレント「伊達杏子」の娘として「伊 達あやの」を発表 • 株式会社ユーザーローカルがバーチャル YouTuberの人数が 7,000 人を超えたと発表 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  8. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2019年3月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ソフトウェア   • Oculus Go

    向け『東京クロノス』リリース • 『Beat Saber』など PlayStation®VR 新作タイトルが 3 本リリース  イベント  • SXSW 2019 開催、トレンドの 1 つとして「XR Is Now」が掲げられる • GDC 2019 開催  業界動向  • 『東京クロノス』が 1,000 以上あるタイトルの中から 8 タイトル選出された Oculus 公式の Oculus Essentials に選出される • VRコラボレーションサービスを手掛ける株式会社 Synamonが約 2.4 億円の資金調達 • Matterport 社が約 53 億円の資金調達  施設  • TOKYU MILANO 跡地を暫定利用していた VR ZONE SHINJUKU が閉館 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  9. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2019年4月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ハードウェア   • Oculus Rift

    CV1 販売終了  ソフトウェア   • Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit 販売開始、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と 『スーパーマリオ オデッセイ』が VR ゴーグル Toy-Con に対応 • 『メドゥーサと恋人』など PlayStation®VR 新作タイトルが 8 本リリース  イベント  • N高等学校が VR HMD『pico』を使ったオンサイトのバーチャル入学式を開催  業界動向  • VTuber が出演する「四月一日さん家の」放送開始 • VR SNS を手掛ける株式会社ambrが総額 1 億円の資金調達 • 医療 VR のHoloEyes株式会社が約 2.5 億円の資金調達 • 株式会社NTTドコモが Magic Leap 社と資本業務提携、約 312 億円を出資 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  10. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2019年5月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ハードウェア   • Oculus Quest,

    Oculus Rift S 販売開始  ソフトウェア   • 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が VR ゴーグル Toy-Con に対応 • 『ライアン・マークス リベンジミッション』など PlayStation®VR 新作タイトルが 5 本リリース • Google 検索に動物を AR 表示する機能が追加 • Beat Saber 正式リリース ( 正式リリース以前はアーリーアクセス )  業界動向  • VR SNS の High Fidelity 社が 25% をレイオフ • UltraHaptics 社が Leap Motion 社を約 33 億円で買収 ( 打ち出し方が戦略的提携・統合 ) • VR ライブ等を手掛けるバルス株式会社が 3.5 億円の資金調達 • 株式会社ユーザーローカルがバーチャル YouTuberの人数が 8,000 人を超えたと発表 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  11. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2019年6月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ハードウェア   • VIVE Pro

    Eye, VIVE Focus Plus 国内販売開始 • HP Reverb Virtual Reality Headset - Pro Edition 国内販売開始  ソフトウェア   • 日本発で初めて Oculus Quest に対応した『ソード・オブ・ガルガンチュア』リリース • Oculus Quest 向け『東京クロノス』リリース • Niantic が iOS/Android 向け『ハリーポッター:魔法同盟』をリリース • 『みんなのGOLF VR』など PlayStation®VR 新作タイトルが 7 本リリース • Amazon がバーチャルメイク機能をリリース • Google が YouTube にバーチャルメイク機能をリリース  業界動向  • VR クラウドを手掛ける株式会社スペースリーが総額 4 億円の資金調達 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  12. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2019年7月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ソフトウェア   • 『進め!キノピオ隊長』が VR

    ゴーグル Toy-Con に対応 • 『Project LUX』など PlayStation®VR 新作タイトルが 5 本リリース  業界動向  • Khronos Group が AR/VR の標準規格 OpenXR 1.0 を正式公開 • VR 研修等を手掛ける株式会社エドガが 1,500 万円の資金調達 • VR 研修等を手掛ける株式会社ジョリーグッドが 6.5 億円の資金調達 • VTuber 運営を手掛ける株式会社Pictoriaが 1 億円の資金調達 • MR 動画を作り出せる LIV 社が約 1 億円を調達 • 産業向け AR HMD を手掛ける RealWear 社が約 86 億円を調達  施設  • VR ZONE SHINJUKU の系譜にあたる MAZARIA が池袋にオープン ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  13. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2019年8月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ソフトウェア   • 6D.ai が

    Qualcomm と提携して Nreal に対応することを発表 • Facebook が Spark AR のオープンβ版をリリース • Google マップの AR ビューが iOS/Android の両方で使えるように • 『東京クロノス』など PlayStation®VR 新作タイトルが 6 本リリース  業界動向  • VR コンソーシアムが XR コンソーシアムに改称 • ガートナーのハイプ・サイクル 2019 年が公開、VR/AR/MR は 2018 年までに消失し、2019 年版 では AR クラウドとイマーシブ・ワークスペースが登場 • Apple が街なかで AR を楽しむ『[AR]Tウォーク』を開始 • VR ライブプラットフォームを手掛ける現株式会社 VARKが約 2 億円の資金調達 • にじさんじ等を運営するいちから株式会社が約 7 億円の資金調達 • MR システム開発等を手掛ける株式会社ホロラボが累計 1.8 億円の資金調達 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  14. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2019年9月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ハードウェア   • IDEALENS K4

