Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Cline、めっちゃ便利、お金が飛ぶ💸
Search
iwamot
PRO
March 28, 2025
Technology
22
21k
Cline、めっちゃ便利、お金が飛ぶ💸
2025-03-28
ENECHANGE I/O Day アウトプット大会(社内イベント)
iwamot
PRO
March 28, 2025
Tweet
Share
More Decks by iwamot
See All by iwamot
復号できなくなると怖いので、AWS KMSキーの削除を「面倒」にしてみた
iwamot
PRO
3
65
IPA&AWSダブル全冠が明かす、人生を変えた勉強法のすべて
iwamot
PRO
13
9.4k
2年でここまで成長!AWSで育てたAI Slack botの軌跡
iwamot
PRO
4
1k
名単体テスト 禁断の傀儡(モック)
iwamot
PRO
1
500
クォータ監視、AWS Organizations環境でも楽勝です✌️
iwamot
PRO
2
500
開発組織を進化させる!AWSで実践するチームトポロジー
iwamot
PRO
3
1.3k
始めないともったいない!SLO運用で得られる3つのメリット
iwamot
PRO
1
160
あなたの人生も変わるかも?AWS認定2つで始まったウソみたいな話
iwamot
PRO
3
8.2k
効率的な技術組織が作れる!書籍『チームトポロジー』要点まとめ
iwamot
PRO
2
410
Other Decks in Technology
See All in Technology
DeNA での思い出 / Memories at DeNA
orgachem
PRO
3
1.5k
Yahoo!ニュースにおけるソフトウェア開発
lycorptech_jp
PRO
0
330
Backboneとしてのtimm2025
yu4u
4
1.4k
JavaScript 研修
recruitengineers
PRO
2
140
ドキュメントはAIの味方!スタートアップのアジャイルを加速するADR
kawauso
3
340
マイクロモビリティシェアサービスを支える プラットフォームアーキテクチャ
grimoh
1
200
自治体職員がガバクラの AWS 閉域ネットワークを理解するのにやって良かった個人検証環境
takeda_h
2
380
人を動かすことについて考える
ichimichi
2
320
どこで動かすか、誰が動かすか 〜 kintoneのインフラ基盤刷新と運用体制のシフト 〜
ueokande
0
180
実践アプリケーション設計 ①データモデルとドメインモデル
recruitengineers
PRO
2
200
OpenAPIから画面生成に挑戦した話
koinunopochi
0
150
LLM時代の検索とコンテキストエンジニアリング
shibuiwilliam
2
1.1k
Featured
See All Featured
Docker and Python
trallard
45
3.5k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
45
7.6k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1031
460k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
283
13k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
9
780
Site-Speed That Sticks
csswizardry
10
780
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
33
2.4k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
25
1.8k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
42
2.8k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
16k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
29
5.5k
Done Done
chrislema
185
16k
Transcript
Cline、めっちゃ便利、お金が飛ぶ 2025-03-28 ENECHANGE I/O Day アウトプット大会(社内イベント) CTO室 岩本隆史
こんな話をします 1. Clineとは 2. 実施した初期設定 3. リファクタリングに使った結果 4. 所感 2/25
Clineとは
VS Codeの拡張機能で使えるAIアシスタント https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=saoudrizwan.claude-dev 4/25
チャットでコーディング。Planで計画、Actで実行 5/25
いろんなプロバイダ、モデルが選べる 6/25
AIのやりたいことを自動承認できる 7/25
実施した初期設定
全体設定 モデル → PlanもActも、Amazon Bedrock / Claude 3.7 Sonnet(拡張思考なし) 自動承認
→ ファイル参照のみ許可 Memory Bank → 「Custom Instructions」をドキュメントどおり設定 セッションをまたいでコンテキストを維持できる https://docs.cline.bot/improving-your-prompting-skills/custom-instructions- library/cline-memory-bank 9/25
プロジェクト設定 memory-bank/ → ドキュメントどおり作成 https://docs.cline.bot/improving-your-prompting-skills/custom-instructions- library/cline-memory-bank cline_docs/projectBrief.md → ドキュメントを参考にChatGPTで作成 https://docs.cline.bot/getting-started/getting-started-new-coders/our-favorite-
