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20250822 「AWS運用入門」で運用を体系的に学ぼう

20250822 「AWS運用入門」で運用を体系的に学ぼう

2025/8/22 Ops-JAWS Meetup36 の登壇資料です。
https://opsjaws.connpass.com/event/364348/

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Masaru Ogura

August 22, 2025
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Transcript

  1. 自己紹介 • 小倉 大 (おぐらまさる) Facebook : https://www.facebook.com/masaru.ogura.71 X :

    @MasaruOgura • 株式会社サーバーワークス • パーソル&サーバーワークス株式会社 • ススキノが生んだエンジニア • 2024 - 2025 Japan AWS Ambassador • 2023 - 2024 Japan AWS Top Engineer • 2020 - 2025 Japan AWS All Certifications Engineer • AWS Samurai 2023
  2. 自己紹介 • 山﨑 翔平 (やまさき しょうへい) • 生まれも育ちも「大阪」 • イヌ、ネコ、妻の4人家族

    • 人材会社に新卒入社して約5年営業 • 現職は、サーバーワークス(2019/12〜) • 最近の推し:井上尚弥、中谷潤人(ボクシング) • 最近の悩み:ネコがイヌの水を勝手に飲む • 著書 – AWS運用入門(改訂第2版) – 3ステップで学ぶクラウド時代のITシステム監視入門(New!)
  3. AWS運用入門 改訂第2版 (執筆担当) Chapter 内容 担当 1 システム運用の全体像 山﨑 2

    AWSとクラウド 小倉 3 運用において押さえておくべきAWSサービス 小倉 4 アカウント運用 峯 5 ログ運用 山﨑 6 監視 峯 7 パッチ適用 峯 8 バックアップ/リストア運用 峯 9 セキュリティ統制 山﨑 10 監査準備 山﨑 11 コスト最適化 山﨑
  4. AWS運用入門 改訂第2版 (ページ数) Chapter 内容 初版 第2版 差 1 システム運用の全体像

    10 10 0 2 AWSとクラウド 14 14 0 3 運用において押さえておくべきAWSサービス 38 40 2 4 アカウント運用 40 40 0 5 ログ運用 68 80 12 6 監視 36 50 14 7 パッチ適用 24 24 0 8 バックアップ/リストア運用 32 40 8 9 セキュリティ統制 88 100 12 10 監査準備 38 38 0 11 コスト最適化 95 89 -6
  5. AWS運用入門 改訂第2版 (スケジュール) 2024 2025 8 9 10 11 12

    1 2 3 4 5 6 7 MTG 目次 作成 ★ 出版 執筆 (レビューと修正を3回ほど実施)
  6. 執筆の裏話、学び(山﨑) • 生成AIにサポートしてもらった – NotebookLM(正確性の検証) – Gemini 2.5 Pro(アイデアの壁打ち相手) •

    執筆活動の敵はモチベーション – モチベーションという概念を葬るために習慣化 • 編集者さんが思ってた以上に、細かくチェックしてくれた – ちょっとした言葉選び、前後の文脈を見た時の違和感まで 指摘してくれた
  7. 執筆にあたり苦労したこと(山﨑) • AWSアップデートへの追随 – 出版10日前というギリギリまで原稿を訂正 • 変更箇所と維持箇所の選択 – 改訂にあたり、初版から変更を加える場所と残す場所 –

    0から作るより、既存の改修の方が大変(運用と同じ) • 画面キャプチャの取得、構成図の再作成 – 執筆中にコンソールUIが変わって、心が挫けそうになる – アイコンUIが初版時から変わったため、全て再作成
  8. 執筆にあたり苦労したこと(峯) • 本を書くのは意外と大変 – 一版, 二版ともに担当者さんとレビューと修正を 3 校ほど 繰り返す –

    各章で執筆担当者の文書のクセが出る – 生成 AI を使うとどれくらい楽に執筆できただろうか...
  9. Chapter 6 監視 • おそらく 1 版から最も大きく内容を変更した章 • 2版では、人が通知を受け取るという前提で、 AWS

    User Notifications を使う通知を紹介 – Amazon SNS から AWS Users Notification へ変更 – 通知先を E メール から Slack へ変更
  10. Chapter 6 監視 •Amazon SNS と AWS User Notifications の比較

    Amazon SNS AWS User Notifications Pub/Sub。アプリケーション間のメ ッセージング。 AWSサービスからの通知を人間が閲 覧・管理。 JSON などの生データ。 イベントを人が読みやすいよう自動 でフォーマット。 E メール、 AWSサービス(AWS Lambda, Amazon Q Developer in chat applications)、 HTTPSエンド ポイント など Eメール、 Amazon Q Developer in chat applications で通知
  11. Chapter 6 監視 • EventBridge ->Amazon SNS -> Amazon Q

    Developer in chat applications でも、もちろん同様の通知は可能。 – EventBridgeの入力トランスフォーマーを利用して通知内容を カスタムできる。 – 現状、User Notifications では入力トランスフォーマーは利用 できない...? – カスタムする際のスキーマはこちらを参考。