    国内販売開始  ソフトウェア   • 『狼と香辛料VR』が VR ゴーグル Toy-Con に対応 • 『狼と香辛料VR』など PlayStation®VR 新作タイトルが 3 本リリース  イベント  • Oculus Connect 6 開催、Facebook Horizon や AR グラスを開発中と発表 • DIVE XR FESTIVAL supported by SoftBank 開催 • ファッション&ライブイベントの FAVRIC 開催  業界動向  • IKinema Orion の IKinema 社を Apple が買収 ( 提供終了となる ) • Facebook が非侵襲的神経インタフェースを開発する CTRL-labs 社を買収 • 株式会社ユーザーローカルがバーチャル YouTuberの人数が 9,000 人を超えたと発表 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  15. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2019年10月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ハードウェア   • VIVE Cosmos

    国内販売開始 • Pimax 8K, Pimax 5K XR, Pimax 5K PLUS 国内販売開始 • Pico G2 4K 国内販売開始 • BOSE FRAMES 国内販売開始 • Daydream View 販売終了  ソフトウェア   • 『アッシュと魔法の筆』など PlayStation®VR 新作タイトルが 12 本リリース • 「Facebook Spaces」と「Oculus Rooms」サービス終了 • A-Frame の開発者が立ち上げた WebVR 専用ブラウザ Supermedium の開発が終了  業界動向  • NVIDIA がクラウドと 5G 経由で AR/VR コンテンツを配信する CloudXR を発表 • 株式会社eStreamが「VTuberチップス」を発売 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  16. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2019年11月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ハードウェア   • Varjo VR-2

    / Varjo VR-2 Pro 国内販売開始 • VALVE INDEX 国内販売開始 • Gear VR 向けアプリ開発のサポート終了 • Looking Glass 8K Immersive Display が全世界に先駆けて日本で初公開  ソフトウェア   • 国内版『Minecraft Earth』リリース • 『Last Labyrinth』など PlayStation®VR 新作タイトルが 5 本リリース  業界動向  • 電波法改正「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」施行 • Facebook が Beat Saber の Beat Games 社を買収 • SHOWROOM株式会社が総額 31 億円に及ぶ資金調達とDeNA保有株式一部譲渡 • リトルプラネットを運営する株式会社プレースホルダが約 6 億円の資金調達 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  17. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2019年12月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ハードウェア   • Varjo XR-1

    Developer Edition 国内販売開始 • Spectacles 3 国内販売開始  ソフトウェア   • Oculus Quest にハンドトラッキングが追加 • Oculus Quest に正式対応した『VARK』リリース • 『初音ミクVR』など PlayStation®VR 新作タイトルが 11 本リリース  業界動向  • Adobe が Oculus Medium を買収 • VR 研修等を手掛ける株式会社エドガが 4,500 万円の資金調達 • バーチャルライブ等を手掛ける株式会社 LATEGRAが約 1.5 億円の資金調達  イベント  • 国内最大級の VR/AR/MR カンファレンス『XR Kaigi 2019』開催 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  18. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2020年1月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ハードウェア   • マイクロソフトが産業向け「HoloLens 2

    XR10」と軍事向け「Integrated Visual Augmentation System」に対応したモデルを発表 • CES 2020 でパナソニック株式会社が Kopin 社と共同開発した眼鏡型 VR グラスを発表  ソフトウェア   • PlayStation®VR タイトル『輝夜 月 LIVE@ZeppVR2』がリリース  業界動向  • 内閣府がムーンショット目標を決定「目標1: 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から 解放された社会を実現」 • VR イベントプラットフォームを手掛けるクラスター株式会社が総額 8.3億円の資金調達 • NHK 総合テレビが「NHKバーチャル紅白歌合戦」を放送 • NHK 総合テレビが『ねほりんぱほりん 「バ美肉おじさん」』を放送 • 株式会社ユーザーローカルがバーチャル YouTuberの人数が 10,000 人を超えたと発表 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  19. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2020年2月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ハードウェア   • LYNX 社が

    VR と AR を切り替えられる HMD「Lynx R1」を発表、プレオーダー受付開始 • Google の Glass Enterprise Edition 2 が開発者向けに販売開始 ( 個人での購入は不可 ) • Qualcomm が Snapdragon XR2 搭載 5G 対応版 HMD のリファレンスモデルを発表  ソフトウェア   • 『スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー』など PlayStation®VR 新作タイトルが 4 本リリース • iOS/iPadOS の Quick Look の拡張により AR で商品の購入が可能に  業界動向  • 東京都が AR/VR 技術を含む「スマート東京実施戦略」の策定を発表 • KDDI株式会社が Spatial 社と NrealLight を活用する包括的パートナーシップを締結 • Facebook が Asgard’s Wrath の Sanzaru Games 社を買収 • COVID-19 の影響で Oculus Quest をはじめとする HMD の入手が困難に ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  20. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2020年3月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ハードウェア   • Varjo VR-2

    / Varjo VR-2 Pro 国内販売開始 • VIVE Cosmos Elite 国内販売開始 • RETISSA® Display II 国内正式販売開始 • Azure Kinect DK 国内販売開始 • LiDAR を搭載した新型 iPad Pro 販売開始  ソフトウェア   • 『VARK Live Platform』など PlayStation®VR 新作タイトルが 3 本リリース • Valve 社が Half-Life: Alyx をリリース  業界動向  • esports イベントの RAGE が運営する esports 専用 VR 施設「V-RAGE」β版オープン • KDDI ∞ Labo が「MUGENLABO DAY 2020」を VR 開催 • ホログラム開発のHolotch株式会社が約 2,500 万円の資金調達 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  21. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2020年4月のトピックス  ハードウェア   • Pico Neo 2 国内販売開始

