Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
スプリントレビューを効果的にするために
Search
Miho Nagase
July 22, 2025
Technology
3.4k
15
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
スプリントレビューを効果的にするために
Miho Nagase
July 22, 2025
More Decks by Miho Nagase
See All by Miho Nagase
F1 Haneda GP '26
miholovesq
0
200
Dynamic Reteaming And Self Organization
miholovesq
4
2.6k
Commitment vs Harrisonism - Keynote for Scrum Niseko 2024
miholovesq
8
4.5k
『チームトポロジー』と Platform Engineering
miholovesq
18
6.5k
コミュニケーションについて
miholovesq
1
410
F1 Fukuoka GP '23
miholovesq
0
3k
小さな「うっ」は成長のチャンス
miholovesq
0
2.9k
F1 Ochanomizu GP '23
miholovesq
0
5.2k
F1 Sapporo GP '22
miholovesq
0
960
Other Decks in Technology
See All in Technology
事業価値と Engineering 2026年度版
recruitengineers
PRO
28
15k
変化の早いClaude Codeを 書籍に落とし込む
oikon48
6
1.2k
攻撃と防御で学ぶAI時代のプロダクトセキュリティ演習
recruitengineers
PRO
1
340
20260608_Codexの可能性_ノンプログラマー向け_大城追記
doradora09
PRO
0
760
ラジオの科学
frievea
0
200
最高のシステムプロンプトを作るためにフィードバック機能を導入した話
alchemy1115
1
330
LLMリーダーボードアップデートに向けたAgentic Math_SWEのトレースについて
nejumi
0
210
AI駆動開発は個人技からチーム戦へ:組織でAIを使いこなすための実践設計
moongift
PRO
0
440
侵入は突然に 〜 IoTマルウェアと悪用される家庭の機器 ~ / When Intrusion Strikes: IoT Malware and the Abuse of Home Devices
nttcom
0
1.4k
AIがAPIを書く時代に、私たちは何を設計すべきか
nagix
0
210
【CEDEC2026】専門性の高いデフォルメチームが挑んだ人材育成戦略 〜Cygames Academiaの企画から実施まで〜
cygames
PRO
0
230
【CEDEC2026】『Relink』を拡張せよ - 『GRANBLUE FANTASY: Relink - Endless Ragnarok』の開発速度と品質を守るCI運用
cygames
PRO
0
120
Featured
See All Featured
svc-hook: hooking system calls on ARM64 by binary rewriting
retrage
2
440
How to Align SEO within the Product Triangle To Get Buy-In & Support - #RIMC
aleyda
2
1.8k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
135
10k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
370
20k
The SEO Collaboration Effect
kristinabergwall1
1
510
Ecommerce SEO: The Keys for Success Now & Beyond - #SERPConf2024
aleyda
1
2.1k
SEO for Brand Visibility & Recognition
aleyda
0
4.7k
Believing is Seeing
oripsolob
1
180
Connecting the Dots Between Site Speed, User Experience & Your Business [WebExpo 2025]
tammyeverts
11
980
Leadership Guide Workshop - DevTernity 2021
reverentgeek
1
330
AI Search: Implications for SEO and How to Move Forward - #ShenzhenSEOConference
aleyda
1
1.3k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
31
3.3k
Transcript
スプリントレビューを効果的 にするために 2025/7/22 @miholovesq
漏れ聞こえてくる会話… 「ほとんど進捗がないのにまたデモしなきゃいけない」 「ほしい観点でフィードバックしてもらえない」 「狙った通りに使ってもらえない」
機能の紹介になっていませんか? 「ここにアクセスしてください」 「クリックしてください」 「触ってみてください」
機能の紹介になっていませんか? 「ここにアクセスしてください」 - しない! 「クリックしてください」 - しない! 「触ってみてください」 - ユーザーをデバッガーにするんじゃない!
