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プロダクトを育てるように生成AIによる開発プロセスを育てよう

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 プロダクトを育てるように生成AIによる開発プロセスを育てよう

【AI駆動開発】AI自走環境構築・運用スペシャル #1
https://aid.connpass.com/event/388525/
での登壇資料です

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KAKEHASHI PRO

April 08, 2026

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Transcript

  1. 進め方 7 • ツールも考え方もまだまだ変化が多い ◦ 実際、本日紹介する取り組みも1か月後には変わってる可能性 • HOTLを目指すにしても 最初から開発の全てがそうなることはない •

    変化に適応するために、 チームとして開発プロセスを明確に育てていく • 個人情報を扱うような本番環境の操作などは 本取り組みのスコープ外
  2. ユーザーストーリー、タスクの構造 13 プロダクト ロードマップ フェーズ (エピック) ユーザー ストーリー 設計 タスク

    フェーズ (エピック) ユーザー ストーリー 実装 タスク ユーザー ストーリー ユーザー ストーリー 設計 タスク 実装 タスク タスク タスク タスク タスク ・・・ ・・・ ・・・ PR PR PR PR PR PR PR PR
  3. ユーザーストーリー、タスクの構造 14 プロダクト ロードマップ フェーズ (エピック) ユーザー ストーリー 設計 タスク

    フェーズ (エピック) ユーザー ストーリー 実装 タスク ユーザー ストーリー ユーザー ストーリー 設計 タスク 実装 タスク タスク タスク タスク タスク ・・・ ・・・ ・・・ PR PR PR PR PR PR PR PR
  4. 開発の進めかた 16 プロダクト ロードマップ フェーズ (エピック) ユーザー ストーリー 設計 タスク

    フェーズ (エピック) ユーザー ストーリー 実装 タスク ユーザー ストーリー ユーザー ストーリー 設計 タスク 実装 タスク タスク タスク タスク タスク ・・・ ・・・ ・・・ PR PR PR PR PR PR PR PR
  5. 実行計画の作成とタスク分割 17 • 実行計画の作成 ◦ Jiraのチケットに結果とQ&A履歴を記録 ◦ 完了の定義と検証方法も合わせて記録 • タスク分割

    ◦ PRが小さくなるようにタスクを分割する ◦ 特に、設計(と呼んでいるもの)は、 生成AIが実行はほぼ行うが、人間による意思決定を入れるもの ▪ OpenAPIスキーマ、DBスキーマの変更
  6. 実行計画 タスク 記録、検知、カイゼンのフィードバックループ 実行計画スキル (execution-plan) 実装スキル (implement) 小さな ユーザース トーリー

    (Jira) 実行計画 タスク (Jira) コード セルフレビュー スキル (implement、 refine-loop) ガイドライン 過去のプラ ン結果 ガイドライン レビュー ガイドライン 保存した 実行計画 Lint、単体テ スト、結合テ スト レビュー指摘 とその対応 方法 チームレビュー マージ (デプロイ) Pull Request レビュー指摘 とその対応 方法 完成 レビュー ガイドライン ヒューマン レビュー ポイント ガイドライン ふりかえり スキル (task-retrospective) 実行計画時 の不足情報
  7. 実行計画 タスク 現時点での人間の介入度合い 実行計画スキル (execution-plan) 実装スキル (implement) 小さな ユーザース トーリー

    (Jira) 実行計画 タスク (Jira) コード セルフレビュー スキル (implement、 refine-loop) ガイドライン 過去のプラ ン結果 ガイドライン レビュー ガイドライン 保存した 実行計画 Lint、単体テ スト、結合テ スト レビュー指摘 とその対応 方法 チームレビュー マージ (デプロイ) Pull Request レビュー指摘 とその対応 方法 完成 レビュー ガイドライン ヒューマン レビュー ポイント ガイドライン ふりかえり スキル (task-retrospective) 実行計画時 の不足情報 現時点: Q&Aに答える、結果の確認・修正 目標: 同じ(精度を上げて判断の頻度を下げ る) 現時点: ほぼ何もしない 目標: ほぼ何もしない 現時点: 人が最終決定を行う (レビュー効率自体は上がっている) 目標: 人がレビューすべきときだけ エスカレーション(その精度を上げる) 現時点: 人がやる 目標: 同じ 現時点: 人がカイゼンの起 票の意思決定 目標: 自動的にカイゼン も進む
  8. それらを支えるスキル 20 スキル 説明 アウトプット refinement 大きめの開発スコープ定義から、ユーザーストーリーやタスク分 割を支援 Jiraのユーザーストーリー候補、タスク候補 execution-plan

    ユーザーストーリーから実行計画を立てて、小さなPRになるよ うにサブタスク分割 Jiraのユーザーストーリーに追記 • 実行計画 • 検証/テスト計画 • 計画時のQ&A結果 implement 実装計画をもとに実装を進める。 人間がレビューすべきかをガイドラインに基づき判断する(実験 中) PR Jiraのチケットに計画時に不足していた情報を記録 refine-loop セルフレビュー、改善を複数回繰り返す (変更後の)PR code-review guideline-review コードのレビュー、ガイドラインに沿っているかのレビュー コードレビュー結果 review-respond レビューに対する対応を行う (変更後の)PR、レビュー指摘への返信 task-retrospective 実行計画、実装時の記録、レビュー結果から、ふりかえりを行い、 ガイドラインへの追加やLintの追加、不足していたテストの追加 などを洗い出しカイゼンの提案を行いチケットにする カイゼンのJiraチケット check-task PR、Jiraのチケットなどから次に何をすべきかの優先度を判断 してNext Actionを提案(HOTLへの準備) Next Action
  9. ふりかえりによるフィードバックの例 21 • 基本的には、作り込みの品質を上げるようにフィードバックさせている • 計画時の検査・テスト観点の洗い出しの精度向上 ◦ 境界条件を入れる観点自体はあったが、 現状の実装やQ&Aを通して境界条件を明確化するプロセスをスキルに追加 •

    運用後を見据えたオブザーバビリティの向上 ◦ 計画時からログをどう出すかも洗い出せるようにスキルの追加 • ガイドラインからルールへ ◦ OpenAPIスキーマに記載しているAPI仕様の書くべき項目を ガイドラインから、カスタムLintにして厳格化
  10. ガイドライン、ルール、その他の仕組み 23 • ガイドライン ◦ DBの設計方針 ◦ APIの設計方針 ◦ 共通ライブラリ化の方針

    ◦ エラーハンドリング ◦ ログ出力 ◦ レイヤー設計、モジュラーモノリスの分割基準 ◦ リクエストコンテキスト設計 ◦ ヒューマンレビューポイント ◦ テスト方針 ◦ GitHub Actionsの構造化設計 ◦ ユビキタス言語 • Lint ◦ これまでよりも厳し目のルール設定 ◦ 参照関係のチェック ◦ ユビキタス言語チェック(チャレンジ中) • 単体テスト、結合テスト ◦ レイヤーごとにテストカバレッジ(C1)の指標化 • スキーマ駆動をベースにした SDD ◦ OpenAPIスキーマ+API仕様でコード生成 • APIテスト ◦ Gharkin記法で仕様の理解容易性向上 • レビューガイドラインの観点 ◦ ガイドラインを守っているか ◦ テスト品質 ◦ トランザクション、ロック ◦ 境界条件 ◦ OpenAPI仕様と実装の一致 ◦ パフォーマンス ◦ コードのわかりやすさ、コード品質 ◦ SQL最適化 ◦ TypeScript品質 ◦ セキュリティ