    • MAD GAZE GLOW, GLOW PLUS クラウドファンディングサイトで国内販売開始 • Gear VR ソフトウェアアップデートが終了  ソフトウェア   • 『フォーム』など PlayStation®VR 新作タイトルが 2 本リリース • 国立科学博物館が「かはくVR」を公開  業界動向  • ホロライブプロダクションのカバー株式会社が総額約 7 億円の資金調達 • バーチャルタレント事業を運営する株式会社 Activ8が約 10 億円の資金調達 • にじさんじ等を運営するいちから株式会社が約 19 億円の資金調達  施設  • DMM VR THEATER が物件の契約期間満了に伴い閉館 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません 4月16日、全都道府県に緊急事態宣言が発令
  22. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2020年5月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ハードウェア   • Pimax Vision

    8K Plus 国内販売開始 • NrealLight Developer Kit 国内販売開始  ソフトウェア   • Oculus Link が USB 2.0 規格のケーブルをサポート  業界動向  • 電波法「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」 Web上での届け出が可能に • VRライブプラットフォームを運営する株式会社 VARKが約 2 億円の資金調達 • Magic Leap 社が約 380 億円の資金調達 • 渋谷区公認の「バーチャル渋谷」が公開  施設  • Luppet Cafe が閉店 • ツクモ VR. が閉店 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません 5月25日、全都道府県で緊急事態宣言が解除
  23. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2020年6月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ハードウェア   • Magic Leap

    1 国内販売開始  ソフトウェア   • 『Rec Room』など PlayStation®VR 新作タイトルが 3 本リリース  業界動向  • Facebook が Lone Echo の Ready At Dawn Studios 社を買収 • Magic Leap 社の訴えが棄却される形で Nreal 社と裁判が決着 • Bose 社が Bose AR の取り組みを終了 • VTuber の運営などを手掛けていた株式会社 CyberVが解散 • 株式会社eStreamが「VTuberチップス2」を発売  施設  • TYFFONIUM SHIBUYA が閉店 • JOYPOLIS VR SHIBUYA が閉店 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  24. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2020年7月のトピックス 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  ハードウェア   • HoloLens 2

    国内 “一般” 販売開始 • Google の North 買収に伴い Focals 2.0 販売中止  ソフトウェア   • 『マーベルアイアンマン VR』など PlayStation®VR 新作タイトルが 5 本リリース • Google 検索の AR 表示に 10 種類の恐竜、24 種類の昆虫が追加 • Oculus Quest のバージョンアップで WebXR のハンドトラッキングに対応  業界動向  • ソニー株式会社が Unreal Engine を手掛ける Epic Games 社に約 268 億円の投資 • VR ライブ等を手掛ける株式会社LATEGRAが資金調達 ( 金額非公開 )  施設  • 静岡県浜松市に体験型デジタルエンタメキューブ『 X▶CUBE』が開店 • MAZARIA が 8 月末で閉場することを発表 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません 7月末時点の新型コロナウイルスの検査陽性者は 35,836 例
  25. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 2020年8月のトピックス (~8/15) 1. 注目トピックスをサマリーとして振り返る近年の動向  業界動向  • 株式会社NTTドコモが「株式会社複合現実製作所」を設立 •

    NHK 総合テレビが「NHKバーチャル文化祭」を放送 • Mozilla のレイオフにより WebXR 部門が影響を受けることが発覚 • バーチャルヒューマンがデザイナーを務めるファッションブランド「 NOWEAR」が誕生  イベント  • VRChat, cluster, STYLY の 3 プラットフォームを会場としたバーチャル同人即売会イベント ComicVket 1 と MusicVket が開催 • cluster をプラットフォームとして『ポケモンバーチャルフェスト』、『 SAO アリシゼーション War of Underworld』のコラボイベント、『バーチャルハマスタ』など多くのイベントが開催  施設  • VR PARK TOKYO が 8 月末で閉場することを発表 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません 東京都が飲食店に対して営業時間の短縮要請
  26. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • VR HMD – 6DoF がデファクトスタンダード – Oculus

    Quest のようなスタンドアロン型 VR HMD の増加 • 特定用途ではスマートフォン挿入型 VR ゴーグルも使われている – PC 接続型は高画質化の流れ • 高画質化に伴った PC の要求スペックの上昇 • AR glasses ( XR Viewer ) – Nreal Light をはじめとする眼鏡型デバイスが増える可能性がある – Apple も Google も AR に力を入れていることが観測できる 近年の xR デバイスの動向 2. xR 関連技術の動向 - ハードウェアの動向
  27. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • 2019/02 – Vuzix Blade • 2019/05 –

    Oculus Quest, Oculus Rift S • 2019/06 – VIVE Pro Eye, VIVE Focus Plus, HP Reverb • 2019/09 – IDEALENS K4 • 2019/10 – VIVE Cosmos, Pimax 8K, Pimax 5K XR, Pimax 5K PLUS, Pico G2 4K, BOSE FRAMES • 2019/11 – Varjo VR-2, Varjo VR-2 Pro, VALVE INDEX • 2020/07 – HoloLens 2, MAD Gaze, MAD Gaze GLOW 2019 年以降に国内で販売を開始した xR デバイス 2. xR 関連技術の動向 - ハードウェアの動向 Image Credit: https://www.amazon.co.jp/vuzixcorporation, https://www.oculus.com/, https://jp.ext.hp.com/accessories/personal/reverb/, https://www.bose.co.jp/ja_jp/products/frames/bose-frames-alto.html, https://steamvr.jp/, https://www.microsoft.com/ja-jp/hololens/hardware
  28. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 独断と偏見で選ぶ 特に注目すべき 5 つの xR デバイス 2. xR