結論:ユーザー体験をデモしよう 機能の紹介ではなく、ユーザー体験をデモするようにしましょう。 スクラムはイテレーティブ(iterative/反復的)、かつインクリメンタル (incremental/漸進的)。 機能を細切れに作って提供するのではなく、ユーザー体験を繰り返し提供してフィー ドバックを得たいからです。 フィードバックは感想、コメントに限らず、相手の反応すべてです。
ユーザー体験のデモをするには - 課題の設定 - こういうことはありませんか? - こんなときどうしてますか? - 課題への共感 -
こういうことで困ってませんか? - こういうのがあればと思ったことはありませんか? - これがあったら嬉しくないですか? - 課題に対するソリューションの提案 - そんなときにこれ!
効果的なスプリントレビュー スプリントを繰り返す理由は、部品を作り増しているのではなく、ユーザー体験を提 供してフィードバックを得たいからです。 フィードバックは感想やコメントだけじゃなく「反応」そのもの。 とくに、思いがけないアイデア、狙ってもいなかった使い方に注目してみてください。 反応があるのは、動作するソフトウェア(working software)があるからこそです。 出てくる反応を取り込むことでダイナミックに変化できるのです。 最初から計画通りに線形にゴールを目指している途中で意見をもらうのではありま せん。
イテレーティブな機能のデリバリー あらかじめゴールが決まっていて そこに目掛けてほぼ一直線 デモは進捗報告 フィードバックは参考意見
イテレーティブな機能のデリバリー あらかじめゴールが決まっていて そこに目掛けてほぼ一直線 デモは進捗報告 フィードバックは参考意見
イテレーティブな機能のデリバリー あらかじめゴールが決まっていて そこに目掛けてほぼ一直線 デモは進捗報告 フィードバックは参考意見
イテレーティブな機能のデリバリー あらかじめゴールが決まっていて そこに目掛けてほぼ一直線 デモは進捗報告 フィードバックは参考意見
インクリメンタルなユーザー体験のデリバリー 達成したいゴールは設定する ゴールの設定が正しいか ゴールに向かえているか デモで検証しながら進む フィードバックは発見
インクリメンタルなユーザー体験のデリバリー 達成したいゴールは設定する ゴールの設定が正しいか ゴールに向かえているか デモで検証しながら進む フィードバックは発見
インクリメンタルなユーザー体験のデリバリー 達成したいゴールは設定する ゴールの設定が正しいか ゴールに向かえているか デモで検証しながら進む フィードバックは発見
インクリメンタルなユーザー体験のデリバリー 達成したいゴールは設定する ゴールの設定が正しいか ゴールに向かえているか デモで検証しながら進む フィードバックは発見
インクリメンタルなユーザー体験のデリバリー 達成したいゴールは設定する ゴールの設定が正しいか ゴールに向かえているか デモで検証しながら進む フィードバックは発見
インクリメンタルなユーザー体験のデリバリー 達成したいゴールは設定する ゴールの設定が正しいか ゴールに向かえているか デモで検証しながら進む フィードバックは発見
インクリメンタルなユーザー体験のデリバリー 達成したいゴールは設定する ゴールの設定が正しいか ゴールに向かえているか デモで検証しながら進む フィードバックは発見
スクラムはイテレーティブかつインクリメンタルなアプローチ イテレーティブに機能のデリバリーすることがまず基本。 その上でインクリメンタルにユーザー体験をデリバリーしましょう。 ユーザー体験をデリバリーするために、ちゃんと作れていることがものすごく重要。 みんなちゃんとデプロイ(≒デリバリー)していて偉い! せっかくなので効果的なデモをしましょう。
効果的なデモとは アイデアの妥当性が補強されるようなフィードバックがもらえる アイデアを妥当性が否定されるようなフィードバックがもらえる 可もなく不可もないコメントがもらえる 反応がない デモがそもそもできない
効果的なデモを実現するためのいくつかのアイデア - 小芝居 - ショートコント - ジャパネットたかた? - 夢グループ?? デモには「操作手順」ではなく
「シナリオ」を準備するのがオススメ