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「私が一番顧客に詳しい」を捨てる~ 全員が一次情報に精通する開発チームをつくり、PMが次のボト...

「私が一番顧客に詳しい」を捨てる~ 全員が一次情報に精通する開発チームをつくり、PMが次のボトルネックへ染み出すまで

プロダクトマネージャーカンファレンス 2026
「私が一番顧客に詳しい」を捨てる~ 全員が一次情報に精通する開発チームをつくり、PMが次のボトルネックへ染み出すまで
https://2026.pmconf.jp/event-fukuoka/session-7

吉岡 詩織
プロダクトマネージャー

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株式会社カミナシ

October 20, 2026

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Transcript

  1. ⾃⼰紹介 吉岡 詩織 株式会社カミナシ プロダクトマネージャー 略歴 ◾2018~2021: 株式会社LIFULL サービス企画 /

    新規事業⽴ち上げ ◾2021~2024: コネヒト株式会社 「ママリ」PM ◾現在:株式会社カミナシ 「カミナシ 教育」PM こんな⼈ #パン作りが好き #伊能忠敬界隈 #福岡市早良区出⾝ Xはこれです 2
  2. 開発フローの変化 開発フローはこう変わった 従来 PRD的なものを 書く 議論する デザイン する 開発する 成果物を

    確認 リリース PM PM/エンジニア/ デザイナー デザイナー エンジニア PM エンジニア PMが戦略‧ロードマップだけ提⽰🚩 PRD的なものを 書く デザインする リリース 開発する 現在 議論する エンジニア/デザイナー PMはみている👀 エンジニア 22
  3. 「全員が詳しい」チームを作るために、やったこと②⼀次情報のストック ⼤量の記録/学びがあるからこそ 「分析しやすい」「⾒返しやすい」形に整理する ローデータ まぁ、正直マニュアルを普段⾒ること はほとんどなくて。思い込みとかね、 記憶に頼った作業っていうので、 まぁ、ミスが起きる。そこをちょっと どうにかしないとなと。 ファクト

    インサイト 従業員が⼿順書を⾒返さないことで 作業ミスに繋がっている マニュアルを定期的に⾒返して もらうことで、作業ミスや 労災リスクを減らしたい 管理者は、マニュアルの注意点に ついては特に定期的に ⾒返してほしいと思っている ⽂字起こしなど、リアルなセリフを残す ➡ 鉄が熱いうちに共有する⽤途 顧客の⾏動がイメージできる粒度で残す ➡ 後から⾒返して分析する⽤途 複数のファクトから⾒⽴てた課題や要求 ➡ 施策に反映する⽤途 33
  4. 再掲:開発フローの変化 開発フローはこう変わった 従来 PRD的なものを 書く 議論する デザイン する 開発する 成果物を

    確認 リリース PM PM/エンジニア/ デザイナー デザイナー エンジニア PM エンジニア PMが戦略‧ロードマップだけ提⽰🚩 PRD的なものを 書く デザインする リリース 開発する 現在 私の承認を待たずに先に進む (”承認”ではなく、”回覧”) 議論する エンジニア/デザイナー PMはみている👀 エンジニア 39
  5. 意思決定にはPMが責任を持つ もちろん移譲しても意思決定には責任を持つ 特に以下のようなものは、検討過程にもしっかりと⼊り込む ❶ 職種を跨ぐフィードバックに関する 意思決定 ❷ マルチプロダクトを跨ぐ体験に関する 意思決定 セールスが”売れる”ために欲しい機能と、

    カミナシは複数プロダクトが存在するが、 CSが”使い続けてもらう”ために欲しい機能は カミナシに⼊った時の私の動き⽅ 時に異なり、時にバッティングしうる。 時に体験の不⼀致が発⽣しうる。 どちらを優先するか? あえて今はどちらを向くか?等は PMが責任を持って意思決定する 統⼀を優先するか? スピードを優先するか?等は PMが責任を持って意思決定する 開発はそれぞれのチーム。 40
  6. AI時代に移動したボトルネック 開発が速くなり、ボトルネックが移動した フィードバック 企画する ここが速くなった 開発する セールスが理解する お客様に 販売する 販売状況を知る

    CSが理解する お客様に 利⽤される 利⽤状況を知る リリースする ここが ボトルネックに マルチプロダクトということもあり、 新規プロダクトの理解が追いつかない ようやく理解できても、売り⽅がわからない (機能売りになってしまう) 43
  7. AI時代に移動したボトルネック 開発が速くなり、ボトルネックが移動した フィードバック セールスが理解する 企画する 開発する お客様に 販売する 販売状況を知る リリースする

    お客様に AIで「作る」は速くなった。 利⽤状況を知る CSが理解する 利⽤される でも「売れる」「届く」は速くならなかった。 ここが速くなった ここが ボトルネックに マルチプロダクトということもあり、 新規プロダクトの理解が追いつかない ようやく理解できても、売り⽅がわからない (機能売りになってしまう) 44
  8. ボトルネック解消のために 作ったものが「ちゃんと売れる‧お客様に届く」ようになった やったこと 地道にセールスと1on1、ロープレ 結果 リリースして数ヶ⽉で (途中からAIロープレを導⼊) 🔥狙った業界の提案率 : 100%

    商談資料のアップデート ⾃ら商談 & セールス同席 そのほかの業界も 想定を⼤きく上回る 🔥受注件数 : ⽬標⼤幅達成 価値がお客様に伝わり、短期受注も⽣まれた 46
  9. このトライはあくまでHow PMが「届く」まで責任を持てるようになった フィードバック 企画する 開発する セールスが理解する お客様に 販売する 販売状況を知る CSが理解する

    お客様に 利⽤される 利⽤状況を知る リリースする フィードバック 従来の主な責任範囲 + 届くまでに責任を持つ 47
  10. ⾃分の歴史 いろんな経験を経て、視野がどんどん広がっていった PMなりたて PM慣れてきた頃 今 🚩 事業戦略‧ビジョン なぜ作るか 定められた⽅針‧⽬標に 応じて⾏動

    担う プロダクトのKPIメイン (事業全体は担えず) 主担当 事業成⻑への オーナーシップ 🎯 機能ごとの要求 何を作るか 担う ⼀⼈で決められず チームで決める 主担当 Whyを起点に要求を 決める チームで推進 (チームを”動かす”) 主担当 PRD‧仕様書作成 チームへ移譲 チームへ移譲 ⚙ 仕様‧実装詳細 どう作るか 51
  11. 今回の経験を通して得られたもの ”事業成⻑”のために、従来の役割に固執せず動いた結果 💪 🔥 ✨ セールスなど これまで未経験の領域への チャレンジ チーム全員で顧客のことを 理解し、⽩熱議論する

    ⾯⽩さ 速く/良いプロダクトが でき、事業がしっかり 伸びている実感 あんなに⼀番顧客に詳しくありたかった私はどこへ…? でも、その変化‧チャレンジが⾯⽩い。 ‧今はどこが事業のボトルネックなのか ‧そこを解消するためにPMとしてなにができるのか 是⾮ 問い直してみてください💡 53