    関連技術の動向 - ハードウェアの動向 Oculus Quest Valve Index HoloLens 2 Nreal Light Reverb G2 2019/05 発売 2019/11 発売 2020/07 発売 2020 年発売予定 2020/09 上旬発売予定 64GB ¥49,800 128GB ¥62,800 ¥138,380 (税込) ¥422,180 (税込) 未定 ※先行販売の韓国版は約 ¥63,000 ¥65,780 (税込) ※予価のため変わる可能性がある スタンドアロン PC 接続型 スタンドアロン スマートフォン接続型 PC 接続型 6DoF 6DoF 6DoF 6DoF 6DoF inside-out outside-in inside-out inside-out inside-out Image Credit: https://www.oculus.com/, https://steamvr.jp/, https://www.microsoft.com/ja-jp/hololens/hardware, https://www.nreal.ai/specs, https://jp.ext.hp.com/immersive/reverb_g2/
  29. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • xR コンテンツの開発ではゲームエンジンとして Unity と Unreal Engine のどちらか

    が用いられることが多く、どちらも VR, AR, MR の開発に対応している ◦ Unity ▪ 特にゲームやスマートフォンアプリに用いられることが多い ▪ ARFoundation ▪ AR に特化した MARS ◦ Unreal Engine ▪ 特に建築やフォトリアルなものに用いられることが多い ▪ HoloLens 1 は未対応だったが HoloLens 2 は正式に対応 • Unity, Unreal Engine 以外にも xR コンテンツを開発可能なエンジンは複数存在す る ◦ Amazon Sumerian, PlayCanvas, Babylon.js 等々 ゲームエンジンの動向 2. xR 関連技術の動向 - ソフトウェアの動向 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません
  30. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • iOS の Apple, Android の Google ともに現在は

    VR よりも AR を推している ◦ Google は “Daydream” をはじめとして VR を推していた時期もある • iOS, Android ともに AR グラスの “噂” はあるが、公式声明は出ていない • iOS の ARKit ◦ ARKit が iOS における AR を担っている ◦ 多くの端末で ARKit が動作する ◦ iPad Pro に LiDAR が搭載された • Android の ARCore ◦ iOS より先に始めた Tango がディスコン ◦ ARCore が Android における AR を担っている ▪ Cloud Anchors と Augmented Faces は iOS でも動作する ◦ ARKit に比べると ARCore が動作する端末の条件はやや厳しい iOS と Android の動向 2. xR 関連技術の動向 - ソフトウェアの動向 Image Credit: https://developer.apple.com/jp/news/?id=03242020a, https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.ar.core&hl=ja ARKit ARCore
  31. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • Web で VR や AR を扱う WebXR

    の事例が増えている、特に iOS/Android が AR に力を入れていることから、Web におけ る AR である WebAR が活発な状況にある ◦ Google 検索で動物や恐竜や昆虫で “ググる” と WebAR で 3D モデルを現実世界に “重畳” できる • 特に WebAR を活用した事例が増えている ◦ 商品の表示 ▪ 特に家具の配置 ◦ 試着 ( 服, 指輪, 腕時計, 眼鏡 等々 ) ◦ メイクアップシミュレーション WebXR の動向 2. xR 関連技術の動向 - ソフトウェアの動向 ※このページで挙げているトピックス一例であり、これがすべてではありません Image Credit: https://github.com/immersive-web/webxr WebXR
  32. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • VR 向け 3D アバターファイルフォーマット VRM • アバターメイキング

    • 配信プラットフォーム • モーションキャプチャ • ボイスチェンジャー アバターを支える技術 2. xR 関連技術の動向
  33. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • VRアプリケーション向けの人型 3D アバターの共通規格 ◦ glTF 2.0 ベース

    ◦ 様々な 3D ファイル形式 (FBX, OBJ 等) や 人型の扱いを共通化することが目的 ◦ VRM 対応アプリケーションでは同じアバターを使うことができる • 2018年4月にドワンゴが提唱し、現在は2019年4月に設立された「一般社団法人VRM コンソーシアム」が主体となって策定や普及を進める ◦ 主要 VTuber 関連企業に加え、国内3大キャリアや中国の bilibili なども加盟 • Unity 向けの標準実装として『UniVRM』をオープンソースとして提供 ◦ UE4 向けの VRM4U など、有志による他環境向け VRM プラグインも存在 • アバターに特化したライセンスが特徴で、アバターを他人が利用する際に「人格を与え られるか」「暴力表現の可否」「性的表現の可否」などを設定できる VR 向け 3D アバターファイルフォーマット VRM 2. xR 関連技術の動向 - アバターを支える技術 Image Credit: https://vrm.dev/
  34. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • アバターは Blender 等を使ってフルスクラッチで作る方法と、アバターメイキングに特 化したサービスを使う方法に大別できる • 主要なアバターメイキングサービス ◦