tech-stack#example-project-brief .clineignore → .gitignoreをコピーして微調整 https://docs.cline.bot/improving-your-prompting-skills/prompting#clineignore- file-guide 10/25
initialize memory bank → $2.1170 memory-bank/ ├── .clinerules ├── activeContext.md
├── productContext.md ├── progress.md ├── projectbrief.md ├── systemPatterns.md └── techContext.md 11/25
.clinerules を作成 → $0.7450 プロジェクト固有のガイドライン https://docs.cline.bot/getting-started/getting-started-new-coders/our-favorite-tech- stack#clinerules-template のサンプルテンプレートを見せ、Clineで作成 12/25
リファクタリングに使った結果
タスク: iwamot/collmbo のモジュール分割 app/litellm_ops.py の関数について、litellmライブラリに依存しているものとそ うでないものが混在していると思います。 認知負荷を下げたいので、litellmに依存していない関数を、別のモジュールに移 動してください。 移動先のモジュール名については、移動対象の関数の責務を考慮して、適切なも のを考えてください。
これはリファクタリングです。アプリケーション全体の挙動は変更しないようご 注意ください。 14/25
Clineの回答 #1 リファクタリング計画: litellm_ops.py の分割 litellm_ops.py を分析した結果、以下の関数はlitellmライブラリに依存していな いことがわかりました: format_litellm_message_content -
文字列操作とslack_to_markdownの呼び出 しのみ format_assistant_reply - 文字列操作とmarkdown_to_slackの呼び出しのみ build_system_text - 文字列操作とslack_to_markdownの呼び出しのみ これらの関数は主にメッセージのフォーマット処理を担当しており、litellmライ ブラリに依存していません。 15/25
Clineの回答(つづき) 移動先モジュール名の提案 これらの関数の責務を考慮すると、適切な移動先モジュール名は message_formatting.py だと考えます。理由は: これらの関数はすべてメッセージのフォーマット処理に関連している Slackとマークダウン間の変換や、表示用のテキスト整形を行っている 名前が機能を明確に表している 16/25
Clineの回答(つづき) 実装計画 新しいファイル app/message_formatting.py を作成 上記3つの関数を litellm_ops.py から message_formatting.py に移動
litellm_ops.py で message_formatting.py からこれらの関数をインポート 既存のインポート文を適切に調整 テストが正常に動作することを確認 この変更により、コードの責務がより明確に分離され、認知負荷が軽減されま す。litellm_ops.pyはlitellmに関連する操作に集中し、message_formatting.pyはメ ッセージのフォーマット処理に特化します。 17/25
追加の指示を3つ はい、問題ないです。ただし、最後に ./validate.sh を実行し、エラーが出ないこ とを確認してください。エラーが出た場合は修正を検討してほしいですが、難し い場合は私に相談してください。 方向性はOKです。format_litellm_message_content、format_assistant_reply、 build_system_text に依存しているファイルが他にもあるかもしれないので、呼び 出し元はすべてimport文を修正してくださいね。
すでに考慮されているかもしれませんが、tests/litellm_ops_test.py ではなく tests/message_formatting_test.py に移動すべきテストケースもあるかもしれませ ん。必要に応じて、合わせてご対応ください。 18/25
タスク完了 → $4.1667 https://github.com/iwamot/collmbo/pull/80 でマージ 19/25
コスト:初期設定430円、リファクタリング625円 タスク USD JPY initialize memory bank 2.1170 318 .clinerules
作成 0.7450 112 リファクタリング 4.1667 625 update memory bank (参考) 3.1133 467 20/25
所感
めっちゃ便利 VScode + Cline + Claude 3.7 sonnet によるコーディング体験は個人的には1996 年のインターネットに近いものを感じた。これが無い時代にはもう戻らない。
https://x.com/nappa/status/1897441076094623787 22/25
お金が飛ぶ Cline + VS Code + Claude 3.7 Sonnet で、自分の使い方だと時給
500 円くらいの AI という感じ。ほっといて勝手に作業してくれるので、悪くない。移行系とかリ ファクタリングとかメモリーリーク調査とか、コードレビューを時給 500 円でや ってもらうという感じ。 https://x.com/voluntas/status/1894599131391562030 23/25
対策1:PlanをDeepSeek-R1に変更 モデル 1,000トークンの入力 ($) 1,000トークンの出力 ($) Claude 3.7 Sonnet 0.003
0.015 DeepSeek-R1 0.00135 0.0054 2025年2月時点では、ClineもDeepSeek-R1を推している https://docs.cline.bot/getting-started/model-selection-guide#best-models-by-mode-plan- or-act 24/25
対策2:プロンプトキャッシュを利用(申請中) https://aws.amazon.com/jp/bedrock/prompt-caching/ 25/25