そのアウトプットは世界とつながっている

KAKEHASHI Tech Encounter #4 カケハシエンジニアに聞く技術発信の始め方
https://kakehashi-dev.connpass.com/event/377165/
での登壇資料です

Transcript

1. 日本の医療体験を、しなやかに。 © KAKEHASHI Inc. そのアウトプットは 世界とつながっている 株式会社カケハシ ⼩⽥中 育⽣ 2025.12.17
2. ⼩⽥中 育⽣(おだなか いくお) 株式会社ナビタイムジャパンでVP of Engineeringとして アジャイル‧OKRの組織展開‧浸透を実践。 2023年10⽉にエンジニアリングマネージャーとして株式会社カケ ハシにジョイン、2025年3⽉よりSCM Head of Engineering。 Musubi AI在庫管理の開発を通して医薬品流通の最適化⽀援に挑戦 中、しなやかな医療体験の実現を⽬指す。 著書: • いちばんやさしいアジャイル開発の教本 • アジャイルチームによる⽬標づくりガイドブック 受賞: • Developers Summit 2024 Summer ベストスピーカー賞 （2位） • Developers CAREER Boost 2024 ベストスピーカー賞 （1位）
3. アウトプットしてますか
4. 僕はしてます
6. https://www.youtube.com/watch?v=MyuRmuVSNTY
7. 2025年の外部登壇 16件
9. めっちゃしてます
10. なぜ発信をするのか 「誰かのため」であると同時に「自分のため」でもある 自分の理解が深まる 同じ悩みを持つ誰かの助けになる 未来の自分へのメモになる
11. 昔からそうだったか？
12. 初めて書いた note
13. アカウントを作ってから この記事を書くまで半年
14. なぜ発信をためらっていたのか 発信は特別な行為だと思っていた 目に入る記事は質が高いもの、「バズった」もの。 アカウントを作ったものの、 「誰も読まないんじゃないか」 「マサカリが飛んでくるのでは」 などが不安で、一歩を踏み出せなかった
15. どうやって⼀歩を 踏み出したか
17. 発信の第⼀歩は 完全に「お仕事」だった
19. リアクションが あった！
20. 自分の学びが、誰かの学びにつながった！ 共同化 Socialization 個の暗黙知→場の暗黙知 表出化 Externalization 場の暗黙知→場の形式知 内⾯化 Internalization 場の形式知→個の暗黙知 連結化 Combination 場の形式知→場の形式知
21. 一歩踏み出したことが、アウトプットを加速した 学びを言語化する それを発信する リアクションがある もっと発信したくなる
22. 本を書くことになったのも、アウトプットがきっかけ コミュニティ「 DevLOVE」で発信する中で 「カイゼン・ジャーニー」著者の 1人、 市谷さんに声をかけてもらい、一緒に 「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」 を書くことになった
23. 2024年には、ベルギーで登壇する機会にもつながった DevOpsDays Tokyoでの登壇を きっかけにプロポーザルを出し、 DevOpsDays Antwerpで登壇
24. アウトプットが世の中に刺さるとめちゃくちゃ嬉しい https://codezine.jp/news/detail/20966
25. だから ⼀歩⽬を踏み出すって ⼤事
26. どうやって 踏み出したらいい？
27. 1. 発信に向けて道筋をつける • いつ発信したいか考え、カレンダーに登録する • 何を発信したいか考える まずは「いつ発信するか」だけ決めちゃって ⾃分を追い込もう！ネタはあとからついてくる！
28. 2. 発信する状況に自分を追い込む • 仕事でやらなければならない • アドベントカレンダーに登録した • SNSで「発信するよ！」って発⾔した
29. 3. Do it! • あとはやるだけ
30. 何を発信したらいい？
31. 「N=1」の経験に価値がある 普遍的な正解でなくてもいい 「なぜその選択をしたのか」「どこで詰まったのか」という 文脈のある体験談は自分にしか書けない。 その「N=1」のサンプルが、似たような環境にいる誰かに とっての貴重なヒントになる。
32. 発信に⾜る経験か不安
33. いまはいい時代！ AIが壁打ち相手になる
34. 切り口についてもアドバイスしてくれる
35. あとは書くだけ
37. 一歩踏み出す。学びの循環に飛び込む。 始めは受け身でもいい。 どんなに小さくてもいい。 そのアウトプットは確実に世界に届く。
38. まずは、⼀歩。