    VRoid Studio ( 無償で VRM 出力が可能 ) ◦ セシル変身アプリ ( 無償で VRM 出力が可能 ) ◦ カスタムキャスト ( 有償で VRM 出力したアバターを THE SEED ONLINE と連携可能 ) ◦ Vカツ ( 有償で VRM 出力したアバターをバーチャルキャストで利用可能 ) ◦ MakeAvatar ( VRoid Hub, THE SEED ONLINE と連携可能 ) ◦ REALITY ( REALITY とバーチャルキャストと cluster で利用可能 ) ◦ SHOWROOM V ( SHOWROOM で利用可能 ) • VRM フォーマットのアバターを横断的に取り扱うハブとしては VRoid Hub と THE SEED ONLINE が挙げられる • 日本で人気の高い VRChat 向けアバターは、現時点では Unity が必要であり、一気 通貫で成り立つサービスは存在していない アバターメイキング 2. xR 関連技術の動向 - アバターを支える技術 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  35. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • 自身のアバターや公開されているアバターを表示/活用することが目的のアプリケーショ ン • VRMフォーマットに対応しているものが多い • 主なアバタービューワーアプリの例 ◦

    VPocket (Android, iOS) ◦ Vismuth (Android, iOS) ◦ Vスタンプ (Android, iOS) ◦ VRM Viewer (ブラウザ) ◦ パペ文字 (iOS) ◦ Turning VRM Girl (PC/Looking Glass) ◦ モーションキャスト (PC) アバタービューワー 2. xR 関連技術の動向 - アバターを支える技術 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  36. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • YouTuber のような生身の人間だけではなく「アバターでの配信に対応」あるいは「ア バターでの配信に特化」したプラットフォームの登場により、アバターで配信しやすい状 態が生まれている ◦ 配信プラットフォームを使わない場合は OBS

    等で YouTube や Twitch に配信 することになる • アバターメイキングツールを併せ待ったプラットフォームもある • アバターでの配信に “対応” している主な配信プラットフォーム ◦ SHOWROOM ( バーチャルカテゴリ ) ◦ Mirrativ • アバターでの配信に “特化” している主な配信プラットフォーム ◦ バーチャルキャスト ◦ REALITY ◦ IRIAM 配信プラットフォーム 2. xR 関連技術の動向 - アバターを支える技術 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  37. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • 自分の動きをアバターに反映させるためのシステム • スマートフォン向けは ARKit の Face Tracking

    を併用するものが多い ◦ vear ◦ waidayo ◦ 恋顔 • PC 向けはバストアップに対応するものが多い ◦ 3tene ◦ Luppet ◦ VMagicMirror ◦ FaceRig ◦ VDRAW トラッキングシステム ( ソフトウェア ) 2. xR 関連技術の動向 - アバターを支える技術 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  38. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • ハードウェアを使う比較的高価なものとソフトウェアを使う 2 つに大別できる ◦ 企業が専用スタジオを保有していることも増えてきている • ハードウェアを使うもの

    ◦ Azure Kinect ◦ Perception Neuron ◦ Xsens MVN ◦ OptiTrack ◦ VICON • Vive Tracker などと組み合わせてソフトウェアを使うもの ◦ バーチャルモーションキャプチャー ◦ IKINEMA Orion ( 2019年9月に終了 ) モーションキャプチャー 2. xR 関連技術の動向 - アバターを支える技術 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  39. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • 女性声を出すため、男性声を出すため、または身元を隠すことなどを目的とし てアバターと一緒にボイスチェンジャーが用いられることがある • ボイスチェンジャーはハードウェアとソフトウェアの 2 パターンに大別され、多く はピッチとフォルマントを弄ることで

    “調声” する • よく使われているボイスチェンジャー ◦ ハードウェア ▪ VT-4 ◦ ソフトウェア ▪ 恋声 (Windows) ▪ バ美声 (Windows) ▪ Gachikoe! (Windows/Mac) ボイスチェンジャー 2. xR 関連技術の動向 - アバターを支える技術 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  40. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • 一般的には VTuber = バーチャルYouTuber を指す呼称 • 特定のプラットフォームに依らないため、バーチャルタレント、

    バーチャルライバーやライバーといった呼称もある • アバターで配信すること = VTuber ( バーチャルYouTuber ) と は限らない • キズナアイのように意図的に VTuber と名乗らず、バーチャル YouTuber 呼称を用いるケースもある • 株式会社ユーザーローカル調べでは 2020 年 1 月時点で 10,000 人を突破 VTuber とは何か? 3. VTuber の動向
  41. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • VTuber の 10,000 人を超えた今となっては VTuber として「ビジネス」を成り 立たせるのは難しいと言えるが、金額の多寡を問わなければ複数の収益源が

    考えられる • 代表的な収益源 • 企業の PR 案件 ( リアルの YouTuber と同じで 1 案件 100 万円以上もあり得る ) • YouTube 配信 ( 収益化後、再生回数に応じた収益が発生する ) • ギフティング ( YouTube の Super Chat をはじめとする、いわゆる投げ銭 ) • ファンクラブ ( YouTube チャンネルのメンバーや pixivFANBOX など ) • グッズ販売 ( Booth などが挙げられる ) • ライブ ( 一般的に物理的なライブ会場を伴う音楽ライブは物販で収益を出すが、 VR ライブで あれば会場制作コストは別として物理的な会場代は不要 ) VTuber の代表的なビジネス形態 3. VTuber の動向 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  42. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • ライブハウス等のいわゆる “箱” ではなく、VR 空間での “商用” ライブを開催 するためのプラットフォームが増えてきている

