Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

生成AIと余白 〜開発スピードが向上した今、何に向き合う?〜

Sponsored · SiteGround - Reliable hosting with speed, security, and support you can count on.
Avatar for KAKEHASHI KAKEHASHI PRO
February 12, 2026

生成AIと余白 〜開発スピードが向上した今、何に向き合う?〜

2026年の抱負を語ろう!今年コミットしたい生産性向上施策!【D-Plus Tokyo#21】
https://d-plus.connpass.com/event/381555/
での登壇資料です

Avatar for KAKEHASHI

KAKEHASHI PRO

February 12, 2026
Tweet

More Decks by KAKEHASHI

Other Decks in Technology

Transcript

  1. ラムズフェルドの4象限 既知の既知 理解しているし、自覚もしていること 例: 問題の早期発見のためのテストを正 しく追加できる 未知の既知 理解はしているが、自覚できてないこと 例: テストカバレッジ80%が目標。達成も

    できる。何のためにやっているか分かっ ていない 既知の未知 存在を認識しているが詳細は不明 例: ユーザー数増加に従ってパフォーマン ステストの必要性が痛感しているけど、ど うやってやれば良いか分からない 未知の未知 自覚も理解もしてないこと 例: そもそもテストが必要だという発想が なく、やり方も知らない 認識している 認識していない 知識 あり 知識 なし
  2. 質を上げる=未知を減らし既知を増やす 既知の既知 理解しているし、自覚もしていること 例: 問題の早期発見のためのテストを正 しく追加できる 未知の既知 理解はしているが、自覚できてないこと 例: テストカバレッジ80%が目標。達成も

    できる。何のためにやっているか分かっ ていない 既知の未知 存在を認識しているが詳細は不明 例: ユーザー数増加に従ってパフォーマン ステストの必要性が痛感しているけど、ど うやってやれば良いか分からない 未知の未知 自覚も理解もしてないこと 例: そもそもテストが必要だという発想が なく、やり方も知らない 認識している 認識していない 知識 あり 知識 なし ③形式知化 (構造化と仕組 み化) ②実験 ①小さく速く たくさん完了 させる
  3. ②実験(1/2) • 技術検証 ◦ 複数の技術選択肢を全部試す ◦ 試しておくことで後の選択肢が増える • A案B案、両方作って試す •

    やったことないことを生成AIに雑にでも良いからやってもらう 調査だけじゃなく、実際に自分たちの環境で動かす・見る・確かめる ”やったことある”、”理解した”を増やす
  4. ②実験(2/2) • 大きな方式の決定 ◦ SES vs WebSocket ◦ メッセージブローカー(NATS、Redis) ◦

    TypeScript、Go ◦ OpenTelemetry、Datadogライブラリ • Phase0での負荷テスト(スケール性の確認) • 良さそうな開発ツールはとりあえず導入してみる ◦ runn, tbls, cspell, pgtap, lefthook
  5. ③形式知化(構造化と仕組み化)(1/2) • 構造化 ◦ モジュール分割、レイヤー分けの考え方のガイドライン ◦ テスト方針、ルール ◦ 仕様の理解容易性の高いテスト(BDD、Gharkin、AAA) •

    仕組み化 ◦ Lint、自動テスト、CI/CD、IaC ◦ ログ、メトリクス、オブザーバビリティ、モニタリングの強化 ◦ チェック用のツールの作成 ◦ ソースコードとの近接性を高めることで形骸化しにくくする ソースコード以外も構造化しメンタルモデルを形成、仕組み化し構造を崩しに くくすることで、既知を増やしていく
  6. ③形式知化(構造化と仕組み化)(2/2) • ガイドライン ◦ DBの設計方針 ◦ APIの設計方針 ◦ 共通ライブラリ化の方針 ◦

    エラーハンドリング ◦ ログ出力 ◦ レイヤー設計、モジュラーモノリスの分割基準 ◦ リクエストコンテキスト設計 ◦ コーディング規則 ◦ テスト方針 ◦ GitHub Actionsの構造化設計 ◦ ユビキタス言語 • Lint ◦ これまでよりも厳し目のルール設定 ◦ 参照関係のチェック ◦ ユビキタス言語チェック(チャレンジ中) • 単体テスト ◦ レイヤーごとにテストカバレッジ(C1)の指標化 • APIテスト ◦ Gharkin記法で仕様の理解容易性向上 • レビューガイドラインの観点 ◦ 変更点の優先順位付け ◦ 日付の使い方の観点 ◦ 依存関係の観点 ◦ エラーハンドリング、ロギングの観点 ◦ OpenAPI仕様と実装の一致 ◦ パフォーマンスチェック ◦ コードのわかりやすさチェック ◦ SQL最適化チェック ◦ TypeScript品質チェック ◦ セキュリティチェック
  7. これまでよりも小さなフィードバックサイクルをたくさん回す 生成AI (プラン) 生成AI (実行) 小さな ユーザース トーリー (タスク) プラン結果

    結果 生成AI (レビュー) ガイドライン 過去のプラ ン結果 ガイドライン レビュー ガイドライン 保存した プラン結果 Lint、単体テ スト、結合テ スト レビュー指摘 とその対応 方法 チームレビュー マージ (デプロイ) Pull Request レビュー指摘 とその対応 方法 完成 レビュー ガイドライン