    • ライブが実施できる代表的な VR プラットフォームとアーティスト ◦ cluster 輝夜月, KMNZ, YuNi 等々 ◦ VARK まりなす(仮), 朝ノ姉妹, 星乃めあ 等々 ◦ SPWN 銀河アリス, 獅子神レオナ, MonsterZ MATE 等々 ◦ INSPIX LIVE えのぐ ▪ INSPIX WORLD にアップデート予定 ◦ SHOWSTAGE 中2さゆり, 波羅ノ鬼, 東雲めぐ, 雛乃木まや 等々 • “非商用” ライブでは VRChat をプラットフォームとしていることが多い ◦ memex 解釈不一致, アルテマ音楽祭, 盛夏音祭 等々 VTuber と VR ライブプラットフォーム 3. VTuber の動向 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  43. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • VTuber とは異なる存在として「バーチャルヒューマン」や「デジタルヒューマ ン」といった存在が Instagram を中心に注目されている • 彼ら彼女らは概ね

    “リアル寄り” の見た目をしている • 技術的には「首から上だけ CG で首から下は生身の合成タイプ」と、「全身 CG」の2 パターンに大別できる • 代表的なバーチャルヒューマン ◦ 国内 ▪ imma、MEME、Liam Nikuro、Lewis Hiro Newman、ホリエ・ロ イド・タカフミ、YU、葵プリズム、uca、Ria Oumi ◦ 国外 ▪ Lil Miquela、Bermuda、Ronnie Blawko、Shudu バーチャルヒューマン 3. VTuber の動向 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  44. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • COVID-19 はハードウェアの製造の遅延、ソフトウェアのリリース時期の見直 しをはじめとして xR 業界にも良い意味でも悪い意味でも大きな影響を与えて いる •

    特に次のトピックスについて触れていく – イベントのオンライン化 – アートのオンライン化 – VR プラットフォームの勃興 – VTuber への影響 – 撤退という判断 COVID-19 の影響 4. xR 関連ビジネスの動向 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  45. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • 人が集まる技術系カンファレンスやイベントの多くが中止、特に 4 月以降はイベン トのオンライン化が目立った – 中止 •

    MWC, SXSW, Google I/O, F8, Unite Tokyo – オンライン化 • AWE USA, GDC, E3, Vive Ecosystem Conference, Microsoft Build, de:code, WWDC, Cloud Next, CEDEC, 技術書典, Oculus Connect, 東京ゲームショウ, Inter BEE, DCEXPO, AWS re:Invent, XR Kaigi, CES 2021 • Laval Virtual, IEEEVR, SIGGRAPH, 日本バーチャルリアリティ学会 大会 イベントのオンライン化 4. xR 関連ビジネスの動向 - COVID-19 の影響 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  46. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • オンサイトを前提としていたイベントのオンライン化ではなく、はじめからオンライン で xR を前提としたイベントが特に増えた – Chloma Virtual

    Store -Living In A Bubble- @VRChat – バーチャル渋谷 @cluster – ポケモンバーチャルフェスト @cluster – SAO アリシゼーション WoU - Virtual Meeting - @cluster – バーチャルハマスタ @cluster – ComicVket, Musicvket @VRChat, cluster, Styly • 特に VR イベントプラットフォームの 1 つである cluster を会場としたイベント開催 数は 2019 年の 350 件に対して 2020/08/12 時点で 635 件と大幅に増えている *1 xR を前提としたイベントの増加 4. xR 関連ビジネスの動向 - COVID-19 の影響 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません *1 Reference: https://twitter.com/c_c_kato/status/1293439875035754496
  47. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • イベント同様に人が集まる美術館・博物館のバーチャル化が加速した – 国立科学博物館「かはくVR」、岡本太郎美術館「音と造形のレゾナンス-バ シェ音響彫刻と岡本太郎の共振」展、森美術館「未来と芸術展」、東京国立近 代美術館「ピーター・ドイグ展」 • 国内の一部の美術館・博物館の撮影は「一般社団法人VR革新機構」が

    Matterport 利用代も含めてボランティアとして支援 • 学生による展示のオンライン化 – 武蔵野美術大学「バーチャルムサビ展」、東京大学「東京大学制作展Extra 2020」 • 演劇や舞台のオンライン化 – 劇団ノーミーツ、泊まれる演劇 In Your Room、オンラインシアター・サヨナラ ワーク アートのオンライン化 4. xR 関連ビジネスの動向 - COVID-19 の影響 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  48. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • イベントのオンライン化の中でも特に VR に特化したプラットフォームの需要が急 激に高まり、さらに新しいプラットフォームも増えてきた – 既存 •

    cluster ( クラスター株式会社 ) • NEUTRANS BIZ ( 株式会社Synamon ) – 新規 • cloud.config Virtual Event Service ( 株式会社FIXER ) • Smart Expo Online ( 株式会社ワントゥーテン ) • monoAI xR CLOUD ( monoAI technology株式会社 ) • そのまま展示会 ( SoVeC株式会社 ) • ショウダンデス ( 中京テレビ放送株式会社 ) VR プラットフォームの勃興 4. xR 関連ビジネスの動向 - COVID-19 の影響 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  49. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • オンラインでの活動が中心である一部の VTuber 関連イベントは、スタジオ収録 で “三密” が発生するという特性で休止や自粛、延期が発生 –

    日常的な配信 • 電脳少女シロ • ミライアカリ – イベント • VRミュージカル「人魚姫」( 4 月の公演が 6 月に延期 ) • TUBEOUT!SESSIONS vol.3 ( 4 月の公演が 6 月に延期 / オンライン化 ) • 観客が集まるライブや展示などのイベントはオンライン化 – 花譜「花譜 1st ONE-MAN LIVE『不可解(再)』」 ( 無観客ライブ配信 ) – somunia「fable in sleep展」 ( 中止 / 別途 AR 展示会を実施 ) VTuber への影響 4. xR 関連ビジネスの動向 - COVID-19 の影響 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  50. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • 一部の xR 関連施設は特に緊急事態宣言以降、撤退判断 – Luppet Cafe •

    3 月に開店、4 月に発令された緊急事態宣言を経て 5 月末に閉店 – TSUKUMO がツクモ VR. を含む複数店舗を閉店 • 予定していたウェブ、BtoBビジネス強化を前倒しで実施 • 特に東京圏のロケーションベース VR 施設は厳しい状況に置かれている – TYFFONIUM SHIBUYA ( 6/5 発表 ) • 4 月以降休業に入ったまま 6 月末に閉店 – JOYPOLIS VR SHIBUYA ( 6/24 発表 ) • 4 月以降休業に入り、6 月中旬に再開するも 6 月末に閉店 – MAZARIA ( 7/31 発表 ) • 2 月末から休業、6 月中旬に再開するも 8 月末を以て閉場を発表 – VR PARK TOKYO ( 8/3 発表 ) • 4 月以降休業に入り、6月 に再開するも 8 月末を以て閉店を発表 撤退という判断 4. xR 関連ビジネスの動向 - COVID-19 の影響 ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  51. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • Facebook によるゲームスタジオの買収 • 海外発の売れている VR ゲームタイトル •

    日本発の Oculus Quest タイトル • PlayStation VR の動向 VR “ゲーム” タイトル 4. xR 関連ビジネスの動向
  52. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • Oculus Studios を持つ Facebook はこの 1 年以内に

    Oculus Store にゲームタイ トルをリリースしている 3 社を買収している – Beat Saber の Beat Games ( 2019/11 ) • Beat Saber は 2020/03 時点で売上 200 万本以上のタイトル • DLC 楽曲の売上を含めると総売上金額は Road to VR 調べでは約 72 億 円超え – Asgard's Wrath の Sanzaru Games ( 2020/02 ) • Asgard's Wrath の開発にあたっては Oculus Studios が資金を提供して いた – Lone Echo の Ready At Dawn Studios ( 2020/06 ) • Lone Echo は 2017/10 時点で Oculus Store の中でもっとも早く 1 億円超 の売上を達成したタイトル Facebook によるゲームスタジオの買収 4. xR 関連ビジネスの動向 - VR “ゲーム” タイトル
  53. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • Raw Data – 2016/07 に単月 100 万ドル

    ( 1億円 ) の売上 • Beat Saber – 2020/03 に 200 万本を突破 ( DLC と合わせて約 72 億円) – Steamの全体売上トップ 7 に • SUPERHOT VR – 2020/05 に 200 万本を突破 • Half-Life: Alyx – 2020/03 発売から約2ヶ月で 100 万本を突破した見込み(約 65 億円) – Beat Saber は 2018 年にアーリーアクセスリリースから2年かけて200万本なの で、この伸び率は驚異的 海外発の売れている VR ゲームタイトル 4. xR 関連ビジネスの動向 - VR “ゲーム” タイトル ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません Reference: https://steamspy.com/app/546560
  54. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • Oculus Quest 向けタイトルは審査が厳しく、Oculus Rift S / Oculus

    Go のような 感覚で Oculus Store に Oculus Quest 向けタイトルとしてリリースすることは難し いため、日本発のタイトルは 8 本と限られた状況となっている – 審査が通らない場合は SideQuest にリリースするケースが多い • 日本発の Oculus Quest 向けタイトル ( 太字はゲームタイトル ) – ソード・オブ・ガルガンチュア ( 2019/06 日本でもっとも早くリリースされたタイトル ) – 東京クロノス ( 2019/06 ) – ラストラビリンス ( 2019/11 ) – 狼と香辛料VR ( 2019/11 ) – DMM VR動画プレイヤー ( 2019/12 ) – VARK ( 2019/12 ) – テトリス エフェクト ( 2020/05 ) – ホームスターVR ( 2020/06 ) 日本発の Oculus Quest 向けタイトル 4. xR 関連ビジネスの動向 - VR “ゲーム” タイトル
  55. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • 2019 年末時点で PS VR の全世界累計販売台数が 500 万台を突破

    – 2017/06 時点で 100 万台 – 2017/12 時点で 200 万台 – 2018/08 時点で 300 万台 – 2019/03 時点で 420 万台 – PS VR は民生 VR HMD の中で “もっとも長寿命” で “もっとも多く売れている” • 同じ 2016 年に販売を開始した Oculus Rift は Oculus Rift S に代替わりし、HTC VIVE は VIVE Pro シリーズに代替わりしている • 関連する PS4 の全世界累計販売台数は 1 億 1210 万台を突破 • PS5 の発売に合わせて PSVR と周辺機器の情報が少しずつ解禁されている – PSVR は PS5 でも動作する – 関連する周辺機器は PS5 でも動作する PlayStation VR の動向 4. xR 関連ビジネスの動向 - VR “ゲーム” タイトル
  56. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • サマリー • 携帯キャリア 3 社の動向 au •

    携帯キャリア 3 社の動向 NTTドコモ • 携帯キャリア 3 社の動向 ソフトバンク xR と 5G 4. xR 関連ビジネスの動向
  57. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 • 携帯キャリア 3 社は 5G と絡める形で xR を押し出しているが、

    2020-08-15 時点では動画再生が中心となっている – 動画再生だけの観点であれば受信側は 4G でも必要十分 – 送信側に 5G を活用した事例は 3 社ともに実施している • 2020 年春から国内でも 5G スマートフォンの販売が始まったが、 5G の通信環境を搭載した xR デバイスはリリースされていない • 3 社ともに Oculus Quest や HoloLens を用いた取り組みを実施 している – 特にスポーツと音楽に絡めた事例が目立つ サマリー 4. xR 関連ビジネスの動向 - xR と 5G
  58. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 au は 3 社の中ではもっとも xR に対する先進的な取り組みが多い • ハードウェア

    – NrealLight と提携 • ソフトウェア – 空間会議システムの「Spatial」、Visual Positioning Service の「Sturfee」、 Facebook と Instagram に xR 技術を組み込む目的でフェイスブック ジャパン 株式会社など Spatial Computing を軸とした企業と提携 • 事例 – au 渋谷スクランブルスクエアで NrealLight を常時体験可能 – au 5G LIVE - AUGMENTED EXPERIENCE – バーチャル渋谷 by au 5G – 渋谷攻殻 NIGHT by au 5G – SUPER DOMMUNE tuned by au5G 携帯キャリア 3 社の動向: au 4. xR 関連ビジネスの動向 - xR と 5G ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  59. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 NTTドコモは Magic Leap との資本・業務提携のインパクトが大きい • ハードウェア – Magic

    Leap と提携、技適を通した上で Magic Leap 1 を国内販売 • 事例 – 「株式会社複合現実製作所」を設立 – 一部店舗の 5G 体験コーナー PLAY 5G で Magic Leap 1 を常時体験可能 – DOCOMO Open House 2020 で多数の xR デバイスを用いた展示を実施 – ドコモ 5G オープンラボ GUAM – 新体感ライブ CONNECT – Takanawa Gateway Fest • 日本初となるドコモの 5G ネットワークを利用した Magic Leap 1 のイベント ( ただし ML1 に 5G 受信装置は搭載されていない ) 携帯キャリア 3 社の動向: NTTドコモ 4. xR 関連ビジネスの動向 - xR と 5G ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  60. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 ソフトバンクも NrealLight を用いているが「提携」についての発表はない • ハードウェア – Pico G2

    4K を販売、銀座 5G ラボで国内未発売の Pico VR Glass を展示 • 事例 – 5G LAB • AR SQUARE、VR SQUARE、FR SQUARE ( Free view point Reality ) – 国内最大規模の 3D ホログラム撮影スタジオ「xRスタジオ」 – 5G スマホを買って VR ゴーグルもらおうキャンペーン – xR ライブを開催する Mixalive TOKYO 全フロアに5G環境を構築 – FUJI ROCK’19 EXPerience by SoftBank 5G • 日本初となる音楽フェスで 5G プレサービスを提供した事例 – NrealLight を使ったバスケットボールの AR 試合観戦体験 携帯キャリア 3 社の動向: ソフトバンク 4. xR 関連ビジネスの動向 - xR と 5G ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  61. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 最後に xR のミライを考えるうえで重要なキーワードをいくつか挙げます。 5. xR のミライ AR Cloud

    キラーコンテンツ 5G / 6G UGC 360 Camera Volumetric 価値観の変化 Virtual Beings Metaverse Haptics Deep Learning Mirror World AR Glasses VR SNS Block Chain Game VR の普及 COVID-19 VTuber 小型化 Medical Sensor ニューノーマル Spatial Audio Photogrammetry Spatial Computing 侵襲型デバイス Telexistence Art GAFAM Education Job Live Entertainment Advertisement 大阪万博 Video See-Through Fashion Device Marketing Human Augmentation ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  62. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 最後に xR のミライを考えるうえで重要なキーワードをいくつか挙げます。 5. xR のミライ AR Cloud

    キラーコンテンツ 5G / 6G UGC 360° Camera Volumetric 価値観の変化 Virtual Beings Metaverse Haptics Deep Learning Mirror World AR Glasses VR SNS Blockchain Game VR の普及 COVID-19 VTuber 小型化 Medical Sensor ニューノーマル Spatial Audio Photogrammetry Spatial Computing 侵襲型デバイス Telexistence Art GAFAM Education Job Live Entertainment Advertisement 大阪万博 Video See-Through Fashion Device Marketing Human Augmentation ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません
  63. xR.fmを通して見た近年のxR業界の潮流とミライ #xRfm
 最後に xR のミライを考えるうえで重要なキーワードをいくつか挙げます。 5. xR のミライ AR Cloud

    キラーコンテンツ 5G / 6G UGC 360° Camera Volumetric 価値観の変化 Virtual Beings Metaverse Haptics Deep Learning Mirror World AR Glasses VR SNS Blockchain Game VR の普及 COVID-19 VTuber 小型化 Medical Sensor ニューノーマル Spatial Audio Photogrammetry Spatial Computing 侵襲型デバイス Telexistence Art GAFAM Education Job Live Entertainment Advertisement 大阪万博 Video See-Through Fashion Device Marketing Human Augmentation ※このページで挙げているものは一例であり、これがすべてではありません